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第百四十一話 縁の再会
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第百四十一話 縁の再会
「ヒナ、お前さんに手紙だ」
晩御飯の準備をしていると、帰って来たジローに手紙を手渡された。
「手紙? ジローから?」
「俺が手紙なんてまどろっこしい事するか。口説くなら、この身一つで」
「はいはい。で、誰から?」
「相変わらず、つれないねぇ。ほい。ヨシワラ一のオイラン、白菊からだ」
封筒の裏には、白い菊の花が描かれていた。封筒を開けて中の手紙を取り出す。
「えっと? 愛しいヒナ様、その温もりに‥‥わぁ、本物だぁ」
読んでいる途中、何度も心が折れそうになった。濃すぎる恋文に、胸焼けしそうだ。
手紙の最後の方でやっと本題に入ってくれた。
「なるほどね。ありがとう。ところで、ジローはどうやってこの手紙を‥‥って、野暮だったか」
「お、気になる? 俺がヨシワラに行ったんじゃないかって」
「はい、これ」
手紙と一緒に入っていた紙をジローに渡した。
「今度お見えになる時は、たっぷりおもてなしさせて頂きますってさ」
紙には「ご招待券」と書いてあり、ジローの名前も書いてあった。
「勘弁してくれ。その手紙はカムラのアホが渡してきたんだ」
「カムラ? あぁ、ジローとクレスの弟分だっけ」
ジローはブツブツ言いつつも、ご招待券を受け取ってポケットに突っ込んだ。
カムラは、二人と同じ施設で育った子だ。ジローに追跡魔法をかけて、島まで追って来た猛者でもある。
「あいつ、俺がヒノモトに行くと必ず顔出すんだよ」
「わぁ、好かれてるねぇ~。お・に・い・ちゃん」
「うへぇ」
本当は嬉しいくせに。
「それで? かの白菊オイランはなんて?」
「渡したい物があるから、ご都合の宜しい時にお越しくださいだって。でも‥‥」
「ん?」
「大門をくぐったら、そのままのお姿で、だって」
いつも町に行く時は、人型に姿を変えている。白菊のお店に入ったら、元の姿に戻る。なんだけど‥‥。行くのは営業時間外にしているから、門の中にはヨシワラの関係者以外は殆どいない。まぁ、騒ぎになったら、その時はその時だな。
「そう言えば、白菊は大の猫好きだって聞いた事があるな」
「あぁ、まぁ‥‥そうだねぇ。とりあえず、明日にでも行ってくるよ」
渡したい物も気になるが、わざわざ手紙を送って来るなんて初めてだしね。
*
さてはて、行きますか。
鍵を使って大門の潜り戸へ繋げ、そのままの姿で中へと入った。
「「「あ」」」
見張り番の様に近くに座っていた人、荷車から荷物を降ろしていた人、そしてお店の前を掃除していた人と目が合ったが、三人ともそのまま何事も無かった様に作業に戻った。
「?」
まぁ、良いか。
そのまま歩いて行くと、やはり視線を感じるものの、声すら掛けられない。嫌な視線ではなく、話しかけたいけど我慢している‥‥みたいな? いや、自意識過剰という可能性もある。
そのまま歩いていると、風呂敷を抱えた小さな女の子がお店から走って出てくるのが見えた。そのまま道を横切っている途中で、転んでしまった。
「ふぅっ‥‥」
見事なスライディングに、涙目になる女の子。
「大丈夫?」
「ふぇ‥‥あ」
私を見て一瞬驚いた顔をした途端、勢いよく立ち上がった。
「お、頑張ったね」
頭を撫でてあげると、女の子が嬉しそうにほほ笑んだ。
「あ‥‥」
だが、一瞬にして涙目に戻る。どうやら膝を擦りむいてしまったようだ。
「大丈夫だよぉ」
女の子を抱き上げながら、治癒魔法を使って傷を癒す。これなら、魔法を使っている様には見えないだろう。
「わぁ!」
「ほら、もう痛くない」
「すごい! ありがとう!」
「内緒ね」
「ないしょ? ねこさんが、そう言うなら!」
うん、うん。子供は笑顔が一番だね。女の子を地面に下ろし、転がった包みにクリーンを掛けてから女の子に渡した。女の子はペコリと頭を下げると、そのまままた走りだす。途中で振り返ると、大きく手を振ってくれた。私も手を振り返し、歩き出そうとした瞬間、思ってもみなかった人と目が合った。
「「あ」」
「ヒナ?」
「コウ!」
思わぬ再開に、あの映像が頭に浮かび上がる。あれは、人・命・救・助!
「何してんだ、こんな所で」
「あ、あぁ~、友達に会いに来たんだ。コウこそ‥‥って、それを聞くのは野暮か」
「は?‥‥‥あぁ、違う、違う。俺は客じゃない。姉がこの先の店で働いているんだ」
コウが指したのは、白菊のいるお店だった。
「へぇ、そうな」
そこまで言いかけて、コウの姿がふっと消えた。そして、もう慣れた衝撃がお腹に!
「あ、ああ白菊‥‥って、コウ、大丈夫⁉」
多分だが、白菊はコウを突き飛ばすか何かした後、私のお腹へとへばりついたのだ。何故なら、コウが地面にダイブしているからだ。
「ヒナ様、こんな愚弟にまで‥‥お優しいぃ」
「普通、知り合いが顔面から地面にダイブしたら、心配すると思うよ?」
「知り合い? これと?」
「こら、弟を「これ」とか言っちゃ‥‥弟?」
「あい」
「じゃあ、コウが言っていたお姉さんって、白菊の事か」
「‥‥愚弟が、わっちの事を、ヒナ様に?」
いつもよりも低い白菊の声に、未だに地面に倒れているコウの身体が、ビクリと震えた。
大丈夫! 分かってるよ!
「あぁ、うん! とっても良いお姉さんがいるって、言ってたよ!」
「ほう‥‥まぁ、わっちのヒナ様と気安く話しておったのは許す」
誰が誰のだ。
「いたたた‥‥はぁ、そりゃどうも」
お、無事だったか。
コウが立ち上がり、パン、パン、と自分の服を叩いて砂を落とした。
それにしても、この二人が姉弟だとは。よく見てみると、顔立ちが似ているような? 二人とも美形だなぁ。
「姉さん、今日は旦那が来るんじゃないのか?」
「旦那? 白菊って結婚してたんだ」
「いいえ。わっちらオイランにとって、旦那とは一番の客の事を言いんす。金か心か、選ぶ理由は十人十色。ヨシワラを出て、本物の夫婦になる事もありんす」
このヨシワラは、向こうの世界とは根本が違う。ビジネスライクな為、何時でも辞められる。
あの鬱々とした、足抜けや心中等は無い。
「わっちに旦那はおりんせん。わっちの心は、ヒナ様のもの」
私の、の前に「大きな猫の」が付いているのをお忘れなく。今も私のお腹に引っ付きながら、スリスリと毛並みを堪能していらっしゃるからね。
「誤解を招く様な言い方をしない! ほら、今日は何か用事があって呼び出したんでしょう?」
白菊を腹から引っぺがして抱き上げた。よく見たら、裸足なんだもの。
「あい。これを、ヒナ様に」
白菊が自分の懐から、綺麗な布に丁寧に包まれた物を取り出した。彼女が大事そうにゆっくりと布を開くと、綺麗なつまみ細工が現れた。
「綺麗!」
こっちの世界にもあるんだ!
大きな花に、小さい花。派手ではなく、品の良い作り。
「ヤマタノオロチから国を救ってくださった事、わっちの無礼、御礼と謝意に」
「あれは私が勝手にやった事だしなぁ。無礼? あぁ、お酒の事? そんなのもう気にしてないよ?」
お酒にマタタビを仕込んだ事、まだ気にしてたのか。
「これは、わっちの心の問題でありんす。受け取って、くださいませんか?」
「‥‥‥分かった。でも、これ以上は無しね?」
瞳をウルウルと潤ませ、今にも泣きそうな顔の白菊に負けた。
「あい!」
なんだろうなぁ‥‥高校の頃、やたらと懐いて来た後輩を思い出すんだよなぁ。
まったく、やれやれだ。
「ヒナ、お前さんに手紙だ」
晩御飯の準備をしていると、帰って来たジローに手紙を手渡された。
「手紙? ジローから?」
「俺が手紙なんてまどろっこしい事するか。口説くなら、この身一つで」
「はいはい。で、誰から?」
「相変わらず、つれないねぇ。ほい。ヨシワラ一のオイラン、白菊からだ」
封筒の裏には、白い菊の花が描かれていた。封筒を開けて中の手紙を取り出す。
「えっと? 愛しいヒナ様、その温もりに‥‥わぁ、本物だぁ」
読んでいる途中、何度も心が折れそうになった。濃すぎる恋文に、胸焼けしそうだ。
手紙の最後の方でやっと本題に入ってくれた。
「なるほどね。ありがとう。ところで、ジローはどうやってこの手紙を‥‥って、野暮だったか」
「お、気になる? 俺がヨシワラに行ったんじゃないかって」
「はい、これ」
手紙と一緒に入っていた紙をジローに渡した。
「今度お見えになる時は、たっぷりおもてなしさせて頂きますってさ」
紙には「ご招待券」と書いてあり、ジローの名前も書いてあった。
「勘弁してくれ。その手紙はカムラのアホが渡してきたんだ」
「カムラ? あぁ、ジローとクレスの弟分だっけ」
ジローはブツブツ言いつつも、ご招待券を受け取ってポケットに突っ込んだ。
カムラは、二人と同じ施設で育った子だ。ジローに追跡魔法をかけて、島まで追って来た猛者でもある。
「あいつ、俺がヒノモトに行くと必ず顔出すんだよ」
「わぁ、好かれてるねぇ~。お・に・い・ちゃん」
「うへぇ」
本当は嬉しいくせに。
「それで? かの白菊オイランはなんて?」
「渡したい物があるから、ご都合の宜しい時にお越しくださいだって。でも‥‥」
「ん?」
「大門をくぐったら、そのままのお姿で、だって」
いつも町に行く時は、人型に姿を変えている。白菊のお店に入ったら、元の姿に戻る。なんだけど‥‥。行くのは営業時間外にしているから、門の中にはヨシワラの関係者以外は殆どいない。まぁ、騒ぎになったら、その時はその時だな。
「そう言えば、白菊は大の猫好きだって聞いた事があるな」
「あぁ、まぁ‥‥そうだねぇ。とりあえず、明日にでも行ってくるよ」
渡したい物も気になるが、わざわざ手紙を送って来るなんて初めてだしね。
*
さてはて、行きますか。
鍵を使って大門の潜り戸へ繋げ、そのままの姿で中へと入った。
「「「あ」」」
見張り番の様に近くに座っていた人、荷車から荷物を降ろしていた人、そしてお店の前を掃除していた人と目が合ったが、三人ともそのまま何事も無かった様に作業に戻った。
「?」
まぁ、良いか。
そのまま歩いて行くと、やはり視線を感じるものの、声すら掛けられない。嫌な視線ではなく、話しかけたいけど我慢している‥‥みたいな? いや、自意識過剰という可能性もある。
そのまま歩いていると、風呂敷を抱えた小さな女の子がお店から走って出てくるのが見えた。そのまま道を横切っている途中で、転んでしまった。
「ふぅっ‥‥」
見事なスライディングに、涙目になる女の子。
「大丈夫?」
「ふぇ‥‥あ」
私を見て一瞬驚いた顔をした途端、勢いよく立ち上がった。
「お、頑張ったね」
頭を撫でてあげると、女の子が嬉しそうにほほ笑んだ。
「あ‥‥」
だが、一瞬にして涙目に戻る。どうやら膝を擦りむいてしまったようだ。
「大丈夫だよぉ」
女の子を抱き上げながら、治癒魔法を使って傷を癒す。これなら、魔法を使っている様には見えないだろう。
「わぁ!」
「ほら、もう痛くない」
「すごい! ありがとう!」
「内緒ね」
「ないしょ? ねこさんが、そう言うなら!」
うん、うん。子供は笑顔が一番だね。女の子を地面に下ろし、転がった包みにクリーンを掛けてから女の子に渡した。女の子はペコリと頭を下げると、そのまままた走りだす。途中で振り返ると、大きく手を振ってくれた。私も手を振り返し、歩き出そうとした瞬間、思ってもみなかった人と目が合った。
「「あ」」
「ヒナ?」
「コウ!」
思わぬ再開に、あの映像が頭に浮かび上がる。あれは、人・命・救・助!
「何してんだ、こんな所で」
「あ、あぁ~、友達に会いに来たんだ。コウこそ‥‥って、それを聞くのは野暮か」
「は?‥‥‥あぁ、違う、違う。俺は客じゃない。姉がこの先の店で働いているんだ」
コウが指したのは、白菊のいるお店だった。
「へぇ、そうな」
そこまで言いかけて、コウの姿がふっと消えた。そして、もう慣れた衝撃がお腹に!
「あ、ああ白菊‥‥って、コウ、大丈夫⁉」
多分だが、白菊はコウを突き飛ばすか何かした後、私のお腹へとへばりついたのだ。何故なら、コウが地面にダイブしているからだ。
「ヒナ様、こんな愚弟にまで‥‥お優しいぃ」
「普通、知り合いが顔面から地面にダイブしたら、心配すると思うよ?」
「知り合い? これと?」
「こら、弟を「これ」とか言っちゃ‥‥弟?」
「あい」
「じゃあ、コウが言っていたお姉さんって、白菊の事か」
「‥‥愚弟が、わっちの事を、ヒナ様に?」
いつもよりも低い白菊の声に、未だに地面に倒れているコウの身体が、ビクリと震えた。
大丈夫! 分かってるよ!
「あぁ、うん! とっても良いお姉さんがいるって、言ってたよ!」
「ほう‥‥まぁ、わっちのヒナ様と気安く話しておったのは許す」
誰が誰のだ。
「いたたた‥‥はぁ、そりゃどうも」
お、無事だったか。
コウが立ち上がり、パン、パン、と自分の服を叩いて砂を落とした。
それにしても、この二人が姉弟だとは。よく見てみると、顔立ちが似ているような? 二人とも美形だなぁ。
「姉さん、今日は旦那が来るんじゃないのか?」
「旦那? 白菊って結婚してたんだ」
「いいえ。わっちらオイランにとって、旦那とは一番の客の事を言いんす。金か心か、選ぶ理由は十人十色。ヨシワラを出て、本物の夫婦になる事もありんす」
このヨシワラは、向こうの世界とは根本が違う。ビジネスライクな為、何時でも辞められる。
あの鬱々とした、足抜けや心中等は無い。
「わっちに旦那はおりんせん。わっちの心は、ヒナ様のもの」
私の、の前に「大きな猫の」が付いているのをお忘れなく。今も私のお腹に引っ付きながら、スリスリと毛並みを堪能していらっしゃるからね。
「誤解を招く様な言い方をしない! ほら、今日は何か用事があって呼び出したんでしょう?」
白菊を腹から引っぺがして抱き上げた。よく見たら、裸足なんだもの。
「あい。これを、ヒナ様に」
白菊が自分の懐から、綺麗な布に丁寧に包まれた物を取り出した。彼女が大事そうにゆっくりと布を開くと、綺麗なつまみ細工が現れた。
「綺麗!」
こっちの世界にもあるんだ!
大きな花に、小さい花。派手ではなく、品の良い作り。
「ヤマタノオロチから国を救ってくださった事、わっちの無礼、御礼と謝意に」
「あれは私が勝手にやった事だしなぁ。無礼? あぁ、お酒の事? そんなのもう気にしてないよ?」
お酒にマタタビを仕込んだ事、まだ気にしてたのか。
「これは、わっちの心の問題でありんす。受け取って、くださいませんか?」
「‥‥‥分かった。でも、これ以上は無しね?」
瞳をウルウルと潤ませ、今にも泣きそうな顔の白菊に負けた。
「あい!」
なんだろうなぁ‥‥高校の頃、やたらと懐いて来た後輩を思い出すんだよなぁ。
まったく、やれやれだ。
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