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第二章 尊攘の波濤
西の変事(6)
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夕方、下城すると鳴海はりんに「離れに一席設けてほしい」と頼んだ。
「与兵衛様は、お魚は召し上がられますでしょうか?丁度若鮎が届いたばかりですが、確か、お魚を愛して止まないと伺ってたように思われまして……」
小首を傾げるりんに、鳴海は軽く笑ってみせた。それは、次男である右門の話である。言いながら、りんも先に右門が来ていたときのことを思い出したらしく、微かに笑みを浮かべた。
「鮎であれば、もてなしにの膳に相応しかろう」
暦はまもなく梅雨が明けようとしており、鮎の爽やかな香りを楽しめるのは、今の季節ならではだった。
鳴海の帰宅後間もなくに、こちらも城勤めが終わった与兵衛がふらりとやってきた。もっとも、一之町の通りを挟んで真向かいの距離であるから、互いの往来は慣れたものである。
離れでの夕餉の席には、鳴海の義祖父、もといかつての義兄である水山も同席した。養泉亡き今では、水山がこの離れを使っているのである。
「水山殿と酒を酌み交わすのも、久しぶりでござるな」
与兵衛はそう述べて、水山の盃に自ら酒を注いだ。この二人は、かつて番頭と執政として職を共にしていた時期もあり、日頃から親交が深かった。
「まことに。この度は、都への上洛随行を命じられたそうで、御目出度うございまする」
頭を下げようとした水山を、与兵衛が押し留めた。
「そのことでござるが、鳴海殿に一つ頼みがあって参った次第でござる」
与兵衛が鳴海に頼み事とは、珍しい。鳴海は思わず背筋を伸ばした。
「此度の上洛は、先の江戸警衛と同じ規模でなくては藩の威信が保てまい、と丹波様は申されておる。もっとも、その人選は最終的には御家老方がお決めになるが、鳴海殿もご承知のように、現在の京は不穏極まりない」
先のいくつもの報告から、鳴海にもそれは察せられた。
「鳴海殿。先の我が家での夕餉の席で、『先見の明がある者を京に送り込んでは如何か』と申されておったろう?掃部助様との間で、その話になった」
「まことに御家老に申し上げて下さったのですか?」
鳴海はちょっとした感動を覚えた。酒の席の戯言ではあったが、あのときの与兵衛の言葉は本気だったようである。一介の詰番の言葉が家老に聞き入れてもらえるというのは、やは
喜ばしい。
「そこで、だ。誰を一行に加えるかが問題でござる。いわば、探索の役目も兼ねているわけだからな」
鳴海は、口に運ぼうとしていた盃を箱膳に置き、束の間考え込んだ。一人、心当たりがあるにはある。だが……。
「三浦十右衛門殿が相応しい、とそれがしは思うておるのだがな」
鳴海の思考を先読みしたか、ずばりと与兵衛が切り出した。その言葉に、相伴していた水山が眉を顰めた。
「確かに、十右衛門殿であれば文武両道の御仁であり、尊攘派の動きをそれとなく探って下さいましょう。また、西洋砲の知識も備わっておりますから、いざ京で戦に巻き込まれた場合、皆様をお助けするはずです。ですが……」
二人が言わんとしていることは、分かる。だが、鳴海も考えただけで気が重い。
「丹波様との相性が悪すぎませぬか」
問題は、そこであった。いつぞや北条谷で小川平助の講義を受けた際に、暗に丹波を批判していたことからも、十右衛門が丹波を良く思っていないのは、確かだった。それだけではない。口では辛辣な対応を見せたが、内心は甥の権太夫が丹波に逆らって揚屋入り・永蟄居の身となったのを、快くは思っていないだろう。
「そもそも、なぜ十右衛門はあれほどまで丹波様を毛嫌いしておるのか、それが判りかねまする」
鳴海も決して丹波を好きではないが、十右衛門は丹波の引き立てがなければ、江戸への遊学も認められなかったのではないか。それを思うと、十右衛門も意地を張り過ぎな気もするのだ。
「あれはな……」
水山は、苦笑いを浮かべた。
「先代の丹波様が十右衛門殿を可愛がりすぎたのが、原因だ」
鳴海が初めて聞く話である。十右衛門は確かに才に恵まれているが、よりにもよって先代丹波富訓は、息子の前で十右衛門を褒めそやした。丹波の祖父である貴明は、水野出羽守の家臣土方縫之助、酒井雅楽守の家老川合早之助と合わせて日本の三介と称せられ、また、父富訓も多くの功績を残したと言われている。だが、当代丹波は感情的な性質が祟り、人の好き嫌いが激しい。可愛がる者はとことん贔屓するが、そうでない者に対してはつれない。もしくは、苦言を呈する者を遠ざけてきた。そして、自分でもそれがわかっており、そんな自分の性質を毛嫌いしているのだという。
十右衛門の才を認めていながらも当代丹波は、どうにも十右衛門が面白くない。それは、偉大な父が十右衛門を可愛がり、自分を認めていなかったのが余程口惜しかったのだろうというのが、水山の評だった。さすが、長く執政を務めただけのことはある。
「……で、十右衛門も丹波様の思いを察しており、双方感情を拗らせているというわけですか」
鳴海は、つい呻きそうになった。二人とも、面倒過ぎる。
「そうでもない。十右衛門を上洛の一行に加えたいと申されたのは、他ならぬ丹波様だ」
与兵衛が言い添えた。その言葉に、ますます頭痛がしてくる。
「愛憎半ば、というわけですか……」
うんざりとしながら、鳴海は呟いた。与兵衛の頼み事というのは、鳴海に十右衛門を説得してほしいということであろう。丹波も丹波だ。自分が鳴海に直接頼むのも面白くないから、遠回しに与兵衛を通じて十右衛門を説得させようとは、姑息である。
「お主と十右衛門は、気心が知れておるそうではないか。それに、権太夫殿の一件でも、恩を売ったろう」
しれっと、与兵衛は述べた。確かにその通りではあるが、あまり気は進まない。
「ですが……」
そこで、与兵衛は初めて真面目な顔つきになった。
「次の番頭として十右衛門殿に京都出張を命じよと言うのが、丹波様の言い分だ」
与兵衛の言葉に、水山がぐっと顎を引いた。鳴海も、我が耳を疑った。鳴海が詰番になって、まだ一年も経っていないではないか。確かに彦十郎家の当主としてはいずれは務めなければならぬ役職と日頃から思ってはいたが、いかんせん、早すぎる。
「……それは、既に決まったのですか?」
水山の声も、硬い。だが、与兵衛は重々しく肯いた。
「そなたも知っての通り、和田殿はお体の具合がよろしくない。先日、御子息の弓人殿がお父上の隠居願いを出されに参った。その上拙者が京都出張、次の富津在番は八番組の丹羽右近殿が割り当てられる」
鳴海は慌てて指を折った。確かに二番組の日野大内蔵が戻ってきたとしても、丹波や掃部助、そして与兵衛が大勢を京都に連れて行くのだから、その間二本松を守備する者は限られてくる。万が一浪士らが近隣で騒動を起こし、火種がこちらに飛んできたならば大変な事態となるだろう。そのときに指揮官たる番頭がいないというのは、問題である。
「ですが、三番組付の樽井殿や小普請頭の本山殿もおりますのに……」
水山も突然の話に、戸惑いを隠せない。だがそんな水山に向かって、与兵衛は大きく息を吸ってみせた。
「恐らく丹波殿は、尊攘派に真っ向から対峙出来る者として、鳴海殿を念頭に置かれているのだと思う。鳴海殿が自ら望まれたものではないにせよ、守山との対峙を経て藩の財政や国政についての見識を深められているのも、評価されているご様子」
鳴海は視線を伏せた。まさか、このような形で番頭職が回ってくるとは予想外である。
「だが鳴海殿の御気性であれば、十右衛門殿に番頭として命令を下すような真似は、まだしたくない。違うかな?」
こちらも、さすが鳴海が幼い頃からよく知る与兵衛である。鳴海は渋々ながら肯いた。
「であれば、別途説得の方法を考えられてみるがよかろう。説得の方法はお主に任せる」
与兵衛は口元を上げた。まったく、「できるだけ藩内の政に関わるな」と述べていたのは、どこの御仁か。そう思いつつも、鳴海もできれば十右衛門に京へ赴いてもらいたいと、感じ始めていた。
「与兵衛様は、お魚は召し上がられますでしょうか?丁度若鮎が届いたばかりですが、確か、お魚を愛して止まないと伺ってたように思われまして……」
小首を傾げるりんに、鳴海は軽く笑ってみせた。それは、次男である右門の話である。言いながら、りんも先に右門が来ていたときのことを思い出したらしく、微かに笑みを浮かべた。
「鮎であれば、もてなしにの膳に相応しかろう」
暦はまもなく梅雨が明けようとしており、鮎の爽やかな香りを楽しめるのは、今の季節ならではだった。
鳴海の帰宅後間もなくに、こちらも城勤めが終わった与兵衛がふらりとやってきた。もっとも、一之町の通りを挟んで真向かいの距離であるから、互いの往来は慣れたものである。
離れでの夕餉の席には、鳴海の義祖父、もといかつての義兄である水山も同席した。養泉亡き今では、水山がこの離れを使っているのである。
「水山殿と酒を酌み交わすのも、久しぶりでござるな」
与兵衛はそう述べて、水山の盃に自ら酒を注いだ。この二人は、かつて番頭と執政として職を共にしていた時期もあり、日頃から親交が深かった。
「まことに。この度は、都への上洛随行を命じられたそうで、御目出度うございまする」
頭を下げようとした水山を、与兵衛が押し留めた。
「そのことでござるが、鳴海殿に一つ頼みがあって参った次第でござる」
与兵衛が鳴海に頼み事とは、珍しい。鳴海は思わず背筋を伸ばした。
「此度の上洛は、先の江戸警衛と同じ規模でなくては藩の威信が保てまい、と丹波様は申されておる。もっとも、その人選は最終的には御家老方がお決めになるが、鳴海殿もご承知のように、現在の京は不穏極まりない」
先のいくつもの報告から、鳴海にもそれは察せられた。
「鳴海殿。先の我が家での夕餉の席で、『先見の明がある者を京に送り込んでは如何か』と申されておったろう?掃部助様との間で、その話になった」
「まことに御家老に申し上げて下さったのですか?」
鳴海はちょっとした感動を覚えた。酒の席の戯言ではあったが、あのときの与兵衛の言葉は本気だったようである。一介の詰番の言葉が家老に聞き入れてもらえるというのは、やは
喜ばしい。
「そこで、だ。誰を一行に加えるかが問題でござる。いわば、探索の役目も兼ねているわけだからな」
鳴海は、口に運ぼうとしていた盃を箱膳に置き、束の間考え込んだ。一人、心当たりがあるにはある。だが……。
「三浦十右衛門殿が相応しい、とそれがしは思うておるのだがな」
鳴海の思考を先読みしたか、ずばりと与兵衛が切り出した。その言葉に、相伴していた水山が眉を顰めた。
「確かに、十右衛門殿であれば文武両道の御仁であり、尊攘派の動きをそれとなく探って下さいましょう。また、西洋砲の知識も備わっておりますから、いざ京で戦に巻き込まれた場合、皆様をお助けするはずです。ですが……」
二人が言わんとしていることは、分かる。だが、鳴海も考えただけで気が重い。
「丹波様との相性が悪すぎませぬか」
問題は、そこであった。いつぞや北条谷で小川平助の講義を受けた際に、暗に丹波を批判していたことからも、十右衛門が丹波を良く思っていないのは、確かだった。それだけではない。口では辛辣な対応を見せたが、内心は甥の権太夫が丹波に逆らって揚屋入り・永蟄居の身となったのを、快くは思っていないだろう。
「そもそも、なぜ十右衛門はあれほどまで丹波様を毛嫌いしておるのか、それが判りかねまする」
鳴海も決して丹波を好きではないが、十右衛門は丹波の引き立てがなければ、江戸への遊学も認められなかったのではないか。それを思うと、十右衛門も意地を張り過ぎな気もするのだ。
「あれはな……」
水山は、苦笑いを浮かべた。
「先代の丹波様が十右衛門殿を可愛がりすぎたのが、原因だ」
鳴海が初めて聞く話である。十右衛門は確かに才に恵まれているが、よりにもよって先代丹波富訓は、息子の前で十右衛門を褒めそやした。丹波の祖父である貴明は、水野出羽守の家臣土方縫之助、酒井雅楽守の家老川合早之助と合わせて日本の三介と称せられ、また、父富訓も多くの功績を残したと言われている。だが、当代丹波は感情的な性質が祟り、人の好き嫌いが激しい。可愛がる者はとことん贔屓するが、そうでない者に対してはつれない。もしくは、苦言を呈する者を遠ざけてきた。そして、自分でもそれがわかっており、そんな自分の性質を毛嫌いしているのだという。
十右衛門の才を認めていながらも当代丹波は、どうにも十右衛門が面白くない。それは、偉大な父が十右衛門を可愛がり、自分を認めていなかったのが余程口惜しかったのだろうというのが、水山の評だった。さすが、長く執政を務めただけのことはある。
「……で、十右衛門も丹波様の思いを察しており、双方感情を拗らせているというわけですか」
鳴海は、つい呻きそうになった。二人とも、面倒過ぎる。
「そうでもない。十右衛門を上洛の一行に加えたいと申されたのは、他ならぬ丹波様だ」
与兵衛が言い添えた。その言葉に、ますます頭痛がしてくる。
「愛憎半ば、というわけですか……」
うんざりとしながら、鳴海は呟いた。与兵衛の頼み事というのは、鳴海に十右衛門を説得してほしいということであろう。丹波も丹波だ。自分が鳴海に直接頼むのも面白くないから、遠回しに与兵衛を通じて十右衛門を説得させようとは、姑息である。
「お主と十右衛門は、気心が知れておるそうではないか。それに、権太夫殿の一件でも、恩を売ったろう」
しれっと、与兵衛は述べた。確かにその通りではあるが、あまり気は進まない。
「ですが……」
そこで、与兵衛は初めて真面目な顔つきになった。
「次の番頭として十右衛門殿に京都出張を命じよと言うのが、丹波様の言い分だ」
与兵衛の言葉に、水山がぐっと顎を引いた。鳴海も、我が耳を疑った。鳴海が詰番になって、まだ一年も経っていないではないか。確かに彦十郎家の当主としてはいずれは務めなければならぬ役職と日頃から思ってはいたが、いかんせん、早すぎる。
「……それは、既に決まったのですか?」
水山の声も、硬い。だが、与兵衛は重々しく肯いた。
「そなたも知っての通り、和田殿はお体の具合がよろしくない。先日、御子息の弓人殿がお父上の隠居願いを出されに参った。その上拙者が京都出張、次の富津在番は八番組の丹羽右近殿が割り当てられる」
鳴海は慌てて指を折った。確かに二番組の日野大内蔵が戻ってきたとしても、丹波や掃部助、そして与兵衛が大勢を京都に連れて行くのだから、その間二本松を守備する者は限られてくる。万が一浪士らが近隣で騒動を起こし、火種がこちらに飛んできたならば大変な事態となるだろう。そのときに指揮官たる番頭がいないというのは、問題である。
「ですが、三番組付の樽井殿や小普請頭の本山殿もおりますのに……」
水山も突然の話に、戸惑いを隠せない。だがそんな水山に向かって、与兵衛は大きく息を吸ってみせた。
「恐らく丹波殿は、尊攘派に真っ向から対峙出来る者として、鳴海殿を念頭に置かれているのだと思う。鳴海殿が自ら望まれたものではないにせよ、守山との対峙を経て藩の財政や国政についての見識を深められているのも、評価されているご様子」
鳴海は視線を伏せた。まさか、このような形で番頭職が回ってくるとは予想外である。
「だが鳴海殿の御気性であれば、十右衛門殿に番頭として命令を下すような真似は、まだしたくない。違うかな?」
こちらも、さすが鳴海が幼い頃からよく知る与兵衛である。鳴海は渋々ながら肯いた。
「であれば、別途説得の方法を考えられてみるがよかろう。説得の方法はお主に任せる」
与兵衛は口元を上げた。まったく、「できるだけ藩内の政に関わるな」と述べていたのは、どこの御仁か。そう思いつつも、鳴海もできれば十右衛門に京へ赴いてもらいたいと、感じ始めていた。
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