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第三章 常州騒乱
対峙(8)
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「佐倉殿、御討死!」
その知らせに、久慈浜陣屋にいた鳴海は唇を引き結んだ。知らせを持ってきたのは、六番組の杉村造酒右衛門だ。早暁の戦いで四散した与兵衛の配下が、久慈浜まで撤退してきたのだ。
「詳しく申せ」
「はっ!」
状況を報告する杉村の目も、真っ赤だった。
八日、上流の河合の渡の戦闘が一段落したために、援護に駆けつけていた寺西も再び竹瓦へ戻ってきていた。そこへ、鴨志田長十郎が与兵衛の陣営を再び訪ねてきた。聞けば、再び土木内の渡から散切隊が上陸する計画があるという。そこを守っていたのは植木次郎右衛門だったが、今は小川平助と共に上流の河合の渡の警護に当たっているため、土木内の防衛線は手薄となっている。
与兵衛は迷ったが、土木内の渡には竹瓦を守備していた寺西次郎介の手勢を含む、兵力の半数を移動させることにした。が、念には念を入れるということで、竹瓦より下流にある留村には青山伊記と使番の佐倉を含めた二十五名を残した。翌九日早朝、佐倉は青山や士卒八名及びそれぞれの歩兵と共に、竹瓦の哨戒に当たっていた。が、不意に対岸から異様な風体の集団が現れた。
皆髷を落とし白い鉢巻を巻き、かつ白袴に白襷という、度肝を抜くような格好に、二本松藩兵も動揺した。先日、上流の河合の渡で二本松軍が遭遇したのとは明らかに違う集団だった。首領と思われる人物の側には、二つ巴の家紋旗と「尊皇討幕」と大書された白布旗が翻っていたという。
(散切隊……)
幕府に反旗を翻すことすら厭わないかもしれないと、かつて黄山が評していた男。その男が、遂に姿を見せたのだった。
「なぜ、やすやすと上陸させてしまったのだ!?」
鳴海の側に控えている権太左衛門の表情も、強張っている。
「鴨志田長十郎の手下である大貫雷助。あれは、留村の有力者で地の利に通暁しております。その者の言とあらば、信じるしかございませんでした。それどころか、鴨志田と共に、我らに砲を向けたのでございます」
涙ながらに報告する杉村の言葉に、鳴海は血が逆流するのを感じた。杉村が述べる事情は、鳴海にも理解できた。二本松側からも探索の者を出しているとはいえ、当然土地の者の方がこの近辺の地理には詳しい。まして、相手が土地の有力者であればこちらも気を使わねばならない。だが、その者らに与兵衛はまんまと裏切られたのだった。
「佐倉殿は、引き返そうとなさらなかったのか?」
井上の声色も、硬かった。
「我らも、退却を勧めました。我らは少数ゆえ抗う術もないのですから、馬を馳せて友軍に急を知らせ、援軍到着を待って戦うべきだと。ですが、佐倉殿は『君命を以て防備の任を引き受けた以上は、今敵を見て虚しく引き返すのは君命に背くと共に武士道ではない』と申され……。兜の緒を切り、友軍に急を知らせる者を割いてから、いつもの八分の強弓を手にされました」
その頃には早朝に湧いて出た霧もようやく消え始めたため、敵影が見定められるようになり、佐倉は矢継ぎ早に弓を射て数人を倒したという。散切隊側も、まさか伏兵がいると思わなかったのだろう。しばし逡巡する様子を見せたが、態勢を立て直し、小銃で応戦してきた。そのうちの一発が佐倉の股に当たり、騎上で弓を射ていた佐倉は落馬した。だが怪我に怯むことなく今度は長槍を手に阿修羅の如く突撃していったが、多勢に無勢、群がる敵に囲まれて討死した。士卒である杉村も、三十匁筒を放ち、猩々緋の陣羽織を纏った武者を討ち取るなど反撃したが、徐々に敵兵が増えつつあり、退却を余儀なくされたという。
「敵の人数は?」
井上が、強張った声で詰問した。
「我らが最初に遭遇したのは一〇〇名ほどかと存じまする。ですがあれだけではございますまい。小舟で渡ろうとした者のうち六〇から七〇は討ち取ったはずでございますが、昨夜村松方面に新たな兵が到着したという報告もありました故、まだ増えるものと思われます」
しばし呆然としていた鳴海だが、一つ頭を振って考えをまとめ始めた。
この男の言う通りであれば、与兵衛も恐らく佐倉を救うべく竹瓦方面へ出撃している。だが、散切隊だけでなく、対岸の額田村にいるであろう筑波勢の動きも気になるところだ。
「絵図を」
鳴海の命令に、誰かが脇から図面を差し出した。それを広げて、自軍を白、敵兵を黒に見立てた碁石を配置し、睨みつける。
額田には、筧が率いる水藩を始め宇都宮藩や壬生藩が駐留している。が、散切隊はその厳重な警戒網をくぐり抜けてきた。やはり天狗党に通じる者の手引があったのだ。
(舟か……)
太田を目指しているのだとしたら、微妙な渡河地点を選んだものだ。敵も、いずれを攻略するか迷いながら進軍しているのかもしれない。
「十右衛門」
鳴海は、十右衛門を呼び寄せた。この男ならば、単身で偵察に向かわせても大丈夫だろう。
「そなたは久慈川を渡り、額田の天狗勢の動きを探ってきてほしい」
鳴海の命令に、十右衛門は眉を上げた。
「額田ということは、水藩の筧殿がどのような指示を出されているか、伺って参れということだな?」
「左様。必要とあらば、筧殿らの兵に湊方面を撹乱してもらってほしい」
散切隊の出現は、額田方面に兵を展開させている水藩の筧にも伝えられているだろう。大発勢や筑波勢と散切隊が合流するような事態は、避けたい。
「お主はどうする」
「そなたの報告を以て、散切隊の進む方角を見極める。今の段階では、散切隊が狙っているのが、太田なのか助川なのかの判別がつかぬ」
「確かにな」
十右衛門が、口元を引き結んだ。先日の弘道館の会議では「太田を狙ってくるだろう」というのが内藤の見立てだったのだが、散切隊が姿を見せたのは海岸近くである。それだけでなく、山野辺主水正が先日二本松に投降したため、助川城は空城となっている。それを田中が知っているとすれば、助川を目指す可能性もあり得た。
「では、行って参る」
十右衛門は、軽く右手を上げて馬に跨り、姿を消した。
今やるべきことはやった。次にしなければならないのは、久慈浜方面への兵の移動である。
「当方の兵の割り振りは、いかが致します?鳴海殿」
九右衛門の落ち着いた声に、鳴海も息を吐いた。
「まずは大沼陣屋にいる戸祭殿に、すぐに使いを出してほしい。石名坂に兵を回し、守備を固められよと。我らは六番組の様子を見て、次第によっては戸祭殿らと合流する」
石名坂は先月の金沢合戦の折にも、激戦となった場である。だが、ここから太田に向かう真弓道が伸びており、坂の上には郷倉もある。そこに貯蔵されている糧食を奪われるわけにはいかないだけでなく、こちら方面から太田へ向かわれるのも、防がねばならなかった。
「承知した」
九右衛門も、駆け出した。自ら、使いとして赴くつもりだろう。
「鳴海殿……」
側に近寄ってきた右門の声が、震えている。神勢館の戦いのときには平然としていたが、敗色濃厚のこの雰囲気の中で落ち着けという方が、無理だろう。剛の者として知られた佐倉の戦死の知らせに、動揺しているのだ。
「右門」
厳しい声色を作り一声掛けただけで、右門は黙って頭を下げた。
「我々も、直ちに打って出る」
鳴海の号令に応える声が、あちこちで上がった。
その知らせに、久慈浜陣屋にいた鳴海は唇を引き結んだ。知らせを持ってきたのは、六番組の杉村造酒右衛門だ。早暁の戦いで四散した与兵衛の配下が、久慈浜まで撤退してきたのだ。
「詳しく申せ」
「はっ!」
状況を報告する杉村の目も、真っ赤だった。
八日、上流の河合の渡の戦闘が一段落したために、援護に駆けつけていた寺西も再び竹瓦へ戻ってきていた。そこへ、鴨志田長十郎が与兵衛の陣営を再び訪ねてきた。聞けば、再び土木内の渡から散切隊が上陸する計画があるという。そこを守っていたのは植木次郎右衛門だったが、今は小川平助と共に上流の河合の渡の警護に当たっているため、土木内の防衛線は手薄となっている。
与兵衛は迷ったが、土木内の渡には竹瓦を守備していた寺西次郎介の手勢を含む、兵力の半数を移動させることにした。が、念には念を入れるということで、竹瓦より下流にある留村には青山伊記と使番の佐倉を含めた二十五名を残した。翌九日早朝、佐倉は青山や士卒八名及びそれぞれの歩兵と共に、竹瓦の哨戒に当たっていた。が、不意に対岸から異様な風体の集団が現れた。
皆髷を落とし白い鉢巻を巻き、かつ白袴に白襷という、度肝を抜くような格好に、二本松藩兵も動揺した。先日、上流の河合の渡で二本松軍が遭遇したのとは明らかに違う集団だった。首領と思われる人物の側には、二つ巴の家紋旗と「尊皇討幕」と大書された白布旗が翻っていたという。
(散切隊……)
幕府に反旗を翻すことすら厭わないかもしれないと、かつて黄山が評していた男。その男が、遂に姿を見せたのだった。
「なぜ、やすやすと上陸させてしまったのだ!?」
鳴海の側に控えている権太左衛門の表情も、強張っている。
「鴨志田長十郎の手下である大貫雷助。あれは、留村の有力者で地の利に通暁しております。その者の言とあらば、信じるしかございませんでした。それどころか、鴨志田と共に、我らに砲を向けたのでございます」
涙ながらに報告する杉村の言葉に、鳴海は血が逆流するのを感じた。杉村が述べる事情は、鳴海にも理解できた。二本松側からも探索の者を出しているとはいえ、当然土地の者の方がこの近辺の地理には詳しい。まして、相手が土地の有力者であればこちらも気を使わねばならない。だが、その者らに与兵衛はまんまと裏切られたのだった。
「佐倉殿は、引き返そうとなさらなかったのか?」
井上の声色も、硬かった。
「我らも、退却を勧めました。我らは少数ゆえ抗う術もないのですから、馬を馳せて友軍に急を知らせ、援軍到着を待って戦うべきだと。ですが、佐倉殿は『君命を以て防備の任を引き受けた以上は、今敵を見て虚しく引き返すのは君命に背くと共に武士道ではない』と申され……。兜の緒を切り、友軍に急を知らせる者を割いてから、いつもの八分の強弓を手にされました」
その頃には早朝に湧いて出た霧もようやく消え始めたため、敵影が見定められるようになり、佐倉は矢継ぎ早に弓を射て数人を倒したという。散切隊側も、まさか伏兵がいると思わなかったのだろう。しばし逡巡する様子を見せたが、態勢を立て直し、小銃で応戦してきた。そのうちの一発が佐倉の股に当たり、騎上で弓を射ていた佐倉は落馬した。だが怪我に怯むことなく今度は長槍を手に阿修羅の如く突撃していったが、多勢に無勢、群がる敵に囲まれて討死した。士卒である杉村も、三十匁筒を放ち、猩々緋の陣羽織を纏った武者を討ち取るなど反撃したが、徐々に敵兵が増えつつあり、退却を余儀なくされたという。
「敵の人数は?」
井上が、強張った声で詰問した。
「我らが最初に遭遇したのは一〇〇名ほどかと存じまする。ですがあれだけではございますまい。小舟で渡ろうとした者のうち六〇から七〇は討ち取ったはずでございますが、昨夜村松方面に新たな兵が到着したという報告もありました故、まだ増えるものと思われます」
しばし呆然としていた鳴海だが、一つ頭を振って考えをまとめ始めた。
この男の言う通りであれば、与兵衛も恐らく佐倉を救うべく竹瓦方面へ出撃している。だが、散切隊だけでなく、対岸の額田村にいるであろう筑波勢の動きも気になるところだ。
「絵図を」
鳴海の命令に、誰かが脇から図面を差し出した。それを広げて、自軍を白、敵兵を黒に見立てた碁石を配置し、睨みつける。
額田には、筧が率いる水藩を始め宇都宮藩や壬生藩が駐留している。が、散切隊はその厳重な警戒網をくぐり抜けてきた。やはり天狗党に通じる者の手引があったのだ。
(舟か……)
太田を目指しているのだとしたら、微妙な渡河地点を選んだものだ。敵も、いずれを攻略するか迷いながら進軍しているのかもしれない。
「十右衛門」
鳴海は、十右衛門を呼び寄せた。この男ならば、単身で偵察に向かわせても大丈夫だろう。
「そなたは久慈川を渡り、額田の天狗勢の動きを探ってきてほしい」
鳴海の命令に、十右衛門は眉を上げた。
「額田ということは、水藩の筧殿がどのような指示を出されているか、伺って参れということだな?」
「左様。必要とあらば、筧殿らの兵に湊方面を撹乱してもらってほしい」
散切隊の出現は、額田方面に兵を展開させている水藩の筧にも伝えられているだろう。大発勢や筑波勢と散切隊が合流するような事態は、避けたい。
「お主はどうする」
「そなたの報告を以て、散切隊の進む方角を見極める。今の段階では、散切隊が狙っているのが、太田なのか助川なのかの判別がつかぬ」
「確かにな」
十右衛門が、口元を引き結んだ。先日の弘道館の会議では「太田を狙ってくるだろう」というのが内藤の見立てだったのだが、散切隊が姿を見せたのは海岸近くである。それだけでなく、山野辺主水正が先日二本松に投降したため、助川城は空城となっている。それを田中が知っているとすれば、助川を目指す可能性もあり得た。
「では、行って参る」
十右衛門は、軽く右手を上げて馬に跨り、姿を消した。
今やるべきことはやった。次にしなければならないのは、久慈浜方面への兵の移動である。
「当方の兵の割り振りは、いかが致します?鳴海殿」
九右衛門の落ち着いた声に、鳴海も息を吐いた。
「まずは大沼陣屋にいる戸祭殿に、すぐに使いを出してほしい。石名坂に兵を回し、守備を固められよと。我らは六番組の様子を見て、次第によっては戸祭殿らと合流する」
石名坂は先月の金沢合戦の折にも、激戦となった場である。だが、ここから太田に向かう真弓道が伸びており、坂の上には郷倉もある。そこに貯蔵されている糧食を奪われるわけにはいかないだけでなく、こちら方面から太田へ向かわれるのも、防がねばならなかった。
「承知した」
九右衛門も、駆け出した。自ら、使いとして赴くつもりだろう。
「鳴海殿……」
側に近寄ってきた右門の声が、震えている。神勢館の戦いのときには平然としていたが、敗色濃厚のこの雰囲気の中で落ち着けという方が、無理だろう。剛の者として知られた佐倉の戦死の知らせに、動揺しているのだ。
「右門」
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