71 / 112
フィテアトル編
揺れ動く3皇戦
しおりを挟む
一瞬後方の幸乃を見つめるとベルは一気にアブホースをめがけてダッシュした。
「ブォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ」
当然のようにアブホースはそれを迎撃するかのようにベルを狙って光線を放つ。
だがその光線をベルは何とかかわすとアブホースの首部分が先ほどと同じように爆発した。
幸乃の遠距離攻撃である、以前のミリートとの戦いのようにシェリンと力を合わせて強力な光線状の攻撃を出していた、当然体への負担も大きく3回までしかか使えないが……
ベルは両者の光線を掻い潜りながら大きく飛ぶとアブホースの首元に急接近し一気に自身の剣で首元を切り下ろす。
そしてその刀がアブホースの首を容易く切断し、さらに返す刀でもう1撃。
1度地面に着陸するが多少無茶な姿勢でもすぐに立て直し、さらにアブホースに接近し攻撃に移る。
出来るだけ再生する時間を与えないようにするにはこれしかなかった。
そしてベルが少し首元を離れたスキに……
「ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン」
幸乃がさらにもう1撃、アブホースに攻撃を与える。
そして爆発の粉塵の中にベルは突っ込み──
「嵐のごとくひき裂け!! スレイシング・ストリーム!!」
ベルが先日幸乃と訓練中に使えるようになった新術式を発動させる。
普段ベルが切れ込む力の2倍以上に相当する斬撃、それをベルはアブホースののどに叩きこむ。
そしてとうとうアブホースのコアが露出する形になる。
ベルはそのまま地面へ落下、その瞬間間髪をいれずに幸乃がシェリンの力を借りて強力な1撃をたたき込む。
それは今までにないくらいの強力な1撃だった。
「ブォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ」
シュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ……
周りにとてつもない威圧感を与えるような巨大な声の断末魔の叫び声をアブホースは上げる、そして断末魔の叫びを叫びながら足先から順に膝、腰が順番にまるで蒸発するように消滅していく、そして時間がたち3分ほどすると全身が消滅した。
「勝った……みたいだね」
それを見た幸乃が自身の魔力を使い果たしみずほらしい姿になったまま囁く。
そしてアブホースが消滅するとシャレーを縛っていた真っ黒い縄もまた消滅し、シャレーの肉体はそのまま地面にぐったりと倒れこむ。そしてその場所にベルと幸乃が直行し、2人でシャレーを持ち上げ肩を貸して持ち上げる。
その瞬間はヴェラッティの魔力「ライトニング・ビジョン」を通してこの競技を固唾をのんで見守っていた人たちにしっかりと目撃された、そしてヴェラッティがその瞬間に自身の姿に映像を切り替え宣言し出す、勝者──
「幸乃、ベルチーム!!」
「素晴らしかったです、僕があらかじめ盛り上げるためにセットしたあんな強い敵を倒した強さと2人のチームワーク、その実力で1戦目を制しました。これは3皇戦の結果は決まったも同然か?」
そしてそれを見ていた観客達が興奮し出して大歓声が上がる。
ヴェラッティはさらにこの場を盛り上げるように2人にたいして喝采の言葉を贈る、そしてそれが終わるとカメラ目線になり2人に語りかけるように叫ぶ。
「待っててくれよ、今俺が直々に言葉をかけてやるからな!! 今そっちに行くぞ!!」
しかし幸乃達は混乱する。なぜなら今日の3皇戦は本来3チームが戦ってその結果最初にシャレーをここから助けたら勝者になるというルールのはずだった。
確かにジャミア達は幸乃達が倒したしシンクレア達はアブホースに敗北し戦える状態にない、その状態で幸乃達がシャレーを助けた姿を皆に見せれてヴェラッティがあのような勝利宣言をすればこれを見ている人達は2人が勝者だと信じてしまう。
しかし、当の2人がそれで納得できたかというと──
2人がヴェラッティを待っている間にシンクレアとロニーが何とか立ち上がる、そしてアブホースを何とか倒したことを告げる、そしてヴェラッティが自分とベルが勝手に照射宣言をしてしまったことも話す。
そして30分ほどするとヴェラッティが馬に乗って到着する。そして開口1番に4人に話しかける。
「まず混乱させないために冥王のことは一般人には伏せてほしい、それとこれからのことを今話す」
そう最初に2人に話しかける。話によるととりあえず唯一ここに立っている幸乃とベルが勝者であると宣言してこの場を落ち着けさせただけだという。
「でもそれってずるくないですか? 少なくても公平な勝負には見えません」
「私もベルちゃんと同意見!! そういう事は正々堂々とやるべきだと思う!!」
幸乃とベルは息を合わせたようにヴェラッティに反論する。
2人ともいくらなんでもずるをして勝利するのはいい気分ではなかった、そして2人はきちんと国民に話しをして再試合をすることを希望した、しかしヴェラッティはいつになく真剣な表情で言葉を返す。
「俺が話したいのはそういういことではない、今はもう競技をやっている場合ではないという事だ」
「じゃあ、3皇戦自体をやめるという事なんですか?」
「ブォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ」
当然のようにアブホースはそれを迎撃するかのようにベルを狙って光線を放つ。
だがその光線をベルは何とかかわすとアブホースの首部分が先ほどと同じように爆発した。
幸乃の遠距離攻撃である、以前のミリートとの戦いのようにシェリンと力を合わせて強力な光線状の攻撃を出していた、当然体への負担も大きく3回までしかか使えないが……
ベルは両者の光線を掻い潜りながら大きく飛ぶとアブホースの首元に急接近し一気に自身の剣で首元を切り下ろす。
そしてその刀がアブホースの首を容易く切断し、さらに返す刀でもう1撃。
1度地面に着陸するが多少無茶な姿勢でもすぐに立て直し、さらにアブホースに接近し攻撃に移る。
出来るだけ再生する時間を与えないようにするにはこれしかなかった。
そしてベルが少し首元を離れたスキに……
「ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン」
幸乃がさらにもう1撃、アブホースに攻撃を与える。
そして爆発の粉塵の中にベルは突っ込み──
「嵐のごとくひき裂け!! スレイシング・ストリーム!!」
ベルが先日幸乃と訓練中に使えるようになった新術式を発動させる。
普段ベルが切れ込む力の2倍以上に相当する斬撃、それをベルはアブホースののどに叩きこむ。
そしてとうとうアブホースのコアが露出する形になる。
ベルはそのまま地面へ落下、その瞬間間髪をいれずに幸乃がシェリンの力を借りて強力な1撃をたたき込む。
それは今までにないくらいの強力な1撃だった。
「ブォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ」
シュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ……
周りにとてつもない威圧感を与えるような巨大な声の断末魔の叫び声をアブホースは上げる、そして断末魔の叫びを叫びながら足先から順に膝、腰が順番にまるで蒸発するように消滅していく、そして時間がたち3分ほどすると全身が消滅した。
「勝った……みたいだね」
それを見た幸乃が自身の魔力を使い果たしみずほらしい姿になったまま囁く。
そしてアブホースが消滅するとシャレーを縛っていた真っ黒い縄もまた消滅し、シャレーの肉体はそのまま地面にぐったりと倒れこむ。そしてその場所にベルと幸乃が直行し、2人でシャレーを持ち上げ肩を貸して持ち上げる。
その瞬間はヴェラッティの魔力「ライトニング・ビジョン」を通してこの競技を固唾をのんで見守っていた人たちにしっかりと目撃された、そしてヴェラッティがその瞬間に自身の姿に映像を切り替え宣言し出す、勝者──
「幸乃、ベルチーム!!」
「素晴らしかったです、僕があらかじめ盛り上げるためにセットしたあんな強い敵を倒した強さと2人のチームワーク、その実力で1戦目を制しました。これは3皇戦の結果は決まったも同然か?」
そしてそれを見ていた観客達が興奮し出して大歓声が上がる。
ヴェラッティはさらにこの場を盛り上げるように2人にたいして喝采の言葉を贈る、そしてそれが終わるとカメラ目線になり2人に語りかけるように叫ぶ。
「待っててくれよ、今俺が直々に言葉をかけてやるからな!! 今そっちに行くぞ!!」
しかし幸乃達は混乱する。なぜなら今日の3皇戦は本来3チームが戦ってその結果最初にシャレーをここから助けたら勝者になるというルールのはずだった。
確かにジャミア達は幸乃達が倒したしシンクレア達はアブホースに敗北し戦える状態にない、その状態で幸乃達がシャレーを助けた姿を皆に見せれてヴェラッティがあのような勝利宣言をすればこれを見ている人達は2人が勝者だと信じてしまう。
しかし、当の2人がそれで納得できたかというと──
2人がヴェラッティを待っている間にシンクレアとロニーが何とか立ち上がる、そしてアブホースを何とか倒したことを告げる、そしてヴェラッティが自分とベルが勝手に照射宣言をしてしまったことも話す。
そして30分ほどするとヴェラッティが馬に乗って到着する。そして開口1番に4人に話しかける。
「まず混乱させないために冥王のことは一般人には伏せてほしい、それとこれからのことを今話す」
そう最初に2人に話しかける。話によるととりあえず唯一ここに立っている幸乃とベルが勝者であると宣言してこの場を落ち着けさせただけだという。
「でもそれってずるくないですか? 少なくても公平な勝負には見えません」
「私もベルちゃんと同意見!! そういう事は正々堂々とやるべきだと思う!!」
幸乃とベルは息を合わせたようにヴェラッティに反論する。
2人ともいくらなんでもずるをして勝利するのはいい気分ではなかった、そして2人はきちんと国民に話しをして再試合をすることを希望した、しかしヴェラッティはいつになく真剣な表情で言葉を返す。
「俺が話したいのはそういういことではない、今はもう競技をやっている場合ではないという事だ」
「じゃあ、3皇戦自体をやめるという事なんですか?」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ
天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。
ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。
そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。
よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。
そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。
こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる