167 / 203
ローデシア帝国編
唯一王 スキァーヴィの過去を知る
しおりを挟む
次の日、俺達は街の様子を少しでも知ろうと街中を歩いていた。
色々な人が買い物をしていたり、楽しそうに歩いたりしているにぎやかな街中。
繁華街の中を二人で歩いていた時、事件は起こった。
トントン──。
誰かが俺の肩をたたく。後ろを振り向くと、一人の女の子が服のすそを掴んでいる。
肩が露出したワンピースにひらひらのミニスカート。
淡いぽわぽわとした髪。あどけない顔つき。
人見知りなせいか、うつむいたまま話しかけてくる。
か弱くて、かわいらしい女の子という印象だ。
「す、す、すいません。よろしいでしょうか──」
ボソッとした小さな声。俺は、戸惑いながら言葉を返す。
「な、何でしょうか……」
女の子は俺とフリーゼに接近して耳に手を当て、ささやいた。
「青の髪の人、精霊ですよね……」
「え──」
フリーゼは今、変装のため髪色を変えている。予想もしなかった言葉に俺もフリーゼも言葉を失ってしまう。
「い、いきなり、どうされたのですか?」
「私、生まれつきわかるんです。もしかして、スキァーヴィに関することでここにいるんですか?」
突然の出来事に動揺する俺とフリーゼ。
どうすべきか、街に秘密警察がいる以上、こういう所でフリーゼのことを話されるのはまずい。
それに気づいたのか、フリーゼが優しく話しかけた。
「とりあえず、立ち話もあれなので、どこかの店に入りましょう」
「そ、それもそうですね……」
そして俺たちは付近を捜し、手ごろな飲食店を見つけ、店の中に入る。
街の中にある静かな雰囲気のカフェ。食事時ではないということもあり、店内にあまり人はいない。
みな読書をしていたり、たわいもない会話を楽しんでいたりしている。
ウェイターに案内され、店の一番奥の席へ。
周囲に客はいない。これなら盗み聞きはされなさそうだ。
俺と女の子はホットコーヒー、フリーゼはミルクティーを頼んだ。
そしてウェイターの人が机から離れた瞬間に話しかける。
「とりあえず、自己紹介から始めようか」
俺の言葉に女の子はちょこんとおとなしく座りながら答える。
「私、ソルトと言います」
「俺は……フライ」
「私は、フリーゼです」
周囲を見回したが、一般人しか店の中にいない。
流石に店の中にまで秘密警察はいないだろう。この後のことも考え、俺もフリーゼも本名を言った。
両手を膝のあたりにつけ、スカートをぎゅっと握っている。
色々聞きたいことはあるけれど、どうしようか……。
するとソルトは出されたホットコーヒーに一さじの砂糖を入れて一口飲んだ後、そっと話し始めた。
「スキァーヴィと、幼なじみで、子供のころはよく遊んでいたんです」
これはかなり重要だ、スキァーヴィのことが、何か分かるかもしれない。
ソルトの話によると、彼女は元々下級商人の末っ子だった。
スキァーヴィとは、街で偶然出会った存在で、よく遊んでいるうちに仲良くなったらしい。
「もともとはおとなしい子だったんです。気が弱くて、いつも私の隣にいてくれて──」
「じゃあ、どうして彼女はあんな性格になっちゃったんだ?」
俺の頭に、恐らくフリーゼの中にも大きな疑問が浮かぶ。
ソルトが言っているスキァーヴィの過去。それは今の彼女とは正反対といってもいいほどのものだ。
ソルトは、暗い表情でうつむいたまま答える。
「それなんですけど、精霊の気配がわかるんです」
「えっ──そうなんですか?」
だからフリーゼのことも理解できたんだ……。
「私の、物珍しい力。当然、色々な人に狙われました。闇商人だったり、秘密警察だったり、私の力を利用して、いろんな人が利益を得ようと近づいてきました」
中には無理やり拉致しようとするやつもいたとか──。
スキァーヴィは、そんな奴らからソルトを守ろうとして、戦っていたらしい。
しかし、当時は魔法が仕えるとは言っても並程度で、返り討ちにボコボコにされたり、そのスキに闇商人に一緒に拉致されかけたこともあったとか。
予想もしなかった事実。驚くばかりだ。
「私、いつも気が弱くて、人見知りで──。よく暴力を受けたりされていました。スキァーヴィはそんな私を守ろうとしてくれていたんです」
「あの人の、意外な過去ですね」
「……そうだね」
確かに、そんな生い立ちは予想できなかった。
「ただ どんどん強さを求めていくうちに、変わっていってしまったんです。それがすべてだというふうになってしまって。性格も、優しい性格からどんどんきつくなって」
「そ、そういうことだったんですね……」
「あんなスキァーヴィ、もう見たくないよ……」
ソルトは、悲しそうに顔を覆った。
俺とフリーゼは、互いに顔を見合わせた後、コクリとうなづく。
確かに、ソルトにとってはつらいだろうな……。
自分のことを必死に守ってくれた人。それがソルトを守ろうとしたがために強くなり、性格があそこまで変質してしまったのだから。
「それから、見る見るうちに強くなったスキァーヴィは──買われました、政府に。私の周り見張りを付け、手出しした者を問答無用で死刑にするという条件で──」
「そして、ソルトに手出しする者はいなくなり、平和に暮らせるようになったと──」
「はい。まあ、秘密警察こそいますが、何もしなければ問題ありませんし……」
そういうことだったのか。
スキァーヴィのおかげで、今の自分がいるってことなんだ。
何とかしてあげたいという気持ちはある。それに、ソルトの力はかなり重要なものだし、ただスキァーヴィを倒せば解決するというわけではないような気もする。
そう話しているソルトの握りこぶしが、強くなっているのがわかる。
それなら、出す答えは決まっている。
「分かった、俺達も協力するよ」
「あ、ありがとうございます……」
ソルトははっと微笑みだし、立ち上がるとぺこりと頭を下げた。
それから、今後の予定について話し始める。
数日後に控えた闇市のことも。もっとも、ソルト自身は参加できないのだが。
それから、ソルトから家の場所を聞き出し、俺は泊っているホテルの場所を教えた
それが終わり、店を出る。
「じゃあ、これからよろしくお願いしますね」
「こちらこそ、よろしくね」
互いに握手をして、この場を去っていく。
まさか、スキァーヴィにこんな親友がいたなんて思いもしなかった。
そして、スキァーヴィの意外な過去も理解することができた。
自分の弱さ、それでもソルトを救うため、強くなろうとして、あんな姿になってしまった。
けれど、だからと言って彼女たちのやっていることが正しいとは思えない。それに、こっちだって、天使たちのことを調べなきゃいけない。
複雑な思いはあるけれど、良い結果になるように頑張っていこう!
色々な人が買い物をしていたり、楽しそうに歩いたりしているにぎやかな街中。
繁華街の中を二人で歩いていた時、事件は起こった。
トントン──。
誰かが俺の肩をたたく。後ろを振り向くと、一人の女の子が服のすそを掴んでいる。
肩が露出したワンピースにひらひらのミニスカート。
淡いぽわぽわとした髪。あどけない顔つき。
人見知りなせいか、うつむいたまま話しかけてくる。
か弱くて、かわいらしい女の子という印象だ。
「す、す、すいません。よろしいでしょうか──」
ボソッとした小さな声。俺は、戸惑いながら言葉を返す。
「な、何でしょうか……」
女の子は俺とフリーゼに接近して耳に手を当て、ささやいた。
「青の髪の人、精霊ですよね……」
「え──」
フリーゼは今、変装のため髪色を変えている。予想もしなかった言葉に俺もフリーゼも言葉を失ってしまう。
「い、いきなり、どうされたのですか?」
「私、生まれつきわかるんです。もしかして、スキァーヴィに関することでここにいるんですか?」
突然の出来事に動揺する俺とフリーゼ。
どうすべきか、街に秘密警察がいる以上、こういう所でフリーゼのことを話されるのはまずい。
それに気づいたのか、フリーゼが優しく話しかけた。
「とりあえず、立ち話もあれなので、どこかの店に入りましょう」
「そ、それもそうですね……」
そして俺たちは付近を捜し、手ごろな飲食店を見つけ、店の中に入る。
街の中にある静かな雰囲気のカフェ。食事時ではないということもあり、店内にあまり人はいない。
みな読書をしていたり、たわいもない会話を楽しんでいたりしている。
ウェイターに案内され、店の一番奥の席へ。
周囲に客はいない。これなら盗み聞きはされなさそうだ。
俺と女の子はホットコーヒー、フリーゼはミルクティーを頼んだ。
そしてウェイターの人が机から離れた瞬間に話しかける。
「とりあえず、自己紹介から始めようか」
俺の言葉に女の子はちょこんとおとなしく座りながら答える。
「私、ソルトと言います」
「俺は……フライ」
「私は、フリーゼです」
周囲を見回したが、一般人しか店の中にいない。
流石に店の中にまで秘密警察はいないだろう。この後のことも考え、俺もフリーゼも本名を言った。
両手を膝のあたりにつけ、スカートをぎゅっと握っている。
色々聞きたいことはあるけれど、どうしようか……。
するとソルトは出されたホットコーヒーに一さじの砂糖を入れて一口飲んだ後、そっと話し始めた。
「スキァーヴィと、幼なじみで、子供のころはよく遊んでいたんです」
これはかなり重要だ、スキァーヴィのことが、何か分かるかもしれない。
ソルトの話によると、彼女は元々下級商人の末っ子だった。
スキァーヴィとは、街で偶然出会った存在で、よく遊んでいるうちに仲良くなったらしい。
「もともとはおとなしい子だったんです。気が弱くて、いつも私の隣にいてくれて──」
「じゃあ、どうして彼女はあんな性格になっちゃったんだ?」
俺の頭に、恐らくフリーゼの中にも大きな疑問が浮かぶ。
ソルトが言っているスキァーヴィの過去。それは今の彼女とは正反対といってもいいほどのものだ。
ソルトは、暗い表情でうつむいたまま答える。
「それなんですけど、精霊の気配がわかるんです」
「えっ──そうなんですか?」
だからフリーゼのことも理解できたんだ……。
「私の、物珍しい力。当然、色々な人に狙われました。闇商人だったり、秘密警察だったり、私の力を利用して、いろんな人が利益を得ようと近づいてきました」
中には無理やり拉致しようとするやつもいたとか──。
スキァーヴィは、そんな奴らからソルトを守ろうとして、戦っていたらしい。
しかし、当時は魔法が仕えるとは言っても並程度で、返り討ちにボコボコにされたり、そのスキに闇商人に一緒に拉致されかけたこともあったとか。
予想もしなかった事実。驚くばかりだ。
「私、いつも気が弱くて、人見知りで──。よく暴力を受けたりされていました。スキァーヴィはそんな私を守ろうとしてくれていたんです」
「あの人の、意外な過去ですね」
「……そうだね」
確かに、そんな生い立ちは予想できなかった。
「ただ どんどん強さを求めていくうちに、変わっていってしまったんです。それがすべてだというふうになってしまって。性格も、優しい性格からどんどんきつくなって」
「そ、そういうことだったんですね……」
「あんなスキァーヴィ、もう見たくないよ……」
ソルトは、悲しそうに顔を覆った。
俺とフリーゼは、互いに顔を見合わせた後、コクリとうなづく。
確かに、ソルトにとってはつらいだろうな……。
自分のことを必死に守ってくれた人。それがソルトを守ろうとしたがために強くなり、性格があそこまで変質してしまったのだから。
「それから、見る見るうちに強くなったスキァーヴィは──買われました、政府に。私の周り見張りを付け、手出しした者を問答無用で死刑にするという条件で──」
「そして、ソルトに手出しする者はいなくなり、平和に暮らせるようになったと──」
「はい。まあ、秘密警察こそいますが、何もしなければ問題ありませんし……」
そういうことだったのか。
スキァーヴィのおかげで、今の自分がいるってことなんだ。
何とかしてあげたいという気持ちはある。それに、ソルトの力はかなり重要なものだし、ただスキァーヴィを倒せば解決するというわけではないような気もする。
そう話しているソルトの握りこぶしが、強くなっているのがわかる。
それなら、出す答えは決まっている。
「分かった、俺達も協力するよ」
「あ、ありがとうございます……」
ソルトははっと微笑みだし、立ち上がるとぺこりと頭を下げた。
それから、今後の予定について話し始める。
数日後に控えた闇市のことも。もっとも、ソルト自身は参加できないのだが。
それから、ソルトから家の場所を聞き出し、俺は泊っているホテルの場所を教えた
それが終わり、店を出る。
「じゃあ、これからよろしくお願いしますね」
「こちらこそ、よろしくね」
互いに握手をして、この場を去っていく。
まさか、スキァーヴィにこんな親友がいたなんて思いもしなかった。
そして、スキァーヴィの意外な過去も理解することができた。
自分の弱さ、それでもソルトを救うため、強くなろうとして、あんな姿になってしまった。
けれど、だからと言って彼女たちのやっていることが正しいとは思えない。それに、こっちだって、天使たちのことを調べなきゃいけない。
複雑な思いはあるけれど、良い結果になるように頑張っていこう!
11
あなたにおすすめの小説
不遇な死を迎えた召喚勇者、二度目の人生では魔王退治をスルーして、元の世界で気ままに生きる
六志麻あさ
ファンタジー
異世界に召喚され、魔王を倒して世界を救った少年、夏瀬彼方(なつせ・かなた)。
強大な力を持つ彼方を恐れた異世界の人々は、彼を追い立てる。彼方は不遇のうちに数十年を過ごし、老人となって死のうとしていた。
死の直前、現れた女神によって、彼方は二度目の人生を与えられる。異世界で得たチートはそのままに、現実世界の高校生として人生をやり直す彼方。
再び魔王に襲われる異世界を見捨て、彼方は勇者としてのチート能力を存分に使い、快適な生活を始める──。
※小説家になろうからの転載です。なろう版の方が先行しています。
※HOTランキング最高4位まで上がりました。ありがとうございます!
転生者は力を隠して荷役をしていたが、勇者パーティーに裏切られて生贄にされる。
克全
ファンタジー
第6回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門日間ランキング51位
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門週間ランキング52位
転生者のブルーノは絶大な力を持っていたが、その力を隠してダンジョンの荷役として暮らしていた。だが、教会の力で勇者を騙る卑怯下劣な連中に、レットドラゴンから逃げるための生贄として、ボス部屋に放置された。腐敗した教会と冒険者ギルドが結託て偽の勇者パーティーを作り、ぼろ儲けしているのだ。ブルーノは誰が何をしていても気にしないし、自分で狩った美味しいドラゴンを食べて暮らせればよかったのだが、殺されたブルーノの為に教会や冒険者ギルドのマスターを敵対した受付嬢が殺されるのを見過ごせなくて・・・・・・
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
勇者パーティーに追放された支援術士、実はとんでもない回復能力を持っていた~極めて幅広い回復術を生かしてなんでも屋で成り上がる~
名無し
ファンタジー
突如、幼馴染の【勇者】から追放処分を言い渡される【支援術士】のグレイス。確かになんでもできるが、中途半端で物足りないという理不尽な理由だった。
自分はパーティーの要として頑張ってきたから納得できないと食い下がるグレイスに対し、【勇者】はその代わりに【治癒術士】と【補助術士】を入れたのでもうお前は一切必要ないと宣言する。
もう一人の幼馴染である【魔術士】の少女を頼むと言い残し、グレイスはパーティーから立ち去ることに。
だが、グレイスの【支援術士】としての腕は【勇者】の想像を遥かに超えるものであり、ありとあらゆるものを回復する能力を秘めていた。
グレイスがその卓越した技術を生かし、【なんでも屋】で生計を立てて評判を高めていく一方、勇者パーティーはグレイスが去った影響で歯車が狂い始め、何をやっても上手くいかなくなる。
人脈を広げていったグレイスの周りにはいつしか賞賛する人々で溢れ、落ちぶれていく【勇者】とは対照的に地位や名声をどんどん高めていくのだった。
外れスキル《コピー》を授かったけど「無能」と言われて家を追放された~ だけど発動条件を満たせば"魔族のスキル"を発動することができるようだ~
空月そらら
ファンタジー
「鑑定ミスではありません。この子のスキルは《コピー》です。正直、稀に見る外れスキルですね、何せ発動条件が今だ未解明なのですから」
「何てことなの……」
「全く期待はずれだ」
私の名前はラゼル、十五歳になったんだけども、人生最悪のピンチに立たされている。
このファンタジックな世界では、15歳になった際、スキル鑑定を医者に受けさせられるんだが、困ったことに私は外れスキル《コピー》を当ててしまったらしい。
そして数年が経ち……案の定、私は家族から疎ましく感じられてーーついに追放されてしまう。
だけど私のスキルは発動条件を満たすことで、魔族のスキルをコピーできるようだ。
そして、私の能力が《外れスキル》ではなく、恐ろしい能力だということに気づく。
そんでこの能力を使いこなしていると、知らないうちに英雄と呼ばれていたんだけど?
私を追放した家族が戻ってきてほしいって泣きついてきたんだけど、もう戻らん。
私は最高の仲間と最強を目指すから。
神々に見捨てられし者、自力で最強へ
九頭七尾
ファンタジー
三大貴族の一角、アルベール家の長子として生まれた少年、ライズ。だが「祝福の儀」で何の天職も授かることができなかった彼は、『神々に見捨てられた者』と蔑まれ、一族を追放されてしまう。
「天職なし。最高じゃないか」
しかし彼は逆にこの状況を喜んだ。というのも、実はこの世界は、前世で彼がやり込んでいたゲーム【グランドワールド】にそっくりだったのだ。
天職を取得せずにゲームを始める「超ハードモード」こそが最強になれる道だと知るライズは、前世の知識を活かして成り上がっていく。
レベル1の時から育ててきたパーティメンバーに裏切られて捨てられたが、俺はソロの方が本気出せるので問題はない
あつ犬
ファンタジー
王国最強のパーティメンバーを鍛え上げた、アサシンのアルマ・アルザラットはある日追放され、貯蓄もすべて奪われてしまう。 そんな折り、とある剣士の少女に助けを請われる。「パーティメンバーを助けてくれ」! 彼の人生が、動き出す。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる