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3.王の執務室(3)
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ディルアの前王でありハムザの父であるカビルとライラが謁見したときの衝撃をハムザは忘れられない。小国とはいえ世継ぎの公子だったライラを、父王は並み居る大臣たちの前で全裸にするという恥辱を与えた。
ハムザは下劣な前王の行為に毅然と耐えたライラへ敵わないと感じると同時に、じりりとした熱い劣情が湧き上がったのだ。
当時の大臣たちは既に引退をしている。あの異常な謁見を知っているのは、今の王宮内ではハムザくらいだろう。
「適当に育てられた俺より、あいつはずっと王族らしいぜ。服はいつもリガーレの刺繍が入ってるけどよ、特段趣味じゃねぇみてぇだ。そんなら母国の産業発展のためにやってんだろうし。ライラの字を見たことあるか? まるで手本みてぇにきれいなんだぜ。どこをとっても完璧だ。多分酒を飲んでも絶対酔い潰れないやつだろうな」
「おや、王妃陛下は酒精を嗜まれるのですか」
「普通の酒は飲めねぇよ。聞くところによると酒に代わる花はあるらしいが、本当かどうか分からん」
伴侶であるハムザですら、その花がなんたるかを知らない。二人の関係性の薄さがよく現れている。
「なるほど。確かに泥酔するお姿を晒すような方には思えませんが、隠された面が多そうです。王妃陛下の母国リガーレといえば、舞踏会の催しが多いとか。王妃陛下の舞うお姿を是非一度拝見したいものですね。さぞ優雅なことでしょう」
「多分なー」
ディルア王国でも舞踏会は開かれている。だが王と王妃は踊らないのが慣例で、ライラが王子妃の頃は戦ばかりで開催する余裕が国になかった。
けれどライラのことだ。間違いなく踊れるに違いない。しがらみも世情も何も気にせず、離宮で好き勝手にしているようでいて、実に隙がないのだ。
そんなライラが王宮を離れてどこへ旅立とうとしているのか。
「……俺が手放すはずがねぇのに、あいつはまるっきり分かっていない」
苛立ちを込めて杖を握る。先端の金剛石は冷たく掌の体温を吸い取っていった。
■
離宮へと戻ったライラは、椅子の背に身を預けていた。壁にある柱時計よりも大きなオルゴールから、透き通るような音色が聞こえている。林檎の香りがする紅茶には秋採りの蜂蜜をたっぷり入れた。皿に盛られた花は、温室で咲いた秋桜。どれもライラの好みだが、食欲が湧かない。
ほう、とため息を漏らすと、侍女長が胸元のブローチを外してライラへ差し出した。
「ライラ様、ご気分が優れないようでしたらどうぞこちらをお使いください。古いだけの品でお恥ずかしいのですが、少しでもお慰めになれば……」
花をかたどったブローチだ。花弁には赤い石榴石、葉は金で作られている。
「ありがとう、ニルミーン」
「とんでもないことでございます」
ニルミーンと呼ばれた侍女長が目で合図を送ると、控えていた侍女が盆を運んでくる。
磨き布、磨き粉、刷毛、針のように細い木製の軸。それらを使って、ライラは丁寧にブローチを磨いていく。
自身がカラスのニケなので、光り輝くものへ心が引かれる。金でも銀でも石でもいい。くすんでいれば磨く。むしろその作業が好きだ。考えごとをするとき、心を静かにさせたいとき、ライラはこうして金属磨きに没頭する。
赤茶色に変色した金が手の内で輝きを取り戻し、息を吹き返し始めると、胸の内にかかっていた霞まで薄くなっていく。
作業の手を休ませずにライラは切り出した。
「ニルミーン、お前は随分長いことわたしに仕えてくれているな」
「王子妃殿下のころからですので、三十年近くでございますね」
光栄だと言わんばかりに、ニルミーンは目尻に皺を寄せて静かに微笑んだ。
「そろそろゆっくりさせてやりたいと思っていたが、後少しだけわたしに付き合ってほしいのだ。実はな、離婚も死別も陛下に却下されてしまった。この先も鳥かごの中に入っておけということらしい」
離宮は変わった様式で建てられている。屋根はつんと摘まんだような曲線で、温室も備えられているためにガラスが多く使われている。そのような外観から、主にライラを快く思わない愛妾たちは『鳥かご』と揶揄している。
「まあまあ、なんということでしょう。ライラ様、わたくしのことなどお気になさらないでくださいませ。わたくしは一人身で、健康にも問題ございませんし、望まれる限りお側におります。ですから、全てライラ様の良きようになさってくださいませ」
「そうか……。ありがとう」
「お礼には及びません。王妃殿下の侍女長として取り上げてくださったのも、子爵位を賜りましたのも、全てライラ様のお計らいではございませんか」
「大したことではない。道連れがほしかっただけだ」
仕上げにブローチを水洗いをして、乾いた布で拭き取る。ほら、とニルミーンへ返す。
「まるで新品でございますこと。いつもながら素晴らしいお手並みです」
「磨いただけで大げさな。だがこれのおかげで頭の中も整理できた」
ライラは、喜んでハムザが離婚を承諾すると思っていた。形だけのつまらぬ王妃を排除して、好みの愛妾を新しい王妃へ据えるだろうと。
けれどそうしなかった。ならば愛妾から王妃を選べば、貴族の派閥の均衡が崩れるのだろう。
ハムザが望んでいるのは、自分が王妃であることではなく、王妃の座を一時的であれ空席にしないことに違いない。
ライラの身はライラのものではない。治世者の思惑によって、戦の道具にも名ばかりの王妃にもさせられてしまう。
勢力争いなど勝手にすればいい。
十五歳でディルアに来てから三十余年。リガーレを守って貰った恩は、戦場で精算している。
「ニルミーン。明日からしばらくの間、本宮へ通うことにするから支度を頼む」
「では装いはいかがいたしましょう」
ディルアの宮廷はさほど堅苦しくない。平常の着衣は白シャツの決まりさえ押さえていれば問題ない。他は身分や階級を表した外套か装飾品があればいい。
ライラはくるぶしまである長い丈のシャツを着る。その上に刺繍の入った薄い貫頭衣。それがリガーレ式だ。
「ふんだんに刺繍が入ったのを出してくれ。そうだな、式典用の華美なものがいい」
「それはまた、支度のしがいがありますこと。一体何をなさるおつもりなのか、伺ってもよろしいでしょうか」
淹れ直された紅茶を口にして、ライラは緩んだように微笑む。
一度は不発になってしまったが、諦めるわけにはいかない。
「なあに、嫌がらせをしに行くのだよ」
ハムザが離婚に応じるまで。
ハムザは下劣な前王の行為に毅然と耐えたライラへ敵わないと感じると同時に、じりりとした熱い劣情が湧き上がったのだ。
当時の大臣たちは既に引退をしている。あの異常な謁見を知っているのは、今の王宮内ではハムザくらいだろう。
「適当に育てられた俺より、あいつはずっと王族らしいぜ。服はいつもリガーレの刺繍が入ってるけどよ、特段趣味じゃねぇみてぇだ。そんなら母国の産業発展のためにやってんだろうし。ライラの字を見たことあるか? まるで手本みてぇにきれいなんだぜ。どこをとっても完璧だ。多分酒を飲んでも絶対酔い潰れないやつだろうな」
「おや、王妃陛下は酒精を嗜まれるのですか」
「普通の酒は飲めねぇよ。聞くところによると酒に代わる花はあるらしいが、本当かどうか分からん」
伴侶であるハムザですら、その花がなんたるかを知らない。二人の関係性の薄さがよく現れている。
「なるほど。確かに泥酔するお姿を晒すような方には思えませんが、隠された面が多そうです。王妃陛下の母国リガーレといえば、舞踏会の催しが多いとか。王妃陛下の舞うお姿を是非一度拝見したいものですね。さぞ優雅なことでしょう」
「多分なー」
ディルア王国でも舞踏会は開かれている。だが王と王妃は踊らないのが慣例で、ライラが王子妃の頃は戦ばかりで開催する余裕が国になかった。
けれどライラのことだ。間違いなく踊れるに違いない。しがらみも世情も何も気にせず、離宮で好き勝手にしているようでいて、実に隙がないのだ。
そんなライラが王宮を離れてどこへ旅立とうとしているのか。
「……俺が手放すはずがねぇのに、あいつはまるっきり分かっていない」
苛立ちを込めて杖を握る。先端の金剛石は冷たく掌の体温を吸い取っていった。
■
離宮へと戻ったライラは、椅子の背に身を預けていた。壁にある柱時計よりも大きなオルゴールから、透き通るような音色が聞こえている。林檎の香りがする紅茶には秋採りの蜂蜜をたっぷり入れた。皿に盛られた花は、温室で咲いた秋桜。どれもライラの好みだが、食欲が湧かない。
ほう、とため息を漏らすと、侍女長が胸元のブローチを外してライラへ差し出した。
「ライラ様、ご気分が優れないようでしたらどうぞこちらをお使いください。古いだけの品でお恥ずかしいのですが、少しでもお慰めになれば……」
花をかたどったブローチだ。花弁には赤い石榴石、葉は金で作られている。
「ありがとう、ニルミーン」
「とんでもないことでございます」
ニルミーンと呼ばれた侍女長が目で合図を送ると、控えていた侍女が盆を運んでくる。
磨き布、磨き粉、刷毛、針のように細い木製の軸。それらを使って、ライラは丁寧にブローチを磨いていく。
自身がカラスのニケなので、光り輝くものへ心が引かれる。金でも銀でも石でもいい。くすんでいれば磨く。むしろその作業が好きだ。考えごとをするとき、心を静かにさせたいとき、ライラはこうして金属磨きに没頭する。
赤茶色に変色した金が手の内で輝きを取り戻し、息を吹き返し始めると、胸の内にかかっていた霞まで薄くなっていく。
作業の手を休ませずにライラは切り出した。
「ニルミーン、お前は随分長いことわたしに仕えてくれているな」
「王子妃殿下のころからですので、三十年近くでございますね」
光栄だと言わんばかりに、ニルミーンは目尻に皺を寄せて静かに微笑んだ。
「そろそろゆっくりさせてやりたいと思っていたが、後少しだけわたしに付き合ってほしいのだ。実はな、離婚も死別も陛下に却下されてしまった。この先も鳥かごの中に入っておけということらしい」
離宮は変わった様式で建てられている。屋根はつんと摘まんだような曲線で、温室も備えられているためにガラスが多く使われている。そのような外観から、主にライラを快く思わない愛妾たちは『鳥かご』と揶揄している。
「まあまあ、なんということでしょう。ライラ様、わたくしのことなどお気になさらないでくださいませ。わたくしは一人身で、健康にも問題ございませんし、望まれる限りお側におります。ですから、全てライラ様の良きようになさってくださいませ」
「そうか……。ありがとう」
「お礼には及びません。王妃殿下の侍女長として取り上げてくださったのも、子爵位を賜りましたのも、全てライラ様のお計らいではございませんか」
「大したことではない。道連れがほしかっただけだ」
仕上げにブローチを水洗いをして、乾いた布で拭き取る。ほら、とニルミーンへ返す。
「まるで新品でございますこと。いつもながら素晴らしいお手並みです」
「磨いただけで大げさな。だがこれのおかげで頭の中も整理できた」
ライラは、喜んでハムザが離婚を承諾すると思っていた。形だけのつまらぬ王妃を排除して、好みの愛妾を新しい王妃へ据えるだろうと。
けれどそうしなかった。ならば愛妾から王妃を選べば、貴族の派閥の均衡が崩れるのだろう。
ハムザが望んでいるのは、自分が王妃であることではなく、王妃の座を一時的であれ空席にしないことに違いない。
ライラの身はライラのものではない。治世者の思惑によって、戦の道具にも名ばかりの王妃にもさせられてしまう。
勢力争いなど勝手にすればいい。
十五歳でディルアに来てから三十余年。リガーレを守って貰った恩は、戦場で精算している。
「ニルミーン。明日からしばらくの間、本宮へ通うことにするから支度を頼む」
「では装いはいかがいたしましょう」
ディルアの宮廷はさほど堅苦しくない。平常の着衣は白シャツの決まりさえ押さえていれば問題ない。他は身分や階級を表した外套か装飾品があればいい。
ライラはくるぶしまである長い丈のシャツを着る。その上に刺繍の入った薄い貫頭衣。それがリガーレ式だ。
「ふんだんに刺繍が入ったのを出してくれ。そうだな、式典用の華美なものがいい」
「それはまた、支度のしがいがありますこと。一体何をなさるおつもりなのか、伺ってもよろしいでしょうか」
淹れ直された紅茶を口にして、ライラは緩んだように微笑む。
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