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第三十六話 雪原の大都市!
アヴァロン、再び!
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「お主は……アヴァロン!」
そう、そこにいたのはダウナー系お兄さんのアヴァロンだ! 雪山の山小屋から、久しぶりの再会である。
「えっアヴァロン! 本当だ⁉︎」
バンドにずっと気を取られていたナガレだが、ようやくそっちに気がついた。
「やー、オッスオッス。元気そーだね」
猫背に根暗な雰囲気、あの時の同じだ。
「おいっアヴァロン! あの時は何でいなくなったんだよ! 無事だったらよかったけど、妙なことしたんじゃないかってずっも不安だったんだぞ!」
「あー、ごめんね……。ぼく早起きでさ。吹雪が止んでたから、そのまま歩いて帰ったんだよ。雪積もってたから大変だったけど」
「……本当か?」
アヴァロンを訝しむレン。分かるっちゃ分かるが、アヴァロンが出たのならなぜ鍵がかかっていたのか、足跡がなかったのか、同じく早朝にやってきたジョーたちと合わなかったのか……。
「まぁ、無事でよかったのはそうじゃな」
「はは、そう言ってもらえるとありがてーわ」
「そんで……この二人はどう言う組み合わせ?」
アヴァロンとバンドに何か接点があるのだろうか? 案の定二人は首を横に振る。
「……知らん。こいつが急に話しかけてきた」
「ぼくだって知らないかな。失礼かもだけどー、あー……ヤバそうなやつがいたから声かけただけ。そのー、オモロそうかなーって」
「そ、そうなんだ」
キョトンとするナガレ。どうやら何があったのかは解説してくれなさそうだし、特に大した事件もなさそうである。
「……特訓できそうな場所は見繕ってある。この日難民キャンプを出て北に、大きなモミの木が生えている」
「おぉ、準備がいいなぁ」
(こんな怖い相手に、ナガレ君がフツーに喋っておる……)
「……そこならば、誰にも邪魔が入らない。だだっ広い雪原であり街にも近い。……そして何より、ここにお前をよく知るニンゲンはいない」
「えっ?」
バンドの言葉に驚くナガレ。スーもいるし、グエンとティロ、ラーナにイリヤにセルゲイも、スヴャーズ・ポルト所属の面々もいるのだが……?
「……その者たちは冒険者のことをよく知らない。たとえお前がアズラを使っても、それを怪しむ者はいない。……バッファローではお前の居住地だから、目立つことは避けるべきだった」
(あれ? バンド、今日はよく喋るな……)
「しかし、マリーオウはいずれ去ることとなる。ならばコソコソする必要もあまりない。鎧の男とお前が青い光の魔法を練習していても、いくらでも誤魔化しが効くだろう」
そう、そこにいたのはダウナー系お兄さんのアヴァロンだ! 雪山の山小屋から、久しぶりの再会である。
「えっアヴァロン! 本当だ⁉︎」
バンドにずっと気を取られていたナガレだが、ようやくそっちに気がついた。
「やー、オッスオッス。元気そーだね」
猫背に根暗な雰囲気、あの時の同じだ。
「おいっアヴァロン! あの時は何でいなくなったんだよ! 無事だったらよかったけど、妙なことしたんじゃないかってずっも不安だったんだぞ!」
「あー、ごめんね……。ぼく早起きでさ。吹雪が止んでたから、そのまま歩いて帰ったんだよ。雪積もってたから大変だったけど」
「……本当か?」
アヴァロンを訝しむレン。分かるっちゃ分かるが、アヴァロンが出たのならなぜ鍵がかかっていたのか、足跡がなかったのか、同じく早朝にやってきたジョーたちと合わなかったのか……。
「まぁ、無事でよかったのはそうじゃな」
「はは、そう言ってもらえるとありがてーわ」
「そんで……この二人はどう言う組み合わせ?」
アヴァロンとバンドに何か接点があるのだろうか? 案の定二人は首を横に振る。
「……知らん。こいつが急に話しかけてきた」
「ぼくだって知らないかな。失礼かもだけどー、あー……ヤバそうなやつがいたから声かけただけ。そのー、オモロそうかなーって」
「そ、そうなんだ」
キョトンとするナガレ。どうやら何があったのかは解説してくれなさそうだし、特に大した事件もなさそうである。
「……特訓できそうな場所は見繕ってある。この日難民キャンプを出て北に、大きなモミの木が生えている」
「おぉ、準備がいいなぁ」
(こんな怖い相手に、ナガレ君がフツーに喋っておる……)
「……そこならば、誰にも邪魔が入らない。だだっ広い雪原であり街にも近い。……そして何より、ここにお前をよく知るニンゲンはいない」
「えっ?」
バンドの言葉に驚くナガレ。スーもいるし、グエンとティロ、ラーナにイリヤにセルゲイも、スヴャーズ・ポルト所属の面々もいるのだが……?
「……その者たちは冒険者のことをよく知らない。たとえお前がアズラを使っても、それを怪しむ者はいない。……バッファローではお前の居住地だから、目立つことは避けるべきだった」
(あれ? バンド、今日はよく喋るな……)
「しかし、マリーオウはいずれ去ることとなる。ならばコソコソする必要もあまりない。鎧の男とお前が青い光の魔法を練習していても、いくらでも誤魔化しが効くだろう」
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