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第三十六話 雪原の大都市!
アヴァロンの危機?
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「あー……そりゃ無理だな。ナガレさんは強いし。それにジョー・アックスを倒すってなるとだいぶしんどいと思う。少なくとも無傷じゃあ無理だ」
そう言ってアヴァロンは肩をすくめる。
凄まじい殺気を叩きつけられている者の態度とは思えない。
「彼らには絆があるから、……絆の強さは、キミが一番知ってるんじゃないかな。バ・ン・ド・君……。ニンゲンの道を外れたキミと、ニンゲンでもない僕。のんびり話してみようよ」
「…………減らず口を。付き合ってられん」
バンドは唐突に殺気を放つのをやめた。
「だが……貴様が勝手に話すことくらいなら、聞いてやってもいい」
なんと、アヴァロンの意見を肯定した! その後ボソッと一言付け足す。
「……貴様のような上位存在と話せるのは、後にも先にも無いかもしれないが」
「いや……上位存在だなんて、止めてほしーかな。今アンタと戦ったら絶対負けると思うし」
「フン、どうだか。なぜなら貴様の真の姿は、あの恐ろしいーーーーーー」
~☆~☆~☆~☆~☆~
「おい! そこの優男!」
…………急に呼び止められ、アヴァロンの意識は現実に引き戻された。
ぼーっとしていて気がつかなかった。……彼の前に、五人くらいの男女が集まっていた。みんな少なからず武装しており体格も良い。
「あー、なんか用? ごめんごめん、考え事してたから」
「気色悪い奴だ。道路のど真ん中でニチャニチャ笑いやがって」
「ウケる。キモ陰キャじゃん」
どうやら思い出していた途中から、チンピラに囲まれていたらしい。
人相の悪い奴らに絡まれても、アヴァロンは全く動じない。すると正面にいる人相の悪い男が、ニヤリと笑った。
「なぁなぁ兄ちゃんよ。さっき褐色の女の子と話してたろ? じっと見てたけどなァ、あーゆー女の子タイプなんだよなぁ~」
一切の遠慮無く、アヴァロンの肩をガシッと掴む。野太いし力も強そうだ。
「紹介してくれよ、なぁ? 最近俺ら、クエストばっかでイラついてて、どっかでパーっと気晴らししてえわけよ」
「イケメンとか良い女引っ掛けて……ねぇ♡」
「俺らも誠意見せるからさー。それとも今ここで見せちゃった方がいいかー?」
意地汚く笑う女に、指の関節をバキバキ言わせる男衆。アヴァロンは少し考えた後「えーっと」と呟いた。
「……キミ、ロリコンなの?」
「あのちんちくりんのガキじゃねぇ! 銀髪褐色の女のことだよッ!」
「てめえ舐めてんの? 俺ら怒ると怖いよ?」
「スカしてんじゃねえよクソオス! あたしらが誰だか分かってんのか、あぁ?」
そう言ってアヴァロンは肩をすくめる。
凄まじい殺気を叩きつけられている者の態度とは思えない。
「彼らには絆があるから、……絆の強さは、キミが一番知ってるんじゃないかな。バ・ン・ド・君……。ニンゲンの道を外れたキミと、ニンゲンでもない僕。のんびり話してみようよ」
「…………減らず口を。付き合ってられん」
バンドは唐突に殺気を放つのをやめた。
「だが……貴様が勝手に話すことくらいなら、聞いてやってもいい」
なんと、アヴァロンの意見を肯定した! その後ボソッと一言付け足す。
「……貴様のような上位存在と話せるのは、後にも先にも無いかもしれないが」
「いや……上位存在だなんて、止めてほしーかな。今アンタと戦ったら絶対負けると思うし」
「フン、どうだか。なぜなら貴様の真の姿は、あの恐ろしいーーーーーー」
~☆~☆~☆~☆~☆~
「おい! そこの優男!」
…………急に呼び止められ、アヴァロンの意識は現実に引き戻された。
ぼーっとしていて気がつかなかった。……彼の前に、五人くらいの男女が集まっていた。みんな少なからず武装しており体格も良い。
「あー、なんか用? ごめんごめん、考え事してたから」
「気色悪い奴だ。道路のど真ん中でニチャニチャ笑いやがって」
「ウケる。キモ陰キャじゃん」
どうやら思い出していた途中から、チンピラに囲まれていたらしい。
人相の悪い奴らに絡まれても、アヴァロンは全く動じない。すると正面にいる人相の悪い男が、ニヤリと笑った。
「なぁなぁ兄ちゃんよ。さっき褐色の女の子と話してたろ? じっと見てたけどなァ、あーゆー女の子タイプなんだよなぁ~」
一切の遠慮無く、アヴァロンの肩をガシッと掴む。野太いし力も強そうだ。
「紹介してくれよ、なぁ? 最近俺ら、クエストばっかでイラついてて、どっかでパーっと気晴らししてえわけよ」
「イケメンとか良い女引っ掛けて……ねぇ♡」
「俺らも誠意見せるからさー。それとも今ここで見せちゃった方がいいかー?」
意地汚く笑う女に、指の関節をバキバキ言わせる男衆。アヴァロンは少し考えた後「えーっと」と呟いた。
「……キミ、ロリコンなの?」
「あのちんちくりんのガキじゃねぇ! 銀髪褐色の女のことだよッ!」
「てめえ舐めてんの? 俺ら怒ると怖いよ?」
「スカしてんじゃねえよクソオス! あたしらが誰だか分かってんのか、あぁ?」
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