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第三十六・五話 VSラグナロク・妖炎
ラグナロクの戦士?
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「……しかし、シルヴィアまで出てくるとは。マズイ事態になったな」
ジョーは腕を組み、深刻そうな表情で俯いた。苦虫を噛み潰したかのようだ。
「ジョー、知ってるのか? どういうヤツなんだ」
「……奴もラグナロク六連星の一人。通称『妖炎のシルヴィア』。炎属性魔法の使い手だ。性格はおおらかで明快。……そこまで悪いニンゲンではない」
「え、そうなのか?」
性格が悪いシエラと雰囲気が悪いモモを見てきたナガレは、想定外の言葉にきょとんとする。
「それが本当ならば、話せば分かってくれんかのう」
「……それは望み薄でしょう。シルヴィアはマッシバーに忠誠を誓っています。奴のためなら文字通り何でもするでしょう。アイツが来ると言ったなら、必ず来る」
「そうか……」
戦いは避けられない。それに自分たちがいかなければ、マリーオウ近くの難民キャンプで何が起こるかもわからない。
「……シルヴィアはラグナロクの中でもかなりの古株。死傷などで入れ替わりの激しいチームにおいて生き残ってきた歴戦の戦士です」
ビュオォォォォ! と強風が吹き付ける。
ナガレは咄嗟にレンのフードを掴んで踏ん張るが、ジョーは文字通りどこ吹く風と棒立ちしていた。
「……風が強い。明日まで続くかもしれないな。シルヴィアめ」
「え、風がどうかしたのか?」
「……シルヴィアは炎を操る魔法使いだ。待機のマナをこの身で吸収するためとか言って、常に露出が多い服装だ。……目に毒だな」
「へ、ほぇ~……」「ちょっナガレ君⁉︎」
ちょっと会うのが楽しみになってきたナガレ。レンがびっくりして見てくるのも無視!
「……そして、シルヴィアは……あー、うむ…………」
突然もったいつけるジョー。言うべきか言わないべきか迷っているようだ。
「なんだよ、早く言えよう。そのシルヴィアって人はどんな顔でどんな体なの?」
「下心満載かっ!」「い、いやいや! 敵を知るのは大切だから……」
「………………美女なんじゃないか。……………………そして肉体もグラマラスだ」
「へー、そうなんだー。戦うのが楽しみになってきたな!」
スタイル抜群の美女魔法使いとバトル! 少し楽しみになってきたナガレ。……だが心の中で一通り喜んだところで、ジョーがめちゃくちゃ口篭っていたのが気になった。
「なんだ? 訳アリのレディなの?」
「…………見たら分かる」
どうやら詳しくは言わないらしい。気になるが、それは明日のお楽しみ……じゃなくて、明日になれば分かることだろう。
ジョーは腕を組み、深刻そうな表情で俯いた。苦虫を噛み潰したかのようだ。
「ジョー、知ってるのか? どういうヤツなんだ」
「……奴もラグナロク六連星の一人。通称『妖炎のシルヴィア』。炎属性魔法の使い手だ。性格はおおらかで明快。……そこまで悪いニンゲンではない」
「え、そうなのか?」
性格が悪いシエラと雰囲気が悪いモモを見てきたナガレは、想定外の言葉にきょとんとする。
「それが本当ならば、話せば分かってくれんかのう」
「……それは望み薄でしょう。シルヴィアはマッシバーに忠誠を誓っています。奴のためなら文字通り何でもするでしょう。アイツが来ると言ったなら、必ず来る」
「そうか……」
戦いは避けられない。それに自分たちがいかなければ、マリーオウ近くの難民キャンプで何が起こるかもわからない。
「……シルヴィアはラグナロクの中でもかなりの古株。死傷などで入れ替わりの激しいチームにおいて生き残ってきた歴戦の戦士です」
ビュオォォォォ! と強風が吹き付ける。
ナガレは咄嗟にレンのフードを掴んで踏ん張るが、ジョーは文字通りどこ吹く風と棒立ちしていた。
「……風が強い。明日まで続くかもしれないな。シルヴィアめ」
「え、風がどうかしたのか?」
「……シルヴィアは炎を操る魔法使いだ。待機のマナをこの身で吸収するためとか言って、常に露出が多い服装だ。……目に毒だな」
「へ、ほぇ~……」「ちょっナガレ君⁉︎」
ちょっと会うのが楽しみになってきたナガレ。レンがびっくりして見てくるのも無視!
「……そして、シルヴィアは……あー、うむ…………」
突然もったいつけるジョー。言うべきか言わないべきか迷っているようだ。
「なんだよ、早く言えよう。そのシルヴィアって人はどんな顔でどんな体なの?」
「下心満載かっ!」「い、いやいや! 敵を知るのは大切だから……」
「………………美女なんじゃないか。……………………そして肉体もグラマラスだ」
「へー、そうなんだー。戦うのが楽しみになってきたな!」
スタイル抜群の美女魔法使いとバトル! 少し楽しみになってきたナガレ。……だが心の中で一通り喜んだところで、ジョーがめちゃくちゃ口篭っていたのが気になった。
「なんだ? 訳アリのレディなの?」
「…………見たら分かる」
どうやら詳しくは言わないらしい。気になるが、それは明日のお楽しみ……じゃなくて、明日になれば分かることだろう。
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