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第三十六・五話 VSラグナロク・妖炎
強み
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「まだまだァッ!」
だがシルヴィアもやられっぱなしではない。怯みつつも根性で踏ん張り、クロスカウンターのパンチを繰り出す。
ゴォォォォッ! と、文字通り燃える拳がナガレへ迫る!
「そうはいくかってんだよォーッ!」
グィッ……!
「あらぁ⁉︎」
しかしナガレはその腕を横から掴み、捻りを使った豪快な背負い投げを放つ。技巧を凝らして相手を動かすことは石猿流の基本中の基本!
ドザァッ!
「ぎゃんっ! ……ドラァッ!」
地面に倒れたシルヴィアだが、すぐさま反撃に出る。倒れたまま体を回転させダンスのような足払いを放つ……が、ナガレはぴょんと跳んで交わし、両足でのストンピング!
「くらえっ!」
ドガッ!
「グファ!」
しかし彼女もさるもので、咄嗟に両腕を固めてガードする。そして素早く足を振り回し、牽制しつつ起き上がった。
「や、やるじゃない。あれだけシャイボーイだと思ったのに、見直したわよ♡」
「余裕そうだな。でも次は仕留めるぞ!」
『オートキュアー』の効果で体力が回復している。ウィンクするシルヴィア……だが、額の傷はいまだに癒えていない。ナガレが与えたダメージが、回復を上回っている!
(くっ、なかなかやるわね……本当に。こりゃちょっとマズいかもしれないわ……!)
余裕そうなシルヴィアだが、内心では舌を巻いていた。
それもそのはず、さっきからシルヴィアの反撃がまともに当たっていない。
ナガレのゴリ押し気味の捨て身っぽい攻撃ならば、簡単に打ち返せると思っていた。しかし掠りはすれど、ほとんどは守られたり受け流されたり避けられたり……とまともに当たらない。
(捨て身の攻撃で攻め立てて、守りは防御力頼り……あーなるほど、アタシと一緒ね……)
オートキュアーに頼って、多少の被弾はものともしないシルヴィア。受け流しに頼って被弾を恐れず攻撃するナガレ。
「まさに意趣返し……気に入ったわ。そして……なおさら仲間に欲しくなったわんッ♡」
パシンッ! パシンッ!
「ん……!」
シルヴィアは自分の両頬を、強くパンパンと打った。そして、初めて本気の……美しさを求めていない、戦士の目でナガレを睨む。
「ほぉぉぉぉぉ……はぁぁぁぁぁ…………!」
ゴゴゴゴゴ……! と、まるで蜃気楼のようにシルヴィアの周囲がゆらめいた。それと同時に、未知の力が湧き上がってくるのを、その場の全員が感じ取る。
「な、なんじゃ?」「…………!」
動揺するレンを庇うジョー。ナガレも身構える前で…………?
だがシルヴィアもやられっぱなしではない。怯みつつも根性で踏ん張り、クロスカウンターのパンチを繰り出す。
ゴォォォォッ! と、文字通り燃える拳がナガレへ迫る!
「そうはいくかってんだよォーッ!」
グィッ……!
「あらぁ⁉︎」
しかしナガレはその腕を横から掴み、捻りを使った豪快な背負い投げを放つ。技巧を凝らして相手を動かすことは石猿流の基本中の基本!
ドザァッ!
「ぎゃんっ! ……ドラァッ!」
地面に倒れたシルヴィアだが、すぐさま反撃に出る。倒れたまま体を回転させダンスのような足払いを放つ……が、ナガレはぴょんと跳んで交わし、両足でのストンピング!
「くらえっ!」
ドガッ!
「グファ!」
しかし彼女もさるもので、咄嗟に両腕を固めてガードする。そして素早く足を振り回し、牽制しつつ起き上がった。
「や、やるじゃない。あれだけシャイボーイだと思ったのに、見直したわよ♡」
「余裕そうだな。でも次は仕留めるぞ!」
『オートキュアー』の効果で体力が回復している。ウィンクするシルヴィア……だが、額の傷はいまだに癒えていない。ナガレが与えたダメージが、回復を上回っている!
(くっ、なかなかやるわね……本当に。こりゃちょっとマズいかもしれないわ……!)
余裕そうなシルヴィアだが、内心では舌を巻いていた。
それもそのはず、さっきからシルヴィアの反撃がまともに当たっていない。
ナガレのゴリ押し気味の捨て身っぽい攻撃ならば、簡単に打ち返せると思っていた。しかし掠りはすれど、ほとんどは守られたり受け流されたり避けられたり……とまともに当たらない。
(捨て身の攻撃で攻め立てて、守りは防御力頼り……あーなるほど、アタシと一緒ね……)
オートキュアーに頼って、多少の被弾はものともしないシルヴィア。受け流しに頼って被弾を恐れず攻撃するナガレ。
「まさに意趣返し……気に入ったわ。そして……なおさら仲間に欲しくなったわんッ♡」
パシンッ! パシンッ!
「ん……!」
シルヴィアは自分の両頬を、強くパンパンと打った。そして、初めて本気の……美しさを求めていない、戦士の目でナガレを睨む。
「ほぉぉぉぉぉ……はぁぁぁぁぁ…………!」
ゴゴゴゴゴ……! と、まるで蜃気楼のようにシルヴィアの周囲がゆらめいた。それと同時に、未知の力が湧き上がってくるのを、その場の全員が感じ取る。
「な、なんじゃ?」「…………!」
動揺するレンを庇うジョー。ナガレも身構える前で…………?
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