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第三十七話 恐怖の盾なる用心棒
難民キャンプへ
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「そ、そんなネタはもういいっ! お前たち、早く準備をするのじゃ!」
顔を真っ赤にしたレンが叫んだ。
~☆~☆~☆~☆~☆~
というわけで、装備を着込んで武器も持って、避難民キャンプへやってきたエフォーツ一同とレン。
「なーにが『というわけで』なんだか」
「……だが、何かトラブルがあったんだろうか」
不思議そうなジョー。ナガレの実家はなかなかの名家である。(第三十六話)
大雑把な話しか聞いていない後輩たちも、ディーケーの地区へ来れば、それを実感せざるを得なかった。
「うひゃ~、こんな高級なテント、一つだって買えないッス」
「金持ちの集まりだにゃあ。それがこんなに……」
「いいなー、アタイの部屋より広そうだよー」
「こんだけたくさんあったら、溜まってるオトコの一人や二人いそうじゃない♡」
「お前はちったぁ懲りろ!」
シャットに全裸で逆さ吊りにされて蝋燭攻めのお仕置きをくらっていたニンフォ。
大の大人の従業員が泣き出すほどの修羅場だったが、全く懲りていない様子。
と言うわけで周囲の視線を集めながら進む。「坊っちゃんだ!」「また来てくれたんですね」と従業員やメイドさんが反応してくれて、ナガレはちょっと嬉しい。
そうして一番大きなテントに辿り着いた。ガーデンチェアを掃除していたパークレットが、こちらを見ると恭しくお辞儀する。
「ごきげんよう、坊っちゃ……ナガレ・ウエスト様。その仲間たちの方々も、よくぞ来てくださいました」
「この人がヒツジさんー? もっとモコモコだと思ってたのにー」
「ヒツジじゃなくて執事だよ、小鬼のガール」
隣のベンチに座っているセルゲイが、上等な葉巻をふかしながら、カッコつけてクールに笑う。その横には、茶菓子をムシャムシャ食べているイリヤも一緒だ。
「あ、おっさん! あたしにもなんかくれよぉ! イリヤとセルゲイが貰ってて、コイツを呼びに行ったあたしが貰えねーのはおかしーぞ」
「ああもちろんですとも、ミセス」
「おっサンキュー。……はぁ⁉︎」
そう言ってパークレットが手渡したのは……袋に入ったゼリービーンズだった。三人の中で最もショボい報酬に憤慨するラーナ。
「安心してくださいませ。……レモン味ももちろん入っています」
「え、マジ? ならいいや」
そう言って嬉しそうに袋を開け、ゼリービーンズをパクパク食べ始める。「てめーらにはやんねーぞ! ギャハハのハ~!」とか言って、誰も取ろうとしてないのに大事そうに持っていた。
「それはさておきパークレットさん。何かあったんですか?」
顔を真っ赤にしたレンが叫んだ。
~☆~☆~☆~☆~☆~
というわけで、装備を着込んで武器も持って、避難民キャンプへやってきたエフォーツ一同とレン。
「なーにが『というわけで』なんだか」
「……だが、何かトラブルがあったんだろうか」
不思議そうなジョー。ナガレの実家はなかなかの名家である。(第三十六話)
大雑把な話しか聞いていない後輩たちも、ディーケーの地区へ来れば、それを実感せざるを得なかった。
「うひゃ~、こんな高級なテント、一つだって買えないッス」
「金持ちの集まりだにゃあ。それがこんなに……」
「いいなー、アタイの部屋より広そうだよー」
「こんだけたくさんあったら、溜まってるオトコの一人や二人いそうじゃない♡」
「お前はちったぁ懲りろ!」
シャットに全裸で逆さ吊りにされて蝋燭攻めのお仕置きをくらっていたニンフォ。
大の大人の従業員が泣き出すほどの修羅場だったが、全く懲りていない様子。
と言うわけで周囲の視線を集めながら進む。「坊っちゃんだ!」「また来てくれたんですね」と従業員やメイドさんが反応してくれて、ナガレはちょっと嬉しい。
そうして一番大きなテントに辿り着いた。ガーデンチェアを掃除していたパークレットが、こちらを見ると恭しくお辞儀する。
「ごきげんよう、坊っちゃ……ナガレ・ウエスト様。その仲間たちの方々も、よくぞ来てくださいました」
「この人がヒツジさんー? もっとモコモコだと思ってたのにー」
「ヒツジじゃなくて執事だよ、小鬼のガール」
隣のベンチに座っているセルゲイが、上等な葉巻をふかしながら、カッコつけてクールに笑う。その横には、茶菓子をムシャムシャ食べているイリヤも一緒だ。
「あ、おっさん! あたしにもなんかくれよぉ! イリヤとセルゲイが貰ってて、コイツを呼びに行ったあたしが貰えねーのはおかしーぞ」
「ああもちろんですとも、ミセス」
「おっサンキュー。……はぁ⁉︎」
そう言ってパークレットが手渡したのは……袋に入ったゼリービーンズだった。三人の中で最もショボい報酬に憤慨するラーナ。
「安心してくださいませ。……レモン味ももちろん入っています」
「え、マジ? ならいいや」
そう言って嬉しそうに袋を開け、ゼリービーンズをパクパク食べ始める。「てめーらにはやんねーぞ! ギャハハのハ~!」とか言って、誰も取ろうとしてないのに大事そうに持っていた。
「それはさておきパークレットさん。何かあったんですか?」
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