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第四十話 クリスタル・ピックアックス
虹色のゴーレム
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「なんだって! そりゃあ本当なの⁉︎」
「おれたちが鉄鉱石を採掘してたら、突然虹色に光る鉱石を見つけたんだ。カケラの一つでも見せてみようとツルハシで削ったら、カシラが『やめろ!』って……」
「そしたら鉱石のあたりがボコボコにしやがって、突然虹色にピカピカ光るゴーレムが現れたんだ! ツルハシも折られてみんなやられそうになって、何とかここまで逃げてきたけど……」
「……ここで体力が尽きた。そしてベネットを連れたカシラとやらが、まだ奥にいると言うことだな」
ジョーのまとめに、オーク族たちは頷いた。
「虹色のゴーレム……ジュエルゴーレム! そんな珍しいモンスターが出てくるなんて、どれだけ掘り進めたのー⁉︎」
驚きの声を漏らすシャット。
「シャット、知ってるの?」
「炭坑じゃ有名なモンスターだよー。一生洞窟から出ずに過ごすゴーレムで、全身がたくさんの種類の鉱石でできてるんだー」
「ふむふむ」「それで、どうなんにゃあ。強いにゃ?」
「危険度はC級だけど、見た目は本当に鉱石だから、炭坑夫の人がうっかり刺激しちゃうことが多いんだよー。実際の危険度はもっと上じゃないかって昔から言われてる」
ジュエルゴーレムというモンスターを刺激したらしい。それにしてもシャットがここまで洞窟系に詳しいとは、さすがは小鬼族。
「普段は石ころみたいにじっとしてるけど、怒ったら怖いよー。駆除するならじっとしてるうちに、専用の道具でゴーレムの核を取っちゃった方がいい。でも一度暴れ出したらもう冒険者か兵隊を呼んだ方がいいかもねー」
「そりゃまずいな、すぐに助けに行かないと!」
このままではベネットが危ない。ナガレは「みんな、行こう!」と歩き出した。
「そのジュエルモンスターとやらをやっつけて、ベネットを助けるんだ! あとついでに、そのカシラとおかみさんとやらもね」
「か、カシラを助けてくれるのか! ありがてえ、俺たちが頼めた義理じゃないが、どうか任せたぜ!」
「カシラも口は悪くてぶっきらぼうだけど、悪いオーク族じゃないんだ。ニンゲンのダンナ、頼みます!」
「ミケ。コイツらが妙なことをしたら……」
「もう、そんなこと言われるくらいならついてくにゃあ!」
オーク族たちに見送られ、ナガレたち(そしてやっぱりミケも)は奥へと進んでいった。
~☆~☆~☆~☆~☆~
そうしてしばらく進む一向。上がることもあれば下がることもあり、洞窟はなかなか入り組んでいる。
「……酸欠の心配はなさそうだ。それに広くて安心した」
「同感ね。ほっそい穴を匍匐前進で移動するようなことが無くってよかったわ。私、閉所恐怖症なのよ! ブルブル……!」
「おれたちが鉄鉱石を採掘してたら、突然虹色に光る鉱石を見つけたんだ。カケラの一つでも見せてみようとツルハシで削ったら、カシラが『やめろ!』って……」
「そしたら鉱石のあたりがボコボコにしやがって、突然虹色にピカピカ光るゴーレムが現れたんだ! ツルハシも折られてみんなやられそうになって、何とかここまで逃げてきたけど……」
「……ここで体力が尽きた。そしてベネットを連れたカシラとやらが、まだ奥にいると言うことだな」
ジョーのまとめに、オーク族たちは頷いた。
「虹色のゴーレム……ジュエルゴーレム! そんな珍しいモンスターが出てくるなんて、どれだけ掘り進めたのー⁉︎」
驚きの声を漏らすシャット。
「シャット、知ってるの?」
「炭坑じゃ有名なモンスターだよー。一生洞窟から出ずに過ごすゴーレムで、全身がたくさんの種類の鉱石でできてるんだー」
「ふむふむ」「それで、どうなんにゃあ。強いにゃ?」
「危険度はC級だけど、見た目は本当に鉱石だから、炭坑夫の人がうっかり刺激しちゃうことが多いんだよー。実際の危険度はもっと上じゃないかって昔から言われてる」
ジュエルゴーレムというモンスターを刺激したらしい。それにしてもシャットがここまで洞窟系に詳しいとは、さすがは小鬼族。
「普段は石ころみたいにじっとしてるけど、怒ったら怖いよー。駆除するならじっとしてるうちに、専用の道具でゴーレムの核を取っちゃった方がいい。でも一度暴れ出したらもう冒険者か兵隊を呼んだ方がいいかもねー」
「そりゃまずいな、すぐに助けに行かないと!」
このままではベネットが危ない。ナガレは「みんな、行こう!」と歩き出した。
「そのジュエルモンスターとやらをやっつけて、ベネットを助けるんだ! あとついでに、そのカシラとおかみさんとやらもね」
「か、カシラを助けてくれるのか! ありがてえ、俺たちが頼めた義理じゃないが、どうか任せたぜ!」
「カシラも口は悪くてぶっきらぼうだけど、悪いオーク族じゃないんだ。ニンゲンのダンナ、頼みます!」
「ミケ。コイツらが妙なことをしたら……」
「もう、そんなこと言われるくらいならついてくにゃあ!」
オーク族たちに見送られ、ナガレたち(そしてやっぱりミケも)は奥へと進んでいった。
~☆~☆~☆~☆~☆~
そうしてしばらく進む一向。上がることもあれば下がることもあり、洞窟はなかなか入り組んでいる。
「……酸欠の心配はなさそうだ。それに広くて安心した」
「同感ね。ほっそい穴を匍匐前進で移動するようなことが無くってよかったわ。私、閉所恐怖症なのよ! ブルブル……!」
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