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第四十話 クリスタル・ピックアックス
鉱脈洞窟を進んで
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元々広い洞窟だったらしく、ところどころ木材で補強された、天然のトンネルのようだった。馬が数頭だって入れそうなほど広々とした一本道だった。
採掘済みなのか、折れたり削れたりしている鉱石をたくさん見かけることができた。岩にこびりついているもの、地面を転がっているもの、鍾乳石のように天井から垂れ下がっているもの……色とりどりの光が、ぼんやりと輝いている。
「これはライトニウム鉱石で、グラデウス、アラマサス鉱石……あ、ほらこれ、雫石! これはね~……」
シャットが片っ端から鉱石の紹介をしてくれるが、ナガレたちには何のことやらさっぱり分からない。
「……なぜ光っているんだ。これではランプもいらないくらいに明るいな」
「それはねー、魔力のおかげだよ。この辺りの鉱石は、大気中のマナに反応してぼんやり光るんだー。キラキラして美しい鉱石ってのは、本来マナが集まりやすいからねー」
「みんな、体調は大丈夫? 毒ガスとか出てなければいいけど……」
「大丈夫! ふーっ、薄暗くて気持ちいい……毒ガスがあれば、アタイがすぐに分かるからー!」
珍しくゴーグルを外したシャットが先頭に立ち、ナガレたちを導いてくれる。
「にしても洞窟の色が変わってきてるわね。だんだん外壁が黒くなってるような……」
「本来は洞窟だったのに、鉱脈があったから採掘場にしたんだねー。普通の洞窟にはよくあることだよー」
「崩落したりしないかなぁ……縁起でもないけど」
「添木がしっかりしてるからだいじょーぶ! アタイがいうんだから間違いないよ」
「……なんでシャットは、そんなに洞窟に詳しいんだ?」
「おじいちゃんが洞窟みたいな鉱山で働いてるんだもん。暇さえあれば遊びに行って、いろいろ聞いてたんだー」
好きこそものの上手なれ。シャットはおじいちゃんから教わったようだ。
カラカラカラ……カチャーン!
「おぉ、広いところに出たわね」
地面に落ちていたクリスタルを蹴っ飛ばしたところで、広々とした空間に出た。天井も結構高い。光を放つクリスタルも多く、まるでドラゴンでも住んでいるのかと言うほどの大きなスペースだった。
「すっごーい、とても綺麗ね……この世の景色とは思えないわ」
赤、黄、緑……それだけではなく紫、白、青とさまざまな光があった。色とりどりの光が反射しあって、壁や天井にまでカラフルに染め上げている。
オーク族たちもここを拠点にしていたのか、崩れたテントの残骸があたり一面に転がっていた。
採掘済みなのか、折れたり削れたりしている鉱石をたくさん見かけることができた。岩にこびりついているもの、地面を転がっているもの、鍾乳石のように天井から垂れ下がっているもの……色とりどりの光が、ぼんやりと輝いている。
「これはライトニウム鉱石で、グラデウス、アラマサス鉱石……あ、ほらこれ、雫石! これはね~……」
シャットが片っ端から鉱石の紹介をしてくれるが、ナガレたちには何のことやらさっぱり分からない。
「……なぜ光っているんだ。これではランプもいらないくらいに明るいな」
「それはねー、魔力のおかげだよ。この辺りの鉱石は、大気中のマナに反応してぼんやり光るんだー。キラキラして美しい鉱石ってのは、本来マナが集まりやすいからねー」
「みんな、体調は大丈夫? 毒ガスとか出てなければいいけど……」
「大丈夫! ふーっ、薄暗くて気持ちいい……毒ガスがあれば、アタイがすぐに分かるからー!」
珍しくゴーグルを外したシャットが先頭に立ち、ナガレたちを導いてくれる。
「にしても洞窟の色が変わってきてるわね。だんだん外壁が黒くなってるような……」
「本来は洞窟だったのに、鉱脈があったから採掘場にしたんだねー。普通の洞窟にはよくあることだよー」
「崩落したりしないかなぁ……縁起でもないけど」
「添木がしっかりしてるからだいじょーぶ! アタイがいうんだから間違いないよ」
「……なんでシャットは、そんなに洞窟に詳しいんだ?」
「おじいちゃんが洞窟みたいな鉱山で働いてるんだもん。暇さえあれば遊びに行って、いろいろ聞いてたんだー」
好きこそものの上手なれ。シャットはおじいちゃんから教わったようだ。
カラカラカラ……カチャーン!
「おぉ、広いところに出たわね」
地面に落ちていたクリスタルを蹴っ飛ばしたところで、広々とした空間に出た。天井も結構高い。光を放つクリスタルも多く、まるでドラゴンでも住んでいるのかと言うほどの大きなスペースだった。
「すっごーい、とても綺麗ね……この世の景色とは思えないわ」
赤、黄、緑……それだけではなく紫、白、青とさまざまな光があった。色とりどりの光が反射しあって、壁や天井にまでカラフルに染め上げている。
オーク族たちもここを拠点にしていたのか、崩れたテントの残骸があたり一面に転がっていた。
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