崩壊寸前のどん底冒険者ギルドに加入したオレ、解散の危機だろうと仲間と共に友情努力勝利で成り上がり

イミヅカ

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第四十一話 怪力と愚か者と家族愛と

ヒント発見?

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「へぇ、スーたちが……今度あったらお礼言っとかないと。それと、これからもよろしくって」
「……マスター、助かります」
「よいよい、それに残念ながらスー殿らは、私じゃなくてナガレ君のために動いてくれたんじゃ。ナガレ君のおかげだよ」
 レンはそう言って笑った。
「ほれみれぃ。君の過去も今となっては、そう悪いものでもなかったじゃろうて。スー殿やパークレット殿、従業員の方々と過ごした思い出が、今の私たちを助けてくれておる」
「…………もう、話を逸らさないでください」
 気まずそうに視線を外すナガレ。彼女の気遣いが、少し胸をチクリと刺す。
 その一方で、どこか気持ちが楽になるような気もしていた。

「……まぁ、それはさておきじゃ。なかなか重要そうなことが分かったんじゃなかろうか」
 レンはメモ帳を取り出し、近くの机でペンを走らせる。ナガレが話した雪の女王の伝説について書き記しているようだ。
「さらさらさら~ん……っと。これでよし」
「……『炎の勇者』『雪の女王の魔法』『雪の女王はどこで死んだのか』……。確かに、次の目的が決まったな。でかした、ナガレ」
 ジョーは親指を立ててサムズアップ。だがナガレは「うーん……」と上の空な返事をした。
「……何か気になることがあるのか?」
「この際じゃ、些細なことでもバカに思えるようなことでも良い。話してくれぬか」

「うん。実は……まだうろ覚えなんだ。多分さっき話したのはあってると思うけど……」
「うむ。私が把握しておるのも、大体そんな感じのお話だったのう」
「や、そうじゃなくて。んーーと……ずっと前に、オヤジとお袋とケンカする前の時で、資料集の方を読んだのを思い出した」
 なんとか記憶を探っているようで「んー……」「ぬー……」と、話が止まることが多い。

「いや、記憶違いかもしれないんだけど、確かその後のパートもあったような……」
「え?」「……なに?」
 キョトンとするレンとジョー。『めでたしめでたし』の後に続くエピローグがあったのだろうか?
「いや、やっぱりオレの記憶違いかも。でもうーん……分かんないなぁ。歴史上の伝説ではなんかもう一つか二つ、追加パートがあった気がするけど」
「追加のパートのう。勇者の後日談か雪の女王の最期か、はたまた前日譚じゃろうか。思い出せないのは残念じゃな」
「すいません、マスター」
「いやいや、それは良い。何を調べれば良いか分かった時点で儲け物じゃ」
 レンがそう言って、スクラップブックをナガレから受け取った。
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