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第三話 誇りとプライドを胸に
到着!
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~☆~☆~☆~☆~☆~
「シャッ! ギシャッ!」
ビュンッ……キィン!
「ぐうぅっ!」
相変わらず防戦一方のナガレ。受け流しが成功する訳もなく、ガードした手がビリビリ震える。体力もどんどん減っていく一方だった。
「くそ……」
しかしガラガラマムシはまだまだ元気。タネツ・ヒズマの攻撃は少なからずガラガラマムシにダメージを与えただろう。しかしそれでも削りきれないどころか、攻撃はどんどん熾烈さを増していく。
「まだだ……まだやれる。まだ終わってない!」
体勢を立て直したナガレにガラガラマムシが向き直る。
……その時突然、大きな頭の後ろの方に一つの影が見えた。
(えっ……! あ、あの時と同じだ……!)
空を切り裂き光るダガー。影に紛れる黒ずくめ、そして口元を隠す黒マスクは……。
「ジョーだ……ジョーが来てくれたんだ!」
「はぁぁぁぁぁぁっ!」
ジョーは空中でダガーを傾け力を溜める。その刃が、赤い光を帯び始めた……。狙いを定めた首筋に向けて一直線!
「……シャッ!」
しかし流石は危険度S級モンスター、ガラガラマムシは接近してくるジョーにギリギリで気付き、体を捩り回避する。しかしジョーは止まらない!
「せぇいっ!」
ブゥン!
ダガーを振り抜いた軌跡がそのまま赤い斬撃となり、ガラガラマムシの横っ面を切り裂いた! 鮮血が吹き出し、あの恐ろしい巨体が苦痛に叫ぶ!
「シャーッ⁉︎ シャーッシャーーッ!」
(ちいっ、仕留め損なったか!)
心中で毒吐きながら、華麗に着地するジョー。腰のベルトポーチから手のひらサイズの小さなボールを取り出す。それをガラガラマムシに投げつけ……すると爆音と共に破裂、黒い煙が噴き出した!
ドォン!
「キ⁉︎ ギギギッ⁉︎」
ただの煙では無い、結構熱めの水蒸気だ! 視界が遮られるだけでなく、熱によって蛇特有の感知機能も役に立たない。
「じ、ジョー……来て……くれたのか……」
ふらふらしながら立ち上がるナガレ。ジョーは素早く駆け寄り、ナガレに回復薬を手渡した。
「黙って飲め。他の二人にも飲ませてやりたいところだが、急いで来たから持ち合わせがない……こんな再会になるとはな」
「へ、へへへ……ありがとな……」
ビンを傾け、一息にぐぐーっと飲み干すナガレ。一気に体力が回復した……ような気がする。
「あ、あれ、なんなんだ……?」
ナガレはガラガラマムシを指差す。なぜか煙幕はその頭から離れる様子はなく、雲のようにずった張り付いている。
「煙幕を特殊な糊で濡らして、相手に張り付くようにしている。しばらく煙を放出していてくれるが、長くは持たない……今のうちに体勢を立て直せ」
そう言ってジョーは、ようやくナガレの方を見た。
「……すまない、遅くなった」
それを聞いたナガレは一瞬キョトンとして……それからニッと笑う。
「全く、ホントだぜ! おっそいぞジョー! いっぱい文句言いたいが、話は後だ。アイツをぶっ倒すの、手伝ってくれよ!」
マルチスタッフを再度構え直すナガレ。
『おい、まだやるつもりなのか?』
ジョーはそう言おうとしたが、口を突いて出たのは彼の、小さくも純粋な笑い声だった。
「フッ……ああ、言い訳は後だ!」
「へへ、そう来なくっちゃな!」
色々聞きたいナガレだったが、いざ実際に会うと、そんな気持ちも吹き飛んだ。共闘してガラガラマムシを倒す……闘志を燃やす彼ら二人の前に、野暮な言葉は要らなかったようだ。
「行くぞ、ナガレ!」
「行くぜ、ジョー!」
「シャッ! ギシャッ!」
ビュンッ……キィン!
「ぐうぅっ!」
相変わらず防戦一方のナガレ。受け流しが成功する訳もなく、ガードした手がビリビリ震える。体力もどんどん減っていく一方だった。
「くそ……」
しかしガラガラマムシはまだまだ元気。タネツ・ヒズマの攻撃は少なからずガラガラマムシにダメージを与えただろう。しかしそれでも削りきれないどころか、攻撃はどんどん熾烈さを増していく。
「まだだ……まだやれる。まだ終わってない!」
体勢を立て直したナガレにガラガラマムシが向き直る。
……その時突然、大きな頭の後ろの方に一つの影が見えた。
(えっ……! あ、あの時と同じだ……!)
空を切り裂き光るダガー。影に紛れる黒ずくめ、そして口元を隠す黒マスクは……。
「ジョーだ……ジョーが来てくれたんだ!」
「はぁぁぁぁぁぁっ!」
ジョーは空中でダガーを傾け力を溜める。その刃が、赤い光を帯び始めた……。狙いを定めた首筋に向けて一直線!
「……シャッ!」
しかし流石は危険度S級モンスター、ガラガラマムシは接近してくるジョーにギリギリで気付き、体を捩り回避する。しかしジョーは止まらない!
「せぇいっ!」
ブゥン!
ダガーを振り抜いた軌跡がそのまま赤い斬撃となり、ガラガラマムシの横っ面を切り裂いた! 鮮血が吹き出し、あの恐ろしい巨体が苦痛に叫ぶ!
「シャーッ⁉︎ シャーッシャーーッ!」
(ちいっ、仕留め損なったか!)
心中で毒吐きながら、華麗に着地するジョー。腰のベルトポーチから手のひらサイズの小さなボールを取り出す。それをガラガラマムシに投げつけ……すると爆音と共に破裂、黒い煙が噴き出した!
ドォン!
「キ⁉︎ ギギギッ⁉︎」
ただの煙では無い、結構熱めの水蒸気だ! 視界が遮られるだけでなく、熱によって蛇特有の感知機能も役に立たない。
「じ、ジョー……来て……くれたのか……」
ふらふらしながら立ち上がるナガレ。ジョーは素早く駆け寄り、ナガレに回復薬を手渡した。
「黙って飲め。他の二人にも飲ませてやりたいところだが、急いで来たから持ち合わせがない……こんな再会になるとはな」
「へ、へへへ……ありがとな……」
ビンを傾け、一息にぐぐーっと飲み干すナガレ。一気に体力が回復した……ような気がする。
「あ、あれ、なんなんだ……?」
ナガレはガラガラマムシを指差す。なぜか煙幕はその頭から離れる様子はなく、雲のようにずった張り付いている。
「煙幕を特殊な糊で濡らして、相手に張り付くようにしている。しばらく煙を放出していてくれるが、長くは持たない……今のうちに体勢を立て直せ」
そう言ってジョーは、ようやくナガレの方を見た。
「……すまない、遅くなった」
それを聞いたナガレは一瞬キョトンとして……それからニッと笑う。
「全く、ホントだぜ! おっそいぞジョー! いっぱい文句言いたいが、話は後だ。アイツをぶっ倒すの、手伝ってくれよ!」
マルチスタッフを再度構え直すナガレ。
『おい、まだやるつもりなのか?』
ジョーはそう言おうとしたが、口を突いて出たのは彼の、小さくも純粋な笑い声だった。
「フッ……ああ、言い訳は後だ!」
「へへ、そう来なくっちゃな!」
色々聞きたいナガレだったが、いざ実際に会うと、そんな気持ちも吹き飛んだ。共闘してガラガラマムシを倒す……闘志を燃やす彼ら二人の前に、野暮な言葉は要らなかったようだ。
「行くぞ、ナガレ!」
「行くぜ、ジョー!」
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