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第十一話 さらば、アタカンの子息
参上☆ラストハーレムズ
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急所となるボディ部分を防御するレオタードのようなアーマーに、あちこちピンクの装飾をつけている。フリルやらリボンやらスカートやらアクセサリーやら、絶対に冒険者にいらないものばかりだ。
特筆すべき点として……めちゃくちゃ顔が可愛い。大きくて可愛い目、小さくて可愛い口、透き通るような白で可愛い肌、ベージュ色で可愛いポニーテールヘア……。全部の形容詞に『可愛い』という単語がつくぐらいの美少女だ。
「「「うおぉぉぉぉぉぉ!」」」
「む、なんでしょう?」
その美少女が登場するなり、ギルド中の人々……主に男性多めが歓声を上げた。サニーは驚いてキョロキョロ周囲を見回す。
「クエストクリア、おめでとう! フローレンスちゃんなら出来ると思ってたよ☆」
「ッ……!」
モデルウォークで近づいてくる美少女。だがテンション高い美少女とは反対に、フローレンスはギクリとしたように硬直した。
「おや、どちら様でしょう? ……ナガレさん、ナガレさん? どうされました?」
サニーが聞いても、ナガレからの返事がない。そちらを見ると……ナガレは惚けたような顔でその美少女を見ていた。とっても顔が赤い。
「……ナガレさん?」
「……はっ! あまりの可愛さに見惚れてた……」
顔の前で手をフリフリすると、ナガレはようやく我に帰ったようだ。
「ナガレさん、あちらの方をご存じなのですか?」
「知ってる知ってる、メチャクチャ知ってる! 初めて知ってからめちゃめちゃ調べたもん!」
サニーが美少女を指差すと、ナガレはブンブン頷いた。……と、この会話がその美少女に聞こえていたようだ。
「あれれー? そこのエルフのお兄さん、私たちのことを知らないの?」
「はい」
「ズコー! お、お兄さんったら正直ね……☆」
わはははははははははっ!
たった二文字で片付けられ、可愛らしくオーバーリアクションでズッコケる美少女。それでもアイドルスマイルは忘れない。それに合わせてギャラリーのみんながドッと笑った。
「どうやら有名な人のようですね。いやあ私は田舎者でして、流行には疎いのです」
「な、なら自己紹介しなくっちゃ☆ トリゼラ! ナスタシア! さあカモーンヌ!」
美少女が声を上げると、シュババババッと二つの影が躍り出る。そして美少女をセンターに、二人の美少女が現れた!
(美少女美少女ってしつこくないですか?)
サニーがそんなことを考えているが、それも仕方がない。それくらいアピールする必要があるほど、絶世の美少女なのだ。
一人はクールな吊り目に、海のように青いストレートヘア。元気ハツラツな褐色肌に赤い眼差しでちょっぴり高身長の美少女だ。
もう一人は癒し系の垂れ目に、サクラのようなピンクのショートヘア。雪のように白い肌で透き通るような黒目でちっちゃい美少女。
「ブルーな髪はアナタを飲み込む大海原☆ ナンバースリー・トリゼラ!」
「ピンクのココロでアナタを癒しますっ☆ ナンバーツー・ナスタシア!」
「そしてこの私っ! ミルキーウェイブな歌声で、世界中のみんなを癒しますっ☆ みんなのリーダー・トレメイン!」
「「「セカイのみんなをトリコに☆ 我ら『ラストハーレムズ』!」」」
わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
「エルフのお兄さん、これからもヨロシクねっ☆」
「自己紹介はもう少し完結にした方が良いかと思われます」
「あ……あーん辛辣っ☆」
……ギャラリーは大盛り上がりだが、どうもエルフの感性ではピンと来なかったようだ。
特筆すべき点として……めちゃくちゃ顔が可愛い。大きくて可愛い目、小さくて可愛い口、透き通るような白で可愛い肌、ベージュ色で可愛いポニーテールヘア……。全部の形容詞に『可愛い』という単語がつくぐらいの美少女だ。
「「「うおぉぉぉぉぉぉ!」」」
「む、なんでしょう?」
その美少女が登場するなり、ギルド中の人々……主に男性多めが歓声を上げた。サニーは驚いてキョロキョロ周囲を見回す。
「クエストクリア、おめでとう! フローレンスちゃんなら出来ると思ってたよ☆」
「ッ……!」
モデルウォークで近づいてくる美少女。だがテンション高い美少女とは反対に、フローレンスはギクリとしたように硬直した。
「おや、どちら様でしょう? ……ナガレさん、ナガレさん? どうされました?」
サニーが聞いても、ナガレからの返事がない。そちらを見ると……ナガレは惚けたような顔でその美少女を見ていた。とっても顔が赤い。
「……ナガレさん?」
「……はっ! あまりの可愛さに見惚れてた……」
顔の前で手をフリフリすると、ナガレはようやく我に帰ったようだ。
「ナガレさん、あちらの方をご存じなのですか?」
「知ってる知ってる、メチャクチャ知ってる! 初めて知ってからめちゃめちゃ調べたもん!」
サニーが美少女を指差すと、ナガレはブンブン頷いた。……と、この会話がその美少女に聞こえていたようだ。
「あれれー? そこのエルフのお兄さん、私たちのことを知らないの?」
「はい」
「ズコー! お、お兄さんったら正直ね……☆」
わはははははははははっ!
たった二文字で片付けられ、可愛らしくオーバーリアクションでズッコケる美少女。それでもアイドルスマイルは忘れない。それに合わせてギャラリーのみんながドッと笑った。
「どうやら有名な人のようですね。いやあ私は田舎者でして、流行には疎いのです」
「な、なら自己紹介しなくっちゃ☆ トリゼラ! ナスタシア! さあカモーンヌ!」
美少女が声を上げると、シュババババッと二つの影が躍り出る。そして美少女をセンターに、二人の美少女が現れた!
(美少女美少女ってしつこくないですか?)
サニーがそんなことを考えているが、それも仕方がない。それくらいアピールする必要があるほど、絶世の美少女なのだ。
一人はクールな吊り目に、海のように青いストレートヘア。元気ハツラツな褐色肌に赤い眼差しでちょっぴり高身長の美少女だ。
もう一人は癒し系の垂れ目に、サクラのようなピンクのショートヘア。雪のように白い肌で透き通るような黒目でちっちゃい美少女。
「ブルーな髪はアナタを飲み込む大海原☆ ナンバースリー・トリゼラ!」
「ピンクのココロでアナタを癒しますっ☆ ナンバーツー・ナスタシア!」
「そしてこの私っ! ミルキーウェイブな歌声で、世界中のみんなを癒しますっ☆ みんなのリーダー・トレメイン!」
「「「セカイのみんなをトリコに☆ 我ら『ラストハーレムズ』!」」」
わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
「エルフのお兄さん、これからもヨロシクねっ☆」
「自己紹介はもう少し完結にした方が良いかと思われます」
「あ……あーん辛辣っ☆」
……ギャラリーは大盛り上がりだが、どうもエルフの感性ではピンと来なかったようだ。
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