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第十二話 猛き冠、森林の蹄
激突! 猛き将軍の冠
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「フーッ! フォーーーーッ!」
「さぁ行くぞっ!」
ナガレは素早くマルチスタッフを振り上げる。それと同時にジェネラルディールもこちらへ向き直った。
「はぁっ!」
「ピィー!」
ガキィンッ!
ナガレの振り下ろしとジェネラルディールのツノがぶつかり金属音を立てる。
「ピイーッ!」
「こなくそっ!」
反撃に放ってきたタックルを、ナガレはしなやかなバク転で回避した。フリフリの鎧を着ているとは思えないほどスマートな動きだ。
「フォーッ!」
しかしジェネラルディールは首を振り回し、ツノでナガレを切り裂こうとする。それをナガレはマルチスタッフで片っ端から受け流す!
「フーッ!」
ブンッ!
「だぁっ!」
キィン!
「ピィッ!」
ドスドスドスッ!
「まだまだぁっ!」
キンキンキィン!
「フーッ! フーッ!」
「だりゃあぁぁっ!」
キィン! キィン! キィン!
お互い攻撃と防御を激しく撃ち合う攻防戦だ。凄まじいツノの一撃は、フローレンスより力の劣るナガレではとても受け止めきれない。だが足のステップを使い、うまく衝撃を流して防御する!
「石猿流棒術直伝、オレの受け流しを舐めるなよっ!」
「フォーッ!」
このままでは埒が開かないと考えたのか、ジェネラルディールは素早いギャロップで距離を取った。そして頭を下げてツノを向ける。必殺の突進だ!
「来るか! ようし、勝負だ!」
「フーッ!」
ダッダッダッダッダッ!
ジェネラルディールは凄まじい勢いで突進してくる。みるみる影が近づくにつれて、薄暗い森林でも二本の尖ったツノが、ナガレを貫こうと鈍く光って見えた。
(落ち着け、受け流しのミソは冷静さだ。どんな攻撃も力ではなく、技術で受け止め後ろに逸らす! ……見えたっ、ここだぁ!)
ツノが間近に迫った瞬間、マルチスタッフが流れるように動く。まるで闘牛士のように長棒を操って、ツノに引っ掛け後ろに受け流す!
キィン……!
その音はとても静かなものだったが、フローレンスの、そしてナガレの耳には確かに聞こえた。
「ピィッ……⁉︎」
ジェネラルディールの体が少しブレて、ナガレの横を通り過ぎていく。尖った大きなツノは、ナガレに掠りもしなかった。
ズザザッ……。
急停止しようとしたジェネラルディールだが、その直後ナガレが向き直り大地を蹴った。隙だらけのお尻を踏み台にして跳躍、ジェネラルディールの目の前に着地する!
「ピッ……」
目の前に現れたナガレに驚いて硬直するジェネラルディール。だがナガレは背中を向けたままマルチスタッフを振り回し、思い切り背後に突きを放つ。狙いは……その立派なツノの合間にある脳天だ!
「これで終わりだっ! 石猿流棒術・牛魔壊ーッ!」
パキィン!
パキポキミシッ……!
狙い澄ました一撃は、ジェネラルディールの頭蓋骨を砕いてしまった。ミシミシと嫌な音を立てて、マルチスタッフが脳天にのめり込む。
「…………」
ナガレは無言で振り向き、腕に力を入れてマルチスタッフを引き抜いた。返り血が飛び散っても気にしない。
ジェネラルディールは少しの間立ち尽くしていたが……すぐにドサっと倒れ伏した。
ジェネラルディールの討伐成功だ。
「さぁ行くぞっ!」
ナガレは素早くマルチスタッフを振り上げる。それと同時にジェネラルディールもこちらへ向き直った。
「はぁっ!」
「ピィー!」
ガキィンッ!
ナガレの振り下ろしとジェネラルディールのツノがぶつかり金属音を立てる。
「ピイーッ!」
「こなくそっ!」
反撃に放ってきたタックルを、ナガレはしなやかなバク転で回避した。フリフリの鎧を着ているとは思えないほどスマートな動きだ。
「フォーッ!」
しかしジェネラルディールは首を振り回し、ツノでナガレを切り裂こうとする。それをナガレはマルチスタッフで片っ端から受け流す!
「フーッ!」
ブンッ!
「だぁっ!」
キィン!
「ピィッ!」
ドスドスドスッ!
「まだまだぁっ!」
キンキンキィン!
「フーッ! フーッ!」
「だりゃあぁぁっ!」
キィン! キィン! キィン!
お互い攻撃と防御を激しく撃ち合う攻防戦だ。凄まじいツノの一撃は、フローレンスより力の劣るナガレではとても受け止めきれない。だが足のステップを使い、うまく衝撃を流して防御する!
「石猿流棒術直伝、オレの受け流しを舐めるなよっ!」
「フォーッ!」
このままでは埒が開かないと考えたのか、ジェネラルディールは素早いギャロップで距離を取った。そして頭を下げてツノを向ける。必殺の突進だ!
「来るか! ようし、勝負だ!」
「フーッ!」
ダッダッダッダッダッ!
ジェネラルディールは凄まじい勢いで突進してくる。みるみる影が近づくにつれて、薄暗い森林でも二本の尖ったツノが、ナガレを貫こうと鈍く光って見えた。
(落ち着け、受け流しのミソは冷静さだ。どんな攻撃も力ではなく、技術で受け止め後ろに逸らす! ……見えたっ、ここだぁ!)
ツノが間近に迫った瞬間、マルチスタッフが流れるように動く。まるで闘牛士のように長棒を操って、ツノに引っ掛け後ろに受け流す!
キィン……!
その音はとても静かなものだったが、フローレンスの、そしてナガレの耳には確かに聞こえた。
「ピィッ……⁉︎」
ジェネラルディールの体が少しブレて、ナガレの横を通り過ぎていく。尖った大きなツノは、ナガレに掠りもしなかった。
ズザザッ……。
急停止しようとしたジェネラルディールだが、その直後ナガレが向き直り大地を蹴った。隙だらけのお尻を踏み台にして跳躍、ジェネラルディールの目の前に着地する!
「ピッ……」
目の前に現れたナガレに驚いて硬直するジェネラルディール。だがナガレは背中を向けたままマルチスタッフを振り回し、思い切り背後に突きを放つ。狙いは……その立派なツノの合間にある脳天だ!
「これで終わりだっ! 石猿流棒術・牛魔壊ーッ!」
パキィン!
パキポキミシッ……!
狙い澄ました一撃は、ジェネラルディールの頭蓋骨を砕いてしまった。ミシミシと嫌な音を立てて、マルチスタッフが脳天にのめり込む。
「…………」
ナガレは無言で振り向き、腕に力を入れてマルチスタッフを引き抜いた。返り血が飛び散っても気にしない。
ジェネラルディールは少しの間立ち尽くしていたが……すぐにドサっと倒れ伏した。
ジェネラルディールの討伐成功だ。
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