崩壊寸前のどん底冒険者ギルドに加入したオレ、解散の危機だろうと仲間と共に友情努力勝利で成り上がり

イミヅカ

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第十五話 リトル・ドラゴンスレイヤー

ステ振りチェック

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「ナガレさん、最近来てくれなくてヒドイですー。ジョーさんに聞いてみても『……出かけているから、俺は知らん』の一点張りだったんですー。どこ行ってたんですかー?」
「へへっ、ちょっと野暮用でな。イチコさんは元気そう?」
「あー、センパイもチャント元気ですよー。この前も『なかなか行けるじゃない』とか言って、書類の紙をむしゃむしゃつまみ食いしてました」
(さすがはヒツジ!)
 元気そうなら何よりである。するとドロシーはナガレの背中を押して、スキルウォッチャーへ進ませ始めた。
「てなわけでスキル見ていきましょーよ! さあさあ!」
「うわわ、分かった分かった。最近ドロシーが『スキル見る人』になってきてるよ」
「最近出番がないドクター・マディソンよりかはマシですー! 欲を言えばもっとナガレさんと二人きりのシーン欲しいですけどー」
 と言う訳で、いつもの胡散臭いテントに入る。改良が進められてきたようで、木材で高床式になっていた。テントというより家みたいになってきている。
「みんなで頑張って床を作ったんですよねー。あの時は手伝ってくださり、ありがとうございましたー」
「良いって、お礼はちゃんともらったんだからさ。……あれ、イチコさんは?」
「買い足しに行ってもらってますー。でもどーせサボってるし、すぐには帰って来ませんよー」
 そんなやり取りをしながら、いつも通り水晶に手を添えるナガレ。いつも通りドロシーが呪文を唱える。
「巻きでいきますよー! ルエミールラカチ! 力を示したまへ~!」
 パァァ……。
 水晶玉が綺麗に輝いた。ドロシーはそれをのぞき込み、紙に記していく。
「はいはい、こんな感じですー」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 氏名:ナガレ・ウエスト
 武器:改造マルチスタッフ

 技能鑑定:
 体力C
 攻撃D-
 防御B+
 魔力D
 魔法防御B+
 素早さD

 所持スキル:
 闘魂(中)
 防御上手
 持久(小)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「……なんか、あんまりパッとしないね」
「成長自体はちゃんとしてるみたいですけと……」
 二人で目を合わせ、困ったようにため息をついた。三ヶ月くらい前に測った時から若干成長しているのだが、変化がイマイチわかりにくい……。ラストハーレムズへの潜入期間は、いつもやっているような無茶な特訓ができなかったのも要因だろう。
「もっと頑張らなきゃダメか。よーし! 今日から特訓やってやるぞ!」
「さすがナガレさんー! その何にでも前向きな性格尊敬しますー! ……でも、武器も鎧もないのにどんな特訓するんですかー?」
「あ。……そ、そりゃ走ったり、筋力トレーニングしたり……」
「でも、それだっていつも鎧着てやってましたよねー」
「……ええっと、あ、明日から頑張るぞー!」
「……なんか一気にカッコ悪くなりましたね」
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