崩壊寸前のどん底冒険者ギルドに加入したオレ、解散の危機だろうと仲間と共に友情努力勝利で成り上がり

イミヅカ

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第二十三話 希望と絶望の復活

闇の必殺技

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「くひひ……そうかそうか。綺麗な花火が上がるでぇこりゃ」
「あうー?」
「それじゃ戻るね♪ 冒険者たちもさよなら♪ あの世で先に待っててね♪」
 なんとあっさり背中を向けて、一瞬で消えてしまう。ペトロは冒険者たちをギロリと睨みつけてから、奥へ走り出した。
「覚えてらっしゃい、冒険者! このままで終わると思わないでくださいませ……!」
「誰が逃すか! 貴様ら全員皆殺しだ!」
 ジョーがその後を追おうとする……が、その直後ソラルの刀が黒く輝き出す!

 ゴゴゴゴゴ……!
「う……⁉︎」
 空気を揺るがすほどのプレッシャーに立ち止まるジョー。いや、実際に洞窟が揺れている!
「奴は仲間を逃したんだ。もしかしたら……必殺技か⁉︎」
「お、おいおいなんだかヤバそうだぞ!」
 そんな言い合いをしている間にも、どんどん刀は黒くなっていく。
 バシュンッ!

 そして低い音と共に、ソラルの足元に突然紫の魔法陣が出現。ソラルが力を溜めると共に、どんどん大きくなっていく……。
「く、逃すか……っ!」
 額に汗を流しつつも駆け出すジョーだが、その直後ソラルがカッと目を見開く。そしてジョーと、ナガレたちを睨みつけた。

「早くここを立ち去るがいい! ……この世から存在ごと消えたくなければ!」
「な、なに?」

「もう、我らに関わるなぁっ!」
 しわがれた怒鳴り声でそう叫ぶと同時に、刀を地面に、魔法陣の中心へ突き刺す。すると……。

 ドォンッ!
 ゴォォォォーーーーッ!

「「「うわぁーっ⁉︎」」」
 凄まじい風圧と共に、紫色の光が魔法陣から飛び出した! まるで柱のように魔法陣から上へ伸び、それがどんどん広く大きくなっていく。ソラルはまだこちらを睨みつけていたが、すぐ光に飲まれてしまった。
 ゴロゴロ後ろへ転がったナガレたち。ジョーは顔を腕で庇いつつ、それでも気丈に紫の光の柱を睨みつける。
「な……く、くだらん賑やかしだ!」
 ダンッッッ!
 そのまま駆け出し、肥大化する光の柱を切り付けようとして……。

「ああもう、いい加減にしてっ!」
 ガシィッ!
「ぐわ⁉︎」
 フローレンスに首根っこを掴まれ、柱の直前で空中停止! しかし腕の動きは止まらず、ダガーが光柱へ突き刺さる。

 ザシュッ……!
 まるでスポンジを切り裂くような手応えのなさ。後ろに引っ張られ尻餅をつくジョーだが、ふと手元のダガーがヤケに軽いことへ気がついた。
「ん? ……な、なんだと!」
「え、なんだよ……えぇーーーーっ⁉︎」

 なんと……光の柱を切りつけたダガーの刀身がまるまる消滅している! まるで剣の達人が鉄を切ったように、綺麗な刃の断面図があった。
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