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第二十三話 希望と絶望の復活
こんな形で王都へ
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そうして果てしない大荒野を抜け、草原地帯を渡り……王都アルファダムへやって来たナガレたち。ドラゴンの襲撃にも耐えそうな、大きく巨大な街を覆う障壁が目に入った。
そして壁の中に聳え立つ難攻不落の要塞・ガンマークル城も……。
……だが、ナガレたちが見られたのはこれだけだった。人の目を気にしてくれたのか、騎士の皆様が馬車の上から幌を被せてしまい、扉もピッチリ閉められて、外の景色を全く見られなかったのだ。
「賑やかなんだろうなぁ、外。観光したいなぁ、アルファダム」
「……まさか囚人として、王都にやってくる羽目になるとは。誤解だとはいえ、嫌な体験をしたな」
「私たちの馬車、きっとみんなに見られてますよ。注目されて良かったですね、ケンガ」
「からかってんだろお前」
そんなことを四人で話していると、馬車がガタン……と揺れて止まる。
「もう大丈夫。ガンマークル場内へ入りました。出て来ても大丈夫ですよ」
騎士さんに言われて、四人とも馬車を降りる。すぐ隣に止まっている馬車から、タネツたちも降りてきた。
整備された広場のようだが、高く頑丈な壁に囲まれている。どうやら軍の演習場のようだ。
「あ、サニー! ケガは大丈夫か!」
「ナガレさん。……ええ、ずいぶん良くなりました」
見ればサニーもだいぶ元気になっている。一時は心配だったが、回復して良かった。
「これより我々は、上の者へ事態を報告してくる。そこで頼みなんだが、冒険者殿の誰かが共に来てくれないだろうか」
「事態を見てくださっていた皆様が来てくだされば、間違いのないように伝えられるのですが」
「そうだな……誰が行く?」
みんなで顔を見合わせる。するとサニーが挙手した。
「……私が行きます。自分で言うのもなんですが、私はエルフなので信頼されやすいでしょう」
「……ならば、俺も行く」
すぐにジョーが反応した。
「……俺はこいつをまだ信用していない。妙なことを口走らないように監視しておく必要がある」
「は、はぁ。私は構いませんが」
サニーがちょっと困り顔でそう言って、騎士は頷いた。
「よかろう。それでは二人、ついて来い。一応言っておくが、逃げようなんて思うなよ。お前たちは監視されているんだ」
「はいはい、逃げませんよ」
「……」
武装した数人の騎士に囲まれて、城へ入っていく、準備されたシンプルなシャツとズボンを着たサニーとジョー。
ナガレたちも心配だったが、他の騎士ざ待機室に案内してくれたので、時々振り返りつつ歩いて行った。
そして壁の中に聳え立つ難攻不落の要塞・ガンマークル城も……。
……だが、ナガレたちが見られたのはこれだけだった。人の目を気にしてくれたのか、騎士の皆様が馬車の上から幌を被せてしまい、扉もピッチリ閉められて、外の景色を全く見られなかったのだ。
「賑やかなんだろうなぁ、外。観光したいなぁ、アルファダム」
「……まさか囚人として、王都にやってくる羽目になるとは。誤解だとはいえ、嫌な体験をしたな」
「私たちの馬車、きっとみんなに見られてますよ。注目されて良かったですね、ケンガ」
「からかってんだろお前」
そんなことを四人で話していると、馬車がガタン……と揺れて止まる。
「もう大丈夫。ガンマークル場内へ入りました。出て来ても大丈夫ですよ」
騎士さんに言われて、四人とも馬車を降りる。すぐ隣に止まっている馬車から、タネツたちも降りてきた。
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「あ、サニー! ケガは大丈夫か!」
「ナガレさん。……ええ、ずいぶん良くなりました」
見ればサニーもだいぶ元気になっている。一時は心配だったが、回復して良かった。
「これより我々は、上の者へ事態を報告してくる。そこで頼みなんだが、冒険者殿の誰かが共に来てくれないだろうか」
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「そうだな……誰が行く?」
みんなで顔を見合わせる。するとサニーが挙手した。
「……私が行きます。自分で言うのもなんですが、私はエルフなので信頼されやすいでしょう」
「……ならば、俺も行く」
すぐにジョーが反応した。
「……俺はこいつをまだ信用していない。妙なことを口走らないように監視しておく必要がある」
「は、はぁ。私は構いませんが」
サニーがちょっと困り顔でそう言って、騎士は頷いた。
「よかろう。それでは二人、ついて来い。一応言っておくが、逃げようなんて思うなよ。お前たちは監視されているんだ」
「はいはい、逃げませんよ」
「……」
武装した数人の騎士に囲まれて、城へ入っていく、準備されたシンプルなシャツとズボンを着たサニーとジョー。
ナガレたちも心配だったが、他の騎士ざ待機室に案内してくれたので、時々振り返りつつ歩いて行った。
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