崩壊寸前のどん底冒険者ギルドに加入したオレ、解散の危機だろうと仲間と共に友情努力勝利で成り上がり

イミヅカ

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第二十四話 存続のギルド!

︎淫魔ニンフォ

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 呆然とするマディソン。ニンフォは『ガンッ!』とベッドを叩いて立ち上がり、ビキニみたいに寒そうな格好のままつかつかとマディソンに詰め寄った。
「こんなドチャクソむちむちの女の子が気ぃ失って寝てるのよ! しかもサキュバスが! おじさま知ってる⁉︎ サキュバスってねぇ、がなければ妊娠しないの! 無責任で(ピー)できるのに! (ピー)して(ピー)なのに!」
「え、ちょ、ちょっと落ち着きたまえ。ミス・リビドーム。君は一体何を言って……」
「おじさま、ロリ(ピー)なの⁉︎ それとも熟女(ピー)って感じ⁉︎ ……あーそーだ! 私に魅力を感じなかったんでしょ! はいはいどーせ私はブスですよ! ブッサイクで悪かったですねぇン⁉︎」
 胸元を人差し指で指でガンガン刺されながらガン詰めされてマディソンはタジタジだった。涼しい顔の礼儀作法も、相手が最初から話を聞いてくれなければ意味がない。
「そ、そんなことないとも! ミス・リビドームはとても魅力的な女性で……た、ただ私にはもう心に決めた人が……」
「んなもんカンケーないでしょ! サキュバスは浮気じゃないの!」
「いや浮気でしょ。逆(ピー)だろ」
「ミスター・ウエストまで⁉︎」
「ホラ紳士なんでしょ! (ピー)な方の真摯になってよねぇほらあぁん!」
「も、もう連れて帰ってくれたまえ……あれ、ミスター・ウエスト? ウエストさん?」
 もうお手上げ状態のマディソンだが、横を向いてもナガレの姿がなかった。周囲を探すと……今まさにドアを閉めようとしているナガレと、バッチリ目があった。
「ちょーっ⁉︎」
「…………」
 パタン……。

 マディソンの叫びも虚しく扉が静かに閉められる。そして背後から溢れるプレッシャー……。
「お・じ・さ・ま? ……私ぃ、とってもお腹が減ってるの。……クソボケ発動はナシだよ。サキュバスを(ピー)か、魔族に(ピー)されるか。どうせならおじさまに選ばせてあげる。……力づくで抑えられる相手なら、魅了なんて必要ないし」

(……これ、詰んだ?)
 はい。


~☆~☆~☆~☆~☆~


 さて、何食わぬ顔で病院を抜け出したナガレ。もう特訓は終わっているだろうか?
「おーいナガレ君」
 そんなことを考えていると、誰かに呼び止められる。振り向くとそこには、レンがちょこんと立っていた。今日はいつものローブの下に、カジュアルな紺色のオーバーオールとボーダーのTシャツを着ている。ベレー帽もそのままだ。
 そして首には、緑のマフラーが揺れていた。
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