崩壊寸前のどん底冒険者ギルドに加入したオレ、解散の危機だろうと仲間と共に友情努力勝利で成り上がり

イミヅカ

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第二十五話 リベンジ! スカルクリーチャー

ロイヤルナイツ

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 コンコンコン! と、ドアがノックされた。強過ぎず弱過ぎず、お手本のようなノック音だ。
「……ん? 誰だ、こんな時に」
「冒険者の誰かかの?」
 早速アルクルが向かう……が、ドアの近くで立ち止まった。そこから、彼の緩かった雰囲気がサッと引き締まる。不思議に思ったナガレがレンを見ると、彼女もまた口を引き集中した表情になっていた。
「数人だな。しかもこいつぁ、なかなかやるようだ。何モンだ?」
「アルクル。そなたも感じておったか。邪な気配は感じぬが、一応警戒を怠るな」
「……?」
 二人で話されても、ナガレにはピンと来ない。何をそんなに怖がっているのだろうか?

「この感じ、冒険者じゃないな。どこのどなただい?」

「私はロードバッツ王国より派遣された騎士団『ロイヤルナイツ』団長、クリストフ! ギルドマスター様にご挨拶へ伺った! ドアを開けていただきたい」
「き、騎士ぃ?」
 キョトンとするアルクル。レンとナガレも顔を見合わせた。
「は、はいはいただいま開けますよっと」
 ドアを開けて、その人物を中へ招き入れるアルクル。すると、銀色のクールでゴツいプレートアーマーを着て腰に帯剣した数人の男女が入ってきた。
 その先頭にいたのは、厳つい口髭を生やした短髪の男。眉間に皺が寄っている中年で、目つきも鋭い。その雰囲気はまさにベテランと言ったところだ。
 他の男女も、明るい雰囲気の者もいれば、暗い感じの者もいる。だがみんな、どことなく強者のオーラを感じさせた。
(お、おぉ。確かに強そうだ! ……でもマスターとアルクルは、姿を見る前から感じ取ってたのか?)
 ナガレが考えている側で、渋い中年はレンに歩み寄り、スムーズに膝をついた。
「あなたがこの冒険者ギルドのマスターですな。お話はかねがね伺っております。改めて自己紹介させて下さい。私はクリストフ・マッケイという者です。後ろのものは私の配下にございます」
「うむ。良くぞ来てくれた。この町の冒険者が、イビル教団の正体を突き止めた。その報復を受ける可能性もあるのじゃ。ロードバッツ王国騎士団の中でも精鋭と言われた『ロイヤルナイツ』のみなさまが来てくだされば安心できよう」
 レンからベタ褒めされて、渋い中年……クリストフは、ちょっとだけニヒルに笑った。
「フ……お任せくだされ。イビル教団であろうと、我々が必ず町の人々をお守りします。それが我らロイヤルナイツの役目!」
(……なぁアルクル。ロイヤルナイツって?)
(なんだ、知らねえの? ……ロードバッツ王国でも超有名な、王様の近衛兵だ。無数にいる兵隊の中でも、厳しい訓練の果てに選出された生粋のエリートだよ)
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