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第二十八話 正義の羽音
いざ特訓!
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ナガレも困ったような、しかし憂いの無い笑顔を顔に浮かべた。シャットも「おーっ!」と両手を上げる。
「ナガレパイセン、やる気戻ったね! いやー、ニンゲンだろうとゴブリンだろうと、元気が一番だよ」
「はははっ、そうかもな」
「それじゃあパイセン……まずは、タネツおじさんを助けないとね」
「……そうだな」
「おぉ~い! シャット~! ナガレくぅ~ん! た、助けてくれ~!」
「あははははっ! ぶははははぁっ!」
その後牧場の納屋で休憩していた、シャットの父親で身長が約一メートルで緑肌のパパ、ビリジアンさんを呼んで来た。
ちょっとボロいハンチング帽子を被り、赤いチェックのシャツに農作業ズボンを着て、同じく作業用ブーツを履いている。ズボンを留めるサスペンダーがオシャレなアクセントだ。
「こらこら、お前たち! 邪魔をするんじゃないぞっ、ほら行けっ!」
ビリジアンさんが大声を出して手を振ると、牛たちはようやく離れていった。
「助かった……あ、どうもすいません、柵を壊しちまって……俺が弁償しますんで、勘弁してください」
「いやいや、そう頭を下げられたらこっちも強く言えねえでさぁ。どうせガタが来てる柵って言われてたんで、半分払っていただけりゃあいいでっせ」
「あ、すいません……」
タネツとビリジアンさんがそんなことを話しながら、牧場主に会いに行くのを三人で見送った。
「お父さん、先に家に帰ってるねー……」
「……あ!」
「どうしたシャット⁉︎」
「……お弁当、渡してない」
「今すぐ行ってこーーい!」
~☆~☆~☆~☆~☆~
といったことがあり、なんやかんやでナガレは立ち直った。
そして迎える夕暮れ時……。高台広場にはいつものように、ナガレと二人のジョーがいる。
ゴォォォォッ!
「はぁぁぁぁぁ…………っ!」
ナガレがキッと前方を睨みつけ、マルチスタッフを地面に突き立て構える。すると光が集まってきて、ナガレの顔をダークに照らした。
「……やるな。……まさかこんな短期間でここまで届くとは」
バンドのジョー(ややこしい)はスッと目を見開く。ナガレの成長が意外だったようだ。
「はぁはぁっ。ど、どうだいバンド。オレだって、はぁはぁ、や、やるもんだろ」
息を切らせたナガレを見て、バンドは顎でしゃくって続けるよう促す。ナガレがまた再開しだすと、そばにいた本物のジョーに近づいた。
「……前にバッファローへ来た、あの妙な女。アイツが影響してるのか」
「……そのようだな」
頷くジョー。アイツとは当然、チェリナのことである。
「ナガレパイセン、やる気戻ったね! いやー、ニンゲンだろうとゴブリンだろうと、元気が一番だよ」
「はははっ、そうかもな」
「それじゃあパイセン……まずは、タネツおじさんを助けないとね」
「……そうだな」
「おぉ~い! シャット~! ナガレくぅ~ん! た、助けてくれ~!」
「あははははっ! ぶははははぁっ!」
その後牧場の納屋で休憩していた、シャットの父親で身長が約一メートルで緑肌のパパ、ビリジアンさんを呼んで来た。
ちょっとボロいハンチング帽子を被り、赤いチェックのシャツに農作業ズボンを着て、同じく作業用ブーツを履いている。ズボンを留めるサスペンダーがオシャレなアクセントだ。
「こらこら、お前たち! 邪魔をするんじゃないぞっ、ほら行けっ!」
ビリジアンさんが大声を出して手を振ると、牛たちはようやく離れていった。
「助かった……あ、どうもすいません、柵を壊しちまって……俺が弁償しますんで、勘弁してください」
「いやいや、そう頭を下げられたらこっちも強く言えねえでさぁ。どうせガタが来てる柵って言われてたんで、半分払っていただけりゃあいいでっせ」
「あ、すいません……」
タネツとビリジアンさんがそんなことを話しながら、牧場主に会いに行くのを三人で見送った。
「お父さん、先に家に帰ってるねー……」
「……あ!」
「どうしたシャット⁉︎」
「……お弁当、渡してない」
「今すぐ行ってこーーい!」
~☆~☆~☆~☆~☆~
といったことがあり、なんやかんやでナガレは立ち直った。
そして迎える夕暮れ時……。高台広場にはいつものように、ナガレと二人のジョーがいる。
ゴォォォォッ!
「はぁぁぁぁぁ…………っ!」
ナガレがキッと前方を睨みつけ、マルチスタッフを地面に突き立て構える。すると光が集まってきて、ナガレの顔をダークに照らした。
「……やるな。……まさかこんな短期間でここまで届くとは」
バンドのジョー(ややこしい)はスッと目を見開く。ナガレの成長が意外だったようだ。
「はぁはぁっ。ど、どうだいバンド。オレだって、はぁはぁ、や、やるもんだろ」
息を切らせたナガレを見て、バンドは顎でしゃくって続けるよう促す。ナガレがまた再開しだすと、そばにいた本物のジョーに近づいた。
「……前にバッファローへ来た、あの妙な女。アイツが影響してるのか」
「……そのようだな」
頷くジョー。アイツとは当然、チェリナのことである。
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