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第二十九話 森林のハンター
森林探検
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「おお、ありがたや……」
~☆~☆~☆~☆~☆~
さて、森林探索を始めたナガレ。鬱蒼とした森林であり、さらに曇り空なのでいつも以上に薄暗い。
「で、どうするケンガ? 今日はお前がリーダーだよ」
「俺様がリーダーか。リーダーのケンガ・アタカン……良い響きだ」
「自惚れてないで、早く指示を出してくれにゃあ。なんだか不気味な雰囲気だにゃ」
「そうだな。……よし、各自別れて探索しよう。この森は広い。探すのに苦労するだろうからな」
満足げに頷くケンガ。だが他の冒険者は一斉に顔を見合わせた。
「で、でもさ……キルスパイダーだぞ。一人で出会したら危なくないか?」
「何をいうか! 俺様の手柄を横取りするつもりか! そうはいかないぞ」
「そんなこと誰も言ってないでしょー! それってパイセンの感想だよねー……」
「だまらっしゃい! 俺様の凄さを見せつけてやる。なぁに、見つけたらすぐにお前たちへ合図する。心配することはない」
ケンガはニヤッと頷いた。しっかり失敗から学んでいる。もう独りよがりではなさそうだ。
「一人で戦ったりはしないさ。お前たちも気をつけろよ」
「ケンガ……ああ!」
「じゃ、あーしらは別々に行くね」
「分かった!」
別々の道へ進んでいく仲間たちをみて、ナガレも森の中へ入って行った。
チチチチ……ビービー……ケケケケ……。
虫の音や鳥の声を聞き、薄暗い森を進む。雑草だらけの獣道、行っても行っても同じような気が並んでいるばかりで、気を抜くと迷ってしまいそうだ。
「いつもに増して薄暗いなぁ。警戒して進まないと……」
木の影や樹上から、突然モンスターが飛びかかってくるかもしれない。いつの間にか背後へモンスターが忍び寄っているかもしれない。しっかり周囲を警戒しつつ進む。
ガサガサ……ガサガサガサッ!
「そこだっ!」
突然背後に気配を感じ、マルチスタッフを振り抜いた!
ビシュッ……ブンッ!
「ぎょわぁっ⁉︎」
「へぇっ⁉︎」
なんとそこにいたのはセンチア! ナガレのマルチスタッフを、体を思い切り逸らして回避した。
「きゃあっ、何すんのオタクくん!」
そのままブリッジして、そのまま起き上がるセンチア。
「誰がオタクくんだ! ……脅かすなよ、イビル教団の間諜が来たのかと思ったぞ」
「め、メンゴメンゴ。でもさ、ナガレっち」
「ん、どしたの?」
武器をひとまず下ろしたナガレ。センチアは安心して近寄ってきた。
「……実はちょっと、聞いてもらいたいことがあって。ケンガっちに隠れて……その、二人で話さない?」
~☆~☆~☆~☆~☆~
さて、森林探索を始めたナガレ。鬱蒼とした森林であり、さらに曇り空なのでいつも以上に薄暗い。
「で、どうするケンガ? 今日はお前がリーダーだよ」
「俺様がリーダーか。リーダーのケンガ・アタカン……良い響きだ」
「自惚れてないで、早く指示を出してくれにゃあ。なんだか不気味な雰囲気だにゃ」
「そうだな。……よし、各自別れて探索しよう。この森は広い。探すのに苦労するだろうからな」
満足げに頷くケンガ。だが他の冒険者は一斉に顔を見合わせた。
「で、でもさ……キルスパイダーだぞ。一人で出会したら危なくないか?」
「何をいうか! 俺様の手柄を横取りするつもりか! そうはいかないぞ」
「そんなこと誰も言ってないでしょー! それってパイセンの感想だよねー……」
「だまらっしゃい! 俺様の凄さを見せつけてやる。なぁに、見つけたらすぐにお前たちへ合図する。心配することはない」
ケンガはニヤッと頷いた。しっかり失敗から学んでいる。もう独りよがりではなさそうだ。
「一人で戦ったりはしないさ。お前たちも気をつけろよ」
「ケンガ……ああ!」
「じゃ、あーしらは別々に行くね」
「分かった!」
別々の道へ進んでいく仲間たちをみて、ナガレも森の中へ入って行った。
チチチチ……ビービー……ケケケケ……。
虫の音や鳥の声を聞き、薄暗い森を進む。雑草だらけの獣道、行っても行っても同じような気が並んでいるばかりで、気を抜くと迷ってしまいそうだ。
「いつもに増して薄暗いなぁ。警戒して進まないと……」
木の影や樹上から、突然モンスターが飛びかかってくるかもしれない。いつの間にか背後へモンスターが忍び寄っているかもしれない。しっかり周囲を警戒しつつ進む。
ガサガサ……ガサガサガサッ!
「そこだっ!」
突然背後に気配を感じ、マルチスタッフを振り抜いた!
ビシュッ……ブンッ!
「ぎょわぁっ⁉︎」
「へぇっ⁉︎」
なんとそこにいたのはセンチア! ナガレのマルチスタッフを、体を思い切り逸らして回避した。
「きゃあっ、何すんのオタクくん!」
そのままブリッジして、そのまま起き上がるセンチア。
「誰がオタクくんだ! ……脅かすなよ、イビル教団の間諜が来たのかと思ったぞ」
「め、メンゴメンゴ。でもさ、ナガレっち」
「ん、どしたの?」
武器をひとまず下ろしたナガレ。センチアは安心して近寄ってきた。
「……実はちょっと、聞いてもらいたいことがあって。ケンガっちに隠れて……その、二人で話さない?」
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