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第三十三・五話 VSラグナロク・無百
接近戦の極意
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「ダァッ!」
すぐさまモモは跳躍し、ナガレの目前着地。待ってましたとばかりに繰り出されるマルチスタッフを、体を逸らして回避する。
「接近戦こそが、四次元インベントリの極意! そのことをたっぷり教えてやるよっ」
そう言った瞬間、腰のベルトから巨大なハンマーを取り出した。モモの体より大きな、木製の無骨な槌だ。体を逸らして振りかぶり、思いっきり叩きつける!
「メ・ガ・ト・ン・ハンマーッ!」
「だからどっから出してるんだよもうっ⁉︎」
ブンッ! ……ドガァーーンッ!
「どわーーっ⁉︎」
地面をかち割るほどの凄まじいパワーだ! ナガレは風圧だけで軽く吹っ飛ぶほどだった。隙は大きいとはいえ、あんな重量級武器を扱えるとは、モモはスキルだけの戦士ではないようだ。
「くそっ……ってわぁっ⁉︎」
「まだまだーーッ!」
受け身を取ったナガレを見て、モモは木槌を投げ捨てた。それが地面に落ちるよりも早く駆け出し、ナガレへパンチを放つ。刹那、モモの袖近くで何かがキラリと光る!
「……暗器かっ!」
モモの特技は身に染みて分かっている。ナガレは横へローリングして身をかわした。彼が受け流しを使えるということを考えれば、少し大袈裟な回避に思える。しかし念のためだ。
シャキーンッ……!
「ちぃっ、避けたか!」
「うおったぁ⁉︎」
直後、モモの腕から鎌のような刃が飛び出した! 鋭い爪で突然リーチが伸びる。回避したのにも関わらず、ナガレの額のすぐ近くを刃が通って行った。ただのパンチと受け流そうとしていれば、反応できずに大ダメージをくらっていたかもしれない。
「くっ、いいアイデアだと思ったんだけどなぁ。そんじゃあこれはどうよっ!」
今度は胸元のベルトから小ぶりなサバイバルナイフを抜いた。シュイーン……! と静かな音を立てて、鋭い刃が顔を見せる。
そのまま無言で大地を蹴り、逆手にナイフを構えた。ナガレへ向かって飛びかかり、ナイフで切り付けようとする!
「くらえっ!」
ブゥンッ! ブンブンッ!
「そんな見え見えの攻撃……!」
しかし、その程度の攻撃なら難なく受け流せる。ナイフで右から左へ何度も切りつけて来るが、ナガレには傷一つついていない。カキンカキンと簡単に弾けた。
「まだまだだぁ! このまま……」
が、突如セリフが途切れた。その時モモはなぜか持ち方を変え、両手でナイフを握る。……またも嫌な予感がしたナガレは、後方へバックステップ!
「くらえっ!」
ギチギチギチギチ……バシュンッッッ!
すぐさまモモは跳躍し、ナガレの目前着地。待ってましたとばかりに繰り出されるマルチスタッフを、体を逸らして回避する。
「接近戦こそが、四次元インベントリの極意! そのことをたっぷり教えてやるよっ」
そう言った瞬間、腰のベルトから巨大なハンマーを取り出した。モモの体より大きな、木製の無骨な槌だ。体を逸らして振りかぶり、思いっきり叩きつける!
「メ・ガ・ト・ン・ハンマーッ!」
「だからどっから出してるんだよもうっ⁉︎」
ブンッ! ……ドガァーーンッ!
「どわーーっ⁉︎」
地面をかち割るほどの凄まじいパワーだ! ナガレは風圧だけで軽く吹っ飛ぶほどだった。隙は大きいとはいえ、あんな重量級武器を扱えるとは、モモはスキルだけの戦士ではないようだ。
「くそっ……ってわぁっ⁉︎」
「まだまだーーッ!」
受け身を取ったナガレを見て、モモは木槌を投げ捨てた。それが地面に落ちるよりも早く駆け出し、ナガレへパンチを放つ。刹那、モモの袖近くで何かがキラリと光る!
「……暗器かっ!」
モモの特技は身に染みて分かっている。ナガレは横へローリングして身をかわした。彼が受け流しを使えるということを考えれば、少し大袈裟な回避に思える。しかし念のためだ。
シャキーンッ……!
「ちぃっ、避けたか!」
「うおったぁ⁉︎」
直後、モモの腕から鎌のような刃が飛び出した! 鋭い爪で突然リーチが伸びる。回避したのにも関わらず、ナガレの額のすぐ近くを刃が通って行った。ただのパンチと受け流そうとしていれば、反応できずに大ダメージをくらっていたかもしれない。
「くっ、いいアイデアだと思ったんだけどなぁ。そんじゃあこれはどうよっ!」
今度は胸元のベルトから小ぶりなサバイバルナイフを抜いた。シュイーン……! と静かな音を立てて、鋭い刃が顔を見せる。
そのまま無言で大地を蹴り、逆手にナイフを構えた。ナガレへ向かって飛びかかり、ナイフで切り付けようとする!
「くらえっ!」
ブゥンッ! ブンブンッ!
「そんな見え見えの攻撃……!」
しかし、その程度の攻撃なら難なく受け流せる。ナイフで右から左へ何度も切りつけて来るが、ナガレには傷一つついていない。カキンカキンと簡単に弾けた。
「まだまだだぁ! このまま……」
が、突如セリフが途切れた。その時モモはなぜか持ち方を変え、両手でナイフを握る。……またも嫌な予感がしたナガレは、後方へバックステップ!
「くらえっ!」
ギチギチギチギチ……バシュンッッッ!
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