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第三十三・五話 VSラグナロク・無百
殺人ホイール
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ドサァッ! ……ギュルルルルンッ!
「どぇぇぇぇ⁉︎」
なんと先ほどのホイールが戻ってきた! 少しでも反応が遅れていればズタズタにされていたかもしれない。頭上数ミリを、乱回転する殺人ホイールが通り過ぎていく……!
「ちょいちょいジャック! ギャラリーがアドバイスしちゃダメでしょ! コーチングなんてサイテーだっ」
「……モモ! マッシバーには生け取りにしてこいと言われたんじゃないのか」
ジョーの厳しい言葉に、モモは全く怯まない。「ふふーん……」と鼻で笑い飛ばした。
「ぼくがそんな命令聞くと思う? ……これは事故だよ。ナガレ・ウエストの抵抗が激しくって、脅しのつもりだった攻撃に当たっちゃった。これでオッケーよ」
「な、なんだよその技ぁ⁉︎」
見たこともない攻撃に驚愕するナガレ。ホイールのようなものはジュルルル……と戻っていき、モモはそれを足で踏んづけて止めた。
「これはヨーヨーっていうおもちゃだよ。ちょっと大きくて刃物がついてて……人を簡単に切り裂ける以外は、普通のヨーヨーだ」
気楽に言うモモ。よく見るとやはり、野太いロープのようなものがついている。そしてその先は、モモの腕に巻きつけられていた。
「いくぞっ、ナガレ・ウエスト! これこそぼくの必殺、その名も『キメル』!」
そう叫んだ瞬間、モモは殺人ヨーヨー『キメル』をぶん投げた! ハイスピンしながら地面にぶつかり、そのまま大地を切り裂きナガレへ向かってくる!
「ウォーク・ザ・ドッグ!」
「どわーーッ⁉︎」
シュルルッ……ギギギギギギーーーーッ!
リードを掴んだモモが飼い主となって、犬の散歩みたいなトリックだ。しかし犬の百倍恐ろしい攻撃に、ナガレは咄嗟に横へ飛び退いた。真横を乱回転する刃が通り過ぎていく!
「まだまだ! スロー&キャッチ!」
モモがロープを手繰り寄せると、ヨーヨーは大きくバウンド。すぐさまナガレへ追撃するように戻ってくる!
「なっ……ぐ、ぐぅっ!」
ガキィン! と鈍い音が響いた。かろうじてガードで受け流せたが、それでも腕が痺れる。それほとのパワーだ。
「フォワードパス!」
「えっもう⁉︎」
ギャギャギャッ! と軋んだ音を立てながら、キメルが再び投げられた! ナガレへ向けてアッパーをかますような軌道で、真上へ登っていく!
「どわぁっ! な、なんちゅー殺意だよっ!」
「まだこんなもんじゃないぞっ!」
次の瞬間モモが高く跳躍。空中で何度もキメルを振り回した!
「クロスオーバー・アラウンドッ!」
「どぇぇぇぇ⁉︎」
なんと先ほどのホイールが戻ってきた! 少しでも反応が遅れていればズタズタにされていたかもしれない。頭上数ミリを、乱回転する殺人ホイールが通り過ぎていく……!
「ちょいちょいジャック! ギャラリーがアドバイスしちゃダメでしょ! コーチングなんてサイテーだっ」
「……モモ! マッシバーには生け取りにしてこいと言われたんじゃないのか」
ジョーの厳しい言葉に、モモは全く怯まない。「ふふーん……」と鼻で笑い飛ばした。
「ぼくがそんな命令聞くと思う? ……これは事故だよ。ナガレ・ウエストの抵抗が激しくって、脅しのつもりだった攻撃に当たっちゃった。これでオッケーよ」
「な、なんだよその技ぁ⁉︎」
見たこともない攻撃に驚愕するナガレ。ホイールのようなものはジュルルル……と戻っていき、モモはそれを足で踏んづけて止めた。
「これはヨーヨーっていうおもちゃだよ。ちょっと大きくて刃物がついてて……人を簡単に切り裂ける以外は、普通のヨーヨーだ」
気楽に言うモモ。よく見るとやはり、野太いロープのようなものがついている。そしてその先は、モモの腕に巻きつけられていた。
「いくぞっ、ナガレ・ウエスト! これこそぼくの必殺、その名も『キメル』!」
そう叫んだ瞬間、モモは殺人ヨーヨー『キメル』をぶん投げた! ハイスピンしながら地面にぶつかり、そのまま大地を切り裂きナガレへ向かってくる!
「ウォーク・ザ・ドッグ!」
「どわーーッ⁉︎」
シュルルッ……ギギギギギギーーーーッ!
リードを掴んだモモが飼い主となって、犬の散歩みたいなトリックだ。しかし犬の百倍恐ろしい攻撃に、ナガレは咄嗟に横へ飛び退いた。真横を乱回転する刃が通り過ぎていく!
「まだまだ! スロー&キャッチ!」
モモがロープを手繰り寄せると、ヨーヨーは大きくバウンド。すぐさまナガレへ追撃するように戻ってくる!
「なっ……ぐ、ぐぅっ!」
ガキィン! と鈍い音が響いた。かろうじてガードで受け流せたが、それでも腕が痺れる。それほとのパワーだ。
「フォワードパス!」
「えっもう⁉︎」
ギャギャギャッ! と軋んだ音を立てながら、キメルが再び投げられた! ナガレへ向けてアッパーをかますような軌道で、真上へ登っていく!
「どわぁっ! な、なんちゅー殺意だよっ!」
「まだこんなもんじゃないぞっ!」
次の瞬間モモが高く跳躍。空中で何度もキメルを振り回した!
「クロスオーバー・アラウンドッ!」
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