【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される

奏音 美都

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おまけ2 ーユリアーノーとヒューバートの攻防ー

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 もうそろそろクロード様達、起きる頃かな……

 草花の世話を終えたユリアーノは城内へと戻る途中、ふと思い出す。

 そういえば、今日ルチア様が昼食を用意するって言ってたけど、確かルチア様ってここにはドレスしか持ってきてなかったよね。

 考えを巡らせた後、「あっ!」と叫び、にっこりと微笑む。

「いいこと、思いついた♪」

 軽い足取りで、リネン室へと向かう。

「あった、あった!」

 そこに置かれていたメイド服を手にとった。

 うわぁー、ルチア様すごく似合いそう。クロード様がどんな反応されるか、見てみたいなぁ。

 ウキウキとクロードとルチアの寝室へと向かうユリアーノの口元には、悪戯っぽい笑みが浮かんでいた。

 ユリアーノは、そっと寝室の扉に耳を当てた。そこから感じる気配で、どうやら2人共起きているようだと分かった。

 扉をノックすると、「はい」と、ルチアの返事がした。ユリアーノは扉を開き、顔を覗かせた。

「クロード様、ルチア様、おはようございます」

『おはようございます』と言われて、ルチアの頬が僅かに紅らんだ。

 まったく、ルチア様は可愛いなぁ。クロード様も夢中になるわけだよね。

 クローゼットの前で佇むルチアに、ユリアーノが声をかける。

「ルチア様、これから食事の用意する?」
「そのつもりなんだけど……」

 やっぱり!

 ユリアーノは、にっこりと微笑んだ。

「はい、ルチア様」

 ルチアに服を手渡した。

「え……」

 メイド服を受け取って、戸惑ったようにルチアがユリアーノを見つめる。

「ルチア様、ここにドレスしか持ってきてないでしょ? 料理するのにドレスじゃできないからと思って、リネン室にあったメイド服持って来たよ」
「あ、りがとう、ユーリ……」
「じゃあ、何かあったら呼んでね」

 ユリアーノは楽しそうな笑顔を向けると、扉を閉めた。

 今後の2人のやりとりも気になるけど、扉の向こう側にいたらクロード様なら絶対に気付くだろうな。ルチア様のメイド服姿、見たいなぁ。

 そう思いつつも、名残惜しそうに去って行った。
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