婚約破棄をしたいそうですが、却下します

神々廻

文字の大きさ
1 / 4

1

しおりを挟む
まず始めに、私は公爵令嬢で一人娘。跡取りは私だけですので婿を貰わ無ければなりません。

ですので、私のお母様の親友の伯爵夫人の息子と幼い時に婚約を結びました。

しかし、婚約者殿は困った人で.......特技と言えば刺繍で.......乗馬も剣も全く出来ません。
いくら、伯爵家の次男でも乗馬も剣も出来ないなんて。勉強も運動も不得意。顔は一般的に言うと良い方ではなく、音楽や芸術の才がある訳でもなく........と言った方

一方、私は王家の血を引き、国一の才女と謳われ、剣も弓も乗馬も公爵家の跡取りとして厳しく仕込まれていました。

周りは私と婚約者殿を見て美女と野獣だの、不釣り合いだの言っております。

「僕なんかが婚約者で恥ずかしいのでしょう!?」

「そんな事ありませんわ。私と貴方は婚約者同士ですのよ」

婚約者殿は私と並ぶのがとってもお嫌そうでした。私とパーティに行くのが嫌だったそうでよく仮病を使われた事もありましたわ。

1番困った事と言えば、婚約者殿が私との婚約を破棄しようと計画を立てていた事です。知られたくないものは秘密にしないとダメですのに........
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

安息を求めた婚約破棄

あみにあ
恋愛
とある同窓の晴れ舞台の場で、突然に王子から婚約破棄を言い渡された。 そして新たな婚約者は私の妹。 衝撃的な事実に周りがざわめく中、二人が寄り添う姿を眺めながらに、私は一人小さくほくそ笑んだのだった。 そう全ては計画通り。 これで全てから解放される。 ……けれども事はそう上手くいかなくて。 そんな令嬢のとあるお話です。 ※なろうでも投稿しております。

元婚約者のあなたへ どうか幸せに

石里 唯
恋愛
 公爵令嬢ローラは王太子ケネスの婚約者だったが、家が困窮したことから、婚約破棄をされることになる。破棄だけでなく、相愛と信じていたケネスの冷酷な態度に傷つき、最後の挨拶もできず別れる。失意を抱いたローラは、国を出て隣国の大学の奨学生となることを決意する。  隣国は3年前、疫病が広がり大打撃を受け、国全体が復興への熱意に満ち、ローラもその熱意に染まり勉学に勤しむ日々を送っていたところ、ある日、一人の「学生」がローラに声をかけてきて―――。

それは本当に真実の愛なのかしら?

月樹《つき》
恋愛
公爵家の一人娘マルガリータと王太子エドワードは運命の出会いで結ばれた二人だった。 様々な人々の反対を押し切って、やっと婚約者になれた二人。 この愛こそが【真実の愛】だと信じて疑わなかった。 でも少しずつ自分から離れていくエドワード様…。  婚約してから10年の月日が経ち、もうすぐ結婚というのに、いつの間にか 2人の間には距離が出来ていて… この作品は他サイトにも投稿しております。

お別れを言うはずが

にのまえ
恋愛
婚約者に好きな人ができたのなら、婚約破棄いたしましよう。 エブリスタに掲載しています。

婚約してる彼が幼馴染と一緒に生活していた「僕は二人とも愛してる。今の関係を続けたい」今は許してと泣いて頼みこむ。

佐藤 美奈
恋愛
公爵令嬢アリーナは、ダンスパーティの会場で恋人のカミュと出会う。友人から紹介されて付き合うように煽られて、まずはお試しで付き合うことになる。 だが思いのほか相性が良く二人の仲は進行して婚約までしてしまった。 カミュにはユリウスという親友がいて、アリーナとも一緒に三人で遊ぶようになり、青春真っ盛りの彼らは楽しい学園生活を過ごしていた。 そんな時、とても仲の良かったカミュとユリウスが、喧嘩してるような素振りを見せ始める。カミュに繰り返し聞いても冷たい受け答えをするばかりで教えてくれない。 三人で遊んでも気まずい雰囲気に変わり、アリーナは二人の無愛想な態度に耐えられなくなってしまい、勇気を出してユリウスに真実を尋ねたのです。

婚約破棄、されたほうです。

みけねこ
恋愛
社交パーティーの会場のど真ん中で突然言い渡された婚約破棄。 目の前で婚約者は肩を抱き寄せられ、得意げに弟はこちらにそう突きつけた。 婚約破棄、されたのはどうやらこちらのようです。

冗談はお辞めにして?婚約破棄、したいのでしょう??それじゃあ今すぐにでもしましょう。

久遠りも
恋愛
一話完結です。 ゆるゆる設定です。

婚約破棄とはどういうことでしょうか。

みさき
恋愛
「お前との婚約を破棄する!」 それは、出来ません。だって私はあなたの婚約者ではありませんから。 そもそも、婚約破棄とはどういう事でしょうか。 ※全三話 ※小説家になろうでも公開しています

処理中です...