婚約者の心の声が聞こえるようになったが手遅れだった

神々廻

文字の大きさ
2 / 3

2

しおりを挟む
酷い目に合った.........婚約者怖すぎ

「おかえりなさい、殿下」

「おい........あの飴.....何だ?」

「あれは魔女お手製の飴です。相手の声が聞こえるようになる効果付きですよ」

「.............俺?婚約破棄されるかも」

「そうでしょうね。どっちみち王様もスーザン様と殿下の婚約を解消しようとしてますし......」

「どう言う事だ??!!」

「前の王家主催のパーティで殿下がスーザン様を放置していた時に隣国の王子が一目惚れしたそうですよ」

「そ.....そうなのか.....」

「はい、殿下はスーザン様に興味が無いそうなので言ってませんでした」

「興味が無いなど言ってないぞ!」

「殿下が前、スーザンなどどうでもいいと言ってたですよ」

「そ.....そう言えばいったな....」

「元気出してください。スーザン様よりも殿下の事を好きな人は多いですよ」

「ま......まぁそうだな」

..............
 
「父上、お呼びですか.....」

「あぁ、今日お前を呼んだのは.....スーザン嬢との婚約を解消する話をしようと思ってな

「俺と婚約解消したら.......スーザンは隣国の王子と婚約するのですか....?」

「そうだ。あの国とは友好な関係を望んでいるからな」

「そうですか.......分かりました」
しおりを挟む
感想 14

あなたにおすすめの小説

余命1年の侯爵夫人

悠木矢彩
恋愛
余命を宣告されたその日に、主人に離婚を言い渡されました

私がもらっても構わないのだろう?

Ruhuna
恋愛
捨てたのなら、私がもらっても構わないのだろう? 6話完結予定

【完結】私の婚約者は、親友の婚約者に恋してる。

山葵
恋愛
私の婚約者のグリード様には好きな人がいる。 その方は、グリード様の親友、ギルス様の婚約者のナリーシャ様。 2人を見詰め辛そうな顔をするグリード様を私は見ていた。

[完結]愛していたのは過去の事

シマ
恋愛
「婚約破棄ですか?もう、一年前に済んでおります」 私には婚約者がいました。政略的な親が決めた婚約でしたが、彼の事を愛していました。 そう、あの時までは 腐った心根の女の話は聞かないと言われて人を突き飛ばしておいて今更、結婚式の話とは 貴方、馬鹿ですか? 流行りの婚約破棄に乗ってみた。 短いです。

もう無理だ…婚約を解消して欲しい

山葵
恋愛
「アリアナ、すまない。私にはもう無理だ…。婚約を解消して欲しい」 突然のランセル様の呼び出しに、急いで訪ねてみれば、謝りの言葉からの婚約解消!?

【完結】離縁されたので実家には戻らずに自由にさせて貰います!

山葵
恋愛
「キリア、俺と離縁してくれ。ライラの御腹には俺の子が居る。産まれてくる子を庶子としたくない。お前に子供が授からなかったのも悪いのだ。慰謝料は払うから、離婚届にサインをして出て行ってくれ!」 夫のカイロは、自分の横にライラさんを座らせ、向かいに座る私に離婚届を差し出した。

[完結]思い出せませんので

シマ
恋愛
「早急にサインして返却する事」 父親から届いた手紙には婚約解消の書類と共に、その一言だけが書かれていた。 同じ学園で学び一年後には卒業早々、入籍し式を挙げるはずだったのに。急になぜ?訳が分からない。 直接会って訳を聞かねば 注)女性が怪我してます。苦手な方は回避でお願いします。 男性視点 四話完結済み。毎日、一話更新

【完結】生贄になった婚約者と間に合わなかった王子

ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
フィーは第二王子レイフの婚約者である。 しかし、仲が良かったのも今は昔。 レイフはフィーとのお茶会をすっぽかすようになり、夜会にエスコートしてくれたのはデビューの時だけだった。 いつしか、レイフはフィーに嫌われていると噂がながれるようになった。 それでも、フィーは信じていた。 レイフは魔法の研究に熱心なだけだと。 しかし、ある夜会で研究室の同僚をエスコートしている姿を見てこころが折れてしまう。 そして、フィーは国守樹の乙女になることを決意する。 国守樹の乙女、それは樹に喰らわれる生贄だった。

処理中です...