いきなり騎士隊長の前にアナザーダイブなんて…これって病んでるの?もしかして運命とか言わないですよね?

はなまる

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 王子修仁おうじしゅうじん。もっかわたしの同棲相手。

 そもそもの発端は高校時代の同級生の亜里沙とゆかりに会ったのが運の尽きだったのだ。それまでのわたしは真面目に働いて、狭くて古い1DKのアパートに帰るだけの毎日だった。もちろんクラブになど行ったこともなかったのに…

 わたしは恐ろしいほど亜里沙とゆかりに誘導された。

 「瑠衣、今時クラブに行ったことがないなんて、いい経験だと思って一回くらい顔を出した方がいいわよ。絶対楽しいから、補償するって!」二人の猛攻撃にわたしはあえなく撃沈されてクラブハウス”マニプール”に行った。


 クラブは弾ける音楽と熱い熱気でわたしは初めて見る世界に思わず興奮した。

 そこでDJをしていたのが修仁だった。ターンテーブルを回しおしゃれな髪形、とびっきりの甘いマスク。くっきり二重の目のまつ毛は踊っているみたいで、すっと整った高い鼻に唇は女の子みたいにきれいでピンク色をしていた。恐らくグロスでもつけいるのだろう。

 彼は女の子から超人気で彼の周りにはいつも女の子が取り囲んでいた。

 わたしはそんな修仁に一目ぼれしたのだった。わたしはそれからクラブに何度か足を運ぶようになった。飲めないカクテルを頼んで遠くから修仁を見ているだけで満足だった。そして時々声をかけてもらえるだけで飛び上がるほどうれしい気持ちになれた。


 ある時修仁がひどく荒れていて、酔っぱらった彼は珍しく瑠衣に声をかけてきた。

 「付き合っていた子に裏切られたんだ。女ってみんな一緒なのかな?瑠衣はどう?」

 「わたしならそんなこと絶対しないのに…修仁大丈夫?」

 「瑠衣…今夜付き合ってくれる?」

 傷ついた修仁の甘い瞳に見つめられ、瑠衣はこくんとうなずいた。

 「修仁、ほんとにわたしなんかでいいの?」

 「だって、お前の瞳すごくきれいだから…そんな女が人を裏切るとは思えないさ」



 わたしが恋に落ちるのは必然だった。

 彼とホテルに行った。わたしは初めて行くホテルも手慣れたふりをした。

 そして修仁と初めてのセックスをした。思っていたような優しい愛撫はなく、いきなり荒々しく唇を奪われるとすぐに服を脱がされた。彼はわたしの服を脱がせるとベッドに押し倒した。そして自分の服を一気に脱ぐとわたしの上にかぶさって来た。

 唇にキスをされながら、胸を触られて彼の熱くて硬いものが太腿にあたり、わたしは思わず体を強張らせた。

 「瑠衣は俺が触るのが嫌なのか?」

 そんな言葉を浴びせられてわたしは彼に嫌われたくなかった。そして初めてだと思われたくもなかった。だって彼は遊び慣れていて初めての女なんか嫌いだろうって思ったから。

 「違う……お願い来て修仁…」

 わたしは勇気を振り絞って自分から彼の腰に脚を巻き付けた。

 「おい、いきなりかよ。まったく女はこれだから…ちょっと待てよ、今ゴム着けるから」

 修仁はにやりとして立ち上がるとゴムを猛りに被せた。


 そしてわたしの脚の間に入って来ると、いきなりの挿入プレイだ。

 わたしは何の準備もなくいきり立ったものを押し込まれうめいた。

 「うんっ!いっ、……んぐっ…‥」思わず痛いと悲鳴を上げそうになるのを必死でこらえた。


 「何だ瑠衣。お前が欲しがったくせにまだ中かっさかっさじゃないか…待ってろ」修仁は、わたしの膣口につばを擦り付けた。

 そしてもう一度彼の猛りを押し込む。

 修仁は黙ったままゆっくり抽送をし始めた。何度かそれが繰り返されて行くうちに、わたしの膣の中は痛みから次第に痛みとは違うものが湧いてきた。中がじんじんしてきて、奥が熱くなってきて甘く疼き始めて来た。

 「…うっん…はぁ‥‥あぁっん‥‥」

 声を上げ始めたわたしを見て修仁の腰のふりが変わった。



 「どうだ?気持ちいいか?」

 「いやっ…そんな事聞かないで…はぁーん‥‥」

 「はっきり言わないならやめるぞ…瑠衣言ってみろ!」

 修仁はキスながらわたしの脚を自分の肩に押し上げた。そして腰を回したり上下に揺すって中をこする。

 「ほら、言えよ。俺が欲しいって…」


 そのうちにたまらない快感が押し寄せてきてわたしはもう彼が欲しくてたまらなくなった。

 「あっ、ぁはぁ…いい‥‥もっと、欲しい‥‥」

 「もっと言えって、ほら!」

 修仁は瑠衣の嬌声にうっとりとしている。激しく腰を突き動かしたかと思うと、ゆっくり回したり小刻みに腰を震わせたり、それなりにテクニックを使っているらしかったがわたしにはそんな事に気づいている余裕はなかった。


 ただ、初めて感じる焼け付くような快感とせつなく疼く下半身の本能の命ずるまま…中を熱くとろとろにそして膣を締め付けた。

 「あぁっん、気持ちいい‥‥やっ…うっく‥‥ううっ」

 「あぁ…瑠衣の中すごい締まってる。きつくて…うぐっ…俺、もう我慢できないぞ…瑠衣もいけ!」

 いけって?どこに?瑠衣はぼんやりとその声を聞いた。


 がくがくと激しく腰を打ち付けられる。

 パチンパチンと乾いた音が耳に響いてくると、わたしの中は激しい疼きの渦に襲われた。そして最奥にうがたれるとわたしはついに快楽の頂上に駆け上がった。

 「うっ…、やっ!…あああぁっ‥‥つ」

 修仁は激しく腰を突き上げると体を震わせた。

 「ああぐっ!」

 修仁はがっくりと体を瑠衣の上に落とした。

 「瑠衣いった?」

 わたしはこの時初めて”いく”という意味を知った。

 修仁とはそれが始まりだった。

 彼はしばらくするとわたしのところに転がり込んできた。それが半年前の事だった。

 「これからは瑠衣のところにしょっちゅう泊まる事になると思うから、もう一緒に住んでもいいんじゃない?」彼は気楽にそう言った。まるで恋人同士みたいに…

 わたしはうれしくてすぐに彼の意見に同意した。


 それから、彼は昼間はごろごろして、わたしが帰るころ出かけて行くというパターンでの生活が始まった。 

 彼はプライドが高く、自分が悪いとは思わない。そして絶対に人に謝ったりしない。それに人に頭を下げたりするのも嫌いだった。時間にもルーズで外泊もしょっちゅうだ。もちろんわたしに連絡などない。

 またそれを訪ねると彼の機嫌はすごく悪くなった。俺を信じてないのかと怒った。別に信じてないわけではないが、一応一緒に暮らすものとしてのマナーではないかとわたしは思っていた。

 そんなわけでわたしはあっという間に彼の奴隷になった。

 食事の支度はもちろん、家事の手伝いもゴミ出しもまったくしない。それなのに自分の都合だけはきいてほしがった。

 全く勝手なもんだ。

 でもわたしは修仁が好きだし嫌われたくなかった。だからもうそれでもいいと思った。


 だから朝の出掛ける支度をしている時彼が急に欲しいと思えば、わたしは体を求められた。わたしは後ろからいきなり腰をつかまれ彼の猛りを受け入れる。

 いやだと思っていても、体はすぐに彼のものを受け入れとろけて行く。そんなわたしを知ってか、彼はちっとも悪びれた様子はない。

 むしろ彼はわたしを可愛がってやっているつもりなのだ。

 そしてビールがないと買いに行かされたり、帰りが遅いと怒鳴られる。でも舞い上がっていたわたしはそんな事さえも自分を好きだからだと思っていた。


 それでも次第に修仁の噂を聞いてわたしは不安になった。ゆかりや亜里沙から他にも付き合っている女の子がいるらしいとか、わたしが騙されているなどといわれると、つい彼に問いただす。

 「修仁、わたしの事本当に好き?」

 「当たり前じゃん。好きじゃなかったらここにいないだろう?何でそんなこと聞くんだ?」

 「ううん、ちょっと噂を聞いたから、あなたが他に付き合ってる子がいるって…ごめん。でもわたし心配になって」

 「ばか、瑠衣しかいないって、ほら後ろ向けよ」

 修仁はわたしのパンティーを引きはがす。いつものようにズボンのチャックを開けると彼の猛りを取り出す。彼はそこはもう興奮していきり立っていて…彼がわたしを欲しがっていると思うと嬉しかった。

 「瑠衣どうした?もうぐっしょり濡れてるじゃないか…欲しいか?」

 「うん…欲しい…」

 わたしは彼におねだりでもするように腰を振る。まるで子犬のように…

 すぐにゴムを付けた彼の猛りをうがたれる。わたしはすぐにやってくる快感に身を任せる。彼の高まりを膣の中に感じるとすぐにそこが熱を持ち疼き始める。そして彼が欲しくてたまらなくなる。

 そして彼に溺れて行った。



 
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