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しおりを挟むその夜、わたしの腕になにやら気持ちの良い感触がする。大きな温かい手でさすられているような感覚が…
その何とも言えない感触が何度も何度も腕のあたりをいったりきたりしている。わたしはまるで愛しむ様に優しく扱われていて…
わたしは無意識にその感触に体を摺り寄せた。
瑠衣はおぼろげに気づくと目の前にレオナルドがいた。彼のいつものようにベッドの上で裸のたくましい胸をむき出したままで…
瑠衣の頬はその胸にぴたりと押し付けられていた。
「レオナルド…」
わたしはうっとりと彼の名を呼んだ。
わたしはもう気づいていた。3か月前に狼と出会う夢を見たがそれがレオナルドだったという事を、それでも獣人になったレオナルドはほとんど人間の姿と変わらないし、もしかしたら人間より優しいかもしれないと……
でもそんなことがある?いいの。これは夢なんだから…
「ああ…瑠衣このままでいて、ずっと会いたかった…」
レオナルドの低くて甘い声が耳底に響いてわたしはうっとりとなった。彼がわたしの髪にそっと口づけた。
わたしはそのまま彼の腕に抱かれてうなずいた。
「わたしもあなたに会いたかった。このままわたしを抱いていて欲しい…」
瑠衣は彼の胸に顔をうずめた。
「瑠衣!起きてくれ!このあざはどうしたんだ?答えてくれ瑠衣?」
いきなりレオナルドが大きな声を出したのでわたしはすっかり目覚めた。
「もう、いい気持ちで寝てたのよ。なにレオナルド?」
「このあざはどうした?」
レオナルドが聞いているのは数日前修仁にひどくつかまれて出来た腕のあざの事だった。
わたしはついしゃべってしまった。
「このあざはしゅうじんって言う男につけられたのよ」
「お前の主人か?瑠衣お前は誰かに仕えているのか?」
仕えてるって言うか…まあ彼との関係はそんなもんよね…
「ええ、王子っていう人にね」
「王子?どこの?」
どこのって?わたしだってそんな事しらないわよ。それを聞いてどうするつもり?まあいいか、どうせ夢なんだし…
「彼はマニプールってところでは…」
彼は話を最後まで聞かずに聞いた。
「マニプール?それはどこにある?」
「そうね…日本国東京都ってわかる?」
「日本?東京都?聞いたことがない」
「でしょうね…わたしだってアディドラ国なんて聞いたことないもの」
そりゃそうよ。これは夢なんだから…
「でも瑠衣はその男に暴力を振るわれてるんだろう?大丈夫なのか?」
「大丈夫じゃない…もういい加減逃げ出したいって思ってる」
ここは本心で言うべき所よね。
「瑠衣それならここに来ればいい。俺は瑠衣の事が‥‥」
彼がまわた腕が心地よくわたしを抱きしめる。ごつごつした手のひらが何度も背中を往復する。
その感触はわたしのすっかり力ませた体の力を抜いて行かせた。
わたしはその胸の中に溺れるように顔をうずめる。レオナルドはそんなわたしの髪に自分の頬を摺り寄せてきて…
「瑠衣…」
わたしはその感触にずっと溺れていたいと思う。彼の腕の中でずっとこうしていたい。うっとりした気分もう…レオナルドったらわたしの事が?
そんなことを思ったら体の芯がギュッと疼いた。こんな感覚最近はもうほとんどなかったのに…
もうわたしったら…これは夢なのよ。
わたしよほどレオナルドが気に入ったみたいね。わたしの思い通りになるんだから、ここはもちろん!
ええ、レオナルドわたしもあなたを愛してるわ。って言うところかな……
わたしはきっとにんまりしているに違いない。
レオナルドと見つめ合って…
「瑠衣、君は現れたと思ったらすぐに消えてしまう。一体君はどこに住んでいる?いろいろなところを探したがさっぱり居所がわからない。ああ…瑠衣、君の全てを覚えておきたい…」
レオナルドの男らしい手で頬を挟まれる。そして唇をそっと重ねて来た。意外なほど柔らかな感触が瑠衣の唇に伝わって、これが夢かと思えるほどリアルな熱さえ伝わって来る。
瑠衣はレオナルドの口づけをうっとりと受け入れると、彼の唇はそのまま耳朶に吸い付き、喉元を通り過ぎた。鎖骨に柔らかな息遣いが伝わると瑠衣はピクンと震えた。
「すまん瑠衣。君はこんな事初めてなんだろう?でも俺に君を味合わせて欲しい。君がいなくなっても思い出せるよう…君の感触を思い出すために。頼む。もちろん最後まで奪ったりしない。約束するから…」
彼の指先はいけない子供みたいにわたしの肌の上をさまよっている。
瑠衣はそっと目を開けてレオナルドを見つめた。彼の瞳はルビーのように輝いて美しい。こんな美しい瞳を持つ彼が嘘を言うはずがない。その瞳には真っ直ぐな彼の気持ちが伝わってくるようなひたむきさがあった。
瑠衣は感激した。なんて優しい言葉なの…わたしをこんなに優しく扱ってくれてそしてわたしを傷つけまいとしているなんて…
ああ…わたしはこんな人に出会いたかったのよ。わたしはきっとそんな思いを夢に描いてるんだわ。
もちろんイエスよ。レオナルド。
「ええ、あなたを信じてるから…」
彼は子供のような嬉しそうな笑顔を浮かべるとすぐにわたしにキスをした。レオナルドの舌がわたしの口腔内に入って来る。熱くて狂おしいほどわたしを求めてくれるレオナルドにわたしも舌を絡ませて答えた。そしてわたしはふわふわと漂っているような感覚になった。
彼の舌に翻弄されてわたしはなまめかしい感触に背中がぞわりと粟立つ。彼に舌を吸い出されると何も考えられなくなってしまう。
そのうち彼の唇はわたしの首筋を伝いおりていく。
ああ…レオナルドわたしの全てを奪って欲しい……
胸の先に唇が触れる。
「んっ、あっ…レオナルドそれは…はぁ…‥あぁ‥‥」
「君の感触を知りたいんだ。お願いだ瑠衣、私に味わわせてくれ…」
舌先で乳首を転がされ、吸い付かれ、そして優しく噛まれる。
「あっ、んぅ…」
甘い疼きが走り、下腹部の奥を刺激した。
「ああ…瑠衣何もかも記憶したい。君のこの可愛く尖ったばら色のような乳首、この素晴らしい感触…もっと、もっと…」
レオナルドは夢中になって乳首を責め続け、反対の乳房をわさわさ揉んだ。
瑠衣はたまらない疼きを感じて甘い声を上げる。
やがて彼の舌はおへそを過ぎて下腹部にまで迫った。
瑠衣は思わず太腿を合わせる。
「いいんだ瑠衣。そのままでいい」
レオナルドは合わせた太腿にまたがるように体を下にずらす。そしてかかとにキスを落とす。そして舌は脚をゆっくり這いあがっていく。
瑠衣は悶えた。
ふくらはぎにキスをされた時は思わずごくりとつばを飲み込んでいた。
たまらない快感が押し寄せてきて、蜜口が潤っていくのが分かる。
ああ…こんなの想定外で…ああ、気持ちいい…彼の舌が這うたびに子宮の奥が疼いて行く。このままじゃわたしから彼を求めてしまうかも…どうしよう…
でもこれは夢なのよ。何をしても関係ないじゃない。
そう思うと瑠衣は感じるまま彼の愛撫に身を任せた。
「はぁ…ううっん‥‥あぁ‥‥」
「瑠衣?気持ちいいか?」
「うん、気持ちいい…もっとしてレオナルド…もっと…」
「ああ…」
レオナルドは太ももまで舌を這わせると、いきなり瑠衣の恥毛にキスをした。そして秘めやかな部分の包皮をざらつく指でぐいっとめくった。
「ああ…瑠衣なんて可愛いんだ。こんな事されるの初めてだろう?君のここは小さくてきれいなピンク色で…ああ‥ここにキスしていいか?」
瑠衣は真っ赤になった。わたしがそんな事いちいち許可するの?もういやだ…
「レオナルドったら…そんな事言えないわ…」瑠衣の声は消えそうなほど小さい。
「ああ、恥ずかしいよな。ごめん」
レオナルドは照れ臭そうに顔を鉾ばせる。
そしてまたいきなりぷちゅっとその膨らみを舌先で舐めた。舌先で転がされそしてその花芽に吸い付かれた。卑猥なちゅうちゅう吸い付く音がして聞こえてくる。
瑠衣は修仁にこんなことをされたことはない。それを言えばこんなのは初めての事で…
なまめかしい強烈な刺激が下腹部の中心から円を描くように広がっていく。
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