1 / 319
はじめに 時代背景など(物語ではありません)
しおりを挟む男著(名作者)もすなる日記(ラノベ)といふものを、女(のらしろ)もしてみむとてするなり。
徒然つれづれなるままに、日ぐらし、硯(パソコン)に向かいて、心にうつりゆくよしなし事ごと(妄想を)そこはかとなく書きつくれば、怪しうこそ物狂(おかしな物語)おしけれ(始まります)。
ごめんなさい、ごめんなさい。
古典愛読者の方、受験生の方や、土佐日記、徒然草ファンの皆様にお詫びします。
本当にごめんなさい。
この物語は、戦国時代もそろそろ末期に近づいた1564年永禄7年に伊勢の国(今の三重県)桑名の郊外の浜辺に打ち上げられていた主人公『孫空(まご ひろし)』が長島一向勢の中心である願証寺に修業中玄奘げんじょうに助けられたところから始まります。
その時、世の中がどのような状況だったかというと、主人公が漂着した付近の超有名人である織田信長の事跡を中心に年表にまとめてみると下のようになります。
西暦 元号 事象、事跡
1555年 弘治元年 4月に信長が清洲城を落とす
1556年 弘治2年 春に信長が尾張を統一
1560年 永禄3年 桶狭間の戦い
1562年 永禄5年 信長が家康と同盟
1564年 永禄7年
伊勢の国(今の三重県桑名市郊外)で主人公の孫空が玄奘に保護される
推定年齢10歳
~~ここから、この物語が始まります~~
なので、この先の歴史は変わります。
多分変わります。
主人公たちが絶対に変えます。
期待していてください。
一応、念のため、今伝えられている歴史はこのあとこんな感じです。
1563年 永禄 7年 今川氏が三河から撤退
1566年 永禄 9年 墨俣の一夜城
1567年 永禄10年 稲葉山城 落城
1568年 永禄11年 信長が足利義昭を奉じて上洛
1570年 元亀 元年 姉川の合戦
長島一向勢 蜂起
1571年 元亀 2年 信長勢の第1次長島侵攻
1572年 元亀 3年 信長勢の第2次長島侵攻
信長延暦寺を焼く
1574年 天正 2年 信長勢の第3次長島侵攻
一向勢2万人以上の戦死
まだまだ戦乱があちこちで起こり、そこらじゅうに戦災孤児が溢れ、相当数の戦災奴隷が発生し、海外に売られていった時代です。
そこに現れたのが現代日本から転生したばかりの主人公『孫空』、彼は、現代日本人よりややヘタれに寄った(思いっきりヘタれではあったが、ここでは少しさばを読んでおく)感性を持ち、そのような周りにある残酷な現実に耐えられない。
ほんの少しの優しさにより、自分と、自分にいい意味で関わってきた人たちのささやかな平穏を求め、自分の持てる力、といっても、現代日本人の平均的知識に少しだけオタク成分を合わせた知識をもってあがいていく物語です。
彼は、修行僧『玄奘(げんじょう)』に助けられたこともあって、同様に彼に助けられた戦災孤児と力を合わせ、周りを巻き込んで、虐げられていた民の、民による、民たちの村もしくは街を作っていこうとするところから第一部が始まります。
この時代の言葉では、惣(そう)村と呼ばれていた街に近いかもしれません。
発展しだいでは堺のような街にしていきたいと、内政チートを遺憾無く発揮して無双していく物語です。
最後に彼の転生までの履歴を少しだけ、
彼は、その名前が『孫悟空』と一字違いというか…『悟さとり』が抜けただけの悟さとれない名前のために、中学時代にはよくいじめられ、性格もあって引きこもりになりかけた。
ちょくちょく学校を自主休講し、家でラノベ三昧か、ダラダラとテレビを見て時間を過ごしていたが、ある日見たテレビ番組で科学の不思議に異様なまでに興味を持ち、そこから一念発起し、大学に行くところまで来た。
まだまだ、不特定多数の人と過ごすのが苦手ではあるが、大学では理学部での4年間をほとんど研究室に籠こもっていたようなもので、その間はさほど嫌な思いはしなかった。
そのためか、もともと持っていた優しさかはわからないが、中学時代からは信じられないくらいの穏やかな性格を形成してきた。
中学時代からのラノベの趣味は続いており、彼の唯一の趣味といっても良かった。
そんな彼が、4年の卒業を前に長く研究してきた論文を徹夜でまとめ、大学に眠い目をこすりながら向かう途中に、転生物の定番である、居眠り運転のトラックに轢かれ、無事過去の日本?に転生してしまった。
物語は、ここから始まります。
彼の好きなジャンルのラノベに歴史モノもあり、特に信長関係のものは大好物で、この時代の歴史にもオタクまではいかなくともかなり詳しい。
当然、ラノベから大量に仕入れたラノベ展開の知識も豊富であるから、内政チートの無双を展開していくことだろう。
この話が、どんな展開していくかは全く予想できていないが、よろしかったらお付き合いください。
21
あなたにおすすめの小説
幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕だけ別な場所に飛ばされた先は異世界の不思議な無人島だった。
アノマロカリス
ファンタジー
よくある話の異世界召喚…
スマホのネット小説や漫画が好きな少年、洲河 愽(すが だん)。
いつもの様に幼馴染達と学校帰りの公園でくっちゃべっていると地面に突然魔法陣が現れて…
気付くと愽は1人だけ見渡す限り草原の中に突っ立っていた。
愽は幼馴染達を探す為に周囲を捜索してみたが、一緒に飛ばされていた筈の幼馴染達は居なかった。
生きていればいつかは幼馴染達とまた会える!
愽は希望を持って、この不思議な無人島でサバイバル生活を始めるのだった。
「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕の授かったスキルは役に立つものなのかな?」
「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕は幼馴染達よりも強いジョブを手に入れて無双する!」
「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕は魔王から力を授かり人類に対して牙を剥く‼︎」
幼馴染達と一緒に異世界召喚の第四弾。
愽は幼馴染達と離れた場所でサバイバル生活を送るというパラレルストーリー。
はたして愽は、無事に幼馴染達と再会を果たせるのだろうか?
蒼穹の裏方
Flight_kj
SF
日本海軍のエンジンを中心とする航空技術開発のやり直し
未来の知識を有する主人公が、海軍機の開発のメッカ、空技廠でエンジンを中心として、武装や防弾にも口出しして航空機の開発をやり直す。性能の良いエンジンができれば、必然的に航空機も優れた機体となる。加えて、日本が遅れていた電子機器も知識を生かして開発を加速してゆく。それらを利用して如何に海軍は戦ってゆくのか?未来の知識を基にして、どのような戦いが可能になるのか?航空機に関連する開発を中心とした物語。カクヨムにも投稿しています。
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
もし石田三成が島津義弘の意見に耳を傾けていたら
俣彦
歴史・時代
慶長5年9月14日。
赤坂に到着した徳川家康を狙うべく夜襲を提案する宇喜多秀家と島津義弘。
史実では、これを退けた石田三成でありましたが……。
もしここで彼らの意見に耳を傾けていたら……。
マンションのオーナーは十六歳の不思議な青年 〜マンションの特別室は何故か女性で埋まってしまう〜
美鈴
ファンタジー
ホットランキング上位ありがとうございます😊
ストーカーの被害に遭うアイドル歌羽根天音。彼女は警察に真っ先に相談する事にしたのだが…結果を言えば解決には至っていない。途方にくれる天音。久しぶりに会った親友の美樹子に「──なんかあった?」と、聞かれてその件を伝える事に…。すると彼女から「なんでもっと早く言ってくれなかったの!?」と、そんな言葉とともに彼女は誰かに電話を掛け始め…
※カクヨム様にも投稿しています
※イラストはAIイラストを使用しています
対ソ戦、準備せよ!
湖灯
歴史・時代
1940年、遂に欧州で第二次世界大戦がはじまります。
前作『対米戦、準備せよ!』で、中国での戦いを避けることができ、米国とも良好な経済関係を築くことに成功した日本にもやがて暗い影が押し寄せてきます。
未来の日本から来たという柳生、結城の2人によって1944年のサイパン戦後から1934年の日本に戻った大本営の特例を受けた柏原少佐は再びこの日本の危機を回避させることができるのでしょうか!?
小説家になろうでは、前作『対米戦、準備せよ!』のタイトルのまま先行配信中です!
母を訪ねて十万里
サクラ近衛将監
ファンタジー
エルフ族の母と人族の父の第二子であるハーフとして生まれたマルコは、三歳の折に誘拐され、数奇な運命を辿りつつ遠く離れた異大陸にまで流れてきたが、6歳の折に自分が転生者であることと六つもの前世を思い出し、同時にその経験・知識・技量を全て引き継ぐことになる。
この物語は、故郷を遠く離れた主人公が故郷に帰還するために辿った道のりの冒険譚です。
概ね週一(木曜日22時予定)で投稿予定です。
仮想戦記:蒼穹のレブナント ~ 如何にして空襲を免れるか
サクラ近衛将監
ファンタジー
レブナントとは、フランス語で「帰る」、「戻る」、「再び来る」という意味のレヴニール(Revenir)に由来し、ここでは「死から戻って来たりし者」のこと。
昭和11年、広島市内で瀬戸物店を営む中年のオヤジが、唐突に転生者の記憶を呼び覚ます。
記憶のひとつは、百年も未来の科学者であり、無謀な者が引き起こした自動車事故により唐突に三十代の半ばで死んだ男の記憶だが、今ひとつは、その未来の男が異世界屈指の錬金術師に転生して百有余年を生きた記憶だった。
二つの記憶は、中年男の中で覚醒し、自分の住む日本が、この町が、空襲に遭って焦土に変わる未来を知っってしまった。
男はその未来を変えるべく立ち上がる。
この物語は、戦前に生きたオヤジが自ら持つ知識と能力を最大限に駆使して、焦土と化す未来を変えようとする物語である。
この物語は飽くまで仮想戦記であり、登場する人物や団体・組織によく似た人物や団体が過去にあったにしても、当該実在の人物もしくは団体とは関りが無いことをご承知おきください。
投稿は不定期ですが、一応毎週火曜日午後8時を予定しており、「アルファポリス」様、「カクヨム」様、「小説を読もう」様に同時投稿します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる