名もなき民の戦国時代

のらしろ

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第一章 転移、そして自立

第四十八話 ここまでの登場人物紹介

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主人公

 孫まご 空 (ひろし)
 年齢 22歳であったが外見が10歳になり転生
 大学でセルロースナノファイバーの研究をしていた。
 卒業論文を徹夜で完成させ大学に向かう途中で事故に遭い戦国時代の伊勢 桑名の浜に打ち上げれれていた所を願証寺の修行僧の玄奘に助けられる。
 自身の持つ現代知識を活かして、この時代にできた新たな絆を持つ人たちと一緒に生き抜くことを誓う。



●主人公を支える人たち

 玄奘 (げんじょう)

  甲賀の長野家の傍流の出かもしれない(詳細は明かされていない)
  野良田の戦いで父が戦死し、家が没落
  各地を転々とし、霊仙に拾われ、願証寺で修行中。
  直接の師匠は上人様と呼ばれている霊仙である。
  托鉢に出るたびに孤児などを廃寺で保護している。
  孤児ではないが外国人の張と珊を保護し、廃寺へ空も保護する。

 張 泊 麗(ちょう はく れい)

  通称:張さん 22歳

 琉球に来ていた明の大店の娘。
 倭寇に襲われ、唯一の家族である父親とは死別。
 囚われていたところ、嵐で船が沈んだ時に水夫の珊に助けられ、日本各地を転々し、駿府に向かう商人について下向中に再度被災し、浜辺に打ち上げられたところを玄奘に保護される。
 父もなく、父が国禁を犯して貿易をしていたために故郷にも戻れずにいた。
 (この時代の正式な貿易は勘合貿易と呼ばれていたが、この時代には違法な私貿易・密貿易が盛んであり、張さんの父親も密貿易をしていたさなかでの事件で命を絶った)
 日本に来て既に三年が経つ。
 外国語の習得に関して天才級で、広東語、琉球語は流暢に話し、蘭語は挨拶くらいはでき、日本語に関しては、蘭語同様に話す。

 珊 珸 允(さん ご じょう)

  通称:珊さん 20歳

 台湾に住んでいた孤児で、王直配下の倭寇の一家に所属していた水夫の一人。
 元々海賊行為が嫌いで、倭寇から逃げ出すタイミングを図っていたところに遭難し、今の種子島に流れ着く、その際、捕まっていた少女(張)を助け、一緒に行動するようになった。
 水夫としての力量は一流で大型船の甲板長を任される寸前だった。
 言葉は広東語を話し、日本語を張から教わっている。
 挨拶程度なら話せるが、日常会話には、難有りそのため、いつも張と一緒に行動している。

 張さんの父の残した財産をもとにして、保護先を求め堺の商人について今川館(駿府)までいく途中で三河湾で嵐に会い遭難し、玄奘に救助された。
 その際に、自分たちの数少ない財産として、琉球から持っていた父の遺産とも言える幾ばくかの農産品のサンプルを入れた、衣装箱と一緒に流れ着いた。


●願証寺

  

 霊仙りょうせん

  通称:上人様

 願証寺で上座の位に有り僧堂長を勤めている。
 玄奘様のお師匠で、かつて窮していた玄奘様を助け僧に導いた人である。
 過激な思想が蔓延る一向宗の中にあって現状を憂いており、願証寺での暴発を抑えようと玄奘様と一緒に孤軍奮闘している。
 空の可能性を正しく見定め、いろいろと空たちを助けている。
 ヒロイン?である葵と幸とは彼女たちの遠い親類で保護者であった抱介を通して面識があり、抱介が三河の一向一揆で落命した後には面倒を見ていた。

 抱介

 腕の立つ宮大工の棟梁で子供と孫に恵まれたが、子供たちが三河の侍による乱取りの被害で落命し、ショックで死んだような生活を送っていた。そこに遠い親類である葵と幸がこれも乱取りなどで親類縁者を無くし、保護を求めてきたら、快くを引き取り面倒を見ていた。
 彼女たちを保護した後は、彼女たちのためにも生活を取り戻し、以前のような腕の立つ宮大工に復活した。
 しかし、三河の侍への恨みは消えず、一向一揆が起こりそうになると、率先して一向一揆に加わり落命した。
 一向一揆に加わる前に保護していた葵と幸だけは無駄死にさせるわけにはいかず、上人様に保護を求めて願証寺に置いていった。


 葵 12歳

 この物語のヒロインの一人
 戦災で親戚縁者を無くし抱介に幸と一緒に保護を求めて願証寺まできた。
 抱介が三河の一向一揆で落命した後は上人様の保護下にあった。
 上人様によって空のもとへきて現在に至る。
 幸と一緒に空を補佐している。

 幸 10歳

 この物語のヒロインの一人で葵といつも一緒に行動をしている。



●戦災孤児たち

 三河組

 茂助を含む20人

 近江組

 与作を含む30人


 夫婦

 与作ーお菊
 善吉ー幸代

●武家、忍者

 藤林長門守正保 藤林様

 元伊賀の棟梁で訳あって甲賀の望月氏に庇護下にあった

 百地丹波

 藤林様と各地を修行しながら移動中に藤林様が大怪我を負って、動けなくなっていたところを空たちに保護される。
 藤林様の怪我の回復を待って藤林様と一緒に甲賀に移動するも、空の要請より藤林様が三蔵村に来るときに一緒にやってきた。

 本多正信

 徳川の四天王である本多忠勝の親戚筋に当たるが、三河の一向一揆に一揆側で加わり徳川(当時松平)を出奔し、一時的に松永久秀に仕えた。
 この物語では、玄奘様の親友とも言える位の友人であったが、先の一揆で、一揆勢に加わり多くの人を死なせた為に玄奘様に願証寺で殴られる。
 空たちが桑名で神戸家の侍に絡まれていたところを助けた。

 九鬼嘉隆

 永禄3年にお家騒動が有り、志摩を追われる。
 三蔵村の隣部落に身を寄せ再起のチャンスを伺っているうちに台風による嵐に被災し、以後三蔵村の客将となる。
 歴史上では信長に仕え九鬼水軍の棟梁となり、鉄鋼艦で毛利の村上水軍を破ることで有名、しかし、この物語では多分この目はない。



●その他

 龍造 45歳

 三蔵村の隣にある部落の村長。

 空たちがまだ何も力のなかった頃から色々と良くしてくれた人物で、干物を作るようになると、魚の供給を担ってくれた。
 先の嵐で村が壊滅的な被害に遭い、以後三蔵の衆に加わり、浜の村長となる。


○拠点 他

 三蔵寺

 空たち三蔵の衆の本拠地
 三河出身の茂助さんがここの取りまとめをしてくれている。

 林の部落

 主力商品である炭の製造屋木材、また、焼き物を作る拠点
 与作さんがリーダー
 奥さんであるお菊さんは焼き物のリーダーをしている。

 浜の部落

 願証寺の門前の市の拠点でもある
 実質のリーダーは商いの頭である幸代さんだが一応旦那さんの善吉さんが勤めていた。
 となり部落が合流したので、村長が龍造さんになった。


 八風峠

 茶屋と木賃宿を商っている。
 リーダーは伊賀の権造さんがしている。

 観音寺城下

 茂助さんに伊勢屋の店主を任せ、補佐にお涼さんがついている。

 道路普請

 六輔さんを頭に主に峠の周辺の道路の整備に当たってもらっている。

 



 

 

 

 

 

 



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