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出国
別れ
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荷造りも終わって、あとは出発する時間を待つだけだ。
今回は大々的に行くというより、隣国に逃げるというのが目的のため馬車は3台と少なめにした。
一台は私たちが乗る馬車。もう一つは荷物などを入れた馬車だ。そして途中でお兄様と別れるということもありお兄様が帰りに乗る用の馬車を用意している。
基本見た目は他のものとほぼ変わらない。今回作った馬車一台のみなので、私たちが乗る馬車以外はいつものままだ。
少しでも目立たないよう初めにルートを決めて、少し離れて馬車を走らせることにしている。
護衛も最小限で今回はギルドの方にお願いすることにした。
見た目もドレスではなく商人に見えるよう町娘の装いにしてもらった。
「お兄様。普段の煌びやかな装いもとても素敵ですが商人の服もとてもお似合いですね。」
お兄様と私の髪の色はシルバーブロンドでどうしても目立ってしまうためお兄様はハットを被っている。またこれがとても似合う。私も深めに帽子をかぶって髪は見えないように低いところでお団子にしお団子には大きめのスカーフのリボンを付けた。
「メーデもよく似合っているよ。いつもとは違うだけにとても新鮮だ。これから3日間かは一緒だからね、久しぶりに兄妹の時間を楽しもう。」
私の肩に手を添えながらお母様とお父様のもとへ二人で向かった。
お父様はいつもと変わらない毅然とした態度ではあった物の、心配でならないという目をしており、お母様はすでに目が赤くきっと泣いたあとなんだろうなと感じる。
「お父様、行ってまいります。」
一言伝えると、力強く抱擁してくれるお父様。
「ああ、守ってやれなくてすまない。お祖母様、お祖父様の言うことをよく聞いて、元気に過ごしなさい。必ず迎えに行くよ。」
そう言ったお父様の目は大好きな私と同じ赤い目で、目の奥は炎で燃えているように綺麗だった。
次にお母様の手を取る。
「お母様、行ってまいります。着いたらお手紙も書きます。こちらは先ほど作ったクッションについて書き記した物です。お母様のおかげでとてもいいものができたんですよ。もし良かったらお母様も作ってみてください。また何かあればすぐご連絡しますね。」
お母様は涙を流しながら
「メーデ、行ってらっしゃい。お母様もお父様の言うことをよく聞いて。2人ともあなたに会うのを楽しみにしているわ。私もお手紙書くわね。クッションも作ってみるわ。体調に気をつけて。」
軽くギュッと抱きしめながら別れの挨拶をすます。
いつか必ずまたここに元気に戻って来れますように。
そう思いながらお兄様と一緒に馬車に乗り込んだ。
「お母様、お父様いってまいります。ブルームーン国についたらお手紙書きますね。」
はしたないと言われても最後だからと窓から顔を出して、屋敷のみんなに手を振った。
今回は大々的に行くというより、隣国に逃げるというのが目的のため馬車は3台と少なめにした。
一台は私たちが乗る馬車。もう一つは荷物などを入れた馬車だ。そして途中でお兄様と別れるということもありお兄様が帰りに乗る用の馬車を用意している。
基本見た目は他のものとほぼ変わらない。今回作った馬車一台のみなので、私たちが乗る馬車以外はいつものままだ。
少しでも目立たないよう初めにルートを決めて、少し離れて馬車を走らせることにしている。
護衛も最小限で今回はギルドの方にお願いすることにした。
見た目もドレスではなく商人に見えるよう町娘の装いにしてもらった。
「お兄様。普段の煌びやかな装いもとても素敵ですが商人の服もとてもお似合いですね。」
お兄様と私の髪の色はシルバーブロンドでどうしても目立ってしまうためお兄様はハットを被っている。またこれがとても似合う。私も深めに帽子をかぶって髪は見えないように低いところでお団子にしお団子には大きめのスカーフのリボンを付けた。
「メーデもよく似合っているよ。いつもとは違うだけにとても新鮮だ。これから3日間かは一緒だからね、久しぶりに兄妹の時間を楽しもう。」
私の肩に手を添えながらお母様とお父様のもとへ二人で向かった。
お父様はいつもと変わらない毅然とした態度ではあった物の、心配でならないという目をしており、お母様はすでに目が赤くきっと泣いたあとなんだろうなと感じる。
「お父様、行ってまいります。」
一言伝えると、力強く抱擁してくれるお父様。
「ああ、守ってやれなくてすまない。お祖母様、お祖父様の言うことをよく聞いて、元気に過ごしなさい。必ず迎えに行くよ。」
そう言ったお父様の目は大好きな私と同じ赤い目で、目の奥は炎で燃えているように綺麗だった。
次にお母様の手を取る。
「お母様、行ってまいります。着いたらお手紙も書きます。こちらは先ほど作ったクッションについて書き記した物です。お母様のおかげでとてもいいものができたんですよ。もし良かったらお母様も作ってみてください。また何かあればすぐご連絡しますね。」
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「メーデ、行ってらっしゃい。お母様もお父様の言うことをよく聞いて。2人ともあなたに会うのを楽しみにしているわ。私もお手紙書くわね。クッションも作ってみるわ。体調に気をつけて。」
軽くギュッと抱きしめながら別れの挨拶をすます。
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