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婚約破棄に向けて
証人3人目。
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朝の騒動から一転、先生がドアを閉めたことで授業が始まった。
その後の2人のことはわからない。
「さて、色々ありましたが授業を始めましょう!」
そう言って外であったことは気にせず授業を開始するロディ・ウォーレン先生。数学の先生だ。ちなみにウォーレン先生はウォーレン子爵家の出である。貴族院の先生はもと貴族出の先生がほとんどだ。と、言うのも兄弟が多く、家督を継げない人は教師やメイド、従者として働くことが多いからである。ウォーレン先生もその1人だ。裁縫やダンスの授業、マナーなどを教えてくださるのも貴族出の先生が多い。
授業が始まると隣の席のマーティン様と目が合った。
「大丈夫かい?」口パクで話したきたので
「はい、大丈夫です。」と返す。
廊下の外では見かけなかったけど、マーティン様も教室の中にいて声は聞こえたいたのだろう。おかがで少しは向こうが浮気している人たちという印象はつけられたはずだ。最近は読みたい本も読めず、言いたいことを言わずに我慢していたこともあり少しスッキリした。
授業の内容をノートに書き写しながら、今日あったことを振り返る。誰か証人になってくれないか…。一番はウォーレン先生にお願いしたいところだけど。先生だし説得力も違うだろう。ダメ元で先生にお願いしようと思っていると、ちょうど授業がおわった。
「ジェードさんは先ほどの件で、聞きたいことがありますので放課後職員室まできてください。」ウォーレン先生はそれだけ言うと教室を出ていった。
⟡.·*.··············································⟡.·*.
全ての授業がおわり、職員室に入るとウォーレン先生が待っていた。
「ウォーレン先生お待たせして申し訳ございません。朝の件で聞きたいことがあると仰っていたので来たのですが…。」
「ジェードさん、待っていましたよ。こちらに座ってください。」
椅子をひいて、座るよう促した。
「早速、本題に入りましょう。朝の件ですが、私たち教師陣もほとほと迷惑をしていましてね。」手を顔の前で組みながら話し始めた。私のみていないところで色々なことが起きていたらしい。
まず、毎日2人の遅刻は当たり前だそうだ。ドロシーの教室前で行われているためドロシー自体はそこまで遅れることはないがトーマスは毎日15分以上の遅刻が当たり前らしい。
次に公衆の面前で行われているため、マナーの先生が「はしたないからやめなさい」と何度も言っているらしい。確かに貴族としてあまりいいとは思えない。さらにドロシーは制服をはだけた状態で現れることもあるそうで余計に怒り心頭だそうだ。
さらに、授業態度だ。2人ともサボってこない時があるそうだ。まだサボるだけならいいが注意すると
「うるさいな。君たちはもう貴族じゃないんだ。貴族じゃない君たちが僕たち貴族にそんなこと言っていいのかい?」と言われるらしい。これは数人の教師が言われているそうだ。
「酷すぎますね。まだ婚約者なので私から謝罪させていただきます。本当に申し訳ございませんでした。」深々と頭を下げる。
「いや、謝って欲しかったわけではないのです。今度あの2人にお話をする際私たちも同席させていただきたいのです。そして2人には退学していただきたいと思っています。」
そもそも、貴族院の規則として貴族として恥じない行動が義務付けられている。また、あくまでも教師と生徒という立場である以上対等であらねばならない。
貴族としての権威を振りかざすのは言語道断である。
話を聞いていた他の先生も話に入って来た。
「私はハマーさんのクラス担当のアルト・ノヴァと申します。私は何度かハマーさんの両親とワーグナーさんの両親に手紙を書いているのですがなんの音沙汰もなしで、どんどんエスカレートしていくことに困っておりました。ぜひご協力させてください。」
他の先生を見ていると皆が頷く。きっとここまで来るのに大変だったんだろう。それに初めからお願いするつもりでいたからとてもありがたい。
「是非、私からもお願いするつもりでおりました。よろしくお願いいたします。」
深々と頭を下げた。
その後の2人のことはわからない。
「さて、色々ありましたが授業を始めましょう!」
そう言って外であったことは気にせず授業を開始するロディ・ウォーレン先生。数学の先生だ。ちなみにウォーレン先生はウォーレン子爵家の出である。貴族院の先生はもと貴族出の先生がほとんどだ。と、言うのも兄弟が多く、家督を継げない人は教師やメイド、従者として働くことが多いからである。ウォーレン先生もその1人だ。裁縫やダンスの授業、マナーなどを教えてくださるのも貴族出の先生が多い。
授業が始まると隣の席のマーティン様と目が合った。
「大丈夫かい?」口パクで話したきたので
「はい、大丈夫です。」と返す。
廊下の外では見かけなかったけど、マーティン様も教室の中にいて声は聞こえたいたのだろう。おかがで少しは向こうが浮気している人たちという印象はつけられたはずだ。最近は読みたい本も読めず、言いたいことを言わずに我慢していたこともあり少しスッキリした。
授業の内容をノートに書き写しながら、今日あったことを振り返る。誰か証人になってくれないか…。一番はウォーレン先生にお願いしたいところだけど。先生だし説得力も違うだろう。ダメ元で先生にお願いしようと思っていると、ちょうど授業がおわった。
「ジェードさんは先ほどの件で、聞きたいことがありますので放課後職員室まできてください。」ウォーレン先生はそれだけ言うと教室を出ていった。
⟡.·*.··············································⟡.·*.
全ての授業がおわり、職員室に入るとウォーレン先生が待っていた。
「ウォーレン先生お待たせして申し訳ございません。朝の件で聞きたいことがあると仰っていたので来たのですが…。」
「ジェードさん、待っていましたよ。こちらに座ってください。」
椅子をひいて、座るよう促した。
「早速、本題に入りましょう。朝の件ですが、私たち教師陣もほとほと迷惑をしていましてね。」手を顔の前で組みながら話し始めた。私のみていないところで色々なことが起きていたらしい。
まず、毎日2人の遅刻は当たり前だそうだ。ドロシーの教室前で行われているためドロシー自体はそこまで遅れることはないがトーマスは毎日15分以上の遅刻が当たり前らしい。
次に公衆の面前で行われているため、マナーの先生が「はしたないからやめなさい」と何度も言っているらしい。確かに貴族としてあまりいいとは思えない。さらにドロシーは制服をはだけた状態で現れることもあるそうで余計に怒り心頭だそうだ。
さらに、授業態度だ。2人ともサボってこない時があるそうだ。まだサボるだけならいいが注意すると
「うるさいな。君たちはもう貴族じゃないんだ。貴族じゃない君たちが僕たち貴族にそんなこと言っていいのかい?」と言われるらしい。これは数人の教師が言われているそうだ。
「酷すぎますね。まだ婚約者なので私から謝罪させていただきます。本当に申し訳ございませんでした。」深々と頭を下げる。
「いや、謝って欲しかったわけではないのです。今度あの2人にお話をする際私たちも同席させていただきたいのです。そして2人には退学していただきたいと思っています。」
そもそも、貴族院の規則として貴族として恥じない行動が義務付けられている。また、あくまでも教師と生徒という立場である以上対等であらねばならない。
貴族としての権威を振りかざすのは言語道断である。
話を聞いていた他の先生も話に入って来た。
「私はハマーさんのクラス担当のアルト・ノヴァと申します。私は何度かハマーさんの両親とワーグナーさんの両親に手紙を書いているのですがなんの音沙汰もなしで、どんどんエスカレートしていくことに困っておりました。ぜひご協力させてください。」
他の先生を見ていると皆が頷く。きっとここまで来るのに大変だったんだろう。それに初めからお願いするつもりでいたからとてもありがたい。
「是非、私からもお願いするつもりでおりました。よろしくお願いいたします。」
深々と頭を下げた。
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