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作者です。
大変です。お祖父様と第2王子が同じ名前でした。
途中で気づいてはいたのですが・・・
と言うことで、お祖父様は今までと同じく『バルデマー』
第2王子は『ヴァルデマー』とお名前を変えます。
***************************
私達未成年組は、お母様達大人組を見送った後、王城の最上階に行きました。
そこは、おじさんではなくて、貴族のお偉い人ばかりがいます。
どうやら夫人などは、もしもの事があってはいけないと、王城の中にいるのでしょう。
ソフィア王女殿下は、真っ直ぐに陛下の前に向かいました。
「お父様。いいえ、陛下。
グリフィン様は、エルーシア様の作戦で一頭も傷を与えることもなく、捕獲しました。これからグリフィン様の生息地に私達で送りに行きます。
ですが緊急事態です。
アールーペン山脈の北側で、オーク等の魔物が現われて、我が国内に侵入しようと群れを成して山越えをし始めているようです」
「な、何だと。それで、王妃達は北に向かって飛んで行ったのか?」
「はい。王妃殿下お二人と夫人達は、エルーシア様のご指示で、私達よりも先に現場に向かっています」
「お姉様。母上お二人と公爵夫人、辺境伯夫人の4人の女性で大丈夫なのでしょうか?」
第二王子のヴァルデマー殿下が、一歩前へ出ました。
「ヴァルデマー殿下。お久しぶりでございます」
私は、ヴァルデマー王子に頭を下げました。
「あ!女神様」
ヴァルデマー王子は私に向かって頭を垂れました。
「女神様?」
「女神様ってなんだ、どういうことだ」
「王子殿下が頭を下げているぞ。エルーシア嬢は女神様なのか?」
貴族の方々がざわめきはじめました。
私は、まわりがざわつくのをスルーして
「陛下、王子殿下。あのおばちゃんずではなくて、マルグレーテ王妃様と、レーア辺境伯夫人と母の魔法力を考えますと、逆に戦力過多になっているのではないかと心配になるくらいですので大丈夫です」
(フィオナ王妃はわかりません)
「女神様。それでも、私は母上が心配でございます」
「ヴァルデマー殿下。私を女神様ではなく、エルーシアと申します。
この後はエルーシアと呼んで頂ければ嬉しく思います。
殿下、確かに心配だとは思いますが、武力と攻撃魔法が得意な配下の者が先行し現状を把握しています。
心配はいらないと思います」
「ヴァルデマーよ。そんなに心配なら、そなたもエルーシアちゃんやソフィアと一緒に魔物退治へ行くか?」
国王陛下はニヤリとしました。
「父上、いいえ、陛下私の腕前では、足を引っ張ってしまうだけです。
今回は遠慮させて頂きます」
「そうか、ヴァルデマーよ。遠慮しなくても、エルーシアちゃんとリーサ嬢と一緒ならば、怪我どころかかすり傷一つ負うこともないな。
もし、怪我をしたとしても、エルーシアちゃんの治癒魔法であっという間に怪我を治すだろう」
陛下はなぜかドヤ顔をしています。
「治癒魔法?」
「治癒魔法であっという間?」
「ベルティンブルグの聖女様?」
「「「「えええええ!」」」」
まわりが再びざわつきました。
最高潮のざわつきの中
「は~い、お父様。ヴァルデマーお兄様が行かないのなら、アデリッサが、お空を飛んで行きたいで~す」
作者です。
大変です。お祖父様と第2王子が同じ名前でした。
途中で気づいてはいたのですが・・・
と言うことで、お祖父様は今までと同じく『バルデマー』
第2王子は『ヴァルデマー』とお名前を変えます。
***************************
私達未成年組は、お母様達大人組を見送った後、王城の最上階に行きました。
そこは、おじさんではなくて、貴族のお偉い人ばかりがいます。
どうやら夫人などは、もしもの事があってはいけないと、王城の中にいるのでしょう。
ソフィア王女殿下は、真っ直ぐに陛下の前に向かいました。
「お父様。いいえ、陛下。
グリフィン様は、エルーシア様の作戦で一頭も傷を与えることもなく、捕獲しました。これからグリフィン様の生息地に私達で送りに行きます。
ですが緊急事態です。
アールーペン山脈の北側で、オーク等の魔物が現われて、我が国内に侵入しようと群れを成して山越えをし始めているようです」
「な、何だと。それで、王妃達は北に向かって飛んで行ったのか?」
「はい。王妃殿下お二人と夫人達は、エルーシア様のご指示で、私達よりも先に現場に向かっています」
「お姉様。母上お二人と公爵夫人、辺境伯夫人の4人の女性で大丈夫なのでしょうか?」
第二王子のヴァルデマー殿下が、一歩前へ出ました。
「ヴァルデマー殿下。お久しぶりでございます」
私は、ヴァルデマー王子に頭を下げました。
「あ!女神様」
ヴァルデマー王子は私に向かって頭を垂れました。
「女神様?」
「女神様ってなんだ、どういうことだ」
「王子殿下が頭を下げているぞ。エルーシア嬢は女神様なのか?」
貴族の方々がざわめきはじめました。
私は、まわりがざわつくのをスルーして
「陛下、王子殿下。あのおばちゃんずではなくて、マルグレーテ王妃様と、レーア辺境伯夫人と母の魔法力を考えますと、逆に戦力過多になっているのではないかと心配になるくらいですので大丈夫です」
(フィオナ王妃はわかりません)
「女神様。それでも、私は母上が心配でございます」
「ヴァルデマー殿下。私を女神様ではなく、エルーシアと申します。
この後はエルーシアと呼んで頂ければ嬉しく思います。
殿下、確かに心配だとは思いますが、武力と攻撃魔法が得意な配下の者が先行し現状を把握しています。
心配はいらないと思います」
「ヴァルデマーよ。そんなに心配なら、そなたもエルーシアちゃんやソフィアと一緒に魔物退治へ行くか?」
国王陛下はニヤリとしました。
「父上、いいえ、陛下私の腕前では、足を引っ張ってしまうだけです。
今回は遠慮させて頂きます」
「そうか、ヴァルデマーよ。遠慮しなくても、エルーシアちゃんとリーサ嬢と一緒ならば、怪我どころかかすり傷一つ負うこともないな。
もし、怪我をしたとしても、エルーシアちゃんの治癒魔法であっという間に怪我を治すだろう」
陛下はなぜかドヤ顔をしています。
「治癒魔法?」
「治癒魔法であっという間?」
「ベルティンブルグの聖女様?」
「「「「えええええ!」」」」
まわりが再びざわつきました。
最高潮のざわつきの中
「は~い、お父様。ヴァルデマーお兄様が行かないのなら、アデリッサが、お空を飛んで行きたいで~す」
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お返事は何方様に対しても控えさせて頂きますのでご了承下さいます様、お願い致します。
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