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領地繁栄編
7話 ブリリアントホテル 食事会
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7話 ブリリアントホテル 食事会
「リカード公。すまぬが、この雑煮をおかわりしてもいいか?」
「陛下。畏まりました」
お父様が、了承すると配膳係がすぐに雑煮を持って来て、陛下のテーブルに配膳しました。
私は最初からこうなるとわかっていたので、ここの料理の責任者に伝えていたのです。
ただ今、ブリリアントホテルでお食事会の真っ只中です。
国王陛下は、野外焼肉大会がいいと駄々をこねましたが、第二王子のヴァルデマー殿下と宰相のオスカー叔父様が、説得してなんとかホテルでのお食事会になったのです。
その説得の言葉は、私がオスカー叔父様に伝授した
『ホテルでのお食事の方が、お餅料理が沢山お召し上がりになれますよ』です。
まったく陛下まで食いしん坊です。
食いしん坊と言えば、最近のリーサですが、実は原因は判明しているのです。
「・・・・・・」
あっ。話がそれましたので元に戻します。
「王様。 餅 食べる 偏食 子供みたい」
この場には、男爵に叙爵されたばかりのビアシンケン男爵になったワグナー家族も参加しています。
メリアは、通常運転ですが、初めて王族と食事をする、ワグナーとクラーラは緊張してガチガチなのが見ていてもわかります。
「メリア。本当にその通りね。でも餅料理を食べることでホテルでのお食事になったのよ」
メリアは陛下に温かい視線をおくっています。
陛下がお雑煮を器用にお箸で食べているところ、長女のソフィアはじぃっと陛下をみています。
「ところで陛下。いいえ、お父様。
長男のフリードが来ていないけど、体調でも悪いのかしら?」
陛下は、ピタッと動きが止まりました。
「ソフィアよ。おそらく考えているとおりだ。
彼奴(フリード)は、ここの視察や婚約者候補のエルーシアちゃんに会うことよりも、王都にいることを望んだのだ。
このことで、世間からは反国王、そしてエルーシアちゃんの婚約者としてマイナスになるとつたえたのだがな」
「あんなに、エルーシアの事を、『女神様』『女神様』と敬っていたのに、愚かな女が近づくだけで気持ちが変わるのですね」
「男は近寄ってくる女性には弱い者だが、第一王子であるフリードは、黙っていても女性が寄ってくるのに、何故かあの少女が関わると極端に駄目になる」
「女性に耐性がないわけでないのにね」
ソフィアは、マルグレーテ王妃とその息子のヴァルデマー殿下を見ました。
「しかし、お姉様(ソフィア)。確かにあの女性を見つめると、胸がドキドキして気持ちが高揚するのです。
でも、その感覚は何故か自分の本来のものではなく、作られた感じがして、彼女の目を見ないようにしています」
「ヴァルデマーよ。実は私もなのだ。
あの少女の目を見ると、どうも自分が自分でないような感覚があるのだ」
「ほう。あなたは、あのような少女がお好みなのですね」
マルグレーテ王妃は、冷たい視線を陛下に向けています。
「なにを言っているのだ。私に少女趣味はない」
国王陛下は、慌てて、王妃二入に言い訳をしています。
今噂になっているのは、リーリャ。
余所の国から来た貴族令嬢です。
王族は彼女の名前を言うこともしないほど嫌っているのね。
でも彼女は、魔眼を持っているとこの間暴露したのに、忘れたのかしら?
私はそう考えながら王族を眺めているのでした。
「リカード公。すまぬが、この雑煮をおかわりしてもいいか?」
「陛下。畏まりました」
お父様が、了承すると配膳係がすぐに雑煮を持って来て、陛下のテーブルに配膳しました。
私は最初からこうなるとわかっていたので、ここの料理の責任者に伝えていたのです。
ただ今、ブリリアントホテルでお食事会の真っ只中です。
国王陛下は、野外焼肉大会がいいと駄々をこねましたが、第二王子のヴァルデマー殿下と宰相のオスカー叔父様が、説得してなんとかホテルでのお食事会になったのです。
その説得の言葉は、私がオスカー叔父様に伝授した
『ホテルでのお食事の方が、お餅料理が沢山お召し上がりになれますよ』です。
まったく陛下まで食いしん坊です。
食いしん坊と言えば、最近のリーサですが、実は原因は判明しているのです。
「・・・・・・」
あっ。話がそれましたので元に戻します。
「王様。 餅 食べる 偏食 子供みたい」
この場には、男爵に叙爵されたばかりのビアシンケン男爵になったワグナー家族も参加しています。
メリアは、通常運転ですが、初めて王族と食事をする、ワグナーとクラーラは緊張してガチガチなのが見ていてもわかります。
「メリア。本当にその通りね。でも餅料理を食べることでホテルでのお食事になったのよ」
メリアは陛下に温かい視線をおくっています。
陛下がお雑煮を器用にお箸で食べているところ、長女のソフィアはじぃっと陛下をみています。
「ところで陛下。いいえ、お父様。
長男のフリードが来ていないけど、体調でも悪いのかしら?」
陛下は、ピタッと動きが止まりました。
「ソフィアよ。おそらく考えているとおりだ。
彼奴(フリード)は、ここの視察や婚約者候補のエルーシアちゃんに会うことよりも、王都にいることを望んだのだ。
このことで、世間からは反国王、そしてエルーシアちゃんの婚約者としてマイナスになるとつたえたのだがな」
「あんなに、エルーシアの事を、『女神様』『女神様』と敬っていたのに、愚かな女が近づくだけで気持ちが変わるのですね」
「男は近寄ってくる女性には弱い者だが、第一王子であるフリードは、黙っていても女性が寄ってくるのに、何故かあの少女が関わると極端に駄目になる」
「女性に耐性がないわけでないのにね」
ソフィアは、マルグレーテ王妃とその息子のヴァルデマー殿下を見ました。
「しかし、お姉様(ソフィア)。確かにあの女性を見つめると、胸がドキドキして気持ちが高揚するのです。
でも、その感覚は何故か自分の本来のものではなく、作られた感じがして、彼女の目を見ないようにしています」
「ヴァルデマーよ。実は私もなのだ。
あの少女の目を見ると、どうも自分が自分でないような感覚があるのだ」
「ほう。あなたは、あのような少女がお好みなのですね」
マルグレーテ王妃は、冷たい視線を陛下に向けています。
「なにを言っているのだ。私に少女趣味はない」
国王陛下は、慌てて、王妃二入に言い訳をしています。
今噂になっているのは、リーリャ。
余所の国から来た貴族令嬢です。
王族は彼女の名前を言うこともしないほど嫌っているのね。
でも彼女は、魔眼を持っているとこの間暴露したのに、忘れたのかしら?
私はそう考えながら王族を眺めているのでした。
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