織田信長 -尾州払暁-

藪から犬

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第四章 蛟竜雲雨

二十

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 信長軍が善照寺砦へ到着したときには、義元はすでに漆山から撤退していた。
 しかし、その中腹には、まだ今川軍の姿があった。率いているは井伊直盛である。朝比奈泰朝と共に鷲津砦を陥落せしめた後、義元の命により本隊へと合流していた。
 直盛は、今まさに漆山へ攻め上がってくる千秋季忠隊を迎え討った。
『お館さまは、このことを言っておられたのだな。頭が下がる』
 自らの浅慮を内省しながら。

――

「これより漆山を引き払う。直盛率いる遠江衆を残し、本隊は高根山まで後退する。その後、高根山に新たな殿軍を処置し、我らはさらに後方へと撤退する」
 撤退を決めた義元は鷲津砦から直盛が合流するのを待ち、彼に殿軍の指揮を任せた。
 だが、直盛には疑問があった。
繰引くりびき、――ですか」
 繰引きとは、殿軍を複数に分けて退却する用兵である。一隊が防衛線を張って敵を食い止め、その隙に、もう一隊が後退する。後退した部隊は、後方の新たな地に張陣し、今度は、自分たちこそが防衛線となる。これを互いに繰り返しことで、無防備な背後の処置を行い、撤退戦の被害を最小限に抑えようと狙うものだ。
「本当に、そこまでする必要が、果たしてあるでしょうか」
 早朝から鷲津砦を火攻めで落とし、信長はそれを助けに来る素振りすら見せなかった。
『すでに織田にすでに戦意なし』
 直盛はそう思えてならなかった。繰引きにおいて殿軍は一所に陣を張り味方の撤退を待つ。当然ながら、陣所は戦の定石に鑑み見晴らしの良い高所に構えられるだろう。大高から東へは山間の道ばかりであるから、数度の登山が要求される。
――あまりに慎重が過ぎるのではないか。お館さまは何を見ておられるのだろう?――
 ところが、義元本隊が漆山から高根山への後退を開始した直後のこと。直盛はすぐに自らの浅慮を恥じ入ることになる。曇りかかって薄暗くなった鳴海方面に、丹下砦から善照寺砦へ風のように移動する軍勢を捉えた。それが何かは考えなくとも、すぐに分かった。
「の、信長ッ――」
 正確な兵数こそ分からない。けれども、自分が率いる二〇〇〇の軍勢に比して少なくはないように見える。元より今川より動員できる兵の多くない織田のことだ、それだけ率いているなら信長の本隊にまず間違いはない。
 善照寺砦へ入城した信長本隊を遠望し、直盛は危惧を強めた。
――いったい、何故、今になって戦場に現れたのだ。どういうことだ?――
 信長を評して「野犬」と散々に罵倒してきた今川勢だが、こと肉薄されたときに野犬ほど怖いものがあるだろうか。遠くに距離をとって見ている分には、「あの犬畜生め」とからかって遊ぶに不足はないが、いざバッタリと山中で相対したら、どうしていいか分からない。目の前の動物が一帯何を考えているのか、まるで分からない。
 混乱する直盛を挑発するかのように、さらに事態は展開する。
「中島砦より敵が出撃しましたッ、こちらへ向かってきておりますッ」
「何だとッ――」
 中州に築かれた中島砦を眼下に見下ろす。突撃してくるのは、多く見積もっても三〇〇程度の小勢らしい。向こうからも、自分たちの陣容は明瞭に見えているなら彼我の兵力差は明らかだ、勝ち目などないはずだが、その突撃には一切の迷いがないように見える。
「砦攻めだけでは戦火が足らぬと考えていたところよ。迎え討つぞ。首級を挙げよッ」
 油断していた事実は争えない。けれども、眼前の敵の撃滅のほかに殿軍としての職務があり得ない。やることが一つに絞られれば、自然と腹が据わった。直盛は堂々巡りの混乱から脱した。
 相対した敵は誰も彼もが若い武者ばかりだった。千切れんばかりの喚き声を上げ散らしながら向かってくる。直盛は俄然やる気になった。自ら槍を振るい、兵らを鼓舞しながら戦い抜いた。五十ばかり討ち取ると、敵は敗走を始めたが、直盛の熾烈な追撃は、ついに大将首である千秋季忠その人を生け捕りとした。
 縄目にかけた季忠を跪かせ、直盛は、その首に佩刀を沿わせた。
「千秋四郎――季忠か。熱田神宮の大宮司だと聞いている。が、此度の戦に加護はなかったようだな。薄情なお前の仲間たちの逃げ惑う声がまだ聞こえるか。織田への義理立ても結構だが、死に急ぐことはない。信長は何を狙っている? 洗いざらい吐け。お館さまに取次いでやらぬでもない。いずれ尾張は今川が併呑するのだ。熱田はその要だ。決して悪いようにはされぬと思うが」
 落ち着いた声色で諭すように話したが、季忠はそれがおかしいのか、鼻で笑って、
「ハッ。悪いようにはしない、ですか。山口一族の最期を知りながら、なお、今川に降るような奴が居たら、それはまったく大うつけ者というべきですな」
 軽口を叩いてケラケラ笑った。もう、死の覚悟が決まっている。
「小勢で向かってきたその意気は良し。賢くはなくとも、勇猛な将兵だと私は評価してやりたかったが、他人の好意が分からぬ奴だ」
「今川義元、何するものぞッ。そんなに、信長さまのことが知りたければ一つ予言を授けてやりましょうか。あなた方は、この地で信長さまに――」
 無慈悲な佩刀が振り下ろされ、季忠の命は漆山に散った。
 直盛は鮮血に咽びながらも勝ち鬨を挙げた。高根山の義元に戦火を伝えるかのような咆哮だった。折より降り出していた小雨が、戦争に火照ったからだを心地よく冷ましていく。


――

  漆山に起こった直盛と季忠の戦闘を、高根山から義元は見ていた。
「やはり、現れたな。信長」
 漆山から轟く勝ち鬨を聞いて本隊もその戦勝に沸いた。内心、直盛と同じように繰引きに疑問を抱いていた者たちは、掌を返したように義元を讃えた。
「あれだけの兵にこれほど時をかけるとは、油断大敵とはよくいったものだ。直盛もまた精進が必要だな」
 義元もまた微笑を湛えて不適を演じたが、しかし、その心境は穏やかではなかった。
 善照寺砦まで進軍とした信長本隊の動きを見て、義元は信長の狙いのすべてに気付いたのだ。こみ上げてくる戦慄に眉を震わせ、しかし、しずかに押し殺す。それは、もう少し撤退が遅れていたなら、間違いなく信長本隊と交戦したという恐るべき事実だった。負ける思っているわけではない。ただ、負ける可能性のある戦に引きずり込まれる寸前だったから。
 四つもの砦を餌にそれをあえて落とさせ、敵が戦火十分と判断して退却の途につくその瞬間を狙う。物理的、且つ、精神的な隙をつくりあげようという信長の策略に、義元はまんまと乗せらていた。その事実を知ったとき、はじめに屈辱が沸き立ち、そして、すぐに武士としての恐怖に襲われた。気付いているのが自分だけだという孤独にも苛まれた。特に、丸根・鷲津両砦の玉砕の事実が、翻って義元を深く刺し貫いた。実際には、信長の命に抗って死を選んだ両砦であるが、そんなことは義元には知る術がない。
――信長は自分に対するために、平然と砦とその城兵を捨て石としたというのか?――
 その覚悟の美しさを妬まざるを得なかった。
――なぜ、そのようなことができる? あれだけ家中の裏切りに合いながら、奴はなぜ?――
 乱世に主従の掟は存在しない。下克上が許しがたい罪とされるには、まだ時代を下らなければならない。麾下の兵隊をぞんざいに扱えば、そのツケは必ずまわってくる。遠江、三河、と新たな領地を広げて来た義元は、それをイヤというほど知っている。
「漆山へ出撃した敵は、なぜ、そのような小勢で我らに挑んだのだ」
「サア。抜け駆けか何かでしょう。ハハ」
 義元はそこまで考え、ようやく千秋隊の意図に気がつく。
――まさか、時間稼ぎ――か? 我らの撤退を遅らせるという、それだけのために――」
 信長には、信長のために喜んで死ぬキチガイの兵隊が何人もいるのだときちんと仮定しなければ、この結論には辿り着けない。
 一連の戦に信長が描かんとする図を義元が理解したとき、善照寺砦にあった信長軍が動いた。季忠の後を追うかのように中島砦へ移動を開始した。
――まずい。来るぞ――
 義元は松平勢から遣わされた三河の古強者・六左衛門ろくざえもんなる者、その他歴戦の家臣を引き寄せて意見を求めた。
「六左衛門よ。かなた、信長が率いる軍兵はいかほどあろう?」
 六左衛門は義元のその質問を怪訝に感じた。善照寺から中島への道は両側が深田で、騎馬は一騎ずつ縦隊で進まなければならない様子だった。信長本隊は誰の目にもハッキリと見え、どう数えても二〇〇〇そこそこだという目算は揺れぬだろう。それを承知で訪ねて来る義元に、六左衛門はこう答えた。
「ざっと、五〇〇〇はおりましょうな」
 途端、傍らでそれを聞いていた者たちはそれを笑った。
「どう見ても二〇〇〇は超えないだろう。何をどう数えたら五〇〇〇も居るというのだ」
 そう嘲笑されることすら織り込み済みといった体で、六左衛門は顔色一つ変えずに毅然と返す。
「敵兵というのは見上げれば多く見え、見下げれば少なく見えるものです。あなた方はお笑いになるが、兵の見積もりというのを知らぬのではないですか。それに、織田信長の兵は手練れと聞いていますので、こちらの兵の二人分に見積もっても支障はありますまい」
 我らが織田に劣ると申すか、といきり立つ者がいる一方で、義元は、我が意を得たりと六左衛門に拍手を送った。
「そうだ。六左衛門の申すことは尤もだろう。だが、高所を取る我らの優位は揺るぎない。信長の狙いは殿軍として残された直盛隊を叩くことだろう。ならば――、ならば、殿軍を厚くしてやろう、五〇〇〇の兵を以てしても崩せぬほど強靭に、な。漆山に遣いを送り直盛隊を高根山ここへ。さらに、本隊から兵を割く。高根山には都合六〇〇〇の兵を残し、これを直盛に指揮させよ。我らは三〇〇〇を率い、さらに後方へと陣を移す。氏俊よ。南東の村に小山があると言っていたな」
「は。桶狭間おけはざま村という村でございます。この小山の山頂へと陣し、井伊殿の撤退を待つのがよろしかろうと思います。山は草木の生い茂る難所ではあるものの、東を向いて張陣するなら、前面の深田を堀として構えることも出来ましょう。それに、ここまで来たなら、すでに大高方面から補足されることはありません」
「桶狭間村。山間の隠れ里といったところか。陣はそこで良いだろう。
 直盛隊を高根山まで退かせ、信長が追ってきたならば、直盛にこれを全力で迎え討たせよ。六左衛門が曰く、敵勢は五〇〇〇だろう――、死力を尽くせと伝えておけ」

 義元本隊は、そうして悠々と桶狭間山へ陣を移した。桶狭間から大高方面は高根山が壁となって見ることは叶わない。だが、それは信長からも同じである。もはや、織田勢にできることは殿軍である直盛隊への攻撃くらいだろうと思われた。
 高根山に残してきた軍勢に退却してきた直盛隊が合流したのを見届けると、義元本隊は、いよいよまるですべての仕事を終えたかのような心持に囚われた。兵たち一人ひとりの張り詰めていた気が、音もなく解けていく。昼頃より降りしきっていた霧雨が雨脚を強めていたが、義元は、それも悲観せず、むしろ安堵を覚えたほどだった。
――此度は、戦っていないのに、ひどく疲れさせられたな。イヤ、それこそが、油断せず事にあたった証左だと、すこしは自分を褒めてやっても良いかもしれぬ。それにしても、雨の強まるより先に陣を移すことができたのは僥倖だった――
 ところが、天候は、そんな義元の気の緩みを戒めるように荒れ狂った。
 風雷を伴って東から西へと降り注ぎ、山上はとくに風が吹き荒れ、すでに痛いほどだった大粒の雨は雹に変わって義元たちの顔に真っ向から打ちつけた。滑落させられそうな突風が二度、三度と吹きすさび、山頂は天が近いからだろうか、付近の松などの木にいくらか落雷した。足軽たちは、自ら持ってきた槍に雷が落ちやしないかと恐怖して、勝手に木陰に隠れて休んでいるという体たらく。視界は奪われ、高根山を目視することも出来ない。
 義元は、ここに来てようやく兜の緒を締め直した。高根山方面へと斥候を出して動きを探らせるや、お次は、自軍の兵たちの士気の掲揚に努めた。
 左文字の刀を抜き、それを高く天に掲げる。突然のことに誰もが呆気に取られた。
 義元は、普段の艶やかな声色とは似ても似つかぬ大声で、獣の如き力強い大声で、演説を打つ。

「聞けッ。我らはすでに撤退の途にある。しかし、戦いはまだ終わってはおらぬ。高根山に残った仲間に、信長の凶刃が迫っているやもしれぬ。彼らが無事に撤兵するまでは、彼らが敵と斬り結ぶ限りは、我らの心も共に戦場にあると知れ。
 だが、織田勢も、雷も、共に恐れるに足らぬッ。我らはすべてに勝り、駿府へ帰還するものである。今川義元の矛先には天魔・鬼神も敵わぬであろうッ」

 驚くべきことに、義元はこの嵐のなかでうたいを三番うたってみせた。嵐と戦争のただ中にありながらまるで物怖じしない主君の雄姿に、兵たちは、「ホンモノの武士の品格とはこういうものか」と思わず魅入った。
 すると、何ということだろう、雨は嘘のように上がり、黒雲の切れ目からは痛いほど鮮やかな橙の太陽が顔を出した。それは温たかく、義元本陣と桶狭間山を包み込んだ。「まるで天からの戦勝祝いだ」などと、誰かが言った。軽薄だが、義元とて、それをいちいち叱りつける気分には、もうならなかった。
 彼もまた、感動のただ中にあったから。
 駿河・遠江・三河から徴募したおよそ一万余の軍勢を率い、今川義元は大高城解放の途についた。相手は兼ねてより尾張の大うつけの評判である織田信長。万に一つも、敗北など許されない。それどころか、ただの勝ちでは不満すら起きかねない。尾張の大高城へと至るこの道は、義元が今川という家で歩んできた人生の縮図だった。
「雪斎。見ているか。そなたがおらずとも、私はやり遂げるぞ」
 義元の両の目がかすかに光る。五年前に死去した自らの師の坊主の名前を、思わず呟いた。義元自身、普段なら最も好まざるような感傷に、彼はこの瞬間にのみ酔っていた。誰にも吐露することのできなかった戦いへの恐怖、家格を傷つけることへの重圧、義元自身ついにそれを意識することはなかったが、家督継承以後に彼の身体にのしかかっていたそれらのすべてが、今日この日に報われたかのようだ。
 耳をすませばわずか喧騒が聞こえた。義元は颯爽と立ち上がる。
「高根山が動いたか。直盛が来たかッ」
 凛凛と声を張りながら、雨ですっかりよれた陣幕をかきわけ、子どものような足取りで外に飛び出した。
 そこで彼が見たものは、今間際のすべての幻影を切り裂くかのような、先刻の嵐などまるで何でもなかったかのような、ひたすらに鋭利な光景だった。
 永禄三年(一五六〇年)五月十九日、未の刻、織田信長率いる二〇〇〇の本隊が、桶狭間山に陣する今川本隊を突如強襲した。
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