生臭坊主の異世界転生 死霊術師はスローライフを送れない

しめさば

文字の大きさ
143 / 722

第143話 新メニュー

しおりを挟む
 次の日。朝食を取ろうと階段を降りていくと、レベッカが俺達に気が付き声を掛ける。

「おっ? 九条。いいとこに来た。ちょっとそこに座って待っててくれよ」

 ミアと顔を見合わせるも、首を傾げるだけ。
 言われた通り食堂の席に座っていると、出て来たのはいつもの定食とは違う料理が2人分。
 金属で出来た長方形の大きめの皿にご飯が大盛り。その上に多彩な具材を全部乗っけたと言った感じの料理である。元の世界でいうところのロコモコ丼と言うやつに似ている。
 だが、その量は比べ物にならない。俺はなんとかなりそうだが、ミアには絶対に食べきれない量だ。どう見ても朝食には向いていない気がする。

「これは?」

「ウチの新メニューの試作品だ。お代はいらないから、食べて是非感想を聞かせてくれ」

 元々飯を食いに来たのだ。丁度いいと言えば丁度いい。
 それを何度か口に運ぶも、特別に美味いともまずいとも感じない。良くも悪くも至って普通である。
 こういうのは素直な感想を言えばいいのだろうが、どうしても忖度が入ってしまい、無難な答えしか返せない。明らかな人選ミスだ。

「まぁ、悪くない。いいんじゃないか?」

「おお。そうか。じゃぁウチで出してみてもいいかな?」

「別にいいとは思うが……」

 何故それを俺に聞くのか謎だが、レベッカは素直に喜んでいた。

「よし! 許可も出たことだしそうするよ! ありがとう九条!」

「あ、そうだ。レベッカ」

「ん? なんだい?」

「レベッカは、グリムロックという街に行ったことあるか?」

「いや?」

「そうか……。ならいいんだ」

 最後にごゆっくり、と定番の台詞を残し厨房へと戻るレベッカ。

「おにーちゃん。グリムロックに何か用事?」

「ああ。バイスさんに紹介された鍛冶師がいるんだ。傷や焦げが酷い鎧があってな。そのリペアをしてもらおうと思って……」

「私も行きたい!」

「もちろんだ。ミアだけ置いて行く事なんてしない」

「やったー! で、いつ行くの?」

 嬉しそうに持っていたスプーンを高らかに掲げるミアだが、目の前の料理はあまり減っていない。

「従魔達の小屋が出来てからと思っていたんだが……。まぁ、決まったら教えるよ。その時は、休暇をとらないといけないしな」

「はーい」

 ひとまず目の前の新メニューなるものを平らげようと、黙々と口へと運ぶ俺に対し、早々にお腹がいっぱいになってしまったミアは、レベッカに見つからないよう少しずつカガリの口元へと料理を運んでいた。
 その後、食事の礼を言ってギルドへ足を運ぶも、ソフィアもグレイスも忙しそう。
 ミアとカガリとはそこで別れ、先に村の見回りを済ませてしまおうと食後の運動を兼ねた散歩を始めた。正直言って、早く消化しなければ吐きそうである。朝からあの量は、正直きつい……。
 その途中でばったりと出くわしたのがエルザ。魔法書店の婆さんだ。

「おや、九条さん。お元気そうで何よりじゃ」

 俺に気付いたエルザは愛想良く挨拶をする。村の中ではいつもこんな感じだが、それは猫を被っているだけである。
 本性は闇魔法結社ネクロガルドとかいう怪しい集団の最高顧問……らしい。
 自称しているだけかもしれないが、今のところこれといった害もなく、警戒は怠らないながらも世間話を興じる仲、といったところだ。

「エルザさん。お聞きしたいのですが、グリムロックには行ったことがありますか?」

「ええ。若い頃に良く行きましたねぇ」

「その話を少しお聞きしたいのですが、構いませんか?」

「ええ、いいですとも。ここではなんじゃ。よければウチにおいでなさい。温かいお茶をお出ししますよ?」

「では、お言葉に甘えて……」

 エルザの後ろをついて行く。杖を突きながら歩く為、その速度は日が暮れてしまうのではないかと思うほど遅い。
 得意の獣術を使えばアスリート並の速さで走れるクセに……。と思いながらも、見えてきたのは村の共同墓地と、その隣に構えた魔法書店だ。
 コット村に移転してからお邪魔したことはなかったが、その内装はベルモントにあった店とあまり変わりはない。
 薄暗い部屋に所狭しと本棚が並べられていて、それが窓から入る光を遮っていた。
 部屋の奥に案内されると、そこは恐らく寝室だ。こじんまりとしたベッドに小さなテーブルと2つの椅子。
 手際よく用意したお茶がテーブルへと置かれ、一仕事終えたエルザも椅子に腰かける。

「で? 何が聞きたいんじゃ?」

 エルザの雰囲気がガラリと変わる。お茶をすすりながらも上から目線で、俺を睨みつける。
 そこにいるのは魔法書店のエルザではなく、ネクロガルドの最高顧問としてのエルザなのだろう。

「グリムロックに行く予定なんだが、下調べをしておこうと思ったんだが……」

「何しにいくんじゃ? 採掘か?」

「いや、鎧のリペアなんだが、採掘が出来るのか?」

「ああ。ミスリル鉱石はサザンゲイアでしか取れんからな。まぁ、行ったところで一般人は採掘できんのじゃがな」

「そうなのか?」

「そりゃそうじゃろ。大事な国の資源。採掘には許可が必要じゃ。冒険者向けならギルドで許可が貰えるはずじゃが、それなりにカネもかかる」

「聞いておいてなんだが、詳しいな」

「当たり前じゃろ。我が組織の規模を甘く見てもらっては困る」

 口角を上げ、胸を張るエルザ。それは隠し事を自慢する子供のようにも見えた。

「ここからだと、ハーヴェストから船で行くんだろ?」

「まぁ、一般的にはそうじゃな」

「それ以外に方法があるのか?」

「イッヒッヒ。ここからは有料じゃ……。我が組織に入るのであれば無料で教えてやるぞ?」

「ケチ臭いな……。いくらだ?」

「金貨100枚じゃ!」

「わかった。話を続けてくれ」

 俺が即答したことに余程驚いたのか、エルザは目を丸くした。

「おぬし、本当に払う気か?」

「ああ。もちろんだ。それくらいなら払える」

「……はぁ。冗談じゃよ……。カネなぞ貰わずとも教えてやるわい」

 俺を組織に入れたいのだろうが、そんなことくらいで入るわけがない。
 エルザはつまらなそうに溜息をつくと、落胆したような表情を見せた。だが、その表情は、すぐに不敵な笑みへと変わったのだ。

「もう1つの方法は我が組織の船を使うということじゃ! ハーヴェストまで行かずとも、海岸沿いならどこからでも乗船できるぞ? もちろん組織に入ればじゃがの! フヒヒヒ……」

「うぜぇ……。入らないって言っただろ……」

 結局は組織に入らなきゃダメとは……。真面目に聞いて損をした気分だ。

「そうだ。従魔も乗船できるよな?」

「できん! ……と言いたいところじゃが出来るはずじゃ。別料金じゃがの」

 まぁ、乗れるのなら問題はないだろう。カネには困っていない。

「そうじゃ、何か困ったことがあれば我が組織を頼るがいい」

「どうせ、組織に入らないと意味がないんだろ?」

「いやいや、今度は大丈夫。そこまでは言わんよ。あわよくばそれをきっかけにしてとは思っておるがの。イッヒッヒ……」

 食えない婆さんである。なんだかんだでその話も無理矢理聞かされると、魔法書店を後にする。
 色々と脱線はしたものの、聞きたかった情報は聞けたので良しとしよう。
 後は出発日をどうするかだが、従魔達を連れて行くとは言え、小屋の建設が終わるまでは村にいようと思う。
 大工達に手伝うと言った手前、途中で投げ出すなんてことはしない。
 その後、残りのパトロールを済ませギルドへ帰ると、入り口に置いてあった立て看板に目が留まった。

『新メニュー! プラチナプレート始めました。今だけ半額!』

「新メニュー?」

 思い出した。今朝出された新メニューの試作品。恐らくアレの事だ。
 食堂の扉を開けると、いつもとは違い大盛況。依頼を終えた冒険者達で満席に近い状態だ。
 そんな彼等が美味そうに頬張っているのは、今朝見た試作品と同じ物。
 入口で立ち尽くす俺に気が付いたレベッカは、威勢よく声を出す。

「いらっしゃ……。なんだ、九条か……」

「凄い盛況じゃないか」

「ああ。九条から新メニューの許可を貰えたからね。お披露目っつーことで、明日までは半額セールだ」

 これだけのボリュームで、しかも半額で食えるのなら皆飛びつくだろう。だが、ネーミングセンスはどうにかならなかったのか。

「新メニューの名前はもっとこう……どうにかならなかったのか?」

「いい案だろ? シルバー製の皿をプラチナプレートに見立てたんだ。そこに料理を山盛り乗っけることで強さを表現してる。完璧だろ?」

 レベッカは、自身ありげに胸を張る。

「……そうか?」

「そうだよ。なぁみんな!?」

「「おお!」」

 それに応えるように声を上げる客達。さすがは冒険者と言うべきか……。ノリの良さはピカイチである。
 武器屋の親父と違って、プラチナプレート冒険者御用達などと嘘を付いているわけではないので問題はないのだが、ようやく俺に許可を求めた意味を理解したのだ。

「九条も食っていくだろ?」

「後でな。席が空いた頃また顔を出すよ」

「あぁ。言っとくけど今日は定食は休みだからな。新メニューのプラチナプレート以外出せないから、そのつもりでいろよな!」

 また、あれを食うのか……。朝晩同じ物。そしてあの量である。俺は元の世界の胃腸薬が恋しくなった。
 もちろんミアに頼めば魔法で簡単に治るのだろうが、さすがにそれはかっこ悪いというか不名誉だと感じてしまう辺り、自分にも少しはプライドがあるのだなと苦笑しつつも、それをしみじみと実感したのであった。
しおりを挟む
感想 21

あなたにおすすめの小説

【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜

KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!

マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。 今後ともよろしくお願いいたします! トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕! タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。 男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】 そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】 アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です! コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】 マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。 見てください。

黄金蒐覇のグリード 〜力と財貨を欲しても、理性と対価は忘れずに〜

黒城白爵
ファンタジー
 とある異世界を救い、元の世界へと帰還した玄鐘理音は、その後の人生を平凡に送った末に病でこの世を去った。  死後、不可思議な空間にいた謎の神性存在から、異世界を救った報酬として全盛期の肉体と変質したかつての力である〈強欲〉を受け取り、以前とは別の異世界にて第二の人生をはじめる。  自由気儘に人を救い、スキルやアイテムを集め、敵を滅する日々は、リオンの空虚だった心を満たしていく。  黄金と力を蒐集し目指すは世界最高ランクの冒険者。  使命も宿命も無き救世の勇者は、今日も欲望と理性を秤にかけて我が道を往く。 ※ 更新予定日は【月曜日】と【金曜日】です。 ※第301話から更新時間を朝5時からに変更します。

底辺から始まった俺の異世界冒険物語!

ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
 40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。  しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。  おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。  漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。  この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――

Shining Rhapsody 〜神に転生した料理人〜

橘 霞月
ファンタジー
異世界へと転生した有名料理人は、この世界では最強でした。しかし自分の事を理解していない為、自重無しの生活はトラブルだらけ。しかも、いつの間にかハーレムを築いてます。平穏無事に、夢を叶える事は出来るのか!?

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!! 2巻2月中旬出棺です!! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~

金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。 そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。 カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。 やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。 魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。 これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。 エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。 第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。 旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。 ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載

異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します

桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる

処理中です...