145 / 722
第145話 忘恩の徒
しおりを挟む
シャーリーから教えてもらったお薦めの宿屋で部屋を借りる。4人家族用の大きな部屋は、従魔達の為である。
冒険者用の相場の3倍ほどの値段だけあって、広くて豪華。といってもネストやバイスの屋敷と比べたら雲泥の差だ。
「じゃぁ、俺はギルドに顔を出してくるから、ミアは待っててくれ」
「ん? 一緒じゃなくていいの?」
「大丈夫だ。依頼を受けるわけじゃない。ここで皆とくつろいでいてくれ。……ああ、そうだ。どうせだから飯も買って来るよ。何か食べたい物はあるか?」
「おにーちゃんと同じものがいい」
4匹の従魔に囲まれながらも、笑顔で答えるミア。鉄壁のガードである。
ミアと一緒に行動することも考えたが、あの視線に晒され続けなければならないのは、さすがに少々忍びない。
「よし、まかせとけ! お前達の分も買って来るから、ミアのことは頼んだぞ」
「うむ」
正直、面倒くさいが仕方ない。ギルドに顔を出して、呼び出しの有無を確認するだけだ。
ミアのことは従魔達に任せ、俺は単身ギルドへと足を運ぶと、思った通りのお出迎え。
ギルドにいる人々の視線が俺に集中すると、怪訝そうな表情を浮かべる。視線を合わせようとはしないが、意識はこちらを向いているといった状態だ。
だからといって、遠慮したりはしない。俺は何も悪いことはしていないのだ。
依頼受付の列に並ぶと、それに気付いた職員が慌てた様子で連れてきたのは、ベルモントギルド支部長のおっさんである。
シャーリーをパーティーに誘う際に、1度だけ顔を合わせたことがあるが、既にそれも忘れたのか、俺に向ける目は軽蔑の眼差しと言っていいだろう。
あの時は、金の鬣を討伐してくれて感謝しているとか言っていたクセに、既に手のひらを返している様子。
有り体に言えば、恩を仇で返すと言ったところか。とはいえ、このギルドの為に金の鬣を討伐したわけじゃないから、恩と言うのは筋違いかもしれない。
「本日はどういったご用件で?」
「俺宛てに呼び出しが入ってないか確認しに来ただけだ」
「現在はそのようなご連絡はありません」
「そうか。明日には街を発つ。邪魔したな」
事務的な会話。それはわずか数秒で終了した。そしてすぐにギルドを離れる。
宿への帰り道。夜空を見上げ考える。本当にこれで良かったのだろうかと……。
ノルディックを殺した後。王都帰還前に、どうするかを皆と話し合った。俺はそのことを思い出していたのだ。
――――――――――――
プラヘイムの宿屋の一室。いつになく真面目な表情で話すのはバイス。俺達からノルディックを殺した経緯を聞き、難しそうな表情で唸っていた。
「で? これからどうする?」
「俺は、全て話すつもりです」
「ノルディックを殺したこともか?」
「ええ。ミアを殺そうとしたんです。俺は自分の担当を守っただけ。それが悪いことですか?」
「もちろん九条は悪くないが、第2王女が素直に、はいそうですか、とは言わないだろ。俺とシャーリーは九条の味方だが、俺達が証言したところで相手は聞く耳をもたないぞ?」
「まぁ、なるようになるでしょう。最悪逃げることはいつでも出来るので」
「九条の実力ならそれも可能かもしれないが……。どうなるかは陛下次第だな……。恐らく第2王女派閥と第4王女派閥で争うことになる。どちらも譲らないだろう。そうなると陛下とギルドが、プラチナの九条の存在をどう扱うかにかかってくるはずだ。生かし利用するか、殺すか……」
「ちょっと待ってよ。生かすか殺すかって選択しかないの?」
シャーリーはそれにもっともな異論を唱えた。椅子を蹴飛ばし立ち上がると、バイスに食って掛かる。
「国外追放にはしないはずだ。他の国にプラチナを取られるだけ。1番の悪手だろう」
「じゃぁ、軽い罰則を与えて釈放?」
「確かにその可能性もあるが、九条はノルディックを殺してるんだ。国民からの反発は避けられないはず……。国民感情を優先し、九条の処刑も考えられる。正直どっちに転ぶかわからない。ノルディックの本性を暴けるなら別だが……」
押し黙るシャーリー。九条もバイスもミアも、そして従魔達も。これといった打開策は思いつかなかった。
「例え九条が無罪になったとしても、評判は落ちるはずだ。その場合、ミアちゃんもそう見られる恐れがある」
カガリをなでながら話を聞くミアの方を見ると、ミアと目が合った。そして思いついたのだ。
「…………ならば、ミアを殺しましょう」
「えっ!?」
「九条!? お前何言って……」
突拍子もない物言いに、皆が聞き間違えかと自分の耳を疑ったのだろう。
「いや、ちょっと言い方が悪かったですね。実際に殺すんじゃなく、ミアはノルディックに殺されたことにするんです。そうすればノルディックにも相応の罪を背負わせられるし、ミアはギルドも辞められる」
「それだ!」
「それよ!」
バイスとシャーリーが綺麗に同調した。要は死人に口なしということだ。俺がノルディックを手に掛けた大義名分にもなる。
ノルディックの計画を逆に利用し、罪を被ってもらおうとしたのだ。
丁度いいタイミングだった。ノルディックと同じく遺体を偽装しプレートを提示するだけでいいのだから。
ミアはギルドの孤児院から職員として採用された。故に相応の理由がなければ、ギルドを辞めることは出来ない契約を結んでいる。
だが、欠点もあった。ミアが自由になる代わりに、コット村にはいられなくなる。
ミアの事を知らない遠くの国にでも逃げることが出来れば、それが1番いいのだが、俺はダンジョンから長い間離れるわけにはいかない。必然的に、ミアはダンジョンに住むことになってしまう。
日の目を見ることが出来ない籠の中の鳥。どちらにしろ自由にはなれないのかもしれないが、ギルドに縛られているよりはいいかと考えたのだ。
しかし、その決断をするのはミア自身。
「決めるのはミアだ。俺のことは考えず、好きな方を選ぶといい」
「……私は……」
――――――――――――
ミアは最終的にギルドに残ることを選んだ。
孤児院で育てられた恩もあるのだろうが、コット村のみんなが好きだとも言っていた。
確かにギルドには辛い過去もあったが、それも少しずつ解消し、ニーナとも上手くやっていけるかもしれないという道筋も見えていたからだろう。
そして俺は、ミアの意見を尊重したのだ。それが正解だったのかはわからないが、そうあってほしいと心から願っていた。
途中、屋台の良い匂いが俺の鼻孔をくすぐり、夕飯を買わなければいけなかったことを思い出した。とは言っても、それほど知っている街でもない。
今から飯屋を探して回るのも時間がかかりそうだと思い、ひとまず屋台の串焼きでいいかと足を向けた。
せっせと串焼きを焼いていたのは、額にねじり鉢巻きを巻いた威勢のいいおっちゃんだ。
「へい、らっしゃい!」
「これは1本いくらだ?」
「どれでも1本銀貨3枚になりやす!」
「じゃぁ、20本ずつください」
「まいどあり――え? 今、20本って言いました? 全部で60本ですけど……」
「ええ。在庫がなければ、あるだけでいいです」
「大丈夫です! ありやす! すぐ焼くんで少々お待ちを!」
「いや、今焼いてあるヤツ以外は生で大丈夫です」
「生!? 腹壊しますよ? お客さん」
「いや、家で焼くので……」
「あ……ああ。そうですよね。失礼しました……」
そりゃ驚くだろうなと我ながらに苦笑する。60本もまとめて買う奴も珍しいだろうに、串焼きの屋台で焼かなくていいと言うのだ。それなら精肉店に行けよと思われているかもしれないが、それはご遠慮願いたい。
焼いている物は俺とミアで食べるが、従魔達は生でも食えるから問題はないのだ。従魔達の胃袋を考えれば、これくらいは余裕で食う。
それを宿に持ち帰ると、皆で串焼きパーティーの始まりだ。
左手に自分の串焼きを持ち、右手で従魔達用の生の串を握る。そして自分の串焼きを一口頬張り、それをもっちゃもっちゃと食いながら、右手の串を従魔の口に入れ、閉じた口から串だけ引き抜く作業をミアと2人で流れ作業のようにこなしていた。
「おいひいね」
「うむ。なかなかんまいが、もうちょっと塩気があってもいいな」
「やはり、生は美味いですね」
「……」
ミアには相槌を打てるが、カガリの意見には同意しかねる……。とは言え、皆それに満足した様子。
「あー、食った食った」
「あー、くったくった」
満腹で重そうな腹をさすりながらベッドに仰向けになると、ミアもそれを真似てベッドに寝転び笑顔を見せる。
そんなミアとじゃれ合いながらも徐々に瞼は重くなり、ベルモントの夜は更けていった。
冒険者用の相場の3倍ほどの値段だけあって、広くて豪華。といってもネストやバイスの屋敷と比べたら雲泥の差だ。
「じゃぁ、俺はギルドに顔を出してくるから、ミアは待っててくれ」
「ん? 一緒じゃなくていいの?」
「大丈夫だ。依頼を受けるわけじゃない。ここで皆とくつろいでいてくれ。……ああ、そうだ。どうせだから飯も買って来るよ。何か食べたい物はあるか?」
「おにーちゃんと同じものがいい」
4匹の従魔に囲まれながらも、笑顔で答えるミア。鉄壁のガードである。
ミアと一緒に行動することも考えたが、あの視線に晒され続けなければならないのは、さすがに少々忍びない。
「よし、まかせとけ! お前達の分も買って来るから、ミアのことは頼んだぞ」
「うむ」
正直、面倒くさいが仕方ない。ギルドに顔を出して、呼び出しの有無を確認するだけだ。
ミアのことは従魔達に任せ、俺は単身ギルドへと足を運ぶと、思った通りのお出迎え。
ギルドにいる人々の視線が俺に集中すると、怪訝そうな表情を浮かべる。視線を合わせようとはしないが、意識はこちらを向いているといった状態だ。
だからといって、遠慮したりはしない。俺は何も悪いことはしていないのだ。
依頼受付の列に並ぶと、それに気付いた職員が慌てた様子で連れてきたのは、ベルモントギルド支部長のおっさんである。
シャーリーをパーティーに誘う際に、1度だけ顔を合わせたことがあるが、既にそれも忘れたのか、俺に向ける目は軽蔑の眼差しと言っていいだろう。
あの時は、金の鬣を討伐してくれて感謝しているとか言っていたクセに、既に手のひらを返している様子。
有り体に言えば、恩を仇で返すと言ったところか。とはいえ、このギルドの為に金の鬣を討伐したわけじゃないから、恩と言うのは筋違いかもしれない。
「本日はどういったご用件で?」
「俺宛てに呼び出しが入ってないか確認しに来ただけだ」
「現在はそのようなご連絡はありません」
「そうか。明日には街を発つ。邪魔したな」
事務的な会話。それはわずか数秒で終了した。そしてすぐにギルドを離れる。
宿への帰り道。夜空を見上げ考える。本当にこれで良かったのだろうかと……。
ノルディックを殺した後。王都帰還前に、どうするかを皆と話し合った。俺はそのことを思い出していたのだ。
――――――――――――
プラヘイムの宿屋の一室。いつになく真面目な表情で話すのはバイス。俺達からノルディックを殺した経緯を聞き、難しそうな表情で唸っていた。
「で? これからどうする?」
「俺は、全て話すつもりです」
「ノルディックを殺したこともか?」
「ええ。ミアを殺そうとしたんです。俺は自分の担当を守っただけ。それが悪いことですか?」
「もちろん九条は悪くないが、第2王女が素直に、はいそうですか、とは言わないだろ。俺とシャーリーは九条の味方だが、俺達が証言したところで相手は聞く耳をもたないぞ?」
「まぁ、なるようになるでしょう。最悪逃げることはいつでも出来るので」
「九条の実力ならそれも可能かもしれないが……。どうなるかは陛下次第だな……。恐らく第2王女派閥と第4王女派閥で争うことになる。どちらも譲らないだろう。そうなると陛下とギルドが、プラチナの九条の存在をどう扱うかにかかってくるはずだ。生かし利用するか、殺すか……」
「ちょっと待ってよ。生かすか殺すかって選択しかないの?」
シャーリーはそれにもっともな異論を唱えた。椅子を蹴飛ばし立ち上がると、バイスに食って掛かる。
「国外追放にはしないはずだ。他の国にプラチナを取られるだけ。1番の悪手だろう」
「じゃぁ、軽い罰則を与えて釈放?」
「確かにその可能性もあるが、九条はノルディックを殺してるんだ。国民からの反発は避けられないはず……。国民感情を優先し、九条の処刑も考えられる。正直どっちに転ぶかわからない。ノルディックの本性を暴けるなら別だが……」
押し黙るシャーリー。九条もバイスもミアも、そして従魔達も。これといった打開策は思いつかなかった。
「例え九条が無罪になったとしても、評判は落ちるはずだ。その場合、ミアちゃんもそう見られる恐れがある」
カガリをなでながら話を聞くミアの方を見ると、ミアと目が合った。そして思いついたのだ。
「…………ならば、ミアを殺しましょう」
「えっ!?」
「九条!? お前何言って……」
突拍子もない物言いに、皆が聞き間違えかと自分の耳を疑ったのだろう。
「いや、ちょっと言い方が悪かったですね。実際に殺すんじゃなく、ミアはノルディックに殺されたことにするんです。そうすればノルディックにも相応の罪を背負わせられるし、ミアはギルドも辞められる」
「それだ!」
「それよ!」
バイスとシャーリーが綺麗に同調した。要は死人に口なしということだ。俺がノルディックを手に掛けた大義名分にもなる。
ノルディックの計画を逆に利用し、罪を被ってもらおうとしたのだ。
丁度いいタイミングだった。ノルディックと同じく遺体を偽装しプレートを提示するだけでいいのだから。
ミアはギルドの孤児院から職員として採用された。故に相応の理由がなければ、ギルドを辞めることは出来ない契約を結んでいる。
だが、欠点もあった。ミアが自由になる代わりに、コット村にはいられなくなる。
ミアの事を知らない遠くの国にでも逃げることが出来れば、それが1番いいのだが、俺はダンジョンから長い間離れるわけにはいかない。必然的に、ミアはダンジョンに住むことになってしまう。
日の目を見ることが出来ない籠の中の鳥。どちらにしろ自由にはなれないのかもしれないが、ギルドに縛られているよりはいいかと考えたのだ。
しかし、その決断をするのはミア自身。
「決めるのはミアだ。俺のことは考えず、好きな方を選ぶといい」
「……私は……」
――――――――――――
ミアは最終的にギルドに残ることを選んだ。
孤児院で育てられた恩もあるのだろうが、コット村のみんなが好きだとも言っていた。
確かにギルドには辛い過去もあったが、それも少しずつ解消し、ニーナとも上手くやっていけるかもしれないという道筋も見えていたからだろう。
そして俺は、ミアの意見を尊重したのだ。それが正解だったのかはわからないが、そうあってほしいと心から願っていた。
途中、屋台の良い匂いが俺の鼻孔をくすぐり、夕飯を買わなければいけなかったことを思い出した。とは言っても、それほど知っている街でもない。
今から飯屋を探して回るのも時間がかかりそうだと思い、ひとまず屋台の串焼きでいいかと足を向けた。
せっせと串焼きを焼いていたのは、額にねじり鉢巻きを巻いた威勢のいいおっちゃんだ。
「へい、らっしゃい!」
「これは1本いくらだ?」
「どれでも1本銀貨3枚になりやす!」
「じゃぁ、20本ずつください」
「まいどあり――え? 今、20本って言いました? 全部で60本ですけど……」
「ええ。在庫がなければ、あるだけでいいです」
「大丈夫です! ありやす! すぐ焼くんで少々お待ちを!」
「いや、今焼いてあるヤツ以外は生で大丈夫です」
「生!? 腹壊しますよ? お客さん」
「いや、家で焼くので……」
「あ……ああ。そうですよね。失礼しました……」
そりゃ驚くだろうなと我ながらに苦笑する。60本もまとめて買う奴も珍しいだろうに、串焼きの屋台で焼かなくていいと言うのだ。それなら精肉店に行けよと思われているかもしれないが、それはご遠慮願いたい。
焼いている物は俺とミアで食べるが、従魔達は生でも食えるから問題はないのだ。従魔達の胃袋を考えれば、これくらいは余裕で食う。
それを宿に持ち帰ると、皆で串焼きパーティーの始まりだ。
左手に自分の串焼きを持ち、右手で従魔達用の生の串を握る。そして自分の串焼きを一口頬張り、それをもっちゃもっちゃと食いながら、右手の串を従魔の口に入れ、閉じた口から串だけ引き抜く作業をミアと2人で流れ作業のようにこなしていた。
「おいひいね」
「うむ。なかなかんまいが、もうちょっと塩気があってもいいな」
「やはり、生は美味いですね」
「……」
ミアには相槌を打てるが、カガリの意見には同意しかねる……。とは言え、皆それに満足した様子。
「あー、食った食った」
「あー、くったくった」
満腹で重そうな腹をさすりながらベッドに仰向けになると、ミアもそれを真似てベッドに寝転び笑顔を見せる。
そんなミアとじゃれ合いながらも徐々に瞼は重くなり、ベルモントの夜は更けていった。
21
あなたにおすすめの小説
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
Shining Rhapsody 〜神に転生した料理人〜
橘 霞月
ファンタジー
異世界へと転生した有名料理人は、この世界では最強でした。しかし自分の事を理解していない為、自重無しの生活はトラブルだらけ。しかも、いつの間にかハーレムを築いてます。平穏無事に、夢を叶える事は出来るのか!?
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
美女エルフの異世界道具屋で宝石職人してます
網野ホウ
ファンタジー
小説家になろうで先行投稿してます。
異世界から飛ばされてきた美しいエルフのセレナ=ミッフィール。彼女がその先で出会った人物は、石の力を見分けることが出来る宝石職人。
宝石職人でありながら法具店の店主の役職に就いている彼の力を借りて、一緒に故郷へ帰還できた彼女は彼と一緒に自分の店を思いつく。
セレナや冒険者である客達に振り回されながらも、その力を大いに発揮して宝石職人として活躍していく物語。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
不遇な死を迎えた召喚勇者、二度目の人生では魔王退治をスルーして、元の世界で気ままに生きる
六志麻あさ
ファンタジー
異世界に召喚され、魔王を倒して世界を救った少年、夏瀬彼方(なつせ・かなた)。
強大な力を持つ彼方を恐れた異世界の人々は、彼を追い立てる。彼方は不遇のうちに数十年を過ごし、老人となって死のうとしていた。
死の直前、現れた女神によって、彼方は二度目の人生を与えられる。異世界で得たチートはそのままに、現実世界の高校生として人生をやり直す彼方。
再び魔王に襲われる異世界を見捨て、彼方は勇者としてのチート能力を存分に使い、快適な生活を始める──。
※小説家になろうからの転載です。なろう版の方が先行しています。
※HOTランキング最高4位まで上がりました。ありがとうございます!
バイトで冒険者始めたら最強だったっていう話
紅赤
ファンタジー
ここは、地球とはまた別の世界――
田舎町の実家で働きもせずニートをしていたタロー。
暢気に暮らしていたタローであったが、ある日両親から家を追い出されてしまう。
仕方なく。本当に仕方なく、当てもなく歩を進めて辿り着いたのは冒険者の集う街<タイタン>
「冒険者って何の仕事だ?」とよくわからないまま、彼はバイトで冒険者を始めることに。
最初は田舎者だと他の冒険者にバカにされるが、気にせずテキトーに依頼を受けるタロー。
しかし、その依頼は難度Aの高ランククエストであることが判明。
ギルドマスターのドラムスは急いで救出チームを編成し、タローを助けに向かおうと――
――する前に、タローは何事もなく帰ってくるのであった。
しかもその姿は、
血まみれ。
右手には討伐したモンスターの首。
左手にはモンスターのドロップアイテム。
そしてスルメをかじりながら、背中にお爺さんを担いでいた。
「いや、情報量多すぎだろぉがあ゛ぁ!!」
ドラムスの叫びが響く中で、タローの意外な才能が発揮された瞬間だった。
タローの冒険者としての摩訶不思議な人生はこうして幕を開けたのである。
――これは、バイトで冒険者を始めたら最強だった。という話――
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる