生臭坊主の異世界転生 死霊術師はスローライフを送れない

しめさば

文字の大きさ
205 / 722

第205話 元坊主のありがたいお話

しおりを挟む
 ネストの言葉に動きを止めたバイスであったが、暫くすると会議室の扉がノックされた。
 騒ぎを聞きつけた別の教師が様子を見に来たのかと焦るも、そこにいたのはカガリ以外の従魔達と、それに跨っていたミアである。
 ミアは、割れたテーブルを必死にくっつけようとしているバイスをチラチラと気にしながらも、ワダツミから降りパタパタと俺の元へと駆け寄った。

「ただいま。おにーちゃん」

「おかえりミア。……それで、結果は?」

 笑顔を見せるミアの頭をやさしく撫でながらも、ワダツミに視線を移す。

「九条殿、間違いない。全員一致だ。ニールセンとかいう屋敷からシャーリー殿の匂いがする」

「気付かれなかったか?」

「もちろんだ。辺りには人通りもあった。それに紛れ、言われたルートを散歩しながら屋敷の前を通っただけ。我らが目を引く存在だというのは百も承知だが、ほんの数秒の出来事。誰にも気取られまいよ」

「どうしたの九条? 何の話?」

「会議の間に、ちょっとミアにお使いを頼んでいまして……」

「何を?」

「何ってシャーリーの弓ですよ。どうやらニールセン公の屋敷に保管されているようです」

 さすがにそこまで言えば、アレックスがフィリップと結託していることがわかるだろう。最早言い逃れの余地はない。
 とは言え、それをすぐには公表しない。フィリップは俺達がまだ気づいていないと思っている。そこに付け入る隙があるのだ。

「それで、これからどうするの? まさか強硬手段で奪いに行ったりしないわよね?」

 それは愚の骨頂だ。流石の俺でもそこまではしないが、可能であるからこそネストは釘を刺したとも言える。

「まさか、そんな事しませんよ。正直言ってフィリップはどうでもいいんです。恐らくですが、試験のトップを取ることが彼らの目的なんでしょう。ネストさんには申し訳ないですが、俺はその結果に興味はありません。それよりもニールセン公の方を優先したい。フィリップは間違いなくアレックスに雇われている。そのネタで脅して逆に味方につけることが出来れば、アレックスの根性を叩き直すのに有利になるかもしれない……。シャーリーの弓は試験後に回収できますので、その後のフィリップの処遇はそちらにお任せしますよ」

「まぁ、こっちとしては九条の評判が上がって、試験が無事終了すれば構わないけど……」

「もちろんそっちが本命なので忘れてはいませんよ? アレックスの方は出来ればという感じですね。報酬も成功すればということですし、失敗してもこちらにはデメリットはありませんから」

「そういえば九条。ニールセン公には何を要求したの?」

「スパイです」

「……は?」

 素っ頓狂な声を上げるネスト。さすがのバイスも、テーブルそっちのけで俺へと視線を移した。

「ニールセン公には今の派閥に残ってもらって、逐次第2王女の情報を流せと言っておきました。酷く悩んでいたようですが、快諾してくれましたよ?」

「あのねぇ……。それは快諾とは言わないでしょ……」

「まぁ、いいじゃないですか。第2王女の動向がわかればネストさんとバイスさんも対応がしやすくなるでしょうし、そちらで問題解決してくれれば俺まで問題が回ってくる心配も減ります。一石二鳥じゃないですか」

「はぁ、公爵相手にそこまで言える九条の度胸に感服するわ……」

 情報は力だ。どの分野にも言えることだが、知っているのと知らないのとではその結果に雲泥の差が生じることも少なくはない。
 それは確実に第4王女派閥の利益に繋がる。それもほぼデメリットがないのである。

 カランカランと大きな鐘の音が鳴り響く。それは本日全ての授業が終わった合図でもあり、放課後開始の合図でもある。

「時間ね。じゃぁ、九条。後は頼んだわよ? 失礼の無いようにね?」

「ええ。相手次第ですけどね」

 部屋を出ると、ミアと従魔達を連れて学院の中庭へと赴いた。
 真ん中には大きな木。その周りには複数のベンチが置かれ、花壇に咲く美しい花達が彩を添えている。
 休憩時には昼食を楽しむ生徒達の憩いの場とも言える場所だが、放課後はどこか閑散としている場所である。
 その一画にあるベンチへと腰を下ろし。ミアを隣に座らせると、笑顔で従魔達を撫で回す。

「おにーちゃん。もっと自然に出来ないの?」

「こ……こうか?」

「若干きもちわるい」

「ぐっ……」

 ミアからのダメ出しを受け、肩を竦める。自然な笑顔でと言うのは簡単だが、それを言われた時点でもう自然には出来ないのは当然の事。嫌でも意識してしまうのである。
 それでも極力そうしなければならないのは、ネストからの指示だからだ。
 ただ中庭で座っておけと。そして、生徒達に声をかけられたら優しく接しろと言われたのだ。
 出来るだけ生徒達との親睦を深めてこいと言うのが、今回のミッションである。まずは小さな一歩からということなのだろう。
 ひとまず放課後の2時間でいいから頑張れと……。そう言われたのだ。


 そしてそれが20分前の出来事である。

「それでそれで? アンカース先生はどうしたんですか!?」

金の鬣きんのたてがみから放たれた稲妻を前に、もうダメかと思ったその時、ネストは魔力障壁マナシールドでそれを防いだんだ」

 俺の両隣には女生徒が腰掛け、屈託のない笑みを浮かべながらも、話を聞いてはきゃいきゃいと甲高い声を上げていた。
 俺が話しているのは、金の鬣きんのたてがみを討伐した時の記憶だ。
 それをネストに聞いても、教えてはくれないらしい。なので、教えられる事だけを掻い摘んで話しているのだ。
 その程度の話ではあったが、生徒達は手に汗握る冒険譚でも聞くかのように満足気に耳を傾けてくれた。
 生徒達に詰め寄られ、居場所を無くしたミアは俺の膝の上。今や中庭は大盛況である。

 最初は1人の女生徒だった。ぎゅっと握った手を胸に押し当て、勇気を振り絞るように声を出すと、従魔達を触らせてほしいと願い出てきたのだ。
 何処かで見覚えがあると思ったら、その子は模擬戦の時に俺が筋がいいと褒めた女生徒であった。
 その願いを聞き入れると、女生徒は恐る恐るコクセイに近づき手を伸ばす。
 おどおどと物怖じしていたのも束の間、コクセイが大人しいとわかると遠慮は次第になくなっていき、女生徒がモフモフを堪能している姿を見ていた他の生徒達も、我先にと寄って来たのだ。
 数十名から撫でられまくっている従魔達の我慢の限界が来ないか心配ではあるものの、そのおかげで生徒達とも打ち解けるのは早かった。

 ――――――――――

 ネストは職員会議を終え、そろそろ合宿引率の為に準備をと考えつつも、欠伸をしながら廊下を歩いていた。

(そういえば、九条は首尾よくやってるかしら? 生徒達と仲良くなれてるといいんだけど……)

 ふと、思い出し中庭に目をやると、持っていた書類を全て落としてしまうほどの衝撃を受けた。
 そこには、あり得ない光景が広がっていたからである。

「俺の故郷にはこんな言葉がある。『散ると見たのは凡夫の目、木の葉は大地へ帰るなり』。ただ木から葉が落ちただけのようにも見えるが、別の見方をすれば、その葉は大地へと吸収され、また木の養分となる。と言う意味だ。これは人間にも同じことが言える。死は最後ではない。魂が天へと帰り、また別の命へと生まれ変わる。これは輪廻転生と呼ばれ……」

 芝生に行儀よく座る生徒の数は優に50を超え。胡坐をかく者や正座、体育座りとその姿勢は様々であるが、皆一様に九条の話に耳を傾けていたのだ。

(そんなに真面目に出来るなら、私の授業もちゃんと聞きなさいよ!)

 生徒達は初めて聞く話に興味津々。周囲を取り囲まれながらも平然と語っている九条は、まるで怪しい宗教を広める宣教師のようでもあった。
 ネストは確かに仲良くしろとは言ったが、それはもう仲がいいというレベルではなく、傍から見れば洗脳である。

「ちょっと九条! 何してんの!?」

 急ぎ中庭へ向かうと、注目を集めているにも拘らず、ネストは九条へと歩み寄る。

「何って、法話を説いてるんですけど……」

「ほう……わ?」

「はい……。えーっと……そろそろ時間ですか?」

「え? ……ええ、そうね。今日はもうこのくらいで……」

「「ええー」」

 生徒達から上がる不満の声に、ネストは一瞬のためらいを見せるも、それに屈することなく生徒達を睨みつける。
 九条は、ネストから送られてくる目配せの意図を理解し、空気を読んで同調した。

「まぁ、この続きはまた機会があればにしよう。日も落ちてきたしそろそろ解散だ」

「「はーい……」」

 渋々立ち上がる生徒達に、手を振りつつ見送っていると、美しい赤髪を靡かせつつも、血相を変え九条へと迫るネスト。

「ちょっとどういうこと?」

「どうもなにも、知っている話を聞かせていただけですけど……」

 ネストからもそう見えた。だが、生徒達と打ち解ける速さが尋常ではなかったのだ。
 九条はプラチナであり、学院内だけならばソコソコ人気はある方だ。とは言え、ネストだってそれなりに慕われている方である。
 教師という傍ら、貴族でもありゴールドプレートの冒険者でもあるのだ。九条と共に金の鬣きんのたてがみを討ち取った功績もそうだが、リリー王女とも懇意にしているし、それに関しては九条よりも一日の長があると自負している。
 しかし、それを差し引いてもあり得ないほどの懐柔速度。ネストが教師になった時でさえ、生徒達と仲良くなるにはそれなりの苦労をしているのだ。

(慎重に慎重を重ねて、1ヵ月はかけたのに……)

 九条はものの数時間で、あの手懐けようである。そして、ネストの中に1つの答えが生まれた。

(あれ……。私って教師、向いてない……?)

「ネストさん? おーい……。聞いてます?」

 ぷるぷると震えるネストはその瞳にうっすら涙を浮かべると、暫く突っ立ったまま微動だにしなかった。
 それは、九条が場慣れしているだけなのだが、ネストがそれに気付くのは、もう少し時間が経ってからのことであった。
しおりを挟む
感想 21

あなたにおすすめの小説

【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜

KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!

マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。 今後ともよろしくお願いいたします! トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕! タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。 男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】 そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】 アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です! コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】 マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。 見てください。

黄金蒐覇のグリード 〜力と財貨を欲しても、理性と対価は忘れずに〜

黒城白爵
ファンタジー
 とある異世界を救い、元の世界へと帰還した玄鐘理音は、その後の人生を平凡に送った末に病でこの世を去った。  死後、不可思議な空間にいた謎の神性存在から、異世界を救った報酬として全盛期の肉体と変質したかつての力である〈強欲〉を受け取り、以前とは別の異世界にて第二の人生をはじめる。  自由気儘に人を救い、スキルやアイテムを集め、敵を滅する日々は、リオンの空虚だった心を満たしていく。  黄金と力を蒐集し目指すは世界最高ランクの冒険者。  使命も宿命も無き救世の勇者は、今日も欲望と理性を秤にかけて我が道を往く。 ※ 更新予定日は【月曜日】と【金曜日】です。 ※第301話から更新時間を朝5時からに変更します。

底辺から始まった俺の異世界冒険物語!

ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
 40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。  しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。  おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。  漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。  この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――

Shining Rhapsody 〜神に転生した料理人〜

橘 霞月
ファンタジー
異世界へと転生した有名料理人は、この世界では最強でした。しかし自分の事を理解していない為、自重無しの生活はトラブルだらけ。しかも、いつの間にかハーレムを築いてます。平穏無事に、夢を叶える事は出来るのか!?

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!! 2巻2月中旬出棺です!! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~

金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。 そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。 カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。 やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。 魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。 これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。 エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。 第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。 旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。 ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載

異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します

桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる

処理中です...