229 / 722
第229話 入れ替えた心
しおりを挟む
自分は世界一の親不孝者だ……。過去へと戻れるならやり直したい……。
何故か足は九条の部屋へと向かっていた。
心からの謝罪を、この思いをお父様とレナに伝えてもらおう。そして最後のお別れをしようと思ったのだ。
部屋に入ると、九条はベッドに横になっていた。今までの自分なら寝ていようが叩き起こしただろうが、それは憚られた。
自分のお願いを聞いて貰わなければならない。断られたら、もう頼れる人はいないのだ。
「……」
とは言え、自分がいつまでこの状態でいられるのかもわからない。
焦り、憔悴するような感覚が体中を駆け巡り、何をしても不正解なのではないかという考えが頭を過る。
時間だけが刻々と過ぎる中、聞こえてきたのは小さな舌打ち。寝ていたはずの九条は、面倒くさそうに口を開いたのだ。
「……何か用か?」
「……僕のお願いを……聞いてほしい……」
「……俺の言うことは聞かなかったくせに、それは虫が良すぎるとは思わないのか?」
九条は微動だにしなかった。返ってくるのは気だるそうな声。横向きになっている為顔も見えず、目を開けているのかさえ不明だ。
「もっともです。今までの非礼はお詫びします。ごめんなさい……」
それを聞いてようやく体を起こした九条は、ベッドに腰掛けたまま自分を見上げた。
怒っているといった雰囲気ではなかったが、仕方なくといった諦め混じりの表情。
お世辞にも真面目に話を聞いてくれる感じではなく、その顔を見るのが怖かった。
あれだけ嫌っていたのに今は九条しか頼れない。自分の言葉を理解出来るのは九条だけなのだ。
機嫌を少しでも損ねたらそこで終了。今までの九条に対しての行動が全て裏目に出てしまっていた。自業自得だ。
好感度はマイナス。話を聞いて貰えるだけありがたいレベルである。
「随分と大人しくなったな。どういう風の吹き回しだ?」
「僕が間違っていました……」
「殊勝な心がけだな。まぁ、今更後悔したところで遅いが……。……それで?」
深く胸に突き刺さる言葉は、正論であるが故に重い。
「僕の言葉をお父様とレナに伝えてほしい……。今までの事を謝りたい……」
「なんて言うつもりだ……?」
「お父様には我が儘を言ってごめんなさいと、親不孝だった僕を許してくれと……。レナには辛く当たってしまった事への謝罪と、僕を見捨てて逃げた事に責任を感じないように……」
「……はぁ……。そんなことで今までの行いが許されると思っているのか?」
「……」
「お前の両親は、これから2人の息子の死を背負って生きて行かなければならない。それがどれだけの苦痛かわからないのか? レナも同じだ。お前の所為で人生は狂い、嫁ぎたくもない家へと嫁がされる」
「……」
「それを許してくれと言うだけで、2人がお前の死を受け入れると思っているのか? 明日からは何事もなかったかのように、お前の事をすっかり忘れて日常に戻れるのかと聞いているんだ!」
「わかってるよ! じゃぁどうすればいいんだ!! 今の僕じゃ何もできない! 罪を償う事も! この想いでさえ九条を通さなきゃ伝わらないんだ! 教えてくれよ! 何だってする!! だから……だから、九条……頼むよ……。お願い……します……」
止めどなく溢れる涙。当たり前のことが出来ない。どれだけ藻掻いても抜け出せない、深い海の底にでもいるような感覚。
「……言ったな? 本当に何でもするんだな?」
「……」
「なんでもするんだな!?」
「……する。します。だから……助けて……ください……」
「お前はこれから苦痛を味わうことになる。一生だ。それに耐える覚悟はあるか?」
「はい……。僕はどうなってもいい。だから……」
本心でそう願った。なんでも思い通りになる世界から、何も出来ない世界へと放り出され、自分の無力さを悟ったのだ。
誰にでも一度は訪れる死。口を開いて言葉にすれば簡単に伝わる想いも、今やただの独り言。やれることは、ただただ悲しむ者を遠くから見ているだけ。
まるで自分だけが時の止まった世界に取り残された悪夢を見ているかのようで、それは決して覚める事のない拷問なのだ。
そこから抜け出せなくてもいい。苦痛を味わおうとも構わない。でも、この想いはどうしても伝えたかった。
自分が間違っていたと。最後には気付いたのだと。知って欲しかったのだ。
「……そうか。わかった。最後に一度だけお前を信じてやる」
「ありがとう……ございます……」
「だが、それはお前が自分で伝えるんだ」
「……え?」
突然立ち上がった九条。その表情は何処か得意気であり、怪しい笑みを浮かべていた。
――――――――――
無造作に開けられる扉。ニールセン公とレナは、何の用だと言わんばかりに腫れぼったい目を九条へと向けた。
「邪魔するぞ」
突然乱入した九条は、アレックスの寝ているベッドの上に飛び乗り仁王立ち。行儀が悪いなんてレベルじゃない。無礼の極みだ。
そして、右手に持っていたアレックスの魂を、その遺体の中へと捻じ込んだのである。
「【魂の拘束】!」
それは、魂を入れ物に定着させるための魔法。紫とも赤とも取れる魔力の光が部屋中に広がると、それは一点に集束する。
九条が何かの魔法をアレックスに使った。だが、それが何なのかは不明。だからこそ、ニールセン公は怒りを露にした。
「九条! 貴様ッ! 息子を侮辱しているのかッ!!」
右手をアレックスの胸に押し付ける九条をベッドから降ろそうと掴みかかる。
レナはそれに参加しなかった。九条に遠慮している訳じゃない。魔法を学んでいるからこそ、その本質に気付いたのだ。
(バインドと名の付く魔法は束縛系の魔法。先程、九条様は魂が抜けたから蘇生は間に合わないと言った……。じゃぁ、魂を魔力で身体に束縛すれば……? 九条様はプラチナプレートの死霊術師。死霊術は死者の魂から声を聞くことが出来る。魂を呼び出せるのであれば、それを何らかの方法で身体に入れることも出来るのではないだろうか?)
その推測は当たっていた。
「早くそこから足をどけろ!!」
「今降りますから! 無理に引っ張らないでください!」
老いてもやはり騎士である。純粋な力では九条といえどもニールセン公には敵わない。しかも、足元はふかふかベッドで不安定だ。
無理矢理そこから引き摺り降ろされた九条は、床へと転がり頭を打った。
「ぐえ……」
剣を抜かれなかっただけまだマシである。アレックスの死というやり場のない怒りをぶつけるには、丁度いいタイミングなのだ。
九条は、ぶつけた頭をさすりながらも立ち上がると、何か言いたそうにしているレナに向かって少々強めに声を上げた。
「アレックスは、愛する者の口づけで生き返るのだ!」
「えっ!?」
「なんだとッ!?」
驚くのも当然だ。そんな夢みたいな話があるわけがない。だが、無条件で九条がよみがえらせたと思われても困るのだ。そんな噂が広まってしまえば一大事である。
故にリスクが必要であり、条件がそろわなければ効果のない魔法なのだと周知させようとしたのだ。
いわゆる白雪姫方式。王子様のキスで目覚めるお姫様的な、お約束のアレである。
(この場合は逆だけどな……)
生き返るのはわかり切っているのだ。その結果を条件に、口止めをすればいいだけ。ニールセン公から見れば死んだ息子がよみがえり、レナは愛する者と結ばれる。交換条件としては破格であろう。
(ついでに、命を削る魔法だからとでも言っておけば、真実味も増し、恩も着せられ一石二鳥だ)
アレックスはもう生き返っているのだ。今はただ眠っているだけであり、早くしないと起きてしまう。覚醒する前にぶちゅっと一発やってもらわないと困るのである。
「さぁ、レナ! 早くするんだ!」
突然のことでどうしていいかわからないレナは、ニールセン公に助けを求める視線を送り、ニールセン公はそれに無言で頷いた。
九条の言っていることに疑問を抱くのも仕方のない事であるが、それに一縷の望みをかけて、レナはアレックスに顔を近づけていく。
「アレックス様……」
「……」
意外と悩むこともなく、潔く重ね合された唇。それは小さくついばむような、優しい口づけだった。
……それから数分が経過し、待ちきれなくなったニールセン公が声を荒げる。
「何も起きんではないか!!」
九条の予定では、そろそろ起きる頃のはずであるが、アレックスは中々起きなかった。
さすがのニールセン公も我慢の限界が近い。今度こそ腰の剣を抜かれそうであったため、仕方なく強制的に起こすことに。
「はよ起きろ」
俗に言うビンタである。バチーンという軽快な音が部屋に響くと、九条の突然の御乱心に目を丸くする2人。
当然、怒りを露にしたニールセン公は腰のロングソードに手を掛けるも、それが抜かれる事はなかった。
何故なら、アレックスが目を覚まし、その手を優しく止めたからである。
何故か足は九条の部屋へと向かっていた。
心からの謝罪を、この思いをお父様とレナに伝えてもらおう。そして最後のお別れをしようと思ったのだ。
部屋に入ると、九条はベッドに横になっていた。今までの自分なら寝ていようが叩き起こしただろうが、それは憚られた。
自分のお願いを聞いて貰わなければならない。断られたら、もう頼れる人はいないのだ。
「……」
とは言え、自分がいつまでこの状態でいられるのかもわからない。
焦り、憔悴するような感覚が体中を駆け巡り、何をしても不正解なのではないかという考えが頭を過る。
時間だけが刻々と過ぎる中、聞こえてきたのは小さな舌打ち。寝ていたはずの九条は、面倒くさそうに口を開いたのだ。
「……何か用か?」
「……僕のお願いを……聞いてほしい……」
「……俺の言うことは聞かなかったくせに、それは虫が良すぎるとは思わないのか?」
九条は微動だにしなかった。返ってくるのは気だるそうな声。横向きになっている為顔も見えず、目を開けているのかさえ不明だ。
「もっともです。今までの非礼はお詫びします。ごめんなさい……」
それを聞いてようやく体を起こした九条は、ベッドに腰掛けたまま自分を見上げた。
怒っているといった雰囲気ではなかったが、仕方なくといった諦め混じりの表情。
お世辞にも真面目に話を聞いてくれる感じではなく、その顔を見るのが怖かった。
あれだけ嫌っていたのに今は九条しか頼れない。自分の言葉を理解出来るのは九条だけなのだ。
機嫌を少しでも損ねたらそこで終了。今までの九条に対しての行動が全て裏目に出てしまっていた。自業自得だ。
好感度はマイナス。話を聞いて貰えるだけありがたいレベルである。
「随分と大人しくなったな。どういう風の吹き回しだ?」
「僕が間違っていました……」
「殊勝な心がけだな。まぁ、今更後悔したところで遅いが……。……それで?」
深く胸に突き刺さる言葉は、正論であるが故に重い。
「僕の言葉をお父様とレナに伝えてほしい……。今までの事を謝りたい……」
「なんて言うつもりだ……?」
「お父様には我が儘を言ってごめんなさいと、親不孝だった僕を許してくれと……。レナには辛く当たってしまった事への謝罪と、僕を見捨てて逃げた事に責任を感じないように……」
「……はぁ……。そんなことで今までの行いが許されると思っているのか?」
「……」
「お前の両親は、これから2人の息子の死を背負って生きて行かなければならない。それがどれだけの苦痛かわからないのか? レナも同じだ。お前の所為で人生は狂い、嫁ぎたくもない家へと嫁がされる」
「……」
「それを許してくれと言うだけで、2人がお前の死を受け入れると思っているのか? 明日からは何事もなかったかのように、お前の事をすっかり忘れて日常に戻れるのかと聞いているんだ!」
「わかってるよ! じゃぁどうすればいいんだ!! 今の僕じゃ何もできない! 罪を償う事も! この想いでさえ九条を通さなきゃ伝わらないんだ! 教えてくれよ! 何だってする!! だから……だから、九条……頼むよ……。お願い……します……」
止めどなく溢れる涙。当たり前のことが出来ない。どれだけ藻掻いても抜け出せない、深い海の底にでもいるような感覚。
「……言ったな? 本当に何でもするんだな?」
「……」
「なんでもするんだな!?」
「……する。します。だから……助けて……ください……」
「お前はこれから苦痛を味わうことになる。一生だ。それに耐える覚悟はあるか?」
「はい……。僕はどうなってもいい。だから……」
本心でそう願った。なんでも思い通りになる世界から、何も出来ない世界へと放り出され、自分の無力さを悟ったのだ。
誰にでも一度は訪れる死。口を開いて言葉にすれば簡単に伝わる想いも、今やただの独り言。やれることは、ただただ悲しむ者を遠くから見ているだけ。
まるで自分だけが時の止まった世界に取り残された悪夢を見ているかのようで、それは決して覚める事のない拷問なのだ。
そこから抜け出せなくてもいい。苦痛を味わおうとも構わない。でも、この想いはどうしても伝えたかった。
自分が間違っていたと。最後には気付いたのだと。知って欲しかったのだ。
「……そうか。わかった。最後に一度だけお前を信じてやる」
「ありがとう……ございます……」
「だが、それはお前が自分で伝えるんだ」
「……え?」
突然立ち上がった九条。その表情は何処か得意気であり、怪しい笑みを浮かべていた。
――――――――――
無造作に開けられる扉。ニールセン公とレナは、何の用だと言わんばかりに腫れぼったい目を九条へと向けた。
「邪魔するぞ」
突然乱入した九条は、アレックスの寝ているベッドの上に飛び乗り仁王立ち。行儀が悪いなんてレベルじゃない。無礼の極みだ。
そして、右手に持っていたアレックスの魂を、その遺体の中へと捻じ込んだのである。
「【魂の拘束】!」
それは、魂を入れ物に定着させるための魔法。紫とも赤とも取れる魔力の光が部屋中に広がると、それは一点に集束する。
九条が何かの魔法をアレックスに使った。だが、それが何なのかは不明。だからこそ、ニールセン公は怒りを露にした。
「九条! 貴様ッ! 息子を侮辱しているのかッ!!」
右手をアレックスの胸に押し付ける九条をベッドから降ろそうと掴みかかる。
レナはそれに参加しなかった。九条に遠慮している訳じゃない。魔法を学んでいるからこそ、その本質に気付いたのだ。
(バインドと名の付く魔法は束縛系の魔法。先程、九条様は魂が抜けたから蘇生は間に合わないと言った……。じゃぁ、魂を魔力で身体に束縛すれば……? 九条様はプラチナプレートの死霊術師。死霊術は死者の魂から声を聞くことが出来る。魂を呼び出せるのであれば、それを何らかの方法で身体に入れることも出来るのではないだろうか?)
その推測は当たっていた。
「早くそこから足をどけろ!!」
「今降りますから! 無理に引っ張らないでください!」
老いてもやはり騎士である。純粋な力では九条といえどもニールセン公には敵わない。しかも、足元はふかふかベッドで不安定だ。
無理矢理そこから引き摺り降ろされた九条は、床へと転がり頭を打った。
「ぐえ……」
剣を抜かれなかっただけまだマシである。アレックスの死というやり場のない怒りをぶつけるには、丁度いいタイミングなのだ。
九条は、ぶつけた頭をさすりながらも立ち上がると、何か言いたそうにしているレナに向かって少々強めに声を上げた。
「アレックスは、愛する者の口づけで生き返るのだ!」
「えっ!?」
「なんだとッ!?」
驚くのも当然だ。そんな夢みたいな話があるわけがない。だが、無条件で九条がよみがえらせたと思われても困るのだ。そんな噂が広まってしまえば一大事である。
故にリスクが必要であり、条件がそろわなければ効果のない魔法なのだと周知させようとしたのだ。
いわゆる白雪姫方式。王子様のキスで目覚めるお姫様的な、お約束のアレである。
(この場合は逆だけどな……)
生き返るのはわかり切っているのだ。その結果を条件に、口止めをすればいいだけ。ニールセン公から見れば死んだ息子がよみがえり、レナは愛する者と結ばれる。交換条件としては破格であろう。
(ついでに、命を削る魔法だからとでも言っておけば、真実味も増し、恩も着せられ一石二鳥だ)
アレックスはもう生き返っているのだ。今はただ眠っているだけであり、早くしないと起きてしまう。覚醒する前にぶちゅっと一発やってもらわないと困るのである。
「さぁ、レナ! 早くするんだ!」
突然のことでどうしていいかわからないレナは、ニールセン公に助けを求める視線を送り、ニールセン公はそれに無言で頷いた。
九条の言っていることに疑問を抱くのも仕方のない事であるが、それに一縷の望みをかけて、レナはアレックスに顔を近づけていく。
「アレックス様……」
「……」
意外と悩むこともなく、潔く重ね合された唇。それは小さくついばむような、優しい口づけだった。
……それから数分が経過し、待ちきれなくなったニールセン公が声を荒げる。
「何も起きんではないか!!」
九条の予定では、そろそろ起きる頃のはずであるが、アレックスは中々起きなかった。
さすがのニールセン公も我慢の限界が近い。今度こそ腰の剣を抜かれそうであったため、仕方なく強制的に起こすことに。
「はよ起きろ」
俗に言うビンタである。バチーンという軽快な音が部屋に響くと、九条の突然の御乱心に目を丸くする2人。
当然、怒りを露にしたニールセン公は腰のロングソードに手を掛けるも、それが抜かれる事はなかった。
何故なら、アレックスが目を覚まし、その手を優しく止めたからである。
21
あなたにおすすめの小説
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
Shining Rhapsody 〜神に転生した料理人〜
橘 霞月
ファンタジー
異世界へと転生した有名料理人は、この世界では最強でした。しかし自分の事を理解していない為、自重無しの生活はトラブルだらけ。しかも、いつの間にかハーレムを築いてます。平穏無事に、夢を叶える事は出来るのか!?
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
美女エルフの異世界道具屋で宝石職人してます
網野ホウ
ファンタジー
小説家になろうで先行投稿してます。
異世界から飛ばされてきた美しいエルフのセレナ=ミッフィール。彼女がその先で出会った人物は、石の力を見分けることが出来る宝石職人。
宝石職人でありながら法具店の店主の役職に就いている彼の力を借りて、一緒に故郷へ帰還できた彼女は彼と一緒に自分の店を思いつく。
セレナや冒険者である客達に振り回されながらも、その力を大いに発揮して宝石職人として活躍していく物語。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
バイトで冒険者始めたら最強だったっていう話
紅赤
ファンタジー
ここは、地球とはまた別の世界――
田舎町の実家で働きもせずニートをしていたタロー。
暢気に暮らしていたタローであったが、ある日両親から家を追い出されてしまう。
仕方なく。本当に仕方なく、当てもなく歩を進めて辿り着いたのは冒険者の集う街<タイタン>
「冒険者って何の仕事だ?」とよくわからないまま、彼はバイトで冒険者を始めることに。
最初は田舎者だと他の冒険者にバカにされるが、気にせずテキトーに依頼を受けるタロー。
しかし、その依頼は難度Aの高ランククエストであることが判明。
ギルドマスターのドラムスは急いで救出チームを編成し、タローを助けに向かおうと――
――する前に、タローは何事もなく帰ってくるのであった。
しかもその姿は、
血まみれ。
右手には討伐したモンスターの首。
左手にはモンスターのドロップアイテム。
そしてスルメをかじりながら、背中にお爺さんを担いでいた。
「いや、情報量多すぎだろぉがあ゛ぁ!!」
ドラムスの叫びが響く中で、タローの意外な才能が発揮された瞬間だった。
タローの冒険者としての摩訶不思議な人生はこうして幕を開けたのである。
――これは、バイトで冒険者を始めたら最強だった。という話――
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
不遇な死を迎えた召喚勇者、二度目の人生では魔王退治をスルーして、元の世界で気ままに生きる
六志麻あさ
ファンタジー
異世界に召喚され、魔王を倒して世界を救った少年、夏瀬彼方(なつせ・かなた)。
強大な力を持つ彼方を恐れた異世界の人々は、彼を追い立てる。彼方は不遇のうちに数十年を過ごし、老人となって死のうとしていた。
死の直前、現れた女神によって、彼方は二度目の人生を与えられる。異世界で得たチートはそのままに、現実世界の高校生として人生をやり直す彼方。
再び魔王に襲われる異世界を見捨て、彼方は勇者としてのチート能力を存分に使い、快適な生活を始める──。
※小説家になろうからの転載です。なろう版の方が先行しています。
※HOTランキング最高4位まで上がりました。ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる