250 / 722
第250話 暴れん坊貴族?
しおりを挟む
「結局、盗賊団は出てこなかったわね。リザード……なんだっけ?」
「リザードテイルな」
途中いくつか小さな村へ立ち寄りつつの旅であったのだが、そこで不穏な噂を耳にした。
リザードテイルを名乗る盗賊団の動きが活発化していて、村が襲われるんじゃないかと住民は不安にかられているというのだ。
とは言え実害があった訳ではなく、それは単なる噂にすぎない。故に領主様は聞く耳ももたず、調査にも出向いてくれないということのようだ。
「どうする、九条?」
「いや、どうもしませんけど……。そういうバイスさんは?」
「俺が他人の領地で勝手な行動ができないのは知ってるだろ?」
「じゃぁ、聞かないでくださいよ……」
絶対わかっていて聞いたに違いない。シャーリーはそんな2人に呆れたような顔で肩を竦めた。
「あんたら、ホント薄情ね……」
「じゃぁ、シャーリーは助けてやるのか? どこにいるかもわからない盗賊団。調査から始めるとなると相当面倒だぞ?」
「私はリーダーの九条に従う事にしてるから」
「それはやらねぇのと一緒じゃねぇか」
ケラケラと笑うシャーリーに微妙な表情を浮かべるシャロンとミア。襲われれば返り討ちにするのは当然だが、依頼もされていないことを進んでやるほど暇じゃない。
領主だってそうだろう。話が通っているのなら、そのうち調査くらいはするんじゃなかろうか。
「領民からの調査依頼が来た場合、領主ってどうしてるんですか?」
「手が空いてたら騎士団や捜索隊を組織して調査に出すのが基本だな。それが無理なら領主名義でギルドに冒険者を募る。もちろん放置する場合もある。領民の声を全て聞くのは難しい。取捨選択は領主次第だろうな」
「バイスさんだったら?」
「俺ならギルドに任せるかな。多少金はかかるが、領主からの依頼なら冒険者は喜んで飛びついてくれるはずだ」
「カネがかかるのにギルドに依頼を出すんですか?」
「街のギルドに冒険者を呼び込む為だよ。おいしい依頼がなければ冒険者は街を離れちまう。そうなったら街の経済も回らないだろ? 冒険者は領主に恩を売れるし儲かる。街の商人は冒険者の落とすカネで潤う。それが税金として返ってくるんだ。いいことだろ?」
「バイス……。あんたのことちょっと見直したわ……」
先程とは打って変わって感心したような表情を向けるシャーリー。
「あのなぁ……。俺の事なんだと思ってんだよ……」
「お金持ちの暇人貴族冒険者?」
「そりゃ専業の冒険者と比べたらカネはあるが、上には上がいるんだよ。暇に見えるのは、優秀な部下のおかげだ」
こう言ってはなんだが、俺もバイスを見直した。その表情からミアやシャロンも同じことを思っているに違いない。
やる時はやるが普段はガサツな冒険者というイメージが強すぎて、前面には中々出てこない貴族としてのバイス。
他愛ない会話から生まれた流れではあったが、人の上に立つ為政者としてはしっかり思惟しているのだと感服した次第だ。
それなのに何故、冒険者なんてやっているのか。こちらとしては幾度となく助けられているので感謝はしているのだが、もう少し政に専念してもいいのではないのかとも思ってしまうのだ。
当然の疑問だろう。貧乏貴族だと言ってはいるが、初めて会った頃とは大分様変わりしている。
金の鬣討伐の報酬として爵位は上がり、新たな領地も賜ったはず。
冒険者を続けずともやっていけるのではないだろうか。
「バイスさんは、なんで冒険者をしているんですか?」
貴族からは見えない物の見方を得る為にと言われても、今なら信じることが出来る。
見識を広めることが出来れば、それを領地経営に生かすことも可能であろう。
下々の生活を冒険者として見守る領主。何処かの時代劇みたいでカッコいいじゃないか。
しかし、返ってきた答えはそんな大層なものではなかった。
「小遣いだよ小遣い。遊ぶカネくらい自分で稼ぐのは常識だろ?」
「ま……まぁ、間違ってはいないですね……」
さぞ、立派な答えが返ってくるだろうと思っていた皆の期待は、あっさりと裏切られたのである。
僅かな軽蔑の色が混じった視線を一点に集めるバイス。
「な……なんだよ! 別にいいだろ!?」
もちろん本気で軽蔑している訳ではない。だが、あまりの落差に上げた株が少し下がってしまったのも事実であった。
ただふざけているようにも見えるのは、いつものバイスにしか見えない。それはあまりにも自然すぎたのだ。
その笑顔に隠されたどこか物憂げに沈んだ表情。そんなほんの僅かな差異に気付いたのは、カガリだけであった。
――――――――――
コット村出発から数えて30日。ローンデル領最西端の街、ブラムエストが見えてきた。
と言っても、その大きさはまだ小指の爪ほど。樹々の隙間からほんの少し顔を出した程度である。
現在はアルタゴ山の中腹付近。渓谷に沿ってなだらかな下り坂を西へと進んでいる最中。
急げば今日中の到着も可能であるが、急ぐ旅でもない為にそれは明日へと持ち越しだ。
やっと見えたゴールに安堵したのも束の間、コクセイが湿らせた鼻に異常を感じ立ち上がると皆の注意を引き付けた。
「どうした? コクセイ」
「九条殿、血の匂いだ」
「馬車を止めて下さい」
御者に指示を飛ばし、一目散に外へ飛び出たのは従魔達。
コクセイは馬車の上に飛び乗ると、西風の匂いを探り始めた。
「あっちだ」
それは街のある方角。しかし、遠すぎて俺の目には何も見えない。
「街の南側で争っている者達がいる」
「魔物か?」
「いや、争っているのは人間同士だ。恐らくは100人ほど……」
言われた場所に目を凝らしても見えるのは、背の高い樹々と土埃のみ。
「九条!? 何があった?」
「街の付近で争い事が起きているようです」
その時だ。一瞬の閃光が見えたかと思うと、城壁が崩れるほどの大きな爆発が上がった。
遅れて聞こえてきた爆発音は、かなりの威力であろうことが窺える。
それを皮切りにフラッシュの点滅のように地平線が輝くと、周囲の樹々からは火の手が上がり、立ち込める黒煙は全ての視界を遮った。
魔法って遠くから見ると花火みたいで綺麗だな……。などと若干不謹慎とも取れる考えが頭を過る。
「相手は誰かしら……」
瞬く間に馬車の上へと駆け上がるシャーリー。遠くを見据える瞳は凛々しく、日常と仕事のスイッチの切り替えは見事だ。
「流石に何も見えねぇな……。ネストがいりゃぁ千里眼をかけてもらえたんだが……」
「どうするの九条?」
「食料はどれくらい残ってる?」
「3日分くらいかな? 最悪狩りに出てもいいし、食料の心配はしなくてもサバイバルは得意よ?」
面倒事は御免である。あんな状態の街に入ろうものなら、飛んで火にいる夏の虫だ。
冒険者の最高峰であるプラチナが街に来訪したとなれば、手伝わされることは目に見えている。
俺が尋ねることはブラムエストのギルドには知られているはず。待ってましたと言われても不思議ではない。
いくらカネを積まれようが、面倒臭いものは面倒臭いのである。
「よし、じゃぁアレが収まるまでは街には近づかないようにしよう!」
「「言うと思った」」
御者以外の全員の考えが一致した瞬間であった。
暗くなれば斥候として、自分の魂を入れたアンデッドを走らせても良かったのだが、そこまでするほどの事でもないだろうと、この時はまだ軽く考えていたのである。
「リザードテイルな」
途中いくつか小さな村へ立ち寄りつつの旅であったのだが、そこで不穏な噂を耳にした。
リザードテイルを名乗る盗賊団の動きが活発化していて、村が襲われるんじゃないかと住民は不安にかられているというのだ。
とは言え実害があった訳ではなく、それは単なる噂にすぎない。故に領主様は聞く耳ももたず、調査にも出向いてくれないということのようだ。
「どうする、九条?」
「いや、どうもしませんけど……。そういうバイスさんは?」
「俺が他人の領地で勝手な行動ができないのは知ってるだろ?」
「じゃぁ、聞かないでくださいよ……」
絶対わかっていて聞いたに違いない。シャーリーはそんな2人に呆れたような顔で肩を竦めた。
「あんたら、ホント薄情ね……」
「じゃぁ、シャーリーは助けてやるのか? どこにいるかもわからない盗賊団。調査から始めるとなると相当面倒だぞ?」
「私はリーダーの九条に従う事にしてるから」
「それはやらねぇのと一緒じゃねぇか」
ケラケラと笑うシャーリーに微妙な表情を浮かべるシャロンとミア。襲われれば返り討ちにするのは当然だが、依頼もされていないことを進んでやるほど暇じゃない。
領主だってそうだろう。話が通っているのなら、そのうち調査くらいはするんじゃなかろうか。
「領民からの調査依頼が来た場合、領主ってどうしてるんですか?」
「手が空いてたら騎士団や捜索隊を組織して調査に出すのが基本だな。それが無理なら領主名義でギルドに冒険者を募る。もちろん放置する場合もある。領民の声を全て聞くのは難しい。取捨選択は領主次第だろうな」
「バイスさんだったら?」
「俺ならギルドに任せるかな。多少金はかかるが、領主からの依頼なら冒険者は喜んで飛びついてくれるはずだ」
「カネがかかるのにギルドに依頼を出すんですか?」
「街のギルドに冒険者を呼び込む為だよ。おいしい依頼がなければ冒険者は街を離れちまう。そうなったら街の経済も回らないだろ? 冒険者は領主に恩を売れるし儲かる。街の商人は冒険者の落とすカネで潤う。それが税金として返ってくるんだ。いいことだろ?」
「バイス……。あんたのことちょっと見直したわ……」
先程とは打って変わって感心したような表情を向けるシャーリー。
「あのなぁ……。俺の事なんだと思ってんだよ……」
「お金持ちの暇人貴族冒険者?」
「そりゃ専業の冒険者と比べたらカネはあるが、上には上がいるんだよ。暇に見えるのは、優秀な部下のおかげだ」
こう言ってはなんだが、俺もバイスを見直した。その表情からミアやシャロンも同じことを思っているに違いない。
やる時はやるが普段はガサツな冒険者というイメージが強すぎて、前面には中々出てこない貴族としてのバイス。
他愛ない会話から生まれた流れではあったが、人の上に立つ為政者としてはしっかり思惟しているのだと感服した次第だ。
それなのに何故、冒険者なんてやっているのか。こちらとしては幾度となく助けられているので感謝はしているのだが、もう少し政に専念してもいいのではないのかとも思ってしまうのだ。
当然の疑問だろう。貧乏貴族だと言ってはいるが、初めて会った頃とは大分様変わりしている。
金の鬣討伐の報酬として爵位は上がり、新たな領地も賜ったはず。
冒険者を続けずともやっていけるのではないだろうか。
「バイスさんは、なんで冒険者をしているんですか?」
貴族からは見えない物の見方を得る為にと言われても、今なら信じることが出来る。
見識を広めることが出来れば、それを領地経営に生かすことも可能であろう。
下々の生活を冒険者として見守る領主。何処かの時代劇みたいでカッコいいじゃないか。
しかし、返ってきた答えはそんな大層なものではなかった。
「小遣いだよ小遣い。遊ぶカネくらい自分で稼ぐのは常識だろ?」
「ま……まぁ、間違ってはいないですね……」
さぞ、立派な答えが返ってくるだろうと思っていた皆の期待は、あっさりと裏切られたのである。
僅かな軽蔑の色が混じった視線を一点に集めるバイス。
「な……なんだよ! 別にいいだろ!?」
もちろん本気で軽蔑している訳ではない。だが、あまりの落差に上げた株が少し下がってしまったのも事実であった。
ただふざけているようにも見えるのは、いつものバイスにしか見えない。それはあまりにも自然すぎたのだ。
その笑顔に隠されたどこか物憂げに沈んだ表情。そんなほんの僅かな差異に気付いたのは、カガリだけであった。
――――――――――
コット村出発から数えて30日。ローンデル領最西端の街、ブラムエストが見えてきた。
と言っても、その大きさはまだ小指の爪ほど。樹々の隙間からほんの少し顔を出した程度である。
現在はアルタゴ山の中腹付近。渓谷に沿ってなだらかな下り坂を西へと進んでいる最中。
急げば今日中の到着も可能であるが、急ぐ旅でもない為にそれは明日へと持ち越しだ。
やっと見えたゴールに安堵したのも束の間、コクセイが湿らせた鼻に異常を感じ立ち上がると皆の注意を引き付けた。
「どうした? コクセイ」
「九条殿、血の匂いだ」
「馬車を止めて下さい」
御者に指示を飛ばし、一目散に外へ飛び出たのは従魔達。
コクセイは馬車の上に飛び乗ると、西風の匂いを探り始めた。
「あっちだ」
それは街のある方角。しかし、遠すぎて俺の目には何も見えない。
「街の南側で争っている者達がいる」
「魔物か?」
「いや、争っているのは人間同士だ。恐らくは100人ほど……」
言われた場所に目を凝らしても見えるのは、背の高い樹々と土埃のみ。
「九条!? 何があった?」
「街の付近で争い事が起きているようです」
その時だ。一瞬の閃光が見えたかと思うと、城壁が崩れるほどの大きな爆発が上がった。
遅れて聞こえてきた爆発音は、かなりの威力であろうことが窺える。
それを皮切りにフラッシュの点滅のように地平線が輝くと、周囲の樹々からは火の手が上がり、立ち込める黒煙は全ての視界を遮った。
魔法って遠くから見ると花火みたいで綺麗だな……。などと若干不謹慎とも取れる考えが頭を過る。
「相手は誰かしら……」
瞬く間に馬車の上へと駆け上がるシャーリー。遠くを見据える瞳は凛々しく、日常と仕事のスイッチの切り替えは見事だ。
「流石に何も見えねぇな……。ネストがいりゃぁ千里眼をかけてもらえたんだが……」
「どうするの九条?」
「食料はどれくらい残ってる?」
「3日分くらいかな? 最悪狩りに出てもいいし、食料の心配はしなくてもサバイバルは得意よ?」
面倒事は御免である。あんな状態の街に入ろうものなら、飛んで火にいる夏の虫だ。
冒険者の最高峰であるプラチナが街に来訪したとなれば、手伝わされることは目に見えている。
俺が尋ねることはブラムエストのギルドには知られているはず。待ってましたと言われても不思議ではない。
いくらカネを積まれようが、面倒臭いものは面倒臭いのである。
「よし、じゃぁアレが収まるまでは街には近づかないようにしよう!」
「「言うと思った」」
御者以外の全員の考えが一致した瞬間であった。
暗くなれば斥候として、自分の魂を入れたアンデッドを走らせても良かったのだが、そこまでするほどの事でもないだろうと、この時はまだ軽く考えていたのである。
21
あなたにおすすめの小説
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
Shining Rhapsody 〜神に転生した料理人〜
橘 霞月
ファンタジー
異世界へと転生した有名料理人は、この世界では最強でした。しかし自分の事を理解していない為、自重無しの生活はトラブルだらけ。しかも、いつの間にかハーレムを築いてます。平穏無事に、夢を叶える事は出来るのか!?
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
美女エルフの異世界道具屋で宝石職人してます
網野ホウ
ファンタジー
小説家になろうで先行投稿してます。
異世界から飛ばされてきた美しいエルフのセレナ=ミッフィール。彼女がその先で出会った人物は、石の力を見分けることが出来る宝石職人。
宝石職人でありながら法具店の店主の役職に就いている彼の力を借りて、一緒に故郷へ帰還できた彼女は彼と一緒に自分の店を思いつく。
セレナや冒険者である客達に振り回されながらも、その力を大いに発揮して宝石職人として活躍していく物語。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
バイトで冒険者始めたら最強だったっていう話
紅赤
ファンタジー
ここは、地球とはまた別の世界――
田舎町の実家で働きもせずニートをしていたタロー。
暢気に暮らしていたタローであったが、ある日両親から家を追い出されてしまう。
仕方なく。本当に仕方なく、当てもなく歩を進めて辿り着いたのは冒険者の集う街<タイタン>
「冒険者って何の仕事だ?」とよくわからないまま、彼はバイトで冒険者を始めることに。
最初は田舎者だと他の冒険者にバカにされるが、気にせずテキトーに依頼を受けるタロー。
しかし、その依頼は難度Aの高ランククエストであることが判明。
ギルドマスターのドラムスは急いで救出チームを編成し、タローを助けに向かおうと――
――する前に、タローは何事もなく帰ってくるのであった。
しかもその姿は、
血まみれ。
右手には討伐したモンスターの首。
左手にはモンスターのドロップアイテム。
そしてスルメをかじりながら、背中にお爺さんを担いでいた。
「いや、情報量多すぎだろぉがあ゛ぁ!!」
ドラムスの叫びが響く中で、タローの意外な才能が発揮された瞬間だった。
タローの冒険者としての摩訶不思議な人生はこうして幕を開けたのである。
――これは、バイトで冒険者を始めたら最強だった。という話――
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
不遇な死を迎えた召喚勇者、二度目の人生では魔王退治をスルーして、元の世界で気ままに生きる
六志麻あさ
ファンタジー
異世界に召喚され、魔王を倒して世界を救った少年、夏瀬彼方(なつせ・かなた)。
強大な力を持つ彼方を恐れた異世界の人々は、彼を追い立てる。彼方は不遇のうちに数十年を過ごし、老人となって死のうとしていた。
死の直前、現れた女神によって、彼方は二度目の人生を与えられる。異世界で得たチートはそのままに、現実世界の高校生として人生をやり直す彼方。
再び魔王に襲われる異世界を見捨て、彼方は勇者としてのチート能力を存分に使い、快適な生活を始める──。
※小説家になろうからの転載です。なろう版の方が先行しています。
※HOTランキング最高4位まで上がりました。ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる