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第390話 世代交代
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「あのさぁ九条……。流石に朝から熊肉はキツイんだけど……?」
「じゃぁ、付け合わせの野菜を食えばいいだろ?」
俺の言葉にアーニャが顔を歪めたのは、野菜が嫌いだからだ。俺が知らないとでも思っているのだろうか。
「シャーリーは、文句も言わずに食ってるじゃないか」
「ま、無料だしね。ダンジョンでの干し肉生活よりよっぽどマシよ」
それでも仕方なくといった雰囲気は隠せていないが、流石はサバイバル系女子といったところ。説得力が違う。
ギルドの1階に併設された食堂の片隅。テーブルの上には多彩な料理が所狭しと並べられているが、そのどれもが熊肉を使った創作料理。
あれから1週間。既に鍋には飽きていて、味を変えて無理矢理食べてはいるのだが、そろそろそれも限界だ。
食堂の看板には熊肉料理無料の文字。それでも客は疎らである。
デュラハンでの熊狩りは終わることなく続いていて、平均1日2体のペースで熊肉が届く。地産地消の精神を貫いてはいるが、既に消化しきれてはいない。
従魔達が大喰らいのおかげで、なんとか腐らずに済んではいるが、このままだとダンジョンのゴブリン達にも処理をお願いしなければならず、由々しき事態である。
トンネルが開通しているならまだしも、ダンジョンまで荷車を引くのは御免だ。
「そういえばギルドにクレームが入ってたよ? おにーちゃん冒険者さんに熊肉料理を強要してるでしょ?」
隣で俺の顔を見上げるミア。その表情は怒っているというより呆れ顔。
おにーちゃんだからしょうがないよね? とでも言いたげな表情を向けられるのも、もう慣れた。
「え? まずかったか? 食事中の冒険者に1皿サービスしてるだけで、強要するつもりはなかったんだが……。みんな美味そうに食ってたぞ?」
「プラチナの冒険者に言われたら、誰も断れないよ……」
それにしみじみと頷くシャーリーとアーニャ。
良かれと思いやったことが、どうやらパワハラになっていたらしい。
「いらないなら言ってくれればいいのに……」
それが言えないからパワハラなのだが、その線引きは曖昧だ。
今思うと、確かに皆笑顔がぎこちなかったような気もする。
もちろん反省はするが、全員の顔色を窺いながら気を遣うのは正直言って難しい。
「じゃぁ、私もいらないから九条にあげる」
2切れほどしか食べていない熊肉のステーキを皿ごと寄越すアーニャ。
3センチはあろうかという厚切り肉はちゃんと下処理もされていて、臭みもほぼなくしっとりジューシー。
肉の焼ける香ばしさとペペロンチーノを思い起こさせるニンニクの香りは食欲を掻き立ててはくれるのだが、朝食というには重すぎる。
「モフモフ団に拒否権はない」
それを聞いたアーニャの顔といったら……。
汚い物でも見るような目つきは、ドMであれば快感を覚えてしまいそうなものだが、残念ながら俺は違う。
そんなやりとりを隣で見ていたシャーリーがクスリと鼻で笑うと、それに気付いたアーニャはムッとした様子でステーキにフォークを突き立てる。
勢い余ってステーキを貫通したフォークが皿を叩いた瞬間、盛大な音と共に食堂の扉が開け放たれた。
「九条! 大変だッ!」
大声で俺を呼んだのは、他でもないカイルである。毎度騒がしい限りではあるが、今回は前回と違い俺にとっても予想外の登場であった。
「東門にブルーグリズリーがッ!」
その焦り具合から、今日はいつもより大漁なのだろうという推測は出来る。
「何体だ? 荷車はいくつ……」
「違う! まだ生きてるんだよッ!」
恐らくはデュラハンが仕留め損なったのだろう。それくらいなら従魔達に任せておいても問題はなさそうなものだが、万が一という可能性もある。
「わかった。今行く」
それが間違いであった事に気付いたのは、俺が東門へ辿り着いてから。
地面に横たわっているのは1体のブルーグリズリー。既に事切れているが、その身体は傷だらけで毛皮としての価値はなさそうだ。
カイルが言っていたのは、その隣に立っている個体だろう。こちらも同様に体中が傷だらけで満身創痍。息は荒く、興奮状態。
身体の傷跡からデュラハンが打ち漏らした可能性は極めて低く、元からその状態であったかのようだ。
ブルーグリズリーを取り囲む従魔達とはまさに一触即発であったが、それでも諦めてはいない様子。
その瞳の奥から感じられる意思の強さは、何者をも寄せ付けぬほどの覚悟の表れ。
それは命の散り際に咲かせる一輪の花のように、美しくも雄々しい姿であった。
「お前達の王を呼んで来いッ!」
ブルーグリズリーの声が辺りに響き、従魔達が俺の方に視線を移す。
それと同時に俺に気付いたブルーグリズリーは、先程の闘志を忘れてしまったかのように柔らかな声を発した。
「やっと来てくれたか……」
「お前は……」
そのブルーグリズリーには見覚えがあった。
まだ完全には癒えていない抉ったような下顎の傷。それは俺がつけたものだからだ。
「ウルフ達の主であり人間の村の代表よ。どうか怒りを静めてくれ。もう俺達が村を襲うことはない」
命乞いをしに来たようには見えなかったが、言うに事欠いて、ただの伝言役だったとは……。
「話にならん。何様のつもりだ。俺はそれを信じるほど甘くはない。戻ってキングに伝えろ。直接言いに来いとな。それが矛を収める最低条件だ」
「ならば、条件は既に満たしている」
ブルーグリズリーが視線を落としたその先には、骸と化したもう1体のブルーグリズリー。
その首筋を豪快に掴んだかと思えば、残りの力を振り絞るかの如く声を上げ、重々しくもそれを持ち上げて見せた。
「キングは俺が倒した……。俺が新たな王だッ!」
だらりと垂れ下がる骸の首。その身体は傷だらけではあるものの、残されていた古傷は正しくキングのものに相違ない。
「既に仲間達には、村に手を出さないようにと通告した。だから頼む! 怒りを静めてくれッ!」
素直に感心した。キングの説得は無理だろうと思っていたが、まさかそれを倒して自分が王になろうとは……。
力こそ全ての獣の世界で自分よりも強き者を打ち負かすのは、並の覚悟ではなかったはず。
しかし、そこまでする必要があったのだろうか?
刺し違える覚悟でキングに挑んだその勇気は賞賛に値する。そこまでして現状を変えようとした信念には驚かされるが、森を捨てればいいだけの話だ。
「1つ聞きたい。何故森を出ようとはしなかった? お前達ほどの力があれば、東の森以外でもやっていけるだろ?」
「……キングがいた場所を覚えているか? あそこは俺達にとって大事な場所なんだ」
あんな所? と、喉まで出かかった言葉を飲み込んだ。
そこは大きな岩が屋根のようになっていた場所だが、特別感があるような場所には見えない。
「何故その場所に固執する?」
そこからはただの興味本位だった。キングが倒れ代替わりを果たした事で、村を脅かす原因がなくなったのだ。
ならばこれ以上の争いは、ただ不毛なだけである。
「……それは……ッ!?」
その時だ。新たな王であるブルーグリズリーがフラフラと体を揺らしたかと思うと、その巨躯を支えていた両膝を折り、勢いよく前へと倒れた。
土埃が舞うほどの衝撃は、ドシンと地面を響かせる。
限界だったのだろう。キングとの死闘を繰り広げた後、更にその巨躯をここまで運んで来たのだ。
「ミア!」
迷いはなかった。俺が走り出したと同時に後ろから追い抜いたのは、カガリとそれに乗ったミアである。
「【強化回復術】!」
カガリからヒョイと華麗に飛び降りたミアは、誰に言われることもなく回復魔法による治療を始め、従魔達はそれを守護するかのようにミアをぐるりと取り囲む。
「これでいいんだよね?」
「ああ」
治療の手を緩めず、俺を見上げたミアに深く頷いて見せると、ミアは安堵の表情を浮かべながらも笑顔で応えてくれた。
「じゃぁ、付け合わせの野菜を食えばいいだろ?」
俺の言葉にアーニャが顔を歪めたのは、野菜が嫌いだからだ。俺が知らないとでも思っているのだろうか。
「シャーリーは、文句も言わずに食ってるじゃないか」
「ま、無料だしね。ダンジョンでの干し肉生活よりよっぽどマシよ」
それでも仕方なくといった雰囲気は隠せていないが、流石はサバイバル系女子といったところ。説得力が違う。
ギルドの1階に併設された食堂の片隅。テーブルの上には多彩な料理が所狭しと並べられているが、そのどれもが熊肉を使った創作料理。
あれから1週間。既に鍋には飽きていて、味を変えて無理矢理食べてはいるのだが、そろそろそれも限界だ。
食堂の看板には熊肉料理無料の文字。それでも客は疎らである。
デュラハンでの熊狩りは終わることなく続いていて、平均1日2体のペースで熊肉が届く。地産地消の精神を貫いてはいるが、既に消化しきれてはいない。
従魔達が大喰らいのおかげで、なんとか腐らずに済んではいるが、このままだとダンジョンのゴブリン達にも処理をお願いしなければならず、由々しき事態である。
トンネルが開通しているならまだしも、ダンジョンまで荷車を引くのは御免だ。
「そういえばギルドにクレームが入ってたよ? おにーちゃん冒険者さんに熊肉料理を強要してるでしょ?」
隣で俺の顔を見上げるミア。その表情は怒っているというより呆れ顔。
おにーちゃんだからしょうがないよね? とでも言いたげな表情を向けられるのも、もう慣れた。
「え? まずかったか? 食事中の冒険者に1皿サービスしてるだけで、強要するつもりはなかったんだが……。みんな美味そうに食ってたぞ?」
「プラチナの冒険者に言われたら、誰も断れないよ……」
それにしみじみと頷くシャーリーとアーニャ。
良かれと思いやったことが、どうやらパワハラになっていたらしい。
「いらないなら言ってくれればいいのに……」
それが言えないからパワハラなのだが、その線引きは曖昧だ。
今思うと、確かに皆笑顔がぎこちなかったような気もする。
もちろん反省はするが、全員の顔色を窺いながら気を遣うのは正直言って難しい。
「じゃぁ、私もいらないから九条にあげる」
2切れほどしか食べていない熊肉のステーキを皿ごと寄越すアーニャ。
3センチはあろうかという厚切り肉はちゃんと下処理もされていて、臭みもほぼなくしっとりジューシー。
肉の焼ける香ばしさとペペロンチーノを思い起こさせるニンニクの香りは食欲を掻き立ててはくれるのだが、朝食というには重すぎる。
「モフモフ団に拒否権はない」
それを聞いたアーニャの顔といったら……。
汚い物でも見るような目つきは、ドMであれば快感を覚えてしまいそうなものだが、残念ながら俺は違う。
そんなやりとりを隣で見ていたシャーリーがクスリと鼻で笑うと、それに気付いたアーニャはムッとした様子でステーキにフォークを突き立てる。
勢い余ってステーキを貫通したフォークが皿を叩いた瞬間、盛大な音と共に食堂の扉が開け放たれた。
「九条! 大変だッ!」
大声で俺を呼んだのは、他でもないカイルである。毎度騒がしい限りではあるが、今回は前回と違い俺にとっても予想外の登場であった。
「東門にブルーグリズリーがッ!」
その焦り具合から、今日はいつもより大漁なのだろうという推測は出来る。
「何体だ? 荷車はいくつ……」
「違う! まだ生きてるんだよッ!」
恐らくはデュラハンが仕留め損なったのだろう。それくらいなら従魔達に任せておいても問題はなさそうなものだが、万が一という可能性もある。
「わかった。今行く」
それが間違いであった事に気付いたのは、俺が東門へ辿り着いてから。
地面に横たわっているのは1体のブルーグリズリー。既に事切れているが、その身体は傷だらけで毛皮としての価値はなさそうだ。
カイルが言っていたのは、その隣に立っている個体だろう。こちらも同様に体中が傷だらけで満身創痍。息は荒く、興奮状態。
身体の傷跡からデュラハンが打ち漏らした可能性は極めて低く、元からその状態であったかのようだ。
ブルーグリズリーを取り囲む従魔達とはまさに一触即発であったが、それでも諦めてはいない様子。
その瞳の奥から感じられる意思の強さは、何者をも寄せ付けぬほどの覚悟の表れ。
それは命の散り際に咲かせる一輪の花のように、美しくも雄々しい姿であった。
「お前達の王を呼んで来いッ!」
ブルーグリズリーの声が辺りに響き、従魔達が俺の方に視線を移す。
それと同時に俺に気付いたブルーグリズリーは、先程の闘志を忘れてしまったかのように柔らかな声を発した。
「やっと来てくれたか……」
「お前は……」
そのブルーグリズリーには見覚えがあった。
まだ完全には癒えていない抉ったような下顎の傷。それは俺がつけたものだからだ。
「ウルフ達の主であり人間の村の代表よ。どうか怒りを静めてくれ。もう俺達が村を襲うことはない」
命乞いをしに来たようには見えなかったが、言うに事欠いて、ただの伝言役だったとは……。
「話にならん。何様のつもりだ。俺はそれを信じるほど甘くはない。戻ってキングに伝えろ。直接言いに来いとな。それが矛を収める最低条件だ」
「ならば、条件は既に満たしている」
ブルーグリズリーが視線を落としたその先には、骸と化したもう1体のブルーグリズリー。
その首筋を豪快に掴んだかと思えば、残りの力を振り絞るかの如く声を上げ、重々しくもそれを持ち上げて見せた。
「キングは俺が倒した……。俺が新たな王だッ!」
だらりと垂れ下がる骸の首。その身体は傷だらけではあるものの、残されていた古傷は正しくキングのものに相違ない。
「既に仲間達には、村に手を出さないようにと通告した。だから頼む! 怒りを静めてくれッ!」
素直に感心した。キングの説得は無理だろうと思っていたが、まさかそれを倒して自分が王になろうとは……。
力こそ全ての獣の世界で自分よりも強き者を打ち負かすのは、並の覚悟ではなかったはず。
しかし、そこまでする必要があったのだろうか?
刺し違える覚悟でキングに挑んだその勇気は賞賛に値する。そこまでして現状を変えようとした信念には驚かされるが、森を捨てればいいだけの話だ。
「1つ聞きたい。何故森を出ようとはしなかった? お前達ほどの力があれば、東の森以外でもやっていけるだろ?」
「……キングがいた場所を覚えているか? あそこは俺達にとって大事な場所なんだ」
あんな所? と、喉まで出かかった言葉を飲み込んだ。
そこは大きな岩が屋根のようになっていた場所だが、特別感があるような場所には見えない。
「何故その場所に固執する?」
そこからはただの興味本位だった。キングが倒れ代替わりを果たした事で、村を脅かす原因がなくなったのだ。
ならばこれ以上の争いは、ただ不毛なだけである。
「……それは……ッ!?」
その時だ。新たな王であるブルーグリズリーがフラフラと体を揺らしたかと思うと、その巨躯を支えていた両膝を折り、勢いよく前へと倒れた。
土埃が舞うほどの衝撃は、ドシンと地面を響かせる。
限界だったのだろう。キングとの死闘を繰り広げた後、更にその巨躯をここまで運んで来たのだ。
「ミア!」
迷いはなかった。俺が走り出したと同時に後ろから追い抜いたのは、カガリとそれに乗ったミアである。
「【強化回復術】!」
カガリからヒョイと華麗に飛び降りたミアは、誰に言われることもなく回復魔法による治療を始め、従魔達はそれを守護するかのようにミアをぐるりと取り囲む。
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