539 / 722
第539話 作戦開始
しおりを挟む
「それで? 斥候は?」
「……残念ながら連絡がない……。恐らくはもう……」
コット村から数キロ離れた森の中、焚き火を囲み集まっていたのは9人の冒険者達だ。
深夜の作戦決行に備えての最後の打ち合わせ――なのだが、斥候として村への偵察を試みた仲間の1人は、ついぞ帰っては来なかった。
「なんでだ! コット村に出入りしている奴は他にもいるじゃねぇか! 商人だって何食わぬ顔で通っているのに……」
「恐らくは、許可された者しか通れないんじゃないか? 合言葉とか……」
「だからって、殺すほどの事か!? まだ何もしてねぇじゃねぇか! バルドもそう思うだろ!?」
「落ち着けよ。まだ、死んだと決まった訳じゃないだろう?」
「無駄だよ。相手は仮にも魔王って呼ばれてんだぞ? 慈悲なんかあるわけねぇだろ。今頃は騎士団もお空の上だろうよ」
「ガロン……。そんな言い方はないだろ……」
バルドからガロンと呼ばれたのは、筋骨隆々の大男。
次期プラチナ候補とも名高いゴールドプレートの冒険者で、巨大な両手剣を背負い、その風貌だけでなく戦闘スタイルも似ていることから、影では残念な方のノルディックなどと呼ばれている。
一見強面で、性格に難がありそうに見えるからこその表面的な評価。
性根は温厚で人情深い……のだが、冒険者として周りから舐められないようにと野蛮で粗暴な振る舞いをしていたら、何時の間にかそれが定着してしまい、戻そうにも戻せなくなってしまっていたのだ。
「コット村だと思うから油断しちゃうんじゃない? 魔王城……いや、城はないから魔王村と思えば……。なんかダサイけど……」
「村が魔王に支配されているなら、そこは魔界とも呼べるんじゃないか?」
「なるほど、魔界村か……。案外アリだな……」
少しでも雰囲気を良くしようと話題を変えるエレノアに対し、その思惑に気付いたバルドとロドリゲスは、わざとらしくも頷いた。
「村の呼び方なんてどうだっていいだろ! こっちは仲間が死んでるかもしれないんだぞ!?」
尤もである。故に誰もそれには言い返さず、俯き静まり返る面々。
結局、魔王の討伐に志願したのは、25名の冒険者達。
うち、15名をダンジョンに。残りの10名をコット村へと割り振る計画だったのだが、既に1人の脱落者を出し残りは9名。
バルド率いるフラグメントの3名。ガロン率いるハイス・フィアンマの4名。そして、1名が欠けたエスペランサの2名である。
彼等の最終的な目標は、魔王である九条の討伐であるが、その中には先に派遣された騎士団の状況調査も含まれていた。
残念ながら、コット村の中で何が起こっているのかはわからず仕舞い。
出入りしている商人からは、騎士団の存在を否定されているのだが、その証言も信用に足り得るとは思えない。
全滅も視野に入れてはいるが、人質は立派な交渉材料。捕虜として囚われている可能性も否めなかった。
「送る奴を間違えたんじゃねぇか? 斥候もまともにできねぇ無能なんて、いたところで役に立たねぇだろ」
「なんだと、テメェ!?」
ガロンに向け、拳を振り上げたエスペランサのミック。
斥候として行方知れずとなってしまったリーダー、フォボスとは旧知の仲。
その怒りも当然だが、バルドはそれをなだめながらも大きく溜息をついた。
「……ガロン。少なくとも今は仲間だろう?」
「仲間なんぞになった覚えはない。俺達は俺達のやりたいようにやらせてもらう。そういう話だっただろ?」
「わかっている。別にお前達の邪魔をする気はないが、これから相手にするのは仮にも魔王。いざという時の後方支援は必要だろ?」
「いらねぇな。村の門番っつったって、たかだかデスナイトが2体だろ? 俺の剣なら1撃で屠れる。むしろ警戒が必要なのは魔獣の方だが、狩人がいれば、不意打ちの心配はねぇ」
「そうかよ……。ならエスペランサは、こっちと合流でいいんだな?」
「好きにしろ。別パーティとの連携なんて、調子が狂うだけだ。俺達が門を制圧したら合図を出す。お前等はそれまで隠れてりゃいいんだよ」
鼻で笑いながらも立ち上がるガロン。それに続くようハイス・フィアンマの3人も立ち上がると、準備を整え村へと向かって森の中を歩き出した。
――――――――――
「ウチのリーダーも、素直じゃないねぇ」
「……ウェイク、何の話だ?」
「フラグメントに神聖術師がいないから、エスペランサとくっつけたんだろ? 直接そう言えばいいじゃねぇか」
「ち……違う! 連携が狂うからだと言っただろ!?」
顔を赤くして否定するガロンに、3人のパーティメンバーはくすくすと静かに笑みをこぼす。
「あぁ、そうだな。そういうことにしといてやるよ」
長きに渡りパーティを組んでいるのだ。ガロンの本性を知り、冗談を言い合うのにも慣れたもの。
それが彼等の日常だ。適度に緊張を解し、常にベストな状態を保つ事こそ良い結果を出す為のテクニック。
「そんなことより、そろそろだぞ? トラッキングの方はどうだ? ウェイク」
「……ちょっと待ってくれ……。何かおかしい……。ここからなら村の門番は射程内のはずだが、何の反応もない……」
「はぁ? まさかノーガードって事か? 魔獣の反応は?」
「いや、見当たらない……。もう少し前進するか?」
先程までの笑みは消え、真剣な表情のウェイクに、ガロンはそっと頷いた。
言われた通り、一行は森の中を慎重に進むも、ウェイクの表情は険しくなるばかりだ。
「ダメだ……。魔物の類は何も確認できない……」
そこから導き出される可能性は2つ。本当にノーガードなのか、それとも人間を警備に立たせているのか……。
「仕方ねぇ。視認できる距離まで近づくしかねぇか……」
狩人のトラッキングを有効に使う為、深夜という時間帯を選択したが、それが裏目に出たと言っても過言ではない。
月明かりがあるとはいえ門を視界に収めるには、村に相当近づく必要がある。
「フロイト。獣達に気付かれないよう、風向きを変えろ」
「【風変】!」
念には念をと、フロイトが杖を振るった瞬間だった。
「――ッ!? 反応が出た! 門の裏側、数は5だ!」
ウェイクの突然の声に、その場に伏せると息を潜めるハイス・フィアンマの面々。
暫くすると、コット村の門が静かに開かれた。
「……誰か、出てくるぞ……」
ようやく門番のお出ましかと目を凝らし、出てきた者達を分析する。
「あれは……騎士団……か……?」
暗くて良くは見えないが、暫く手入れがされていないであろう汚れた鎧は、王国正規軍に支給されている物で間違いない。
しかし、彼等はウェイクのトラッキングに引っ掛かった。
その答えは、1つである。
「流石は魔王。随分と残酷な事をするじゃねぇか……」
所謂ゾンビ。ネクロマンサーの十八番と言われる、死者を操る術である。
「いや、待て! アイツら本当にただのゾンビか!? ランクでいえばBに近い反応だぞ……」
「何ッ!?」
ゾンビは、スケルトンと並ぶアンデッドの代表格。
ダンジョンや戦場などの不浄な地では、自然発生する事もあるが、その強さは最弱な部類と言っていい。
腐りかけの肉体。その動きは緩慢で、知能も乏しく力もそれほど強くない。とはいえ生命力だけは強く、手足を切り落とされた程度では動きを止めることすら叶わない。しつこさだけならピカイチだ。
しかし、目の前の騎士団らしきゾンビ達はそうじゃなかった。
しっかりとした足取りで門を閉じると、何かを探すかのようにキョロキョロと辺りを見回していたのだ。
「徘徊に出てきたってわけじゃなさそうだが……。ガロン、どうする?」
たとえランクBの魔物と遜色ない強さでも、ハイス・フィアンマであれば瞬殺とは言わずとも殲滅は容易。しかし、それには条件がある。
騎士は100名ほどいたはずだ。最悪を考えれば、同じ強さのゾンビが複数いてもおかしくはない。
「増えねぇうちに叩くしかねぇだろ……。アレを速攻で叩きのめし門を陣取る。ウェイクは、魔獣の出現にだけ警戒しておけ」
彼等の第一目標は、西門の制圧。といってもそれは所謂、陽動である。
ハイス・フィアンマが耐えている間に、フラグメントが村へこっそり忍び込む。
魔王が従えているであろう魔獣の全てが相手となれば、分が悪いのは当然だ。
だからこそダンジョンと村の同時攻略。防衛力の分散を狙っての策でもある。
ガロンたちは勝てずとも、負けなければいいのだ。
防御に集中すれば、時間を稼ぐくらいは出来る――というのが、彼等の見立てであった。
「……残念ながら連絡がない……。恐らくはもう……」
コット村から数キロ離れた森の中、焚き火を囲み集まっていたのは9人の冒険者達だ。
深夜の作戦決行に備えての最後の打ち合わせ――なのだが、斥候として村への偵察を試みた仲間の1人は、ついぞ帰っては来なかった。
「なんでだ! コット村に出入りしている奴は他にもいるじゃねぇか! 商人だって何食わぬ顔で通っているのに……」
「恐らくは、許可された者しか通れないんじゃないか? 合言葉とか……」
「だからって、殺すほどの事か!? まだ何もしてねぇじゃねぇか! バルドもそう思うだろ!?」
「落ち着けよ。まだ、死んだと決まった訳じゃないだろう?」
「無駄だよ。相手は仮にも魔王って呼ばれてんだぞ? 慈悲なんかあるわけねぇだろ。今頃は騎士団もお空の上だろうよ」
「ガロン……。そんな言い方はないだろ……」
バルドからガロンと呼ばれたのは、筋骨隆々の大男。
次期プラチナ候補とも名高いゴールドプレートの冒険者で、巨大な両手剣を背負い、その風貌だけでなく戦闘スタイルも似ていることから、影では残念な方のノルディックなどと呼ばれている。
一見強面で、性格に難がありそうに見えるからこその表面的な評価。
性根は温厚で人情深い……のだが、冒険者として周りから舐められないようにと野蛮で粗暴な振る舞いをしていたら、何時の間にかそれが定着してしまい、戻そうにも戻せなくなってしまっていたのだ。
「コット村だと思うから油断しちゃうんじゃない? 魔王城……いや、城はないから魔王村と思えば……。なんかダサイけど……」
「村が魔王に支配されているなら、そこは魔界とも呼べるんじゃないか?」
「なるほど、魔界村か……。案外アリだな……」
少しでも雰囲気を良くしようと話題を変えるエレノアに対し、その思惑に気付いたバルドとロドリゲスは、わざとらしくも頷いた。
「村の呼び方なんてどうだっていいだろ! こっちは仲間が死んでるかもしれないんだぞ!?」
尤もである。故に誰もそれには言い返さず、俯き静まり返る面々。
結局、魔王の討伐に志願したのは、25名の冒険者達。
うち、15名をダンジョンに。残りの10名をコット村へと割り振る計画だったのだが、既に1人の脱落者を出し残りは9名。
バルド率いるフラグメントの3名。ガロン率いるハイス・フィアンマの4名。そして、1名が欠けたエスペランサの2名である。
彼等の最終的な目標は、魔王である九条の討伐であるが、その中には先に派遣された騎士団の状況調査も含まれていた。
残念ながら、コット村の中で何が起こっているのかはわからず仕舞い。
出入りしている商人からは、騎士団の存在を否定されているのだが、その証言も信用に足り得るとは思えない。
全滅も視野に入れてはいるが、人質は立派な交渉材料。捕虜として囚われている可能性も否めなかった。
「送る奴を間違えたんじゃねぇか? 斥候もまともにできねぇ無能なんて、いたところで役に立たねぇだろ」
「なんだと、テメェ!?」
ガロンに向け、拳を振り上げたエスペランサのミック。
斥候として行方知れずとなってしまったリーダー、フォボスとは旧知の仲。
その怒りも当然だが、バルドはそれをなだめながらも大きく溜息をついた。
「……ガロン。少なくとも今は仲間だろう?」
「仲間なんぞになった覚えはない。俺達は俺達のやりたいようにやらせてもらう。そういう話だっただろ?」
「わかっている。別にお前達の邪魔をする気はないが、これから相手にするのは仮にも魔王。いざという時の後方支援は必要だろ?」
「いらねぇな。村の門番っつったって、たかだかデスナイトが2体だろ? 俺の剣なら1撃で屠れる。むしろ警戒が必要なのは魔獣の方だが、狩人がいれば、不意打ちの心配はねぇ」
「そうかよ……。ならエスペランサは、こっちと合流でいいんだな?」
「好きにしろ。別パーティとの連携なんて、調子が狂うだけだ。俺達が門を制圧したら合図を出す。お前等はそれまで隠れてりゃいいんだよ」
鼻で笑いながらも立ち上がるガロン。それに続くようハイス・フィアンマの3人も立ち上がると、準備を整え村へと向かって森の中を歩き出した。
――――――――――
「ウチのリーダーも、素直じゃないねぇ」
「……ウェイク、何の話だ?」
「フラグメントに神聖術師がいないから、エスペランサとくっつけたんだろ? 直接そう言えばいいじゃねぇか」
「ち……違う! 連携が狂うからだと言っただろ!?」
顔を赤くして否定するガロンに、3人のパーティメンバーはくすくすと静かに笑みをこぼす。
「あぁ、そうだな。そういうことにしといてやるよ」
長きに渡りパーティを組んでいるのだ。ガロンの本性を知り、冗談を言い合うのにも慣れたもの。
それが彼等の日常だ。適度に緊張を解し、常にベストな状態を保つ事こそ良い結果を出す為のテクニック。
「そんなことより、そろそろだぞ? トラッキングの方はどうだ? ウェイク」
「……ちょっと待ってくれ……。何かおかしい……。ここからなら村の門番は射程内のはずだが、何の反応もない……」
「はぁ? まさかノーガードって事か? 魔獣の反応は?」
「いや、見当たらない……。もう少し前進するか?」
先程までの笑みは消え、真剣な表情のウェイクに、ガロンはそっと頷いた。
言われた通り、一行は森の中を慎重に進むも、ウェイクの表情は険しくなるばかりだ。
「ダメだ……。魔物の類は何も確認できない……」
そこから導き出される可能性は2つ。本当にノーガードなのか、それとも人間を警備に立たせているのか……。
「仕方ねぇ。視認できる距離まで近づくしかねぇか……」
狩人のトラッキングを有効に使う為、深夜という時間帯を選択したが、それが裏目に出たと言っても過言ではない。
月明かりがあるとはいえ門を視界に収めるには、村に相当近づく必要がある。
「フロイト。獣達に気付かれないよう、風向きを変えろ」
「【風変】!」
念には念をと、フロイトが杖を振るった瞬間だった。
「――ッ!? 反応が出た! 門の裏側、数は5だ!」
ウェイクの突然の声に、その場に伏せると息を潜めるハイス・フィアンマの面々。
暫くすると、コット村の門が静かに開かれた。
「……誰か、出てくるぞ……」
ようやく門番のお出ましかと目を凝らし、出てきた者達を分析する。
「あれは……騎士団……か……?」
暗くて良くは見えないが、暫く手入れがされていないであろう汚れた鎧は、王国正規軍に支給されている物で間違いない。
しかし、彼等はウェイクのトラッキングに引っ掛かった。
その答えは、1つである。
「流石は魔王。随分と残酷な事をするじゃねぇか……」
所謂ゾンビ。ネクロマンサーの十八番と言われる、死者を操る術である。
「いや、待て! アイツら本当にただのゾンビか!? ランクでいえばBに近い反応だぞ……」
「何ッ!?」
ゾンビは、スケルトンと並ぶアンデッドの代表格。
ダンジョンや戦場などの不浄な地では、自然発生する事もあるが、その強さは最弱な部類と言っていい。
腐りかけの肉体。その動きは緩慢で、知能も乏しく力もそれほど強くない。とはいえ生命力だけは強く、手足を切り落とされた程度では動きを止めることすら叶わない。しつこさだけならピカイチだ。
しかし、目の前の騎士団らしきゾンビ達はそうじゃなかった。
しっかりとした足取りで門を閉じると、何かを探すかのようにキョロキョロと辺りを見回していたのだ。
「徘徊に出てきたってわけじゃなさそうだが……。ガロン、どうする?」
たとえランクBの魔物と遜色ない強さでも、ハイス・フィアンマであれば瞬殺とは言わずとも殲滅は容易。しかし、それには条件がある。
騎士は100名ほどいたはずだ。最悪を考えれば、同じ強さのゾンビが複数いてもおかしくはない。
「増えねぇうちに叩くしかねぇだろ……。アレを速攻で叩きのめし門を陣取る。ウェイクは、魔獣の出現にだけ警戒しておけ」
彼等の第一目標は、西門の制圧。といってもそれは所謂、陽動である。
ハイス・フィアンマが耐えている間に、フラグメントが村へこっそり忍び込む。
魔王が従えているであろう魔獣の全てが相手となれば、分が悪いのは当然だ。
だからこそダンジョンと村の同時攻略。防衛力の分散を狙っての策でもある。
ガロンたちは勝てずとも、負けなければいいのだ。
防御に集中すれば、時間を稼ぐくらいは出来る――というのが、彼等の見立てであった。
53
あなたにおすすめの小説
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
黄金蒐覇のグリード 〜力と財貨を欲しても、理性と対価は忘れずに〜
黒城白爵
ファンタジー
とある異世界を救い、元の世界へと帰還した玄鐘理音は、その後の人生を平凡に送った末に病でこの世を去った。
死後、不可思議な空間にいた謎の神性存在から、異世界を救った報酬として全盛期の肉体と変質したかつての力である〈強欲〉を受け取り、以前とは別の異世界にて第二の人生をはじめる。
自由気儘に人を救い、スキルやアイテムを集め、敵を滅する日々は、リオンの空虚だった心を満たしていく。
黄金と力を蒐集し目指すは世界最高ランクの冒険者。
使命も宿命も無き救世の勇者は、今日も欲望と理性を秤にかけて我が道を往く。
※ 更新予定日は【月曜日】と【金曜日】です。
※第301話から更新時間を朝5時からに変更します。
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
Shining Rhapsody 〜神に転生した料理人〜
橘 霞月
ファンタジー
異世界へと転生した有名料理人は、この世界では最強でした。しかし自分の事を理解していない為、自重無しの生活はトラブルだらけ。しかも、いつの間にかハーレムを築いてます。平穏無事に、夢を叶える事は出来るのか!?
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!!
2巻2月中旬出棺です!!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる