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第544話 交渉爆裂
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「アーニャは、少し変わったよな。いつもピリピリしていて近寄りがたい雰囲気を纏っていたが、柔らかくなったというか落ち着いたというか……」
「そうかな?」
バルドに言われて、そっけない態度でとぼけるアーニャ。
過去の自分しか知らないのだから、そのギャップに戸惑うのも仕方のないことである。
例えるなら、学校のヤンキーが夏休みを経て改心していた――くらいの変化だ。
「で? アーニャはサザンゲイアを離れた後、どうしてたんだ?」
「んーまぁ、色々とあったんだけどさ。九条とパーティを組むことになって、行動を共にするようになった――って感じかな」
色々と端折り過ぎではあるが、あまり詳しい事は言えないのが実情だ。
魔族の父を持つなどと言えば、そこで話は終わってしまう。
昔のよしみだ。出来るだけ九条を諦めさせる方向に持って行きたいと考えているアーニャではあったが、それが難しい事も理解していた。
「やっぱりそうか……」
「やっぱりって?」
「いや、俺達と別れる前、マナポーションと九条の話をしただろ? それに関係しているのかと思ってな」
「そうね。マナポーションが目的で、九条に近づいたのは確かよ。それでリブレスに入国したまでは良かったんだけど、そっちでも在庫がなくってさ。無駄足だったらありゃしない」
アーニャは、リブレスでの出来事を振り返りながらも、九条との出会いを思い出していた。
貴族のお抱え冒険者とは名ばかりの傭兵稼業に加え、マナポーションの為ならばと犯罪紛いのこともやっていた時期である。
フードルを生き長らえさせるためにと、死に物狂いで生き急ぐ日々。それが今や、呑気にデザートを味わうだけの余裕すらある生活だ。
そんな嘘みたいな人生の変化に、アーニャはほんの少しだけ頬を緩めた。
「なるほど。それで、九条からマナポーションを譲り受ける代わりに、隷属を強要されたんだな?」
「いやいや、私がこの村に住んでるのは、別に九条から強制された訳じゃないから」
「じゃぁ、何故この村を離れない? ここが危険だって事くらいわかるだろ?」
そんなことは、アーニャにとっても承知の上。
それは九条の人生だ。たとえ九条が魔王と呼ばれようと、世界の全てを敵に回そうと関係ない。
それを踏まえても、アーニャには揺るぎない信念がある。
アーニャが信じる者は、ただ1人。それは、今も昔も変わらないのだ。
「一番の理由は、家族がいるから……かな?」
「なら、家族を保護できれば、九条が殺されても問題はないんだな?」
「はぁ、なんでそうバルドは極端かなぁ……。そんな簡単な話じゃないって。九条には少なからず恩があるの。だから、困ってるなら助けるし、協力は惜しまないつもり」
「それは、俺達と戦うことになってもか?」
バルドの鋭い視線は、脅しととっても差し支えないものだ。
しかし、その程度でどうにかなるアーニャではない。
「勿論よ」
「ちっ……即答かよ……」
堂々と言い返すアーニャに、バルドは頭を抱えながらもその視線をエスペランサのビリーに向けた。
「どうだ?」
「……呪術的違和感は感じられない。アーニャの言葉が本音なのかは不明だが、少なくとも誰かに操られている状態ではない」
それを聞き、更に肩を落とすバルド。
アーニャが九条に操られているのであれば、その目を覚まさせてやるだけで懐柔は容易かった。
しかし、それが自分の意思であるのなら、選択するのはアーニャ自身。説得の失敗は、敵対を意味する。
「ロド……。アレを出せ……」
ロドリゲスは、背負っていたリュックを降ろし、その中身をひっくり返す。
がちゃがちゃと乱雑な音を立てながらも雪崩のように出てきたのは、マナポーションが入った小瓶。
その数は優に50を超え、それは最早財産とも呼べる量だ。
「アーニャ。これだけあれば、お前が九条を頼る必要もないだろう。家族も俺達が責任を持って救ってやる。だから、俺達の側に就け」
それは、今回の魔王討伐の支度金で買い揃えたもの。当然、闇市からの横流し品だ。
「それだけじゃない。魔王の討伐がなされれば、アーニャの分の報酬も俺が直接依頼主に頼んでやる。金貨が3万。稼ぎとしては十分だ。贅沢しなけりゃ働かなくとも一生暮らしていける額。十分家族も養える。……どうだ? 悪くない話だとは思わないか?」
アーニャから零れる僅かな笑み。
バルドたちはそれに手応えを覚え、一緒になって口角を上げたが、すぐに落胆へと変化した。
「あーごめん。マナポーションはもう必要なくなっちゃったんだ……」
「はぁぁ!? 何故だ! あれだけ固執してたじゃないか! いや……、これじゃ足りないのか? そうなんだな!?」
勢い余って立ち上がるバルド。
これで、アーニャの心は鷲掴みだろうと自信があっただけに、その驚きと失望感は半端じゃない。
どうにか別の理由を探そうとするも、それも全くの的外れだ。
「数の問題じゃないんだわ。ホント、気持ちは嬉しいんだけど、マジでいらないから。不要なの、わかる?」
強がりなどではない。今のアーニャには無用の長物。
とはいえ、もうフードルは元気いっぱいだから大丈夫――なんて、口が裂けても言えやしない。
魔族を父に持つと言って、誰が信じるだろう。たとえそれを信じたところで、行き着く先は対立だ。
人類の裏切者などと批難されるのが関の山。それを受け入れてくれる場所は世界中を探しても、恐らく九条の元以外にはあり得ない。
絶望とも思える表情で固まるバルド。
ロドリゲスとエレノアはオロオロと落ち着かない様子を呈していて、エスペランサの2人は呆れ気味だ。
「おい、バルド。話がちげぇじゃねぇか」
「いや、待て……。そんなはずは……」
冗談であってほしい。そんな顔で助けを求めるかのような視線を、アーニャへと投げかけるバルドに対し、アーニャはその肩を優しく叩く。
「まぁ、そういうことだからさ。魔王討伐なんてやめちゃいなよ。金貨3万枚が大金なのはわかるけど、命あっての物種じゃない? こういっちゃなんだけど、九条ってば結構強いよ?」
「……元プラチナの冒険者にケンカを売っているんだ。わからないわけがないだろう!?」
「いやさ……。なんていうか、それがそもそもの間違いなんだよね。だって、プラチナ以上の基準がないんだもん」
「……」
「知ってる? 騎士団の皆は殺された挙句に強制労働だよ? 魂は天に帰れず、九条が解放するまで一生言いなり。割に合わないと思わない? 私はアンデッドになったことはないけどさ、もし自分の意識が残ってたらどうする? 死にたくても死ねないって結構辛いんじゃないかなぁ?」
ビビらせて九条を諦めさせる作戦に出たアーニャ。
バルドたちの表情を見れば、効果がなかった訳ではないが、諦めるまでには至らなかった。
「……そうならない為に、アーニャ。お前の力が必要なんだ!」
「力説されても無理なものは無理。私は殺されたくないもの。……フォボスの遺体も返してあげたでしょ? アンタたちが死んだら、誰がそれを家族に会わせてあげるの?」
「勿論、会わせてやるさ……。魔王討伐の報告と共になッ!」
ガラリと変わる場の空気。それは覚悟を決めた者達の目。
瞬時に矢を番えたエレノアは、その切っ先をアーニャに向けて引き絞る。
「なんの真似? そんなことしたら、九条が黙ってないわよ?」
そんな逆境に置かれても、アーニャは眉一つ動かさない。
「ごめんね、アーニャ。こんなことしたくはないんだけど、あなたには人質になってもらうわ」
「冗談はやめてよ、エレノア。私はあんた達を助けようとしてるんだけど?」
「じゃぁ、大人しく従ってちょうだい。それが私達を救う唯一の方法よ」
「それは無理」
両手を前に突き出し、杖に魔力を込めるアーニャ。
「【魔力障壁】!」
アーニャを覆う魔力の障壁。魔術の中では、もっともポピュラーな防御魔法。
それを、バルドたちが黙って見過ごしていたのは、想定の範囲内だったから。
「アーニャ。魔力障壁《マナシールド》では、至近距離からのエレノアの一撃は防げない。それがわからない訳じゃないだろ?」
狩人の持つ一点突破型の貫通系のスキルを、魔力障壁《マナシールド》で防ぎきるのは難しい。
たとえ防げたとしても、その魔力消費は並ではなく、次の一手は絶望的だ。
「勿論知ってる。でも、もうラインは超えられちゃったからさ。こうしておかないと私も死んじゃうもの」
「一体何を……――ッ!?」
その言葉の意味を聞き返そうと、バルドが口を開いた瞬間だった。
荷台に安置されていたフォボスの遺体が、強烈な閃光と共に爆発四散したのである。
雷鳴が轟いたかと思うほどの轟音。強烈な衝撃波は周辺の木々を薙ぎ倒し、炎は空を舞い上がる。
立ち上る黒煙。辺りには火の粉が舞い、息苦しさが充満する。
そんな中、アーニャは飛ばされないようにと伏せながらも、先程まで座っていた切り株にしっかりとしがみついていた。
「だから言ったのに……」
爆発の余波が収まると、アーニャは悲壮感を漂わせながらも立ち上がり、周囲を見渡し杖を振るう。
「【天変】……」
火の手が上がる深夜の森に、優しい雨が降り注ぐ。
鎮火した森が再び闇に包まれると、雨音と燻る木々の中、アーニャは1人静かに佇んでいた。
「そうかな?」
バルドに言われて、そっけない態度でとぼけるアーニャ。
過去の自分しか知らないのだから、そのギャップに戸惑うのも仕方のないことである。
例えるなら、学校のヤンキーが夏休みを経て改心していた――くらいの変化だ。
「で? アーニャはサザンゲイアを離れた後、どうしてたんだ?」
「んーまぁ、色々とあったんだけどさ。九条とパーティを組むことになって、行動を共にするようになった――って感じかな」
色々と端折り過ぎではあるが、あまり詳しい事は言えないのが実情だ。
魔族の父を持つなどと言えば、そこで話は終わってしまう。
昔のよしみだ。出来るだけ九条を諦めさせる方向に持って行きたいと考えているアーニャではあったが、それが難しい事も理解していた。
「やっぱりそうか……」
「やっぱりって?」
「いや、俺達と別れる前、マナポーションと九条の話をしただろ? それに関係しているのかと思ってな」
「そうね。マナポーションが目的で、九条に近づいたのは確かよ。それでリブレスに入国したまでは良かったんだけど、そっちでも在庫がなくってさ。無駄足だったらありゃしない」
アーニャは、リブレスでの出来事を振り返りながらも、九条との出会いを思い出していた。
貴族のお抱え冒険者とは名ばかりの傭兵稼業に加え、マナポーションの為ならばと犯罪紛いのこともやっていた時期である。
フードルを生き長らえさせるためにと、死に物狂いで生き急ぐ日々。それが今や、呑気にデザートを味わうだけの余裕すらある生活だ。
そんな嘘みたいな人生の変化に、アーニャはほんの少しだけ頬を緩めた。
「なるほど。それで、九条からマナポーションを譲り受ける代わりに、隷属を強要されたんだな?」
「いやいや、私がこの村に住んでるのは、別に九条から強制された訳じゃないから」
「じゃぁ、何故この村を離れない? ここが危険だって事くらいわかるだろ?」
そんなことは、アーニャにとっても承知の上。
それは九条の人生だ。たとえ九条が魔王と呼ばれようと、世界の全てを敵に回そうと関係ない。
それを踏まえても、アーニャには揺るぎない信念がある。
アーニャが信じる者は、ただ1人。それは、今も昔も変わらないのだ。
「一番の理由は、家族がいるから……かな?」
「なら、家族を保護できれば、九条が殺されても問題はないんだな?」
「はぁ、なんでそうバルドは極端かなぁ……。そんな簡単な話じゃないって。九条には少なからず恩があるの。だから、困ってるなら助けるし、協力は惜しまないつもり」
「それは、俺達と戦うことになってもか?」
バルドの鋭い視線は、脅しととっても差し支えないものだ。
しかし、その程度でどうにかなるアーニャではない。
「勿論よ」
「ちっ……即答かよ……」
堂々と言い返すアーニャに、バルドは頭を抱えながらもその視線をエスペランサのビリーに向けた。
「どうだ?」
「……呪術的違和感は感じられない。アーニャの言葉が本音なのかは不明だが、少なくとも誰かに操られている状態ではない」
それを聞き、更に肩を落とすバルド。
アーニャが九条に操られているのであれば、その目を覚まさせてやるだけで懐柔は容易かった。
しかし、それが自分の意思であるのなら、選択するのはアーニャ自身。説得の失敗は、敵対を意味する。
「ロド……。アレを出せ……」
ロドリゲスは、背負っていたリュックを降ろし、その中身をひっくり返す。
がちゃがちゃと乱雑な音を立てながらも雪崩のように出てきたのは、マナポーションが入った小瓶。
その数は優に50を超え、それは最早財産とも呼べる量だ。
「アーニャ。これだけあれば、お前が九条を頼る必要もないだろう。家族も俺達が責任を持って救ってやる。だから、俺達の側に就け」
それは、今回の魔王討伐の支度金で買い揃えたもの。当然、闇市からの横流し品だ。
「それだけじゃない。魔王の討伐がなされれば、アーニャの分の報酬も俺が直接依頼主に頼んでやる。金貨が3万。稼ぎとしては十分だ。贅沢しなけりゃ働かなくとも一生暮らしていける額。十分家族も養える。……どうだ? 悪くない話だとは思わないか?」
アーニャから零れる僅かな笑み。
バルドたちはそれに手応えを覚え、一緒になって口角を上げたが、すぐに落胆へと変化した。
「あーごめん。マナポーションはもう必要なくなっちゃったんだ……」
「はぁぁ!? 何故だ! あれだけ固執してたじゃないか! いや……、これじゃ足りないのか? そうなんだな!?」
勢い余って立ち上がるバルド。
これで、アーニャの心は鷲掴みだろうと自信があっただけに、その驚きと失望感は半端じゃない。
どうにか別の理由を探そうとするも、それも全くの的外れだ。
「数の問題じゃないんだわ。ホント、気持ちは嬉しいんだけど、マジでいらないから。不要なの、わかる?」
強がりなどではない。今のアーニャには無用の長物。
とはいえ、もうフードルは元気いっぱいだから大丈夫――なんて、口が裂けても言えやしない。
魔族を父に持つと言って、誰が信じるだろう。たとえそれを信じたところで、行き着く先は対立だ。
人類の裏切者などと批難されるのが関の山。それを受け入れてくれる場所は世界中を探しても、恐らく九条の元以外にはあり得ない。
絶望とも思える表情で固まるバルド。
ロドリゲスとエレノアはオロオロと落ち着かない様子を呈していて、エスペランサの2人は呆れ気味だ。
「おい、バルド。話がちげぇじゃねぇか」
「いや、待て……。そんなはずは……」
冗談であってほしい。そんな顔で助けを求めるかのような視線を、アーニャへと投げかけるバルドに対し、アーニャはその肩を優しく叩く。
「まぁ、そういうことだからさ。魔王討伐なんてやめちゃいなよ。金貨3万枚が大金なのはわかるけど、命あっての物種じゃない? こういっちゃなんだけど、九条ってば結構強いよ?」
「……元プラチナの冒険者にケンカを売っているんだ。わからないわけがないだろう!?」
「いやさ……。なんていうか、それがそもそもの間違いなんだよね。だって、プラチナ以上の基準がないんだもん」
「……」
「知ってる? 騎士団の皆は殺された挙句に強制労働だよ? 魂は天に帰れず、九条が解放するまで一生言いなり。割に合わないと思わない? 私はアンデッドになったことはないけどさ、もし自分の意識が残ってたらどうする? 死にたくても死ねないって結構辛いんじゃないかなぁ?」
ビビらせて九条を諦めさせる作戦に出たアーニャ。
バルドたちの表情を見れば、効果がなかった訳ではないが、諦めるまでには至らなかった。
「……そうならない為に、アーニャ。お前の力が必要なんだ!」
「力説されても無理なものは無理。私は殺されたくないもの。……フォボスの遺体も返してあげたでしょ? アンタたちが死んだら、誰がそれを家族に会わせてあげるの?」
「勿論、会わせてやるさ……。魔王討伐の報告と共になッ!」
ガラリと変わる場の空気。それは覚悟を決めた者達の目。
瞬時に矢を番えたエレノアは、その切っ先をアーニャに向けて引き絞る。
「なんの真似? そんなことしたら、九条が黙ってないわよ?」
そんな逆境に置かれても、アーニャは眉一つ動かさない。
「ごめんね、アーニャ。こんなことしたくはないんだけど、あなたには人質になってもらうわ」
「冗談はやめてよ、エレノア。私はあんた達を助けようとしてるんだけど?」
「じゃぁ、大人しく従ってちょうだい。それが私達を救う唯一の方法よ」
「それは無理」
両手を前に突き出し、杖に魔力を込めるアーニャ。
「【魔力障壁】!」
アーニャを覆う魔力の障壁。魔術の中では、もっともポピュラーな防御魔法。
それを、バルドたちが黙って見過ごしていたのは、想定の範囲内だったから。
「アーニャ。魔力障壁《マナシールド》では、至近距離からのエレノアの一撃は防げない。それがわからない訳じゃないだろ?」
狩人の持つ一点突破型の貫通系のスキルを、魔力障壁《マナシールド》で防ぎきるのは難しい。
たとえ防げたとしても、その魔力消費は並ではなく、次の一手は絶望的だ。
「勿論知ってる。でも、もうラインは超えられちゃったからさ。こうしておかないと私も死んじゃうもの」
「一体何を……――ッ!?」
その言葉の意味を聞き返そうと、バルドが口を開いた瞬間だった。
荷台に安置されていたフォボスの遺体が、強烈な閃光と共に爆発四散したのである。
雷鳴が轟いたかと思うほどの轟音。強烈な衝撃波は周辺の木々を薙ぎ倒し、炎は空を舞い上がる。
立ち上る黒煙。辺りには火の粉が舞い、息苦しさが充満する。
そんな中、アーニャは飛ばされないようにと伏せながらも、先程まで座っていた切り株にしっかりとしがみついていた。
「だから言ったのに……」
爆発の余波が収まると、アーニャは悲壮感を漂わせながらも立ち上がり、周囲を見渡し杖を振るう。
「【天変】……」
火の手が上がる深夜の森に、優しい雨が降り注ぐ。
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