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そう言うと、東堂はポケットから小瓶を取り出した。
必死に暴れる聖を片手で制し、ニヤリと笑う。
「う~ん。でも、そう暴れられると、静脈注射は危険だね。私も、じつは狙って針を刺すのは苦手なんだ。一度、間違ってコレを動脈に刺してしまった事があってね……気の毒に、その時の子は狂ってしまったよ。君程ではないけれど、まぁまぁ可愛い子だったから、あの時はちょっと勿体なかったなぁ」
「っ! 」
恐怖で、体の強張った聖に顔を近づけ、東堂はその首筋に舌を這わす。
「でもね――人の身体に効率よく麻薬を吸収させる方法っていうのは、何も注射だけじゃあないんだよ? 」
聖の返事を待たず、東堂は滔々と語る。
「クスリっていうのはね、直接身体の粘膜から吸収すると、とても早く全身に回るんだ。つまり、口から飲むよりも、鼻から吸った方が、とても効きがいいんだよ」
そう言い、形のいい聖の鼻をキュッと抓まんできた。
ヒッと息を引き、聖は身動きの取れない体で、それでも必死に顔を背けようとする。
一ヵ月もの間、東堂の攻めに耐え抜いたこの気の強い少年が、青ざめて震えている様子を眺めているだけでゾクゾクする。
興奮して、早くも少々爆発してしまう。
東堂は悦に入ったように笑いながら、聖の細い首を、上から無慈悲に押さえつけた。
「うっ――」
(く、苦しい……! )
息ができなくなり、聖の目の前は暗転する。
だが、東堂の目的は、聖をいつものように、ただいたぶるだけではなかった。
聖の身に着けていた下着を一気におろし、白い尻を露わにする。
そして東堂は、素早い動作であの小瓶の栓を抜くと、それをそのまま聖のもう一つの粘膜の中へと抉り込ませた!
「――――っ!? 」
「子供のころ、お医者さんから座薬を処方されただろう? つまりね、尻の粘膜っていうのは、恐ろしく敏感で吸収が早いんだよ」
(あ――あぁ……)
声が引きつり、悲鳴も出ない。
拘束された不格好な姿で、聖はガクガクと震える。
「ぬ――け、それ……やめ――」
身体が、おかしくなる。
未知の衝撃に、全身が燃えるように熱くなる。
それが羞恥からなのか、屈辱からなのか、果たして違うものからなのか解からない。
ただ、とにかく腸が煮え繰り返るほどの怒りだけは間違いない。
「こ……の、変態野郎! 殺し、て……や、るぅ!! 」
「ハハハハ! いいねぇ、最高だよ! 」
「い、やらぁって、や、あ……」
次第に、呂律が回らなくなっていく。
東堂の声も、遠くなっていく。
自分の鼓動が耳についてうるさい。
血管を、血流が逆流しているような気分だ。
気分が悪くて、頭がボウっとする。
――――いや、逆だ。
気分が高揚し、全身が熱いのだ。
耐えられぬほどに、身体が燃え上がって仕方がない。
「あ――あぁ――」
ビクッと、打ち揚げられた魚のように跳ねる肉体。
それをガクガクと数回繰り返すも、東堂は残酷な指を引き抜かない。
徐々に、聖の動きは緩慢になっていく。
――――紗が掛かったように、虚ろになっていく眼差し。
そして、強張って固くなっていた身体は、蕩けるように柔らかくなっていく。
「フフフ……」
いい頃合いだ。
そう判断した東堂は、ようやく抉り込ませていた小瓶を引き抜き、残酷に笑う。
聖の身体は完全に弛緩して、くたりとベッドに崩れた。
半端に引っかかっている襦袢や、引き下ろされたままの下着姿が却って色っぽい。
クスリで濡れた尻が、明かりでボウっと白く浮き上がって見え、堪らないほどに、そそる。
必死に暴れる聖を片手で制し、ニヤリと笑う。
「う~ん。でも、そう暴れられると、静脈注射は危険だね。私も、じつは狙って針を刺すのは苦手なんだ。一度、間違ってコレを動脈に刺してしまった事があってね……気の毒に、その時の子は狂ってしまったよ。君程ではないけれど、まぁまぁ可愛い子だったから、あの時はちょっと勿体なかったなぁ」
「っ! 」
恐怖で、体の強張った聖に顔を近づけ、東堂はその首筋に舌を這わす。
「でもね――人の身体に効率よく麻薬を吸収させる方法っていうのは、何も注射だけじゃあないんだよ? 」
聖の返事を待たず、東堂は滔々と語る。
「クスリっていうのはね、直接身体の粘膜から吸収すると、とても早く全身に回るんだ。つまり、口から飲むよりも、鼻から吸った方が、とても効きがいいんだよ」
そう言い、形のいい聖の鼻をキュッと抓まんできた。
ヒッと息を引き、聖は身動きの取れない体で、それでも必死に顔を背けようとする。
一ヵ月もの間、東堂の攻めに耐え抜いたこの気の強い少年が、青ざめて震えている様子を眺めているだけでゾクゾクする。
興奮して、早くも少々爆発してしまう。
東堂は悦に入ったように笑いながら、聖の細い首を、上から無慈悲に押さえつけた。
「うっ――」
(く、苦しい……! )
息ができなくなり、聖の目の前は暗転する。
だが、東堂の目的は、聖をいつものように、ただいたぶるだけではなかった。
聖の身に着けていた下着を一気におろし、白い尻を露わにする。
そして東堂は、素早い動作であの小瓶の栓を抜くと、それをそのまま聖のもう一つの粘膜の中へと抉り込ませた!
「――――っ!? 」
「子供のころ、お医者さんから座薬を処方されただろう? つまりね、尻の粘膜っていうのは、恐ろしく敏感で吸収が早いんだよ」
(あ――あぁ……)
声が引きつり、悲鳴も出ない。
拘束された不格好な姿で、聖はガクガクと震える。
「ぬ――け、それ……やめ――」
身体が、おかしくなる。
未知の衝撃に、全身が燃えるように熱くなる。
それが羞恥からなのか、屈辱からなのか、果たして違うものからなのか解からない。
ただ、とにかく腸が煮え繰り返るほどの怒りだけは間違いない。
「こ……の、変態野郎! 殺し、て……や、るぅ!! 」
「ハハハハ! いいねぇ、最高だよ! 」
「い、やらぁって、や、あ……」
次第に、呂律が回らなくなっていく。
東堂の声も、遠くなっていく。
自分の鼓動が耳についてうるさい。
血管を、血流が逆流しているような気分だ。
気分が悪くて、頭がボウっとする。
――――いや、逆だ。
気分が高揚し、全身が熱いのだ。
耐えられぬほどに、身体が燃え上がって仕方がない。
「あ――あぁ――」
ビクッと、打ち揚げられた魚のように跳ねる肉体。
それをガクガクと数回繰り返すも、東堂は残酷な指を引き抜かない。
徐々に、聖の動きは緩慢になっていく。
――――紗が掛かったように、虚ろになっていく眼差し。
そして、強張って固くなっていた身体は、蕩けるように柔らかくなっていく。
「フフフ……」
いい頃合いだ。
そう判断した東堂は、ようやく抉り込ませていた小瓶を引き抜き、残酷に笑う。
聖の身体は完全に弛緩して、くたりとベッドに崩れた。
半端に引っかかっている襦袢や、引き下ろされたままの下着姿が却って色っぽい。
クスリで濡れた尻が、明かりでボウっと白く浮き上がって見え、堪らないほどに、そそる。
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