十年目に咲く花

栗木 妙

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「――アリ薬師! いらっしゃいますか、アリ薬師!」
「はーい、いまーす! ここでーす!」
 突如として響いてきた声に、慌てて私はそれを叫ぶと、高く掲げた手をひらひらさせながら、よっこらせと立ち上がった。
 皇宮内にある薬草園の温室のド真ん中で、しゃがみこんで私は、水耕栽培中の薬草の世話をしていたところだった。
 ここには背の高い薬草が多いので、小柄な私なんて、しゃがみこんでしまえば、その姿なんて簡単に隠されてしまう。
「ああ、よかった。こちらだと聞いたのに、姿が見えないからどうしようかと思いました」
 苦笑しながら近寄ってきたのは、最近知り合ったばかりの、皇帝にお仕えする小姓の一人だった。
 彼は、皇宮に来る前の私のことから知ってくれていたようで、初めて顔を合わせるなり『アリ薬師のお茶、大好きなんです!』と声をかけてくれた。
 それ以来、まだ慣れないこの皇宮において、彼とは親しくさせてもらっている。
 こんなふうに、時間が空いたら私のもとに顔を出しに来てくれることも、もうしょっちゅうだった。
 ――しかし今日は、“時間が空いたから遊びに来た”という雰囲気でもなさそうだな……。
「どうなさいました? なにか、お急ぎですか?」
「はい、ちょっとお茶をご用意いただきたいと思いまして」
 彼は仕事柄、皇帝と、そのご家族のお近くに侍ることも多く、その身の回りのお世話を任された時は、よく私のところへとお茶を頼みに来ていた。その都度、喜んでいただけた、美味しいと仰っていた、等と、後からお出ししたお茶についての反応を報告してくれるので、そこから学ばせていただくことも多く、決して私も嫌な気分にはならない。
 だから今日も、その頼みに「わかりました」と二つ返事で答えを返した。
「本日は、どなたにお出しされるのですか?」
「皇太子殿下です」
「え……?」
「本日、ご帰国なされた殿下を祝う宴が催されますでしょう? その後、こちらにお泊りになる殿下のお世話に付くんです。長旅と宴でお疲れだろう殿下には、疲れのとれるお茶などあれば、お出しして差し上げたいと思いまして」
「そう…ですか……」
 思わず自分の表情が、やわやわとほころんでいくのが、見えなくてもわかる。
「わかりました。ならば、よく眠れるお茶をご用意しておきますので、また後から取りにいらしてください。殿下のご就寝前に淹れてさしあげてくださいね」
「いつもありがとうございます、アリ薬師!」
 そうして慌ただしく去っていく、その背中を見送りながら。
 じんわりと、自分の胸が熱くなっていくのがわかった。
 ――ここへ来てよかった……!
 嬉しさで、今にも涙が溢れてきそうだ。
 このユリサナで、今ようやく皇太子殿下に――シャルハ様に、ここまで辿り着いた私の成果を、ご覧になっていただけるんだ……!


 ――マルナラでの別れ際、お渡ししたあのお茶の味を、まだ憶えていらっしゃるだろうか……。


 皇太子シャルハ殿下が、ようやくユリサナへ帰国されるという報せは、もう皇宮中の話題だったから、私も知っている。
 サンガルディア監督官として、その礎を築き上げた殿下は、それを信頼のおける後進に託し、ようやくこの国において皇太子としてのお役目に専念されることとなったのだそうだ。
 今夜は、皇帝陛下へ帰国のご挨拶にいらっしゃる、そのシャルハ殿下をお迎えして、皇宮をあげての盛大な祝宴が催されることになっている。


「ユリサナ五年目にして、ようやく一つ屋根の下にまで、辿り着いたよ―――」


 とはいえ、皇宮は広すぎるから、“一つ屋根の下”どころか、ただ同じ敷地内に居るっていうだけで、実際は幾つもの建物に隔てられちゃったりしているワケなんだけれども。
 それでもお傍近くに居るんだ、という嬉しさには違いない。
 地べたにしゃがみこんでいた私は、そんな独り言を呟きながら、真上を見上げる。
 薬草園の温室は、総硝子張りという贅沢さで建てられているから、見上げれば綺麗な月が目に映る。
 もう月が高い。夜も更けて、祝宴も、もうお開きになった頃だろうか―――。
「ほら、おまえも嬉しいだろう? ――今夜は、あんなに月が綺麗だもんね」
 空を振り仰いだまま、私はそれを、目の前に植えられた薬草に語りかける。
「おまえの花が開くまで……あとどのくらい、月の光が必要なのかな……?」
 その薬草には、まさに開花寸前とばかりに膨らんだ、ほころびかけの蕾が一つ抱かれ、凛とした風情で月を臨んですくっと真っ直ぐに立っていた。


『月花香』――という名の薬草がある。
 ユリサナの国土にしか根差さないその薬草は、大変希少なものであり、そして、草にしては大変な長寿を誇る。
 ゆえに古くから不老長寿の妙薬として伝えられ、数々の文献に、その名を記されてきた。
 その滋養に満ちた薬効も素晴らしいものではあるが、何よりも素晴らしいのは、それが付ける花の美しさ、そして馨しさだ。
 夜の闇の中、月の光を受けて咲くその花は、高貴なまでの純白さと大輪の艶やかさを誇り、開花の瞬間に放たれる芳香といったら、それこそ天上の美酒もかくやというほどに、えもいわれぬ甘美な香りなのだという。
 しかもその花が咲くのは、十年に一度だけ―――。


 それが、今この私の目の前にある薬草だった。
 もともと、これはここにあったものではなくて、私が持ち込んできたものだ。
 出会ったのは、本当に偶然だった。
 招聘を受けて赴いた先で、その土地で栽培するに適した薬草を選ぶべく、あちこち歩き回っていた時に、偶然、それを見つけたのだ。
 さすがに、その蕾が付いていなければ、きっと気付かなかった。
 名高い月花香の花を、その開花を、ぜひとも目にしたいと願った私は、それを大事に大事に持って帰ってきては、それはそれはもう下にも置かないほど大事に大事に世話をして。
 ようやく、緑色に固く閉ざされていた蕾が、ふっくらと赤みをもった白色を帯びて膨らんできた、というところにまで辿り着くことが出来たのだ。
 だから最近の私は、あまり自分の部屋にも帰ることはなく、ほとんどこの温室に泊まり込み状態だった。
 もはや、いつ咲いてもおかしくはないくらいに、その蕾はほころんできているのだから。泊まり込みくらいしないと、せっかくの開花を見逃してしまう。
 勿論、最初は何人も同僚の薬師が、やはり開花見たさに、私と同様に泊まり込んでいたものだったが……その状態を保ったまま半月が過ぎ去り、誰の目にも、この花は開花にさえも膨大な時間が必要らしいということがわかって、もはや温室に泊まり込むほどの物好きなど私一人だけとなってしまった。
 ――まあ、あまりにもわさわさと人数が集まっていることに私の方で嫌気がさして、『状態が変わったら知らせるから』と、薬草園の最高責任者としての権限をフル活用してしまった結果、とも、言えなくもないんだけどね。
 とにかく、この温室に一人きりで、この月花香と一緒に過ごす静かな時間を、私はとても好んでいたのだ。
 私は……この花に、自分を重ねていたかったのかもしれない―――。


『花が咲く時に、私の願いも共に叶えてくれないかな―――』


 もう何度、それをこの蕾に語りかけたことだろう。
 十年に一度しか咲かない花――それに、シャルハ様に約束した十年という期限を、つい重ね合わせてしまったのだ。
 この花が咲く時に、私の願いも叶う―――。
 そんなことはあるはずがないと、わかってはいながら、でも願わずにはいられなかった。
 だって、根付いていた土地から引き離されて、環境が変わっても枯れることなく、また新たな土を得て再び根付いた、その逞しい生命力が、どこまでも私を応援してくれているようで、ものすごく心強く感じられていたから。
 この薬草が枯れることなく、こうやって蕾を抱いている限り、私の望みは絶たれてはいないのだと勇気づけてくれた。
 その励ましがあったからこそ、だから私は、こんなところまで来られたんだから。


「――ねえ、教えてよ?」
 抱えた膝ごしに、その蕾を眺めやって。
 そんなことを、語りかける。
「あとどれくらい待てば、おまえの十年が満ちるのかな……?」
 当然、その蕾は黙したまま答えてはくれないけれど。
 それでも私は、尋ねずにはいられなかった。
「あとどれくらい待てば、私の十年も、満ちるんだろうね……?」


「――アリー」


 その瞬間、ふいに静寂な空気を震わせるかのように響いてきた低い声に。
 思わず、私の身体がびくりと震えた。
 でも、咄嗟に振り返ることが出来なかった。
 ――嘘だ……だってまた、夢じゃないの……?
 私がどんなにか待ち望んでいた声が、そのひとしか呼んでくれるはずもない名前が、こんなにもすぐ近くから聞こえてくるなんて。
 振り返るのが怖い。
 だって、夢ならその瞬間に醒めてしまうじゃないか。
「もう私のことを忘れたか、アリー?」
 なのに追いかけてくる、その声が、固まる私を誘惑する。
 私が、それに抗えるはずなんてない。
 おそるおそる振り返った、そんな私の視界に映る薄暗い闇の中、硝子越しに差し込んだ月の光に照らされて、きらきらと光るものがある。
 ――闇の中でも鮮やかに輝く、金色の髪。
 それを目にした途端、そちらへと向かって、我知らず自分の足が駆け寄っていた。
 それが夢かもしれないなんて、一瞬たりとも考える隙間なんて無かった。
 考える前に、勝手に足が動いていた。
 もう夢でもいい、それが何であろうと構わない。
 だって、こんなにも私が会いたくて堪らなかった、このひとだけを求めていた、それだけが真実なのだから―――!


「――シャルハ様っ……!!」


 思わず飛び込んでいた、その広い胸の中。
 潰されるかもしれないくらいの強い力で抱き締められて、息さえ止まりそうになる。
 重なった肌から伝わってくる熱が、近くから聞こえてくる確かな鼓動が、これは夢じゃないと確信させてくれる。
 もう言葉なんて出てこない。何を伝えたらいいのかもわからない。
 代わりに涙が溢れてきた。
 抱きしめられた腕の中、溢れては止まらない涙の所為で、そのお召し物が濡れてしまうのがわかったけれど……それでも、離れることなんて出来なかった。
 嗚咽に震える私の背中を、大きな掌が、ゆっくりと撫でさすってくれる。
 それが収まってくるのを待って、ようやく私は、改めて殿下を真っ直ぐに見上げた。
 相変わらず綺麗な――でも、五つ歳をとった分だけ、美しいなりに貫禄もある面構えになっただろうか。
 でも、真っ直ぐで強い、その翠玉のような瞳の湛える色だけは、全く何も変わっていない。
「会いたかったです、殿下……!」
 言った途端、すかさず唇がさらわれる。
「『殿下』呼びは禁止だと、君には言ったはずだろう?」
 そして、互いに顔を見合わせるや、同時に吹き出した。


 ――私が皇宮に居ることを、殿下が知っているはずなんてないのに……。


 この五年、折を見てサンガルディアの殿下のもとへ、近況を知らせる便りだけは送っていた。
 彼の国を離れるにあたり、『私とアレクへの便りは、この者を通せ』と、予め連絡をとるための手段を用意していてくださったからだ。
 連絡を仲介してくださるその方は、かつてシャルハ殿下に教育係として仕えていたという、既に官吏を引退し隠居されている老師であり。その御方のもとを御用聞きに訪れる、サンガルディア王宮への出入りも許されている商人を通して、こちらの便りを届けてもらう、という仕組みになっていたのだそうだ。
 だから私は三月に一度ほどの頻度で、その老師の邸宅をおとない、手紙とお茶を、サンガルディアにいる殿下のもとへと言付けてもらっていた。
 皇宮へ来て一月、そろそろ老師のもとへお伺いして、私が帝都にいることを伝えなければな、と、ちょうど考えていたところだった。


「まさか、『緑の恵み人』として方々を飛び回っているはずの君が、こんな場所に居るとは思わなかった―――」
 帰ってきた早々に会えるとは、と、言いながら抱き締めた私の耳の後ろに口付ける。
「寝しなにあのお茶を出されなければ、きっと気付きもしなかったな」
「私のお茶、憶えていてくださったんですね」
「当たり前だろう、いつも寝る前に飲んでいたんだから。――君がいつも送ってくれる、あのお茶だけは、誰にも渡したりなんてしてない」
 ほかの茶ならアレクにも分けてやったけどな、と。
 それを言った、“どうだ、ちゃんと気遣いも出来てるだろう”とでも言いたげなドヤ顔が、なんだか妙に子供っぽく見えて、堪え切れずにまた吹き出してしまった。
「そこまで好いてくださっていたとは、嬉しいです」
「あれが無いと眠れないんだ。――もう君のぬくもりが傍にないと、満足に眠ることだって出来ない」
「シャルハ様……」
 ふいにその手が、私の髪の一房を掬い取る。
「――髪、伸びたな……」
 故郷を離れる時は、耳の下までしか無い短い髪も、この五年で、背中を覆うまでの長さにまでなっていた。
 それを私は、いつも無造作にだが一つに括って、殿下に言い付けられた通り、ちゃんと耳を出して、耳飾りが見えるようにしていた。
 でも今は、この温室に一人きりという気安さもあり、どうせ誰も来ないし、もうすぐ寝るし、と、括らず背中に流したままだった。
「さすが言った通り、期待を裏切らない、真っ直ぐで綺麗な髪だ」
 その一房を、まるで梳るかのように殿下の指が通り、そして軽く握られて。
 掌の中の髪に、ゆっくりと唇が寄せられた。
「こうやって、やっと君に、愛していると伝えられる」
 ――私だって、もう知っている。
 ユリサナで、長い髪に口付けるという行為は、ごくごく一般的な求愛のしるしだと―――。
 女性の髪が長いのが当たり前であるこの国では、男性は、そうやって女性に愛を語り、求婚するのだ。
 その想いに応える女性が返すのは……、


 おもむろに背伸びをした私は、シャルハ殿下の唇へ、自分のそれを重ねる―――。


 髪への口付けに対して、唇へのキスを返す。――それは、その求婚を受け入れた証。
「…あと五年は、もう待たなくていいだろう?」
 からかうように訊かれて、恥ずかしさに真っ赤になって俯いていた私は、その状態のまま、こくんと一つ、頷いた。
「私だって、もう、待てません……」
 ぼそぼそと俯いたまま応える私を、またシャルハ殿下が、ぐっと力強く抱きしめてくれる。
「私も、そう思っていたところだ」
 顔を上げられない私の耳に、そんな囁きが、吐息と共に熱く流れ込んでくる。
「私の気持ちに応えてくれたからには、もう離さないぞ。アリー」
 覚悟はいいか? と。
 それを告げる、どこまでも楽しそうな殿下の声が、知らず知らず私を笑顔にさせる。
「そんな覚悟なんて、もう五年前から、とっくに用意されてます」
 そして私は顔を上げると、満面の笑みでもって、それを告げた。


「――私は、誰よりもあなたが大好きです、シャルハ様」


 やおら漂ってきた甘く爽やかな香りが、私たち二人を柔らかく包み込む。
 そこには、月花香があった。
 そのほころびかけていた蕾が、えもいわれぬ馨しい芳香を放っている。
 月の光に照らされたそれが、ゆっくりと…どこまでもゆっくりとながらも、これまで固く閉ざし続けてきた花弁を開こうとしている。


 それは、まさに月花香の十年が満ちた瞬間だった。




<完>
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みんなの感想(1件)

snowdrop_nadeshiko

シリーズ通してすべて読んで、すっかり虜になりました!
まだまだその後のお話やそれぞれのカップルのラブラブな話も読みたいです。
ぜひよろしくお願いします!楽しみにしています。

2016.12.02 栗木 妙

このたびはご感想ありがとうございますm(_ _)m
そして、シリーズ通してすべてお読みくださったとは…! こちらもありがとうございます!
長い話ばかりですのに、お疲れ様でした。
そのうえで虜になっていただけたというお言葉までいただけるとは、本当に嬉しい限りです♪
他にも書きたいお話は多々あるのですが、いかんせん、いつになることやら…な現状で、そこは大変申し訳ない限りです。
いずれお披露目できるよう頑張りますので、どうか気長~にお待ちいただければありがたいです(^_^)

解除

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