DNAの改修者

kujibiki

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第206話 ヌエットの肖像画

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エルスタイン領都もいよいよ寒くなってきました。

エリシアとオーリエはお互いが話し相手になったようで仲良くなっているみたいです。
それにクーシアのお店で買った服がよっぽど気に入ったのか、二人とも屋敷の中では良く着ていて、今では似たような服をいくつか持っているようです。
クーシアに無理を言っていないと良いんだけれど…。

ただ、丈が短いスカートやワンピースが多く、対面に座られると下着が丸見えなのですが、それはあえて黙っておきました。



あれからメンテールお姉ちゃん、フランお姉ちゃん、ロッキお姉ちゃん、キルシッカお姉ちゃんと順番にお風呂に入り、お母さん達と同じように疲れや弱っているところがなくなるように身体を洗ってあげました。

その4人の中で一番年上のメンテールお姉ちゃんの変貌には僕もみんなも驚きました。

一番若いキルシッカお姉ちゃんもこれまで以上に瑞々しい女性に変貌しましたが、メンテールお姉ちゃんほどの変わり方ではなかったようです。

今のところ年齢が上の者か、本当に疲れや弱っているところがある人ほど、若返ったようになるようです。

屋敷内でお姉ちゃん達が次々に変わっていくので、他のメイドのお姉ちゃん達が動揺し始めましたが、お母さんが“シャルルの奇跡”だと言って無理やり納得させていました。

身体を洗ってあげることがいつの間にか大層なことになってしまっています。

当然皆の変わりように、オーリエ達、特にお姉ちゃん達と同年代のサンディお姉さんとローザお姉さんが“シャルルの奇跡”について知りたそうにしていましたが、一緒にお風呂に入って身体を洗ってあげるわけにもいかないので有耶無耶にしています。



XX XY



さてと…。
今日はヌエットお姉ちゃんの肖像画に色を付ける作業だな…。

二日前に一緒にお風呂に入って、昨日から絵を描き始めています。

お風呂に入ったときに身体を調べたのですが、特に変わりはありませんでした。

てっきりタイロンの収穫祭でまた少し疲れや弱っているところがあるのでは思っていたのですが、僕の考えている疲れや弱っているところではなさそうです。
まぁ、簡単に元に戻らないみたいなので良かったです。



コンコン、コン。

「は~い」

ガチャ…。
「シャルル~?」

「エ、エリシア、どうしたの…?」

「シャルルが部屋にいるかなぁって思ってね」

「そう…、でも今からヌエットお姉ちゃんの絵を仕上げるところなんだよ」

「あっ、ごめんなさい。そういえば昨日からヌエットさんの肖像画を描いているのだったわね」

「うん」

「少し見せてもらってもいいかしら…?」

「まぁ、良いと思うよ…」

私は仕上げの準備をしているシャルルの側に行き、ヌエットさんの線画の肖像画を見せてもらいました。

「す、すごいわ…」
それだけしか言葉に出来ませんでした。

もちろん体勢も想像以上にすごいのですが、ヌエットさんが小さくなって絵の中にいるように感じます。

(なんという目をしているの…)
絵の中のヌエットさんが見つめる先にはシャルルがいる…。

大切な者を見るように、ヌエットさんの気持ちが見ている私にも伝わってきます。
本当に私はまだまだ皆さんの足元にも及ばないわ…。

「ねえ、シャルル…」

「うん…、なに?」

「今晩は私と二人でお風呂に入ってくれないかしら?」
「私とも皆さんと同じように入って欲しいの…」

私は“シャルルの奇跡”を体験したくて勇気を出してお願いしてみました。

私も目覚めてはいるようだけれど、ルーシャ様達のいう覚醒はしていません。

屋敷に来てから出来る限り女性器の観察や胸を揉むようにしていますが、皆さんに追いつくためには私もきちんと覚醒しておかないと…。

「うん、いいよ」

「あ、ありがとう。じゃあ、私は行くわね…」

若干拍子抜けしましたがシャルルはニコッと笑って快諾してくれたのでした。



エリシアが部屋から出て行ったすぐ後に、ヌエットお姉ちゃんが入れ替わりで部屋に入ってきました。

「シャルル様、エリシアさんが来ていたようでしたが…」

「僕がヌエットお姉ちゃんの絵を描いているのを忘れていて、ちょっと立ち寄ったんだよ」
「ヌエットお姉ちゃんの線画を見て感動していたよ」

「そうでしたか…、完成してから見て欲しかったですね」

「ごめんね。見せちゃって…」

「そういうつもりじゃ…、驚かせたかっただけですよ」

「じゃあ、色を塗って仕上げていこうか」

「はいっ! お願いします」



私は裸になりシャルル様の部屋にある長椅子に座り、股を広げて両膝を立てます。

左手を左膝の上に、右腕は胸を下から支えるように身体に這わせます。

初めはシャルル様のベッドの上でこの姿勢をしようかと思いましたが、長椅子の方が身体の隅々まで見てもらいやすいと思ったのです。

昨日はシャルル様に私の胸や突起部分、女性器を見つめられ、長椅子を透明な液体で少し濡らしてしまったのは内緒です。

トリス先輩が気付かなければいいのですが…。

トリス先輩やフラン先輩、ロッキ先輩の肖像画を見てとっても羨ましかったですが、私も描いてもらえて幸せです。
この気持ちは描いてもらった者にしか分からないでしょう。

シャルル様が自分の為だけに時間を使ってくださり、私も誰に何を言われることもなくひたすらシャルル様を見つめていられるのですから…。

シャルル様、私の想いを絵に込めてくださいね。



「ヌエットお姉ちゃんできたよ」

「本当ですか?」

シャルル様を見つめている間にもう夕方前になっているようでした。
開いていた股を閉じ、立ち上がろうとすると長椅子の股間が触れていた部分が少し冷たく感じました。

あっ、今日も少し透明な液体が出ていたようです。

私は裸のままシャルル様の側に立ち、完成した絵を眺めます。

「シャ、シャルル様、すごく綺麗です…」

「じゃあ、ヌエットお姉ちゃんが綺麗なんだよ」

(ウフッ…、私こんな顔をしていたんだ…)

自分で見ても恥ずかしくなるくらいシャルル様を見つめています。

股間までこんなにはっきりと分かるくらい…。

線画を描いてもらっていた時は、シャルル様に女性器をジッと見つめられて子宮がドクドクしていましたものね…。

「シャルル様、大切にしますね!」

私はそう言いながら座っておられるシャルル様に前から跨るように抱き付いてしまうのでした。

(あっ、濡れた女性器がスーっとします…)



XX XY



コンコン、コン。

「はい…」

ガチャ…。
「ヌエット、絵が完成したんでしょ。見にきたわよ」

「トリス先輩にフラン先輩、ロッキ先輩も一緒ですか…」

「それはやっぱりシャルル様に肖像画を描いてもらった者としては気になりますから…」

フラン先輩はそう言いながらニッコリと微笑んでいます。

「こちらですよ」

私は額装を済まし部屋に飾ったばかりの絵をトリス先輩達に見せます。

「「こ、これは…」」
「ヌエット、やりますねぇ。まさかこんな姿勢とは…」

「ロッキ先輩に驚いてもらえて良かったですよ」

「全裸でこの姿勢とは…」

「良いでしょう、フラン先輩。シャルル様にじっくり見ていただけました」

「ヌエットはシャルル様によって変貌した後に描いてもらえて良かったですよねぇ」

「トリス先輩、それは逆も言えますよ。激変する前の肖像画があると、シャルル様によってこれだけ綺麗にしてもらえたって言えるじゃないですか」

「それもそうね…」

(フフ…、トリス先輩は単純ですね)
絵は生涯残るのですから変貌して一番綺麗な時に描いてもらった方が良いに決まっています。

「でもこの絵は本当にすごいわね。私も今ならこんな姿勢は余裕なのに…」

「ロッキ先輩…」

トリス先輩によると水着では勝てそうにないほどですから、ロッキ先輩は侮れませんね…。
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