DNAの改修者

kujibiki

文字の大きさ
234 / 567

第234話 オーリエの帰領編10

しおりを挟む
「こっちがスカでこっちがコタだ…」

「分かったわ…」

町外れの海岸に着くとソクさんから男二人を紹介されました。
どういう繋がりがあるのかと思えるほど、3人の雰囲気はバラバラという感じです。

「ソク、そいつらが運送者なのか…?」

「あぁ、そうだよ。スカ、なにか問題でも…?」

「魔動力船が2そうに船員が6人か…」

「本来の依頼は荷物をルージュ領へ運んでもらうことだからね」

「それで、そいつらの名前は…」

「いや、私が取り仕切っているので何かあれば私に言ってくれ」
「呼び方はお前でもなんでも好きに呼んでくれていい…」

「じゃあ髪が青いから…、青いねーちゃんだ」

「……」
「それが荷物用の箱なのか? 穴がいくつか開いているんだな?」
私はスカという男が腰をかけている箱に目を向けます。

には空気が必要だからな…」

「……」

「それじゃあ早速、島へ向かってくれるかな…」
「スカ、コタ、準備は良いよね…?」

「「あぁ…」」



私達はソクさん達を乗せ、迂回しながらベス達が言っていたオーリエ様がいる島へ向かいます。

管理されている島なので、どこからでも侵入できるわけではありませんが、岩場を見つけなんとか着岸することが出来ました。

もう一艘は少し離れたところで、秘密にしてある三艘目は更に離れたところで気付かれないように停止させています。

「首領、船が寄せられる場所があって良かったですね」

「そうだな。第一段階は完了だ。あとは彼ら次第でしょう…」

スカとコタという男が女性が一人入るくらいの箱を持ちながら降りていき、その後に続いて降りて行ったソクさんを見送りながら一息つきます。

「それにしてもあのコタという男は人の身体を舐めるように見ていて気持ちが悪かったです」

「そうそう、私なんか身体を見た後にフフンと鼻で笑うんですよ~」

「それはミアの身体がポッチャリしているからだろう…?」

「首領までひどいですよぉ~」



XX XY



「あの青いねーちゃん、良い所へ着けてくれたな…」

「そうだねスカ、ここからならオーリエ様のいる浜辺まですぐだよ」
「それにしてもコタ、なぜあんなに運送者たちを見ていたんだい?」

「いやなぁ、海の運送者なのにプヨプヨしていたから大丈夫かなぁって思ってな…。胸もそんなに大きくなかったし」
「でも、あの青い髪のおねーちゃんは胸も大きくて身体も締まっていたなぁ。好みからは外れるけれどな…」

「コタの好みなんて今はどうでもいいですよ」

サマンサ様が好みと言うのなら、あの海賊達ではダメでしょうね。

「おい、いたぞ。オーリエ様だ…」

「スカ、この距離でよく分かったなぁ~」

「あぁ、あの体型はそうはいないしな。それに朱色の水着とは分かり易くて良い…」

「水着といえば他の女の水着はなんだ…。あんな形、見たこともないぞ」
「ほとんど裸だし、水着を着ていない者?もいるみたいだ…」

「コタ、今は他の女を気にするなよ」

「わ、分かっているよ」

チェッ…。あの男もいやがるよ。
女と楽しそうにしやがって…。

「それで、どうするんだ。ソク…」

「そうだなぁ…、オーリエ様があのコテージに入るときに声をかけるよ」

はっきり言って行き当たりばったりだ…。
コテージの出入り口は浜辺の方に向いていないので、その時しかないだろう。

「僕が声をかけ、偽の手紙を読ませるようにするから、合図したら忍び寄って口を塞いで目隠しをするんだ」

オーリエ様がそんな都合よく一人でコテージに来るか分からないけれどね…。

「スカ、コタ、本当に上手くやってくれよ。僕は顔を見られることになるんだからね」

「分かってるさ」
「あぁ、任せてくれ」



XX XY



「キャー、シャルル~、はや~い!」

エリシアが僕の背中にギュッと抱きついてきます。

「シャ、シャルル…、しっかり抱えていてよ!」

「大丈夫だよ、オーリエ」

僕は前に座っているオーリエの腰に片腕を回し、海に投げ出されないように支えます。

今、僕達はサンディお姉さんに魔動力船で空気を詰めた小さなボートを引っ張ってもらっています。

ボートが波を乗り越えるたびに身体が浮いたようになり、僕も片手でボートを掴んでいないと海に投げ出されそうになります。

オーリエを抱き支えている腕にはオーリエのお腹のプヨプヨ感が、背中にはエリシアの小ぶりな胸のプニプニした感触が伝わってきます。



(シャルルに抱き支えてもらうと安心するわ)

どんなにボートが飛び跳ねても腕でガッシリと抱えてもらっているんですもの…。

水着で密着するのも川遊び以来ね。
お腹と背中からシャルルの体温が伝わってきます。

男性と触れ合っていて気持ち良いと思えるなんて、以前では考えられなかったわ。
あ~、こんなに楽しい時間は生まれて初めて…。



クーシアさんのところで“ほぼ裸”水着を試着した時は少し恥ずかしかったけれど、この水着にして良かったわ。

シャルルに抱きついているとお風呂に入って背中を洗ってあげているのと近い感覚なんですもの…。

それに潮の香りと共にシャルルの匂いを嗅ぐと下腹部がジンジンと熱くなってきます。

あ~、シャルルにしがみついているだけなのにとっても幸せ~。

でも、この跨いで乗るボートのせいで股を広げると水着の紐が更に女性器に食い込んでプックリしたところを擦ってしまうので、気をしっかり持たないと気持ち良くて身体がビクビクッとなりそうです。

まぁ、海なので女性器から透明な液体が出てしまっても問題はないですけれど…。



浜辺の前を何度か行き来してもらうと今度はエリオンお姉ちゃんとキルシッカお姉ちゃんに交代です。

オーリエもエリシアもまだそんなに泳げないのでボートを魔動力船につけます。

「さぁ、オーリエ、魔動力船にあがって…」

「ええ」

オーリエがエリオンお姉ちゃんの手を借り、立ち上がろうとするときに僕はオーリエのお尻を押し上げます。

「キャッ…」

「ごめんね。お尻しか押すところがなくて…」

「ほら、エリシアも…」
エリシアの方を振り向くと、胸の水着が上にずり上がっていました。

「エ、エリシア、水着がずれてるよ」

「えっ、あっ、本当だわ」

エリシアはそう言いつつも水着を直そうともせず、キルシッカお姉ちゃんの手を掴んで魔動力船に上がろうとしていました。

僕の目の前には女性器に紐が食い込んだお尻があったのですが、オーリエと同じようにお尻を押し上げます。

「あんっ、シャルル~」

なぜか分かりませんがエリシアのお尻の中央付近がヌルヌルとしていました。

続けて僕はキルシッカお姉ちゃんの手をとり僕の後ろに乗せ、エリオンお姉ちゃんを僕の前に乗せます。

「キルシッカお姉ちゃん、しっかり掴まっていてね。最初の出足は一気に来るから…」

「はい、私がシャルル様から離れるわけがないじゃないですか。ぴったりくっ付きますよ」

キルシッカお姉ちゃんの胸の水着はとっても薄いので、背中にくっ付かれるとほとんど裸でくっ付かれているような感触です。

それに白くて薄い生地の為に、水に濡れると身体が透けて見える“透け”水着だったのです。
クーシアもすごい水着を作ったものです。

エリオンお姉ちゃんの腰に腕を回すと、オーリエのときと違って腕に胸がボヨンッと載ってくる感覚がします。

オーリエには言えませんが、ズッシリした胸のおかげでズレにくく、エリオンお姉ちゃんの方が抱きかかえ易いです。

僕は船上にいるトリスお姉ちゃんに声を掛け、再びサンディお姉さんに引っ張ってもらうのでした。



「キャー、シャルル様~、む、胸の水着が~」

エリオンお姉ちゃんの身体は僕が抱きかかえているので海に投げ出されることはありませんでしたが、胸自体が何度も上下に揺れていたので、途中から胸の水着はまくれ上がっています。

エリオンお姉ちゃんも僕もボートから手が離せないので、胸は丸見えのままボヨンボヨンとしています。

キルシッカお姉ちゃんはまるで僕と一体化したように身体に隙間なくぴったりとくっ付いたまま楽しんでいました。

次はシエラお姉ちゃんとトリスお姉ちゃんの番でしたが、先に桟橋の先端でエリシアとオーリエを降ろすことにします。
魔動力船で何度も波の上を跳ねたりクルクル回っていたので、オーリエがちょっと酔ったそうです。

「オーリエ、大丈夫?」

「ええ…、ちょっと休めば大丈夫ですから…」

「うん、二人とも浜辺でお母さん達とゆっくりしていてよ。僕もお姉ちゃん達と乗ったら戻るから…」

お母さんとメンテールお姉ちゃんの方を見ると、浜辺に長椅子を出して横になって談笑しているようです。
僕が見ていることに気付くと二人して手を振ってくれていました。

「さぁ、シエラお姉ちゃんとトリスお姉ちゃん、ボートに乗って…」

トリスお姉ちゃんがエリオンお姉ちゃんと、シエラお姉ちゃんがキルシッカお姉ちゃんと代わって乗ります。

「じゃあ、どこまでの速さに耐えられるか挑戦してみよう~!」

「ひぃ~~~っ、シャルル様、それは無茶ですよぉ~」
しおりを挟む
感想 8

あなたにおすすめの小説

扱いの悪い勇者パーティを啖呵切って離脱した俺、辺境で美女たちと国を作ったらいつの間にか国もハーレムも大陸最強になっていた。

みにぶた🐽
ファンタジー
いいねありがとうございます!反応あるも励みになります。 勇者パーティから“手柄横取り”でパーティ離脱した俺に残ったのは、地球の本を召喚し、読み終えた物語を魔法として再現できるチートスキル《幻想書庫》だけ。  辺境の獣人少女を助けた俺は、物語魔法で水を引き、結界を張り、知恵と技術で開拓村を発展させていく。やがてエルフや元貴族も加わり、村は多種族共和国へ――そして、旧王国と勇者が再び迫る。  だが俺には『三国志』も『孫子』も『トロイの木馬』もある。折伏し、仲間に変える――物語で世界をひっくり返す成り上がり建国譚、開幕!

異世界亜人熟女ハーレム製作者

†真・筋坊主 しんなるきんちゃん†
ファンタジー
異世界転生して亜人の熟女ハーレムを作る話です 【注意】この作品は全てフィクションであり実在、歴史上の人物、場所、概念とは異なります。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

異世界から元の世界に派遣された僕は他の勇者たちとは別にのんびり暮らします【DNAの改修者ー外伝】

kujibiki
ファンタジー
異世界で第二の人生の大往生を迎えた僕は再びあの場所へ飛ばされていた。 ※これは『DNAの改修者』のアフターストーリーとなります。 『DNAの改修者』を読まなくても大丈夫だとは思いますが、気になる方はご覧ください。 ※表紙は生成AIで作ってみたイメージです。(シャルルが難しい…)

転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

貞操逆転世界に転生してイチャイチャする話

やまいし
ファンタジー
貞操逆転世界に転生した男が自分の欲望のままに生きる話。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

処理中です...